東京都新宿区の早稲田駅と、荒川区の三ノ輪橋駅をむすぶ都電荒川線(通称・東京さくらトラム)。沿線には桜の名所が多く、初夏と秋は線路沿いに植えられたバラが見事です。また、水族館や遊園地、自然豊かな公園、室内遊び場やテラス席のある図書館、プラレールカフェなど、親子で楽しめる施設も充実しています。
そこで今回は、都電沿線のおでかけスポットをまとめて紹介。すべて駅から徒歩10分圏内のおすすめばかりです。
文京区立目白台運動公園【早稲田駅】
「文京区立目白台運動公園」は、文京区の中で区立最大の面積を誇る公園です。1年中緑の芝生が楽しめる芝生広場は、お散歩やピクニックにぴったり! 夏場に水遊びができる噴水池や、小さな子供が遊べるすべり台などの遊具も設置され、土日を中心にフードトラックも出店しています。
公園の中央にある予約制の多目的広場は、水曜・第4土曜・第2日曜の一般開放日がねらい目。約1万平方メートルの広大な芝生で、鬼ごっこしたり、ボール遊びをしたりと、自由に遊べます。
芝生広場と多目的広場の間にあるパークセンターには、おむつ替えや授乳スペースが完備されているので、赤ちゃん連れも安心。春は桜も楽しめます。
「いこーよ」のユーザ投稿をチェック! 口コミはこちら!■文京区立目白台運動公園
住所:東京都文京区目白台1-20-2
料金:入場無料
アクセス:都電・早稲田駅より徒歩約6分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
甘泉園公園【面影橋駅】
「甘泉園(かんせんえん)公園」は、江戸時代の大名屋敷跡に作られた、新宿区立唯一の回遊式庭園。春は新緑やツツジ、初夏はアジサイ、秋はモミジの紅葉、冬は雪吊りと四季折々の景色を楽しむことができ、日本の歴史公園100選、みどりの新宿30選にも選ばれています。
整備された美しい日本庭園は子供と散策するのにぴったり。ただし、高低差があるのでベビーカーには不向きです。池の中をのぞくと、コイが優雅に泳ぐ様子や、カメが水面から顔を出す姿が見られます。季節によっては、おたまじゃくしやザリガニといった自然の生き物にも出会えることも!
都電側はすべり台や砂場、ブランコなどで遊べる児童コーナーです。ベビー用ブランコも2台あります。のどかな雰囲気の中、親子でリフレッシュできそうですね。
■甘泉園公園
住所:東京都新宿区西早稲田3-5
料金:入場無料
アクセス:都電・面影橋駅より徒歩約1分、東京メトロ東西線・早稲田駅より徒歩約7分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
Ehon House 絵本の家直営店【鬼子母神前駅】
海外の絵本やキャラクターグッズの輸入卸を行う岩崎書店が運営する「Ehon House 絵本の家直営店」。ヨーロッパやアジアなど世界20か国以上の国々から輸入した絵本や雑貨がそろっています。
店内には、各国のロングセラー絵本や飛び出す仕掛け絵本がずらり! ほかではなかなか出会えない作品も多く、部屋のインテリアやプレゼントとしても人気があります。「言葉遊び」や「地域」など、ジャンルごとに陳列されているので、洋書になじみがなくても選びやすいですよ。
ぬいぐるみやステーショナリーなどの、かわいい輸入雑貨も豊富。「11ぴきのねこ」や「がまくんとかえるくん」など、日本でも人気の絵本のオリジナルグッズも手に入ります。
不定期で、絵本の読み聞かせや絵本で楽しむ英会話などのカルチャー講座も開催。ママパパも子供と一緒になって楽しめるお店です。
■Ehon House 絵本の家直営店
住所:東京都豊島区目白1-7-14 みさとビル1階
料金:入場無料
アクセス:都電・鬼子母神前駅より徒歩約5分、東京メトロ副都心線・雑司が谷駅下車 3番出口より徒歩約2分
おすすめ対象:幼児/小学生
サンシャイン水族館【東池袋四丁目駅】
サンシャインシティの屋上にある「サンシャイン水族館」は、天空のオアシスをコンセプトにしたオリジナリティあふれる展示が話題の水族館。約550種、2万3000匹の生き物たちが生き生きと暮らしています。
屋外エリアでは、頭上の巨大な水槽をペンギンが空を飛ぶように泳ぐ「天空のペンギン」、ドーナツ型の水槽で泳ぐアシカを真下から鑑賞できる「サンシャインアクアリング」などのダイナミックな展示が楽しめます。
屋内エリアには、2020年7月にクラゲの浮遊感をゆったりと感じられる新エリア「海月空間(くらげくうかん)」がオープン。国内最大級のミズクラゲのパノラマ水槽は見ものです。
大きなエイや小魚たちが優雅に泳ぐ大水槽「サンシャインラグーン」のエサやり体験や、飼育スタッフから生き物たちのエピソードを教わる探検ガイドツアーなどの有料イベントも人気です。毎回ユニークなテーマが人気の企画展も、ぜひのぞいてみてください。
授乳室やベビールームが館内に完備されているのもうれしいところ。ベビーカーはサンシャインシティのインフォメーションで無料貸し出ししています。
SKY CIRCUS サンシャイン60展望台【東池袋四丁目駅】
サンシャインの最上階にある「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」は、海抜251mの高さから望む美しい眺めとテクノロジーを融合させた、体感型の展望施設です。
館内には家族みんなで楽しめるコンテンツがいっぱい。床に埋め込まれたモニター画面で東京の名所や日本の自然をダイナミックに移動する「SKY トランポリン」、万華鏡のような巨大トンネルで不思議な世界を体験する「無限スケープ」、人の動きを感知して雨や雲、雷などをリアルタイムに画面に映し出す「SKY PARTY」など、五感を使った体験が子供の感性を刺激します。
高所が得意な人には、空を飛んでいるようなVR体験がおすすめ。人間大砲型マシンに乗ってバーチャルツアーで東京の名所を巡る「TOKYO弾丸フライト」と、池袋の空をブランコ型のコースターで疾走する「スウィングコースター」の2つが人気です。いずれも7歳以上、TOKYO弾丸フライトは身長130cm以上から体験できます。
ベビーカーの貸し出しやベビールームはサンシャインシティのサービスが利用できます。WEBチケットを利用すると入場料が割引になるのでおすすめです。
■SKY CIRCUS サンシャイン60展望台
住所:東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 60階
料金:
【当日券】大人1,200円、高校生・大学生900円、小・中学生 600円、4歳以上300円
【WEBチケット】大人1,100円、高校生・大学生800円、小・中学生 500円、4歳以上270円
※3歳以下無料
【VRコンテンツ】各500円
※7歳以上(「TOKYO弾丸フライト」は130cm以上)対象
※2021年2月1日(月)より当面の間、土日祝のみの運行
アクセス:都電・東池袋四丁目駅より徒歩約4分、東京メトロ有楽町線・東池袋駅より徒歩約3分
おすすめ対象:幼児/小学生
NAMJATOWN(ナンジャタウン)【東池袋四丁目駅】
サンシャインシティの中にある屋内型テーマパーク「NAMJATOWN(ナンジャタウン)」。園内には超巨大スクリーンで本格的な魚釣りが体感できる「ナジャヴの爆釣りスピリッツ」や、タウン内に隠れているもののけを捕獲バトルで捕まえる「もののけハンターズ」など、楽しいアトラクションが10種以上そろっています。1日遊ぶなら、アトラクションが遊び放題のパスポートがおすすめです。
フードエリア「ナンジャ餃子スタジアム」も大人気! 昭和レトロな雰囲気の中で、全国の有名店7店の餃子が味わえます。モンドセレクションで金賞を受賞したグルメ餃子や博多のひとくち餃子、全国の中華街で人気の餃子の盛り合わせなど、多種多様なご当地餃子を少しずつ食べ比べできるのが魅力。ここを目当てに訪れる人もたくさんいます。
おなかに余裕があれば、オリジナルのキュートなデザートが楽しめる「福袋デザート横丁」にもぜひ立ち寄ってみてください。
■NAMJATOWN(ナンジャタウン)
住所:東京都豊島区東池袋3サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル2F・3F
料金:入園料大人800円、4〜12歳500円、ナンジャタウンパスポート大人3,500円、4〜12歳2,800円、3歳以下無料
アクセス:都電・東池袋四丁目駅より徒歩約4分
おすすめ対象:幼児/小学生
Cafe Festaria(カフェ・フェスタリア)【東池袋四丁目駅】
ヨーロッパのお城をイメージした優雅な店内で、ゆったりくつろげる「Cafe Festaria(カフェ・フェスタリア)」。高級なインテリアで統一された落ち着いた空間と、広々としたキッズスペースが人気のカフェです。
キッズスペースでひと際目を引くのが真っ白なお城。実際に中に入ることができ、つり橋やすべり台などで遊べるほか、おままごともできます。お城の外にはボルダリングやお絵描きで遊べるコーナーもあり、子供たちにとって夢のような空間です。
お城の中には見守りカメラが設置され、大人はカフェを楽しみながら中の様子が確認できるので安心。赤ちゃん向けのスペースも用意されています。
コーヒーハンターが選び抜いた「ミカフェート」の豆を使用したコーヒーや、妊娠中や授乳中にうれしいカフェインレスの飲み物、自家製スムージーなどドリンクも充実。手作りにこだわる料理やスイーツもおいしいと評判です。
キッズルームの利用は30分600円。会員登録(年会費300円)をすると、30分400円で使用できるので、リピートするなら会員登録をしたほうがお得です。ゆったりと使える授乳室やおむつ交換台も用意されています。
■Cafe Festaria(カフェ・フェスタリア)
住所:東京都豊島区東池袋4-21-1アウルタワーB1
料金:キッズスペース利用料30分600円 ※対象年齢は生後6カ月〜小学校2年生
アクセス:都電・東池袋四丁目駅より徒歩約4分、東京メトロ有楽町線・東池袋駅直結
おすすめ対象:幼児/小学生
ねこぶくろ【東池袋四丁目駅】
東急ハンズ池袋店8階にある「ねこぶくろ」は、猫の街で気ままに過ごす猫たちとふれあえる施設。常時15〜20匹の個性豊かな猫たちが暮らしています。
施設内には猫たちが運転士や車掌を務める大きな猫電車や、肉球を下から観察できる透明キャットウォークなど、ここならではの撮影スポットがいっぱい! 猫に突然近づくと驚いてしまうので、無理やり抱っこしたりせず、少しずつ距離を縮めていくのがおすすめです。1日2回行われているおやつタイム(無料)は、猫たちと仲良くなれるチャンスですよ。
ねこカフェではないため、施設内は飲食NG。ねこぶくろのSNSをフォローすると入場料が100円引きになるサービスもあります。
口コミはこちら!■Cafe Festaria(カフェ・フェスタリア)
住所:東京都豊島区東池袋4-21-1アウルタワーB1
料金:キッズスペース利用料30分600円 ※対象年齢は生後6カ月〜小学校2年生
アクセス:都電・東池袋四丁目駅より徒歩約4分、東京メトロ有楽町線・東池袋駅直結
おすすめ対象:幼児/小学生
としまみどりの防災公園IKE・SUN PARK(イケ・サン パーク)【東池袋四丁目駅・向原駅】
2020年7月にオープンした「としまみどりの防災公園IKE・SUN PARK(イケ・サン パーク)」は広大な芝生が広がる公園。ビルが立ち並ぶ都会の一角で、思いっきり走ったり、ピクニックをしたり、羽を伸ばして遊ぶことができます。小さな子供向けの遊具もありますよ。
震災時に一時避難場所や救援物資集積拠点となる「防災公園」としての機能も果たしており、園内には深井戸や炊き出しに使われるかまどベンチなどが設置。防災について子供と話をしてみるのもいいですね。
園内にあるカフェ「EAT GOOD PLACE」も親子連れに人気。自家製パンやこだわり野菜を使用した料理が、ガラス張りの明るい店内やテラス席で楽しめます。また、新規事業を応援するための小型店舗「コト・ポート」でテイクアウトするのもおすすめ。カレーやハンバーガーなど多様な業態が出店しており、屋外でゆっくり食事ができるようにアウトドアチェア&テーブルの貸し出しを行っています。
週末は旬の野菜や果物を農家から直接買える「ファーマーズマーケット」を開催。多様なコミュニティが生まれそうな新しい形の公園です。
■としまみどりの防災公園IKE・SUN PARK(イケ・サン パーク)
住所:東京都豊島区東池袋4-42
料金:入場無料
アクセス:都電・東池袋四丁目駅より徒歩約5分、都電・向原駅より徒歩約4分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
としまキッズパーク【東池袋四丁目駅・向原駅】
「としまキッズパーク」は、池袋の街を走る赤い電気バス「IKEBUS」を監修した世界的な工業デザイナー・水戸岡鋭治氏がデザインした公園。2020年9月にオープンしました。入園は予約制で、小学校低学年までの子供が利用できます。
園内には、池袋レッドに統一された遊具がいろいろ。白い蒸気を出しながら園内をぐるりと1周するミニSL「IKEDEN」をはじめ、すべり台・ブランコ・展望ブリッジなどが1つになった大型遊具、三輪車に乗れる広場、木のボールプールで遊べるキッズパークなど、子供が喜ぶ多彩な遊具がすべて無料で楽しめます。
1時間ごとの完全入れ替え制のため、公式サイトの予約フォームから日時を指定しておでかけを。「としまみどりの防災公園IKE・SUN PARK(イケ・サン パーク)」に隣接しているので、あわせて立ち寄るのもおすすめです。
より詳しい記事はこちら! 口コミはこちら!■としまキッズパーク
住所:東京都豊島区東池袋4-42
料金:入場無料
※入場は小学校低学年まで
アクセス:都電・東池袋四丁目駅より徒歩約4分、都電・向原駅より徒歩約5分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
星野リゾート OMO5 東京大塚【大塚駅前駅】
「星野リゾート OMO5 東京大塚」は、JR大塚駅前に位置する都市型観光ホテル。木のぬくもりが心地よいモダンなパブリックスペースや、上段がベッドスペース、下段がソファになった秘密基地のような客室で、カジュアルに過ごせます。ホテル内にある「OMOカフェ」は、10時30分以降は宿泊者以外も利用が可能。ランチやスイーツを味わいながらゆったりくつろげます。
ホテルのいたるところから都電荒川線が間近に見えるのもポイント。4階ロビーフロアにある、都電の駅を模した遊び心いっぱいのパブリックスペース(写真)は、記念撮影にぴったりです。
電車好きの子供連れで宿泊するなら、「都電Roomステイプラン」の予約がおすすめ。都電で実際使われていたつり革や降車ボタンを配した客室には、車掌さんの帽子や鉄道おもちゃ、都電のクッション、都電のイラストカップと、電車グッズがいっぱい。客室の窓から電車を眺める楽しみも! 都電の旅マップと都電クリップのプレゼントもありますよ。2021年6月20日まで、1日5室限定です。
「都電Roomステイプラン」以外の宿泊者も利用できる、「都電さんぽガイドツアー」も実施しています。都電と大塚の歴史を説明しながら、ガイドいちおしの都電ビュースポットに案内してもらえますよ(宿泊翌日9時から実施、要予約)。
口コミはこちら! 「都電Roomステイプラン」の詳細はこちら!■星野リゾート OMO5 東京大塚
住所:東京都豊島区北大塚2-26-1
料金:入場無料
アクセス:都電・大塚駅前駅より徒歩約2分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
西ヶ原みんなの公園【西ヶ原四丁目駅】
北区にある「西ヶ原みんなの公園」は大きな芝生広場でのびのびと遊べる公園。休日には散歩やピクニック、ボール遊びなどを楽しむ多くの家族連れでにぎわいます。芝生広場を囲むように整備されている遊歩道は、ウォーキングやジョギングにぴったり。
すべり台などの複合遊具を設置したエリアは子供たちに大人気。夏場は広いじゃぶじゃぶ池で水遊びも楽しめます(2021年5月現在、当面の間休止)。
ほかにも生き物が育つビオトープ(土日祝日のみ開放)や、スカイツリーが見える丘などがあり、のんびり散歩をするのも気持ちよさそう。春は桜を見ながらピクニックが楽しめます。
■西ヶ原みんなの公園
住所:東京都北区西ケ原4-51-62
料金:入場無料
アクセス:都電・西ヶ原四丁目駅より徒歩約4分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
飛鳥山公園【飛鳥山駅】
江戸時代から桜の名所として親しまれてきた「飛鳥山公園」。春にはソメイヨシノやサトザクラなど約600本の桜が咲き誇り、お花見を楽しむ人でにぎわいます。
子供たちに人気なのが広々とした遊具広場。高さ7mを超えるお城の遊具を中心に、砂場やブランコ、すべり台などが設置されています。都電と蒸気機関車の実物車両も展示されていて、大きな車体に子供たちは興味津々! 自由に中に入ることができるので、運転士や車掌さんになりきって遊べそうです。
王子駅に近い高台にあるため、新幹線が見えるスポットとしても評判。山の上まで登ると、東北新幹線や秋田新幹線、山形新幹線に加え、その下を走る京浜東北線や湘南新宿ラインなどの在来線もよく見えます。お休み処「さくら亭」の横にあるベンチやテーブルで、お弁当を食べながら眺めるのもいいですよ♪
夏は大きな噴水や滝、広々とした岩場で水遊びができるじゃぶじゃぶ池がオープン(2021年5月現在、当面の間休止)。JR王子駅からベビーカーででかけるなら、山を昇降する無料のモノレール「あすかパークレール」を利用するのがおすすめです。
■飛鳥山公園
住所:東京都北区王子1-1-3
料金:入場無料
アクセス:都電・飛鳥山駅、JR王子駅より徒歩約1分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
紙の博物館【飛鳥山駅】
飛鳥山公園の中にある「紙の博物館」は、紙に関する資料を収集し、保存・展示する紙専門のミュージアム。日本における洋紙発祥の地である王子に、1950年に設立されました。
常設展では紙の歴史や文化、製造工程、種類などを紹介。なかでも、「紙の教室」の展示コーナーは子供でもわかりやすいように工夫されていて、紙にさわったり、クイズに挑戦したりと、楽しく体験しながら紙について学べます。
子供連れに人気なのが、毎週土日に行われている紙すき教室。牛乳パックを再生した原料から手すきのオリジナルはがきを作ることができます。料金は無料で、所要時間は40分ほど。事前予約制です。
紙についてもっと詳しく知りたい人のために、解説サポーターによる予約制の展示解説も実施しています(紙すき、展示解説ともに2021年5月現在は休止中)
公式サイトには、江戸時代のかわり絵やぬりえ、明治の着せ替え絵などを無料でダウンロードして自宅で楽しめるコーナーもあるので、ぜひ利用してみてください。
■紙の博物館
住所:東京都北区王子1-1-3
料金:400円、小中高生200円
アクセス:都電・飛鳥山駅より徒歩約3分
おすすめ対象:幼児/小学生
音無親水公園【飛鳥山駅】
石神井川の旧流路に整備された「音無親水公園」は、日本の都市公園100選に選ばれる自然豊かな公園です。春は桜が咲き誇り、花見をするには絶好のスポット。秋は紅葉も楽しめます。
園内を流れる渓流が一般開放される夏は、水遊びをする子供たちでいっぱいに。小さな滝や水車もあり、おだやかな流れの中で思う存分遊ぶことできます。水深が浅いので、水遊びデビューにもおすすめ。木陰が多く、直射日光を浴びずに済むのもうれしいところです(2021年5月現在、当面の間休止)。
明治通りをはさんで向かい側に飛鳥山公園があるので、お散歩がてら2つの公園をはしごするのもいいかもしれません。
■音無親水公園
住所:東京都北区王子本町1-1-1
料金:入場無料
アクセス:都電・飛鳥山駅より徒歩約6分、JR王子駅より徒歩約5分
おすすめ対象:幼児/小学生
渋沢×北区 青天を衝け大河ドラマ館(北区飛鳥山博物館内)【飛鳥山駅】
飛鳥山は「日本資本主義の父」といわれる渋沢栄一が晩年まで過ごした場所。彼が愛した庭園や書庫、洋風茶室が当時の姿のまま残っています。そんな渋沢栄一ゆかりの地である飛鳥山公園内に、NHKの大河ドラマとコラボした「渋沢×北区 青天を衝け大河ドラマ館」がオープンしました。
館内に入るとドラマの世界を表現した高さ約8mの大型インスタレーションがお出迎え。ドラマ制作の舞台裏をさぐるドラマシアターや、ドラマで実際に使われている衣装、小道具の展示などがあり、大河ドラマファンはもちろん、ドラマを見ていない人でも楽しめる内容です。2021年7月下旬には展示内容がリニューアルされ、新たな衣装や映像が見られますよ。
なかでも人気なのが、自分の顔が1万円札になる「なりきり1万円」(有料)のコーナー。印刷しておみやげに持ち帰ることができますよ。
小学生の自由研究にもぴったりの施設。渋沢栄一を知るいいきっかけになりそうです。
■渋沢×北区 青天を衝け大河ドラマ館(北区飛鳥山博物館内)
住所:東京都北区王子1-1-3
料金:大人800円、小中高生400円、未就学児無料
アクセス:都電・飛鳥山駅より徒歩約3分
おすすめ対象:小学生
お札と切手の博物館【王子駅前】
国立印刷局が運営する「お札と切手の博物館」は、お札と切手について総合的に学べる入場無料の博物館です。
1階では、お札を偽造させないための特殊な技術を展示で紹介。簡単な装置を使い、お札の中に隠された偽造防止技術を確かめられる体験コーナーもあります(2021年5月現在は休止中)。
2階にはお札の歴史や世界の珍しいお札、歴代の日本切手などを展示。世界の珍しい切手コーナーでは、はがきよりも大きな切手やニオイ付きの切手など、おもしろい切手を見ることができます。
公式サイトからキッズ向けのパンフレットをダウンロードできるので、おでかけ前にチェックしておくのがおすすめ。お札の印刷技術や製造工程をイラストでわかりやすく解説しているので、目を通してから行くとより理解が深まるはず。
※2021年7月現在、臨時休館中
■お札と切手の博物館
住所:東京都北区王子1-6-1
料金:入場無料
アクセス:都電・王子駅前駅より徒歩約3分
おすすめ対象:幼児/小学生
都電おもいで広場【荒川車庫前駅】
「都電おもいで広場」は、東京都交通局荒川電車営業所内にある入場無料の広場。なつかしい停留所をイメージしたスペースに、都電の旧型車両が展示されていて、自由に見学できます。
展示されているのは、昭和29年製造の5500形(通称・PCCカー)と、昭和37年に製造された、都電としては珍しい二つ目ライトの旧7500形。PCCカーの運転席には、2020年に新たに模擬運転台が設置され、運転席に座ってマスコンハンドルを回すと実際に電車を運転しているような映像が楽しめるようになりました。無料で貸してくれる車掌帽をかぶってハンドルを握れば、憧れの運転士になった気分に! ハンドルを右に回すだけなので、小さな子供も簡単に操作できます。
また、都電荒川線沿線をイメージしたジオラマや、昔使われていた駅の表札なども展示。広場内におむつ替えができるだれでもトイレが設置されているのも助かりますね。
タイミングが合えば、都電が都電荒川線の車庫を出入りする様子も眺められます。目の前を都電が通過するので、乗り物好きな子供が喜ぶこと間違いなしです。
■都電おもいで広場
住所:東京都荒川区西尾久8-33-7
料金:入場無料
アクセス:都電・荒川車庫前駅より徒歩すぐ
おすすめ対象:幼児/小学生
プラレールが走るカフェ 子鉄【荒川遊園地前駅】
店内を走るプラレールを眺めながらランチやカフェが楽しめる「プラレールが走るカフェ 子鉄」。あらかわ遊園地(現在はリニューアル中)から徒歩約6分の場所にあり、連日親子連れでにぎわうお店です。
店に入るとまず目に飛び込んでくるのが、3m×1mの巨大なプラレールレイアウト。自由に遊べるマスコンも設置され、プラレールを走らせて遊べます。奥にはプラレールで遊べるキッズスペースを完備。やわらかいマットが敷き詰められていて、小さな子供も安心して遊べます。
2階には、1畳分のスペースに複雑にレールが組まれた高さ2mの「1畳プラレール」の展示も。イベントなどでしか見られない、スケールの大きなプラレール作品が間近に楽しめます。電車運転ゲーム「電車でGO!!」も設置されていて、大人も楽しめますよ。2階には座敷席があり、赤ちゃん連れでの食事におすすめです。
新幹線のプレートにのったキッズプレートも大好評。うどんやおじやなどのベビー用メニューも用意されています。蒸気が出る誕生日限定メニュー「D51キッズプレート」も人気(要予約)。電車好きの子供なら、思い出に残ること間違いなしですよ♪
口コミはこちら!■プラレールが走るカフェ 子鉄
住所:東京都荒川区西尾久7-19-11
料金:入場無料、価格はメニューにより異なる
アクセス:都電・荒川遊園前駅より徒歩約1分
おすすめ対象:幼児/小学生
あらかわ遊園【荒川遊園地前駅】
23区唯一の公営遊園地「あらかわ遊園」。日本で1番遅いジェットコースターとして知られる「ファミリーコースター」や、足こぎで空中散歩を楽しむ「スカイサイクル」など、幼児から楽しめるアトラクションが充実しています。
モルモットやヤギとふれあえる「どうぶつ広場」や、ヘラブナやコイが釣れる「魚釣り広場」、ピクニックが楽しめる「芝生広場」などのほか、申し込み制のポニー乗馬も子供に人気です。夏季限定の「子どもプール」も併設しています。
夏季だけオープンする「子どもプール」は、水浴び用おむつの上に水着を着用すれば赤ちゃんでも利用でき、例年たくさんの親子でにぎわいます。
現在リニューアルにともない長期休園中で、2022年春頃にオープン予定。アトラクションが多数改修され、「エアトランポリン」や「ウォーターシューティングライド」が新たに加わります。
■あらかわ遊園
住所:東京都荒川区西尾久6-35-11
料金:利用設備により異なる
アクセス:都電・荒川遊園地前駅より徒歩2分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
※2021年6月現在リニューアル工事中
あらかわ遊園スポーツハウス【荒川遊園地前駅】
あらかわ遊園に隣接する「あらかわ遊園スポーツハウス」は、温水プールやトレーニングルーム、体育館が通年利用できる施設。温水プールは小学生以下でも利用可能で、2時間大人500円、中学生以下250円で楽しめます。長さ25mの競技用プールと、15mの子供用があります。
幼児からリーズナブルに受講できる水泳教室やキッズダンスなど、通年制の教室もあります。
■あらかわ遊園スポーツハウス
住所:東京都荒川区西尾久8-3-1
料金:利用設備により異なる
アクセス:都電・荒川遊園地前駅より徒歩2分
おすすめ対象:幼児/小学生
荒川区立尾久図書館【宮の前駅】
現在整備中の宮前公園内に2021年2月20日に移転オープンした「尾久図書館」。キューブが組み合わさったようなユニークなデザインの建物の中に、約12万冊の本がそろっています。
館内は木のぬくもりにあふれ、陽光がたっぷり差し込む居心地のいい空間。絵本が並ぶエリアには、周囲を気にせず親子で読み聞かせや手遊びができる「おはなしコーナー」や、迷路のように本棚を設置した「わくわくひろば」など、子供たちが楽しく本とふれあえる工夫がいろいろ。
ベビーカー置き場や子供用トイレ、おむつ替えや授乳ができるベビーステーションもあります。途中でおなかがすいても、飲食できるスペースが設けられているので安心です。
吹き抜けの階段を上った2階には、一般書のほかに雑誌やコミック、大人向けの絵本などが閲覧可能。ゆくゆくは公園と連携した自然観察会などのイベントが実施される予定です。
天気がいい日は、屋外の芝生広場やテラス席で読み聞かせや読書を楽しむのもおすすめ。目の前に新しい遊具や砂場があるので、本を読んだり外遊びをしたりと、1日楽しく過ごせます。
■荒川区立尾久図書館
住所:東京都荒川区東尾久8-45-4(宮前公園内)
料金:入場無料
アクセス:都電・宮の前駅より徒歩約1分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
尾久の原公園【熊野前駅・東尾久三丁目駅】
「尾久の原公園」は、旧旭電化工業尾久工場跡地に整備された、緑豊かな憩いの公園です。
広大な敷地内には芝生エリアが2カ所あり、大空の下で思いっきり走ったり、ピクニックやボール遊びをしたり、開放感いっぱいの時間が過ごせます。夏にオープンするじゃぶじゃぶ池(2021年は開催未定)や、すべり台などの遊び場も人気。ウッドデッキから水辺の生き物が観察できるトンボ池もあります。
約200本のしだれ桜の並木が満開になる春は、弁当を持って子連れでお花見するのにもぴったり。秋はトンボ採り、冬は渡り鳥が見られるなど、四季ごとの自然を満喫できる公園です。
口コミはこちら!■尾久の原公園
住所:東京都荒川区東尾久7-1
料金:入場無料
アクセス:都電・熊野前駅、東尾久三丁目駅より徒歩約8分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
ゆいの森あらかわ【荒川二丁目駅】
「ゆいの森あらかわ」は、中央図書館、吉村昭記念文学館、ゆいの森子供ひろばが一体となった荒川区営の施設。エントランスは天井が高く開放的な空間で、館内には親子で本が楽しめるエリアが多数あります。
1階の「絵本館」には約3万冊の絵本を所蔵。すべり台などの室内遊具や木製おもちゃで遊べる、未就学児向けの「遊びラウンジ」もあり、専門スタッフが常駐しているのもうれしいポイントです。
2階には、約3万冊の読みものや図鑑を所蔵する「児童書コーナー」や、体験キットやワークショップを提供する「体験エリア」など、小中学生向けのコーナーがあります。
館内には、本を持ち込めるカフェをはじめ、ゆっくり本を閲覧できるスペースがたくさん。読書だけでなく、工作をしたり、友達と話しながら学習したりと、自由に利用できます。晴れている日は屋上のガーデンテラスや4階のテラス席で、外の風を感じながら読書を楽しむのもいいですね。
ママパパだけで本を探したい…というときのために、遊びラウンジでは子供の一時預かりも行っています(事前登録、面談が必要)。
■ゆいの森あらかわ
住所:東京都荒川区荒川2-50-1
料金:入場無料
アクセス:都電・荒川二丁目駅より徒歩約1分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
荒川自然公園【荒川二丁目・荒川七丁目駅】
「荒川自然公園」は、三河島水再生センターの上に造られた自然あふれる公園。東京ドーム1.2倍ほどの広い園内には、野球場やテニスコートのほか、交通園、アスレチックなどがあります。
交通園では、自転車や三輪車、豆自動車、足踏み式のゴーカードなどを無料でレンタルできます。本物の道路のように信号や横断歩道、踏切などが整備されていて、遊びながら交通ルールを学べますよ。遊具が置かれた児童遊園コーナーやアスレチック広場、小学生以下が無料で遊べる「わいわいプ—ル」(夏限定、2021年の開催は未定)、ピクニックができる芝生広場もあります。
荒川区の地形をかたどった大きな水辺のある公園の南側エリアでは、水辺に育つ野草や鳥、昆虫などさまざまな生き物が観察できます。6月中旬〜7月末まで週末限定で開園する昆虫観察園とオオムラサキ観察園にも、ぜひ足を運んでみてください。公園の南側のエリアは、荒川二丁目駅からアクセスするのがおすすめです。
口コミはこちら!■荒川自然公園
住所:東京都荒川区荒川8-25-3
料金:入場無料
アクセス:都電・荒川二丁目駅下車すぐ、荒川七丁目駅より徒歩約6分
おすすめ対象:乳児/幼児/小学生
荒川総合スポーツセンター【荒川区役所前駅】
「荒川総合スポーツセンター」は、バスケットボールやバトミントンができる体育室や温水プール、武道場、弓道場、卓球場などの設備がそろうスポーツ施設。2020年のリニューアルでバリアフリーになり、より利用しやすくなりました。
0歳〜未就学児を対象にした「キッズルーム」には、クッション製の室内遊具やマット、ボルダリングジムなどがあり、教室を行っているとき以外は無料で利用できます(利用登録が必要)。利用時間は14:00〜、15:00〜、16:00〜の3回。50分入れ替え制です。
キッズルームで行われている1回制の教室もおすすめ。体操や冒険など対象年齢ごとにさまざまなプログラムが用意されています。事前申し込み不要で、30分前からチケット販売を開始。現在は休日を中心に月2回程度開催されています。
また施設内の設備もリーズナブルに利用できます。温水プールは2歳6カ月のオムツが外れた子供から利用でき、2時間大人600円、中学生以下250円。体育室は3時間大人600円、中学生以下200円です。お得な回数券も販売されています。
水泳や体操、サッカー、キッズルーム教室などの通年レッスンや、フラダンスやバレエ、逆上がり特訓など、数カ月間通う定期制の教室もあります。
■荒川総合スポーツセンター
住所:東京都荒川区南千住6-45-5
料金:利用する施設によって異なる
アクセス:都電・荒川区役所前駅より徒歩6分
おすすめ対象:幼児/小学生
無料&格安スポットも充実♪ 朝夕は都電が通勤客で混雑するので、その時間を避けて利用するのがおすすめです。