パパ芸人の東京23区「公園」全制覇の旅【豊島区編Vol.3】

お笑い芸人であり、1児のパパでもある筆者が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。

第51回目の今回は3回目の調査になる豊島区の公園を調査します！

前回「杉並区編 Vol.3」の記事はこちら！

「豊島区編 Vol.2」の記事はこちら！

「豊島区編 Vol.4」の記事はこちら！

今回制覇した公園の数：豊島区の公園17カ所

この日巡った公園は東長崎駅から落合南長崎、要町周辺の17カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になった公園を5つ紹介します！

おすすめ公園１：南長崎はらっぱ公園

名前の通りはらっぱが広がる陽当たりの良い公園。はらっぱのある公園は大きな公園が多いのですが、この公園は見渡せる広さの大きさなので、子供が走り回っても目が行き届いて安心です。

夢中で走り回ると、どこまでも行ってしまうのが子供です。そうなると、広すぎる公園では迷子や事故が心配になります。なので見渡せる広さのはらっぱ公園は貴重です。

遊具で遊んだり、はらっぱで走り回ったり、お弁当を食べたりなど、たくさんのことができちゃう素敵な公園です。

おすすめ公園２：南長崎スポーツ公園

スポーツセンターに隣接している複合遊具のある公園。スポーツ公園というだけあって、ボール遊びのできる広い人工芝のコートがあります。

忍者の顔のパネルがあるユニークな複合遊具もいいのですが、小さい丘があるのが個人的に好きなポイントです。丘があるだけで登って降りられるし、頂上から見える景色は普段と違う世界が広がります。

子供のころは、丘が好きで登り降りを繰り返して周辺の景色を見渡していました。きれいで明るい素敵な公園です。

おすすめ公園３：椎名町公園

3つの広場に分かれている駅前の公園です。駅前にある公園のイメージは、ただの広場のようなところが多かったのですが、この公園は「散策広場」「多目的広場」「子供の広場」に分かれていて、遊具も多く理想的な公園です。

駅前という立地だけに、子供からお年寄りまで幅広い世代の方が遊んだり休んだりして楽しめる素敵な公園です。

おすすめ公園４：千早フラワー公園

フラワーだけではなく、電車もある公園です。訪れたのは11月末だったのですが、花がたくさん咲いていました。花壇を丁寧に整備されている人がいて、その姿を見つめている子供がいました。どのように花壇に花が植えられて、育て、手入れをしているのかを知るだけで、花を大切にしようと思う心が芽生えると思います。

そしてこの公園には、都営大江戸線（都営12号線）の試作車両が展示されています。見るだけではなく中に入れるので、たくさんの子供が電車内で遊んでいました。

さらに素敵なポイントをもうひとつ。砂場に自由に使っていいおもちゃが置いてあります。「使い終わったらもどしてね」と張り紙があるだけで、だれでも自由に使うことができます。これなら手ぶらで来た子供も寂しい思いをすることはありません。地元の人の心の温かさを感じられる公園です。

おすすめ公園５：長崎二丁目中央児童遊園

とにかくトイレが素敵な公園です。豊島区ではパブリックトイレプロジェクトと題して、従来の公衆トイレのイメージを一新して、子供や女性に優しいトイレ創りに力を入れています。

その1つがこの公園で、テーマパークにあるようなアートな空間になっていて、楽しい気分になれるトイレです。

イラストが描いてあるだけではなく、手洗い場に子供用の踏み台があるので、子供も嫌がることなくトイレに行ってくれると思います。とくに特徴的な遊具があるわけではないのですが、ユニークなトイレが際立つおすすめの公園です。

今回巡った豊島区の公園を写真で紹介！

今回巡って素敵だと感じたのは何といっても「パブリックトイレプロジェクト」です。長崎二丁目中央児童遊園以外にも、絵が描かれたトイレが多くあり、いままでのトイレのイメージとは違った明るく楽しいトイレがあったことです。公園のトイレを明るくきれいに保つことは難しいですが、大切なことだと思います。いろいろな区にこのプロジェクトが広がってくれるといいなと感じました。