【豊島区編Vol.4】パパ芸人の東京23区「公園」全制覇の旅

お笑い芸人であり、1児のパパでもある筆者・小林知之が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴、遊具など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。

第72回は、4回目の調査になる豊島区です！

前回「新宿区Vol.4」の記事はこちら！

「豊島区編 Vol.3」の記事はこちら！

「豊島区編 Vol.5」の記事はこちら！

今回制覇した公園の数：豊島区の公園17カ所

この日巡った公園は、千川駅から東長崎駅までの周辺17カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になったおすすめ公園を5つ紹介します！

おすすめ公園1：小鳥がさえずる公園

はっきり言って、何もありません、そして広さもありません。あるのは池と木々。第一印象から「名前先行の公園かな？」なんて思っていました。

しかし、公園に入って耳を澄ますと、鳥のさえずりが聞こえてきました。静かにしていると、どこからともなく鳥の鳴き声が聞こえてきます。名前先行なんかじゃありませんでした！　ちゃんとさえずっていました！　ごめんなさい！

小鳥の声を意識して聞くっていいものですね。近くには大きな道路もなく、静かな環境の中、子供と一緒に耳を澄ませてみてはいかがでしょう！

おすすめ公園2：千早公園

夏場に断然人気のじゃぶじゃぶ池がある公園。この公園にあるのは池というより、じゃぶじゃぶ川。高低差のある岩場の川を水が流れます。個人的にはプールのような池タイプより、流れのある川タイプの方が、水に遊びがあって好きです。

ここは広場もそれなりに広く、鬼ごっこやかけっこなどで走り回っても大丈夫です。夏場はとくに人気がありそうな公園です。

おすすめ公園3：ふるさと千川ひろば

旧千川小学校跡地を利用して整備された公園。小学校の跡地を公園に作り変えたというわけではなく、校庭をそのまま開放したような雰囲気です。

なので全面的に球技OK！　都会だと、ボール遊びができるのは金網などで囲まれたスペースに限られることが多い中、ここなら思いっきり走ってボールを追っかけられます。

また、一輪車やボールなど、さまざまな道具を貸し出してくれているのもありがたい！　子供は買い物の途中だろうがなんだろうが、「公園行く！」「ボール遊びしたい！」と言ってくるもの。そんなときでも、ここなら貸し出しがあるので助かります！

おすすめ公園4：千川二丁目中央児童遊園

大きくはない公園ですが、小さな子供を遊ばせるには十分な広さがあり、UFO（？）のような変わった遊具（写真）やすべり台など、遊びがいのある遊具が設置されています。

この公園のいいところは、とにかく見通しがよいことです。死角がなく、子供がどこで遊んでいても目に入ります。周囲に大きな道路もなく、私道のような小さな道に囲まれているので、車の心配もそれほどありません。

住宅街の公園には、薄暗くて人目につきづらいところも多いのですが、この公園は明るくてきれい。とても印象のいい公園です！

おすすめ公園5：高松二丁目児童遊園

とにかくトイレがキレイな公園。公園のトイレには、あまりいいイメージを持っていない方が多いと思います。きれいに使おうと思っても、不特定多数の人が利用しますし、外に設置されているので汚れやすく、劣化しやすいのは仕方ありません。

豊島区は、公園のトイレをきれいで楽しくするための「としまパブリックトイレプロジェクト」を行っていて、その１つがこの公園のトイレでした。もうめちゃくちゃキレイ。

地元のアーティストがデザインした外観もかわいくて素敵なのですが、内装もデパートの個室トイレを思わせるレベルです。中に入ると、自分が公園にいることを一瞬忘れてしまうくらい。

トイレ以外には、小さな子供向けの複合遊具やブランコ、鉄棒などがあります。