たくさんの魚が泳いでいる様子が楽しめる水族館・生物園は、生き物の勉強になることから親子のお出かけにピッタリ。とはいえ何度も行くのは費用がネックになりますよね。
そこで今回は、無料・格安で楽しめる、コスパ抜群な関東の施設を紹介! 都内はもちろん、東京から近い水族館・生物園も多いので、ぜひチェックしてくださいね。
※2023年の最新情報に更新しています
※各施設の生きものの種類や展示数は飼育状況等よって異なる場合があります。詳しくは公式サイトなどでご確認ください
東京都葛西臨海水族園/東京都江戸川区
世界で初めて外洋性の魚の群泳を実現したクロマグロの大水槽をはじめ、フンボルトペンギンやイワトビペンギン、フレンチエンゼルフィッシュなど、600種類を超える世界中の海の生き物が見られる水族館。高校生以上700円、中学生250円(都内在住・在学は無料)、小学生以下は無料で楽しめます。
解説スタッフと一緒に館内を巡りながら生き物を観察する「ガイドツアー」も無料で実施しています。平日は「魚の泳ぎ」などのテーマに沿って水槽の生き物を観察。土日は「関係者以外立ち入り禁止」の水槽の裏側を見学するコースが用意されています。
※2023年10月現在、ガイドツアー休止中
■東京都葛西臨海水族園
住所:東京都江戸川区臨海町6-2-3
営業時間:9:30〜17:00
定休日:水曜、年末年始(12月29日〜翌年1月1日)
※水曜が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日
料金:高校生以上700円、65歳以上350円、中学生250円、小学生以下無料
※都内在住・在学の中学生は無料(要生徒手帳)
※葛西臨海公園大観覧車の半券を提示すると、半券1枚につき入園券1枚が2割引
アクセス:
【電車】JR京葉線「葛西臨海公園駅」徒歩5分/東京メトロ東西線「葛西駅」または「西葛西駅」より葛西臨海公園行きバス
駐車場:なし
足立区生物園/東京都足立区
生き物とふれあうことで、生命の尊さや自然との共生について学べる生物園。高校生以上300円、小中学生150円、未就学児は無料です。
1階には金魚の大水槽があるほか、カラフルなサンゴ水槽やクラゲ、ネコザメ、シルバーアロワナ、トラウツボなど、さまざまな種類の魚が見られます。
また、モルモットやヒツジなどとのふれあいをはじめ、吹き抜けのチョウの温室など、魚類以外のさまざまな生き物(約500種)も展示されています。例年6月と12月には、園内で飼育しているホタルの幻想的な光を観賞する夜間イベントも開催していますよ。
■足立区生物園
住所:東京都足立区保木間2-17-1
営業時間:【2月〜10月】9:30〜17:00 【11月〜1月】9:30〜16:30(最終入場は閉園時間の30分前まで)
定休日:月曜、年末年始(12月29日〜1月1日)
※月曜が休日および都民の日(10月1日)は開園し、翌平日が休園になります
料金:高校生以上300円、小中学生150円、未就学児無料
アクセス:
【電車】東武伊勢崎線(東武スカイツリーライナー)「竹ノ塚駅」東口から徒歩で約20分、または花畑団地行き(保木間仲通り経由)バスで保木間仲通り下車徒歩5分
【車】首都高速三郷線「加平IC」から環七通り経由、国道四号線竹の塚交差点を東方向
駐車場:あり(有料)
板橋区立熱帯環境植物館(ねったいかん)/東京都板橋区
熱帯の高山にある林を再現した冷室や、地下1階にあるミニ水族館など、東南アジアの熱帯雨林を立体的に再現したスポット。高校生以上260円、小中学生130円、未就学児は無料で楽しめます!
ミニ水族館があり、東南アジアを中心とした海水・汽水・淡水の生き物が150種類、2,500匹が展示されています。
なかでも、世界最大の淡水エイ「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」は、日本ではココでしか見られない貴重な生き物です。
■板橋区立熱帯環境植物館(ねったいかん)
住所:東京都板橋区高島平8-29-2
営業時間:10:00〜18:00(最終入館17:30)
定休日:月曜(祝日、休日の場合は翌日)、年末年始
料金:高校生以上260円、小中学生130円、未就学児無料
アクセス:
【電車】都営三田線「高島平駅」下車、東口から徒歩約7分
【バス】国際興業バス「高島第一中学校」下車、徒歩1分/「板橋特別支援学校」下車、徒歩5分
駐車場:なし(隣接する高島平温水プールの駐車場利用可/19台・有料)
多摩川ふれあい水族館/東京都昭島市
多摩川上流水再生センターの中にある、入場無料のミニ水族館。4つの水槽には、多摩川に生息するイワナをはじめ、ヤマメ、アユ、ハヤ、フナなどのが約100匹が展示されています。
土日と休日はお休みですが、無料で見られるというのはうれしいですね!
■多摩川ふれあい水族館
住所:東京都昭島市宮沢町3-15-1多摩川上流水再生センター内
営業時間:9:00〜16:00
定休日:土日祝日、年末年始
料金:無料
アクセス:
【電車】JR中央本線・青梅線・南武線「立川駅」北口からバス停10番「拝島駅」「拝島営業所」「昭島駅南口」行き乗車し20分「宮沢」下車、徒歩5分/JR青梅線・五日市線「中神駅」から徒歩25分
相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら/神奈川県相模原市
相模川の水魚や両生類・水生昆虫等を飼育展示する水族館。入館料は、高校生以上450円、小中学生150円、未就学児は無料です。
相模川の水源から河口までの流れを再現した長さ40mの巨大水槽や、魚が堰(せき)を越える様子が観察できるドーナツ型の水槽など、趣向を凝らした展示があります。
また、施設の敷地内には、水路に相模川の水が流れる公園も。ギリシャ時代の科学者・アルキメデスが発明したポンプや、イネを育てることを体験できる「ふれあい田んぼ」などもあり、長く遊べるスポットです。
■相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
住所:神奈川県相模原市中央区水郷田名1-5-1
営業時間:9:30〜16:30
定休日:月曜
※月曜日が祝祭日の場合は開館 (振替休館なし)
※春休み・GW・夏休み・冬休み・年末年始など長期休暇期間は毎日開館
料金:高校生以上450円、65歳以上220円、小中学生150円、未就学児無料
アクセス:
【車】圏央道「相模原愛川IC」から約6km
【電車】JR横浜線「相模原駅」から神奈川中央交通バス(南口5番のりば)水郷田名行き「ふれあい科学館前」下車徒歩1分。
駐車場:あり(無料)
鶴見川流域センター/神奈川県横浜市
水害や震災などの災害時の防災活動拠点として整備され、鶴見川流域の自然環境や歴史などが学べる、入場無料のスポット。センター内の「鶴見川水族館」では、鶴見川流域に棲む魚が展示されています。
また、川の本を集めたライブラリー、観察や作業に使えるワークルームも用意。洪水のときに水を取り込んで「洪水調節」を行う多目的遊水地は、普段はイベントやスポーツなどを楽しむ公園として利用できます。
■鶴見川流域センター
住所:神奈川県横浜市港北区小机町2081(京浜河川事務所遊水地管理センター1F・2F)
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火曜
料金:無料
アクセス:
【電車】JR横浜線「小机駅」から徒歩8分
【車】第三京浜道路「港北IC」から約10分
駐車場:あり(無料)
間門小学校付属海水水族館/神奈川県横浜市
全国でも珍しい、小学校の敷地内にある海水水族館で、入館無料。天然記念物のミヤコタナゴをはじめ、サメやウツボ、タイなど東京湾や本牧漁港の近海にいる魚が展示されています。
卒業生や地域関係者などによるボランティア団体によって、アナゴやヒトデ・ナマコなどにさわれる「タッチングプール」などのイベントも定期的に開催中。
■間門小学校付属海水水族館
住所:神奈川県横浜市中区本牧間門29-1
営業時間:平日9:00〜16:00、4月〜11月の第4土曜9:30〜11:30
定休日:夏期閉庁中・年末年始
料金:無料
アクセス:
駐車場:
※おでかけの際は最新情報を施設にお問い合わせください
栃木県なかがわ水遊園/栃木県大田原市
栃木県唯一の水族館で、高校生以上650円、小中学生250円、未就学児は無料です。那珂川やアマゾン川、サンゴ礁の魚などが大小合わせて60もの水槽で展示されています。太陽光を取り入れて川底の情景が見える水槽や、360度パノラマのチューブ型トンネルを使ったアマゾン大水槽など、ダイナミックな展示が魅力です。
ザリガニやカメ、ヒトデ、ウニ、サメといった生き物にさわれる「タッチング水槽」も子どもたちに人気があります。
■栃木県なかがわ水遊園
住所:栃木県大田原市佐良土2686
営業時間:9:30〜16:30(最終入館16:00)
定休日:月曜、毎月第4木曜 ※2023年12月29日(金)〜2024年1月8日(月)は無休
料金:高校生以上650円、小中学生250円、未就学児無料
アクセス:
【車】東北自動車道「西那須野塩原IC」から25km
【電車の場合:JR宇都宮線「西那須野駅」から関東バスで「馬頭行き」40分「田宿」下車徒歩5分
駐車場:あり(無料)
さいたま水族館/埼玉県羽生市
埼玉県に生息する魚を集めた水族館。高校生以上400円、小中学生100円、未就学児は無料です。
地元を流れる荒川の生き物を中心に、約70種類を展示しています。自分も水槽内にいる感覚が体験できる「金魚ドーム」は子供に人気です。また、敷地内にはニシキゴイやチョウザメが泳ぐ池も。
隣にある水郷公園とあわせれば、長い時間過ごすことができます。
■さいたま水族館
住所:埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1
営業時間:【2月〜11月】9:30〜17:00 【12月・1月】9:30〜16:30
※最終入館は閉館の30分前
定休日:年末年始、第2月曜(4月〜10月は第4月曜、3月・7月は第3月曜も休館)
※8月は無休
※月曜日が祝日に当たる場合は、翌日休館
料金:高校生以上400円、小中学生100円、未就学児無料
アクセス:
【車】東北自動車道「羽生IC」から栗橋方面へ3km
【電車】東武伊勢崎線「羽生駅」または「加須駅」から7km(タクシー利用で15分)※GWや夏休みなど期間限定の無料送迎バスあり
駐車場:あり(無料)
道の駅 水上町水紀行館/群馬県利根郡みなかみ町
道の駅 水紀行館内にある「水産学習館」には、利根川にすむヨシノボリやオイカワ、タナゴ、ドジョウといった淡水生物を観察できる小規模の水族館があります。淡水魚では珍しいトンネル水槽があるほか、写真のような渓流水槽も展示。
また、利根川には生息していないものの、イトウやチョウザメも特別展示されています。
入館料は大人350円、高校生250円、小中学生150円、未就学児は無料です。
■道の駅 水上町水紀行館 水産学習館
住所:群馬県利根郡みなかみ町湯原1681-1
営業時間:9:00〜17:00
定休日:7月〜10月の第4火曜、11月〜6月の第2・4火曜
※いずれも祝日の場合は翌日
料金:大人350円、高校生250円、小中学生150円、未就学児無料
アクセス:
【電車】JR水上駅→徒歩20分
またはJR上越線「水上駅」から関越交通バス上毛高原行きで5分、「小学校下」下車すぐ
【車】関越道「水上IC」から3km(5分)
駐車場:あり(無料)
かすみがうら市水族館/茨城県かすみがうら市
霞ヶ浦に生息する淡水魚をはじめ、世界の熱帯魚、海水魚、両生類、爬虫類など、約110種、約1,500点もの生物を展示している水族館。入館料は高校生以上330円、小中学生160円、未就学児は無料です。
館内には直接生き物と触れ合えるタッチ水槽や、イワナ、イトウが泳ぐパノラマ水槽、アマゾンの古代魚が泳ぐ大型水槽があります。
近くにはお城の形をした「かすみがうら市郷土資料館」があり、水族館との共通券も販売中。水族館と一緒に郷土資料館を観るとオトクに楽しめます。
■かすみがうら市水族館
住所:茨城県かすみがうら市坂910-1
営業時間:9:00〜17:00
定休日:月曜(祝日や県民の日の場合は翌日休館)、年末年始(12月28日〜1月1日)
料金:高校生以上330円、小中学生160円、未就学児無料
アクセス:
【車】常磐道「千代田石岡IC」または「土浦北IC」から40分
【電車】JR常磐線「神立駅」西口からデマンド型乗合タクシー乗車、「水族館」下車(約30分)
駐車場:あり(無料)
千葉大学海洋バイオシステム研究センターこみなと水族館/千葉県鴨川市
1932年に設置された水産講習所(現東京海洋大学)付属実験実習場がルーツになっているという、知る人ぞ知る水族館。入館は無料です。
岩礁に棲む魚や潮だまりにいる生き物、イセエビなどが見られるほか、標本室には創設当初から今日まで房総で集めた生き物の標本が展示されています。
■千葉大学海洋バイオシステム研究センターこみなと水族館
住所:千葉県鴨川市内浦1
営業時間:10:00〜16:00
定休日:月金曜(祝日や県民の日の場合は翌日休館)、年末年始(12月28日〜1月4日)
料金:無料
アクセス:【電車】JR外房線「安房小湊駅」から徒歩10分
駐車場:あり(無料)
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