【文京区編Vol.5】パパ芸人の東京23区「公園」全制覇の旅

お笑いコンビ・火災報知器のツッコミ担当で、公園芸人として活動する小林知之が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴、遊具など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。

第90回は、5回目の調査となる文京区です！

「特別編　23区の公園を独自評価！」の記事はこちら！

前回「中野区 Vol.4」の記事はこちら！

「文京区 Vol.4」の記事はこちら！

今回制覇した公園の数：文京区の18カ所

この日巡った公園は、本駒込駅から千駄木駅までの周辺18カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になったおすすめの公園を5つ紹介します！

おすすめ公園1：本駒込一丁目児童遊園

路地を入ったところにある小さい公園。一見するとなんともない公園ですが、すべり台が少し変わっています。

最近はすべり台にもいろいろな形がありますが、ここのすべり台は登ったところがコンクリート製の見張り台のようになっていて、そこに直接スロープがくっついています。

構造自体は単純ですが、なかなか見かけない構成です。ほかと違うというだけでも、子供心をくすぐるんですよね。

おすすめ公園2：本駒込三丁目児童遊園

保育園に隣接していて、小さな子供が遊ぶのに適した遊具が並んでいます。腰くらいの高さのフェンスに囲まれた広場がありますが（写真右手）、ここはボール遊び用ではなく、走り回って遊ぶためのスペースです。

それほど広くはありませんが、小さな子供がのびのびと遊ぶのにぴったり。追いかけっこや歩く練習などにもいいですね。

おすすめ公園3：千駄木公園

千駄木小学校と千駄木幼稚園の間にある公園。正方形の敷地に、すべり台やブランコ、鉄棒、砂場があります。それ以外特に変わった遊具はないのですが、学校の隣だけに、多くの子供が遊んでいました。

子供たちは、「鉄棒にどれだけ長くぶら下がっていられるか!?」「砂場でとにかく大きな山を作れ！」といった感じで、特別な遊具がなくても、あるもので楽しく遊んでいて、ないものねだりをしてしまいがちな大人としては、「見習わなければ！」と思いました。

おすすめ公園4：千駄木三丁目第二児童遊園

小さな児童遊園の中に大きな大きなイチョウの木。このイチョウは「大平イチョウ」と呼ばれています。由来は、この地に、かつての内閣総理大臣・大平正芳の屋敷があったことにちなむそうです。

総理大臣の名前が付くほど立派なイチョウの木の存在感やぬくもりは、子供の心にも残るはず。近くにこんな大きな木が立つ公園があるのは、とても素敵だなと感じました。

おすすめ公園5：須藤公園

大きな池と滝がある公園。この周辺はとても坂が多く、公園内にも高低差があります。その地形を利用して、公園上段にある滝から大きな池まで水が流れています。

池の周りには大きな藤棚があり、春過ぎには庭園のような美しい景色が楽しめそうです。また、高低差があり、緑も多いので、公園自体が大きなアスレチック遊具のようで、子供も楽しめると思いますよ。