子供に人気の乗り物といえば新幹線。東京都内には新幹線を眺めながら遊べる公園がいくつもあります。今回は乗り物好きの子供連れにおすすめの「新幹線が見える公園」を厳選して紹介します。
※2021年の最新情報に更新しています
飛鳥山公園【北区】
JR京浜東北線・東京メトロ南北線の王子駅近くにある、桜の名所としても有名な区立公園です。その名のとおり小高い山になっていて、山頂にある公園から新幹線がよく見えます。世界最速コンビ「はやぶさ」(写真右)と「こまち」(写真左)の連結走行が見られることも!
飛鳥山公園に登るには、無料モノレール「あすかパークレール(アスカルゴ)」がおすすめ。乗車時間は約2分。運がよければ新幹線が通過する様子や、周辺を走る都電荒川線が自動車と並走する光景も見られます。
山頂の軽食・甘味処「さくら亭」横ある展望デッキからも、新幹線がよく見えます。
広い公園内には砂場や大きなお城の滑り台といった遊具で遊べるほか、引退した都電6000形や蒸気機関車D51の実物展示、夏場に水遊びができるじゃぶじゃぶ池もあります。
公園と王子駅南口をつなぐ跨線橋(こせんきょう)では京浜東北線などの在来線も近くで眺められます。電車が橋の下を走り抜ける光景は迫力満点です。
そのほか、JR王子駅北口にある(南北線王子駅直結)「北とぴあ」17階の展望ロビーもおすすめです。疾走する新幹線や路面を走る都電を一望できますよ。
東京交通会館【千代田区】
JR・東京メトロ有楽町駅前の「東京交通会館」3階にある屋上庭園「有楽町コリーヌ」からは、目線とほぼ同じ高さで走行する新幹線を真横から見ることができます。
東海道新幹線の起点・東京駅から近く、比較的ゆっくり走る新幹線を約3〜6分間隔で堪能できるのも魅力です。
入園は無料で開園時間は10:00〜16:30。庭園は段差が少なく、ベビーカーでも移動しやすくなっています。
KITTE(キッテ)【千代田区】
JR東京駅・丸の内中央口近くにある商業施設「KITTE(キッテ)」。6階の「KITTEガーデン」は東京駅を見下ろす位置にあり、東海道・北陸新幹線や在来線が行き交う様子がよく見えます。停車中の車両も見えるので、かなりの頻度で新幹線が見られますよ。
フロアはウッドデッキと人工芝生で、ベビーカーもOK。手すりが透明なので、小さな子供でもストレスなく新幹線を楽しめます。館内5階には授乳室、2・3・4・6階にはオムツ交換台付きのトイレが設置されています。
「KITTEガーデン」の開園時間は通常11:00〜23:00、日曜祝日は11:00〜22:00です。
しながわ中央公園【品川区】
東急大井町線・下神明駅近くにある広々とした公園。いくつかのエリアに分かれていて、駅近くのヘリポートエリアから高架を走る新幹線が見られます。
ヘリポート横には複合遊具で遊べる広場があるほか、ターザンロープや健康遊具があるトリム広場もあり、夏は噴水などで水遊びもできます。品川区役所も近いので、授乳やオムツ交換に利用できます。
権現山公園【品川区】
桜の名所、品川区御殿山の近くにある公園です。高台に位置し、線路をやや見下ろす形で東海道新幹線や山手線、時間帯が合えば成田エクスプレスも見られます。
園内には、鉄棒や砂場のほか、コーヒーカップ型の乗り物や二股の滑り台、飛行機型のジャングルジムなど、遊具が充実しています。
芝浦中央公園【港区】
品川駅から徒歩約9分のところにある区立公園です。新幹線が見えるのは、商業施設「品川シーズンテラス」と隣接したエリア。NTTドコモ側から階段を上ったところに、走る東海道新幹線を至近距離から見られるスポットがあります。
面積45,800平方メートルという広大な敷地内には、芝生広場や遊具広場、展望台や噴水、ドッグランなどがあり、思い思いの過ごし方ができます。
港南緑水公園【港区】
りんかい線・東京モノレール「天王洲アイル駅」から徒歩10分ほどの運河沿いにある公園。JR・京急の品川駅からも徒歩15分ほどです。
隣接する京浜運河沿いのデッキから、整備場と東京駅間を走る新幹線を眺めることができます。新幹線が見られるのは10〜15分に1本程度。比較的ゆっくり走行する区間なので、車体をじっくり楽しめられるのが魅力です。
新幹線以外にも運河を航行する船が見られるほか、公園西側には東京モノレールの高架もあって、乗り物好きの子供にはたまらない立地です。
遊具やドッグランもあり、夏は自然観察池でザリガニ釣りや噴水での水遊びも楽しめますよ。
疾走する新幹線には、駅のホームで見るのとは違った迫力があります。遊具が充実した公園も多いので、ぜひ親子でおでかけしてみてくださいね。