天気のいい日は、家族で思い切り外遊びしたいですよね。そこで今回は、東京都内で1日たっぷり遊べるおすすめ公園を10カ所紹介します。
遊具やアスレチック、乗り物がそろっていたり、水遊びが楽しめたり、動物とふれあえたり、何度も楽しめて子供が絶対喜ぶ公園ばかりです!
駒沢オリンピック公園【世田谷区・目黒区】
数々のスポーツ施設を抱える世田谷区の「駒沢オリンピック公園」。広い園内の各所に広場があり、走り回って遊べるほか、「うま」「ぶた」「りす」をモチーフにした児童公園も3カ所あります。砂場やすべり台、ブランコ、鉄棒などの遊具がそろっていますよ。
幼児向けの自転車コース「チリリンコース」があるのもうれしいところ。自転車の貸し出しも行われています。家族みんなでサイクリングを楽しむなら「ファミリーコース」がおすすめ。最大6人まで乗れる特殊四輪自転車が貸し出されていて、1周800mのコースが走れます。
夏にはじゃぶじゃぶ池もオープン! 広々とした円形の池に子供の大好きな噴水が噴き上がり、大勢の家族連れでにぎわいます。
■駒沢オリンピック公園
住所:東京都世田谷区駒沢公園、目黒区東が丘2、八雲5
料金:入園無料(一部有料施設あり)
開園時間:常時開園(一部異なる施設あり)
休園日:各施設は月1〜3回の休館日あり。公園管理所および各施設は年末年始休業
※自転車の貸し出しは月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始(通常12月29日〜1月3日)休業
平和の森公園【大田区】
環状7号線をはさんで南北に広がる大田区の「平和の森公園」。1番人気のエリアはフィールドアスレチックです。
小学生から利用でき、池の上をたらいで移動する水上アスレチックや、登ったりくぐったりと体をめいっぱい使う大型の木製アスレチックなど、40種類のポイントにチャレンジできます。未就学児には無料で遊べる幼児用アスレチックがあるので、きょうだい一緒に楽しめますよ。
もう1つの目玉は、夏季にオープンするじゃぶじゃぶ池。緩やかな段差を利用して水が流れ落ちる仕組みで、開けたスペースもあるので、小さな子供から楽しめます。
■平和の森公園
住所:東京都大田区平和の森公園2-1
料金:入園無料(フィールドアスレチックは小・中学生100円、高校生以上360円)
開園時間:常時開園(フィールドアスレチックは9:30〜16:30、最終入場は15:00まで)
休園日:フィールドアスレチックは月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
世田谷公園【世田谷区】
世田谷区にある「世田谷公園」は、一部が交通ルールを学べる交通広場になっています。小学3年生以下であればミニカートを借りることができ、専用のコースでレーサー気分を満喫できますよ。
そのほか、蒸気機関車「D51」の展示があったり、水曜や休日にはミニSL「ちびくろ号」に乗ることができたりと、乗り物好きのキッズに人気の公園です。
「自分の責任で自由に遊ぶ」がモットーの遊び場「プレーパーク」もあり、手作りのツリーハウスや遊具で思い切り体を動かすこともできます。さらに、夏季には屋外プールもオープン。水深別に2つのプールがあり、浅い方は30〜50cmなので、小さな子供も安心して楽しめます。
■世田谷公園
住所:東京都世田谷区池尻1-5-27
料金:入園無料(一部有料施設あり)
開園時間:常時開園(一部異なる施設あり)
休園日:交通広場は年末年始(12月29日〜1月3日)、その他臨時休業あり。ミニSLは上記以外の曜日、雨天日、年末年始(12月29日〜1月3日)。プレーパークは月・火曜および年末年始
葛西臨海公園【江戸川区】
東京湾沿いに広がる江戸川区の「葛西臨海公園」には、ファミリーに人気の施設がいっぱい。園内は広いので、汽車型の乗り物「パークトレイン」に乗ってぐるりと回るのがおすすめです。
一番人気の施設は、海の中にいるような感覚を味わえるドーナツ型の大水槽を見たり、子供の大好きなペンギンなどに会える「葛西臨海水族園」。ほかにも、さまざまな野鳥を観察できる「鳥類園」や、地上117mから富士山など関東の観光名所を一望できる「ダイヤと花の大観覧車」もあり、充実しています。
園内には、ネット遊具やスライダーなどで遊べる未就学児対象の「わくわく広場」をはじめ、ピクニックや休憩にぴったりの芝生広場などもそろい、1日めいっぱい楽しめます。夏には海水浴ができるのもうれしいポイントです。
■葛西臨海公園
住所:東京都江戸川区臨海町6
料金:入園無料(一部有料施設あり)
開園時間:常時開園(一部異なる施設あり)
休園日:パークトレインと水族園は水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始。観覧車は1月の第4・5水曜、2月の水曜(祝日の場合は翌日)
※水族園は都民の日の場合も水曜開館(翌日休館)
上千葉砂原公園【葛飾区】
葛飾区にある「上千葉砂原公園」は交通公園でもあり、信号や横断歩道などが設置された本物さながらの道路で交通ルールを楽しく学べます。三輪車や自転車、足踏み式ゴーカートなどを借りることもできますよ。園内にはSLの実物展示もあり、迫力ある機関車を間近で観察できます。
「ふれあい動物広場」は、無料で小動物とふれあえる人気のエリア。モルモットやヤギ、ウサギに触れるほか、中学生以下はポニーに乗ることもできます。
遊具の目玉は「メビウスの輪」と呼ばれるリングを組み合わせた小学生向けの大型遊具。登ったりくぐったりすべったりと、体をいっぱい使って遊べます。夏には噴水のあるじゃぶじゃぶ池も登場し、家族連れでにぎわいます。
■上千葉砂原公園
住所:東京都葛飾区西亀有1-27-1
料金:入園無料
開園時間:常時開園(一部異なる施設あり)
休園日:ふれあい動物広場は月・火曜、祝日の翌日(月曜が祝日の場合は火・水曜、火曜が祝日の場合は月・水曜休み)、年末年始(12月28日〜1月4日)
総合レクリエーション公園【江戸川区】
江戸川区にある「総合レクリエーション公園」は、東西3kmにわたりさまざまな公園や遊び場が続く総合公園です。
遊具で遊ぶなら、恐竜のいる「子供の広場」、体を思い切り動かすなら「富士公園」のフィールドアスレチックがおすすめ。「新田の森公園」では、ボランティアによる冒険遊び場が作られていて、催しが行われることもあります。
「なぎさ公園」内の「ポニーランド」には、動物とのふれあいコーナーも。小学生以下はポニーに乗ることもできますよ! 「虹の広場」と「フラワーガーデン」は、それぞれ夏になると大人気の水遊びスポットになり、ダイナミックに水が流れ落ちる壁や噴水などでたっぷり遊べます。
「富士公園」「なぎさ公園」「フラワーガーデン」の移動には、「パノラマシャトル」の利用が便利です。汽車の形をしたカラフルなバスに乗って移動できます。
■総合レクリエーション公園
住所:東京都江戸川区西葛西6-11〜南葛西7-3
料金:入園無料(一部有料施設あり)
開園時間:常時開園(一部異なる施設あり)
休園日:ポニーランドは月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始。パノラマシャトルは年末年始、修理・点検時
国営昭和記念公園【立川市】
広大な敷地内で四季折々の美しい自然が見られる立川市の「国営昭和記念公園」。家族みんなで1日楽しめる公園です。
「わんぱくゆうぐ」エリアには、小さな子供から楽しめる遊具が充実。「こどもの森」エリアには、巨大なトランポリン「雲の海」をはじめ、大きなハンモックや石が並ぶ峡谷など、子供の好奇心を刺激する仕掛けがいっぱいです。
芝生が広がる「みんなの原っぱ」では、ゲームやスポーツなどを楽しむことができ、「水鳥の池」ではボートにも乗れます。レンタル自転車でサイクリングコースを走るのも気持ちがいいのでおすすめです。
夏には首都圏最大級のプールもオープンします。水深30cm以下の「水あそび広場」もあり、小さな子供の水遊びデビューにぴったりです。
園内はとても広いので、移動には「パークトレイン」がおすすめ。汽車型の乗り物で子供に大人気です。
■国営昭和記念公園
住所:東京都立川市緑町3173
料金:15歳以上450円(入園料。その他有料施設あり)
開園時間:3〜10月9:30〜17:00(春分の日〜3月末までは17:30閉園。4〜9月は18:00閉園)、11〜2月9:30〜16:30
※無料エリアは8:30開園。プール営業期間は異なる。催し物などにより変更する場合あり
※その他異なる施設あり
休園日:2月の第4月曜とその翌日、年末年始(12月31日〜1月1日)
井の頭恩賜公園【武蔵野市・三鷹市】
武蔵野市と三鷹市にまたがる「井の頭恩賜公園」も1日遊べるおすすめの公園です。一番人気は、なんといってもボート! サイクルボートやスワンボートに乗って、家族で協力しながら広い池を進むのは気分爽快です。春にはボートの上から美しい桜を眺められます。
緑の中を続く歩道は、散歩にもぴったり。随所に遊具が設けられているので、子供も飽きずに過ごせます。
園内にある「井の頭自然文化園」では、動物や水鳥などあわせて170種以上の生き物が飼育されています。リスを間近で見られる「リスの小径」や、モルモットとのふれあいコーナーが特に人気です。ミニ遊園地「スポーツランド」もあり、いろいろな遊びが楽しめます。
■井の頭恩賜公園
住所:東京都武蔵野市御殿山1、吉祥寺南町1、三鷹市井の頭3〜5、下連雀1、牟礼4
料金:入園無料(一部有料施設あり)
開園時間:常時開園(一部異なる施設あり)
休園日:案内所および各施設は年末年始休業
※ボートは12〜2月の水曜定休。自然文化園は月曜(祝日と都民の日の場合は翌日)、年末年始休園
小金井公園【小金井市】
小金井市を中心に、小平市・西東京市・武蔵野市にまたがる都立公園の中でも最大規模を誇る「小金井公園」。家族みんなで体を思い切り動かせるエリアがいっぱいです。
ファミリーには、大型遊具やターザンロープがある「わんぱく広場」のほか、ボール遊びを楽しめる芝生広場がおすすめ。3〜12歳対象の大型トランポリン「ふわふわドーム」や、ソリに乗って人工芝の斜面をすべり下りる「ソリゲレンデ」も人気です。
サイクリング場では、補助輪付きの自転車などを借りることができ、小さな子供専用の練習場もあります。園内にはSLの展示もあり、間近で見ることも可能です。1日でいろいろな体験ができますね。
■小金井公園
住所:東京都小金井市関野町1-13-1
料金:入園無料(一部有料施設あり)
開園時間:常時開園(一部異なる施設あり)
休園日:ふわふわドームとソリゲレンデは年末年始、サイクリング場は月曜(祝日と都民の日の場合は翌日)と年末年始、SL展示場は3〜11月の土・日曜、祝日と都民の日以外および年末年始休み
都立野山北・六道山公園【武蔵村山市】
武蔵村山市にある「都立野山北・六道山公園」は、都立で最大の都市公園です。
豊かな自然が残されていて、里山体験や自然とのふれあいが楽しめる「岸田んぼ」、ドジョウやカエル、ホタルなどが生息する「谷戸」(谷津)、カブトムシやチョウをはじめとする昆虫や野鳥観察ができる「雑木林」など、魅力的なエリアが多数。子供が夢中になること間違いありません。
各種の体験イベントが催される「里山民家」では、東京ではなかなか見られなくなった懐かしい民家の縁側でお弁当を食べることもできます。
そのほか、園内には、ネット遊具やターザンロープなどがそろう「冒険の森」や、自然の起伏を活かして作られた木製アスレチックで遊べる「あそびの森」もあり、思い切り体を動かすことも可能です。
「冒険の森」「あそびの森」へ車で訪れる際は、最寄りの「赤坂駐車場」から徒歩約15分あるので、ハイキングを楽しみながら向かうのがおすすめ。途中にあるインフォメーションセンターでは、トイレが借りられるほか、地図の配布や展示もあります。
■都立野山北・六道山公園
住所:東京都武蔵村山市三ツ木4-2(インフォメーションセンター)
料金:入園無料
開園時間:終日(インフォメーションセンターは8:30〜17:30)
休園日:インフォメーションセンターと里山民家は年末年始休業
※公共交通機関を利用して「冒険の森」「あそびの森」へ行く場合は、多摩モノレール「上北台」駅から市内循環バス(MMシャトル)上北台ルートで「かたくりの湯」下車。車の場合、最寄りの公園常設駐車場は「赤坂駐車場」(30台/9:00〜16:00/3〜9月は16:30まで)
※公共交通機関を利用してインフォメーションセンターへ行く場合は、JR中央線「立川」駅から立川バス「箱根ヶ崎」駅行き、「峰」下車徒歩約15分
1日中楽しめる都内のおすすめ公園を紹介しました。公園内の各施設については、営業時間や休日などを確認の上おでかけして、親子でたっぷり遊んでくださいね!