夏休みは親子でSLに乗ろう! 関東近郊で乗れる蒸気機関車5選

煙を上げながら力強く走る姿が子どもだけでなく大人にも人気のSL(蒸気機関車)。普段見られない貴重な乗り物ですが、実は関東近郊で乗れるスポットが意外とたくさんあるのをご存知でしょうか。そこで、今回は、関東近郊で「SLに乗れる」スポットを5つ紹介します。夏休みに思い出に残る特別な体験をぜひしてみてください!

【埼玉県】SLパレオエクスプレス(秩父鉄道)

秩父鉄道が毎年3月〜12月にかけて運行している「SLパレオエクスプレス」。その名は秩父で化石が発見された海獣「パレオパラドキシア」に由来するそう。都心から程近い、埼玉県の熊谷駅から終点の三峰口駅までを約2時間40分かけてのんびりと走行し、田園地帯や荒川、秩父の山々の自然を楽しめます

車内放送の案内役は、秩父出身の落語家・林家たい平さんが担当。沿線の見どころをおなじみの軽妙な語り口で紹介してくれるので、旅の楽しみも倍増します! 終点の三峰口駅にある秩父鉄道車両公園では、SL運転日に転車作業を間近で見学できます

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親子におすすめのSLイベント

2017年6月10日〜7月2日は、「SL Rainy Season」として車内にてるてる坊主の飾り付けを実施。たくさんのてるてる坊主が車内で揺れる光景は想像するだけでもかわいらしいですね!

秩父鉄道:SLパレオエクスプレス

  • 運行ルート:熊谷駅〜三峰口駅
  • 運行スケジュール:2017(平成29)年3月18日(土)〜12月10日(日)の土日祝日を中心に運行
  • 片道乗車料金:SL座席指定券 720円(大人・小児同額)、SL整理券(自由席)510円(大人・小児同額)の他にご乗車になる区間の乗車券が必要です
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【茨城県・栃木県】SLもおか号(真岡鐵道)

JR水戸線と接続する下館駅から茂木(もてぎ)駅までの41.9kmを1時間半ほどかけて走る真岡鐵道の「SLもおか号」。1994年から運行を開始したこのSLは、沿線の名物・益子焼や有名テーマパーク・ツインリンクもてぎと並び、地域に愛される地元の「顔」になっています。

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また、SLファンに特におススメなのが、SLの形をした駅として有名な真岡駅にある「SLキューロク館」。建物の名前の由来となった9600形や、SLの代名詞ともいえる「デゴイチ」ことD51形などの、機関車や、古い客車・車掌車が敷地内に展示されており、実際に乗ることもできます。

真岡駅

親子におすすめのSLイベント

2017年7月22日(土)、8月5日(土)・12日(土)には、車内アナウンスや乗車記念証の配布・スタンプ押しをお手伝いできる「SLガイド体験」を開催。(7月3日午前9時より受付開始TEL0285-82-9151)また、8月6日(日)・20日(日)にはSL各部の名称や動く仕組みを教えてくれる「SL教室」が開催されます。

真岡鐵道:SLもおか号

  • 運行ルート:下館駅〜茂木駅
  • 運行スケジュール:毎週土日・祝日を中心に運行。詳しくは公式ページを参照
  • 片道乗車料金:普通乗車券に加えて、SL整理券(500円)
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【群馬県】SLみなかみ・SL碓氷(JR東日本高崎支社)

群馬の壮大な自然の中を走る「SLみなかみ」と「SL碓氷(うすい)」。どちらの列車も土日祝日中心のみの運行ですが、季節に関わらず1年中乗車できるのが魅力です。

「SLみなかみ」は、上越線の高崎駅から温泉地として有名な水上駅まで約2時間かけて走行。利根川沿いにいくつものトンネルや橋を渡り、沼田駅近くでは、利根川に沿って発達した高さ約70mの河岸段丘や、名胡桃(なぐるみ)城址も望めます。

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一方の「SL碓氷」が走るのは信越本線の高崎駅から横川駅の区間。碓氷川に沿って広がる田園地帯を、榛名山を右手に臨みながらひた走り、磯部駅を過ぎたところにある急勾配では、煙を上げて客車をけん引するSLの力強さを体感できます。

親子におすすめのSLイベント

2017年7月1日(土)に水上駅SL転車台広場で「鉄道わくわくフェスティバル」が開催。こども駅長制服記念撮影や、ご当地キャラクターとのじゃんけん大会なども行われます。また、8月5日(土)、9月2日(土)には元運転士によるSLの整備作業の解説イベントも! SL好きの親子必見のイベントです。

JR東日本高崎支社:SLみなかみ・SL碓氷

  • 運行ルート:SLみなかみ→高崎駅〜水上駅、SL碓氷→高崎駅〜横川駅
  • 運行スケジュール:毎月土日祝日を中心に運行。詳しくは公式ページを参照
  • 片道乗車料金:普通乗車券に加えて、指定席券 大人520円
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【栃木県】SL「大樹」(東武鉄道)※2017年8月〜運行

2017年8月10日に運行を開始するSL「大樹」。日本有数の観光エリアである「日光・鬼怒川エリア」の下今市駅から鬼怒川温泉駅までの12.4kmを走ります。客車は昭和47年から50年に製造された14系と呼ばれる客車をリニューアルしたもので、ノスタルジーを感じるSLの旅を楽しめます。

東武鉄道でSLが走るのはなんと51年ぶり。車両の提供や機関士の養成など、全国の鉄道会社からさまざまな協力を得て、実現したプロジェクトがSL「大樹」なんだそう。

SL「大樹」は土休日を中心に運行されるので、「東武ワールドスクウェア」など周辺のテーマパークや、世界遺産である日光の社寺などの観光も楽しみましょう。

東武ワールドスクウェア

東武鉄道:SL「大樹」

  • 運行ルート:下今市駅〜鬼怒川温泉駅
  • 運行スケジュール:2017年度は土休日を中心に98日間運転予定(詳しくは公式ページを参照)
  • 片道座席指定料金:大人 750円 / 小児 380円(別途、運転区間の運賃が必要)

【静岡県】きかんしゃトーマス号(大井川鐵道)

年間300日以上SLを営業運転している静岡県の大井川鐵道では、6月から10月まで「きかんしゃトーマス号」を運行。新金谷駅から千頭駅の間を走り抜けます。チケットは8月分受付中。9・10月分は今後抽選の受付を開始します。

毎年好評のこのイベント、乗車しない人でも運行前後にきかんしゃトーマス号とジェームス号の整備工場を見学できます。また、千頭(せんず)駅では、きかんしゃトーマスの仲間を見られるほか、駅構内をラスティーが遊覧運行するイベントも開催されています。(入場料金は、小学生以上 1名500円、車でお越しの方は駅の入場料150円別途必要)

大井川鐵道:きかんしゃトーマス号 

  • 運行ルート:新金谷駅〜千頭駅
  • 運行スケジュール:2017年6月17日(土)〜10月9日(月・祝)
  • 片道乗車料金:大人3,000円、小人1,500円 ※乗車記念グッズ付き
「きかんしゃトーマス号」の詳細はこちら

人や物を運ぶという大きな役割を電車に譲ったあとも、今なお日本中で愛されている「SL」。モクモクと煙を上げながら懸命に車輪をまわす勇姿を見に、鉄道好きなお子さんと訪れてみてはいかがでしょうか。