鉄道博物館(埼玉県さいたま市)では、休止中の「ラーニングゾーン」をリニューアルし、新たに「キッズプラザ」と「科学ステーション」を2017年4月27日(木)よりオープンします。
「いこーよ」では、25日に行われた内覧会の模様をレポート! 今回は小さな子供が鉄道に触れながら遊べる「キッズエリア」を紹介します。
【「科学ステーション」の見どころ紹介はこちら】「キッズプラザ」には4つのゾーンとキッズカフェがあります
新設された「キッズプラザ」には「なりきりゾーン」や「プラレールゾーン」、「おえかきゾーン」「乳幼児ゾーン」の4つのゾーンのほかに「キッズカフェ」があります。
「なりきりゾーン」
「なりきりゾーン」は、一般公募でカラーリングを決定したオリジナルデザインの103系電車をはじめ、自分好みのお弁当が作れる「おままごとべんとうや」があります。
壁面は東京駅をモチーフとしたデザインになっています。ここでは駅員さんや車掌さんを含めた、鉄道ごっこ遊びができます。
内覧会当日は、鉄道博物館近くにある大成小学校の三年生の子供たちも招待されていました。展示されている103系電車の車内に入ることができ、子供たちは興味深々です。
自分だけの駅弁が作れちゃう!
103系電車のとなりには「おままごとべんとうや」があり、容器や具を自分で選んでオリジナル弁当が作れます。とくに女の子に人気がありそうですね。
次はプラレール好きにはたまらないエリアを紹介します。
「プラレールゾーン」
「プラレールゾーン」でひときわ目を引くのが、E6系新幹線をモチーフとした大型プラレールです。
大きさは通常の50倍! 中に入ることもでき、運転席の窓から記念写真が撮れます。
190個のパーツで自由にプラレールが楽しめる!
全長55mの大きなプラレールレイアウトでは、実際にプラレールを動かして遊べます。たくさんのプラレールが行き交う様子は、大人も子供も思わず見とれてしまう迫力です。
また、周辺のスペースでは自由にレールをつないで車両を走らせられます。パーツは全部で190個用意されており、大きなレイアウトも作成可能です。
すぐそばを電車が走るのも魅力
「プラレールゾーン」は建物のすぐ隣に線路があるため、プラレールで遊びながら実際の電車が走る様子が見られるようになっています。大きなガラス越しに通っていく電車をながめるのも楽しみ方の一つです。
続いて、子供たちが自由にお絵かきできるゾーンや、乳幼児が過ごせるゾーン、キッズカフェを紹介します。
おえかきゾーン
機関車や駅が描かれている壁の下にあるホワイトボードに、クレヨンで自由にお絵かきできるのが「おえかきゾーン」です。
書いた絵はホワイトボード用の消しゴムで消せるようになっており、何度も遊べます。内覧会に招待された子供たちも、自分の身長以上に高いお絵かきスペースに大興奮!
乳幼児ゾーン
0歳〜3歳の子供と保護者が対象のスペースです。レールをモチーフとしたパーティションで仕切った空間の中にクッションが設置されています。小学生と幼児など、きょうだいで鉄道博物館にきたときにぜひ利用したいところです。
授乳室も完備
「おえかきゾーン」の奥には授乳室とオムツ替えスペースがあります。中にはミルク用の湯沸かし器もあるので、赤ちゃんを連れていても安心です。
キッズカフェ
「キッズプラザ」の奥には、キッズカフェがあります。「てっぱくバーガー」や「キッズバーガー」などが販売されています。子供を遊ばせながら、親がひと息入れることができます。
「キッズプラザ」は、とくに小さい子供やプラレールが好きな子供を遊ばせるのにピッタリの場所といえそうです。鉄道博物館にきたときは、ぜひ「キッズプラザ」で楽しい時間を過ごしてください。