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【2024】東京都内のおすすめバラ園18選 春バラ&秋バラの見頃も紹介!

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

美しくて気品があり、香りも楽しめることから、花のなかでも人気の高い「バラ」。無数のバラが咲き誇る姿を見られるバラ園やローズガーデンは、親子で楽しめる人気のおでかけ先です。

多くのバラは5〜6月が見頃ですが、品種によって花が咲く時期は違います。なかでも見応えがあるのが春バラと秋バラです。

そこで今回は、東京都内の「春バラと秋バラ両方楽しめるおすすめバラ園&ローズガーデン」をまとめて紹介します。

子供が遊べる施設や広場も充実した世田谷区の「砧公園」や、特徴的な遊具がそろった足立区の「新田さくら公園」など、バラを見る以外の楽しみがあるスポットもあるので、ぜひチェックしてくださいね。

※バラの開花時期は気温などによって毎年変わるため、各施設の見頃はあくまで目安です。開花時期は公式サイトなどでご確認ください。また、バラの品種・株数は栽培状況や開花状況によって異なる場合があります

もくじ

大田区の子連れ向けおでかけ施設21選新宿区の親子向けおすすめスポット26選東京都のおでかけ先探しはこちら関東の「絶景フラワーパーク&花畑まとめ」はこちら!

「春バラ」と「秋バラ」の違いと見頃は?

バラは品種によって、春だけ咲くバラ、春・夏・秋に咲くバラ、春以降も少し咲くバラに分けられます。「春バラ」は多くの品種が咲くため、1年のうち最もバラ園が華やかになります。

「秋バラ」は、花数が少なくなり、華やかさという点では春バラに劣ってしまいますが、落ち着いた雰囲気があり、凛とした美しさがあります。

見頃は、東京都内の場合、春バラが5〜6月頃。秋バラが10〜11月頃です(施設によって異なります)。

新宿御苑【新宿区】

東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」から徒歩5分の場所にある、「新宿御苑」は、サクラやモミジなど四季の木々が約1万本植えられた、都会のオアシスのような場所です。フランスやイギリス様式にならった大型庭園があり、異国情緒も楽しめます。

約100品種・500株のバラがお出迎え

バラは、整形式庭園にある、プラタナスの並木に囲まれた「バラ花壇」に、約100品種・500株が植栽されています。きれいに整形された植え込みや芝生とともに色あざやかなバラが作り出す景色は、圧巻の美しさです。

近くにはレストハウスもあるので、ゆっくりと過ごすことができますよ!

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月上旬〜6月下旬頃
秋バラ:10月中旬〜11月中旬頃

落ち着いた雰囲気ながら子供と遊べる場所も

約18万坪、周囲3.5kmの広大な敷地内はきちんと整備され、どこも落ち着いた雰囲気ですが、親子で遊べる場所もあります。「こども広場」は一面が芝生になっているので、のびのびと遊ぶことができます。

また、「母と子の森」は、イチョウやモミジ、アジサイなどが植えられ、植物や野鳥・昆虫観察ができます。風通しが良く涼しいのでお散歩にも最適ですよ。

■新宿御苑
住所:東京都新宿区内藤町11
開園時間:
3/15〜6/30、8/21〜9/30 9:00〜17:30(閉園18:00)
7/1〜8/20 9:00〜18:30(閉園19:00)
10/1〜3/14 9:00〜16:00(閉園16:30)
休園日:毎週月曜(月曜が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
※3月25日から4月24日までと11月1日から15日までについては、月曜も休まず開園
料金:一般 500円、学生(高校生以上)250円(証明書の提示が必要)、中学生以下無料、65歳以上 250円(証明書の提示が必要)
・注意事項 「酒類持込禁止、遊具類使用禁止」
アクセス:東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」から徒歩5分

・ご来園前には、庭園の開園状況を新宿御苑HPにてご確認ください。

砧公園【世田谷区】

東急田園都市線「用賀駅」から徒歩20分の場所にある「砧公園」。「家族ぐるみで楽しめる公園」をテーマに作られ、桜の花見の名所としても有名です。

約20品種・250株のバラが無料で見られる

バラ園は「みんなのひろば」と「小サッカー場」の近くに2カ所あり、どちらも無料で見ることができます。バラ園では約25品種・250株が植栽されていて、春と秋の見頃の時期には、園内で活動しているボランティアの人たちが、バラの解説をしてくれる「バラを観る会」を開催。あまりバラに詳しくない方も親しむことができます。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬〜6月初旬頃
秋バラ:10月中旬〜11月中旬頃

芝生広場やアスレチック広場など併設施設も充実

「家族ぐるみで楽しめる公園」として作られた「砧公園」は、ゆるやかな起伏の広場に緑濃い芝生が敷きつめられ、天気の良い日には家族でお弁当を広げて楽しみこともできます。

ほかにも、どんな子供も楽しめるよう設計されたユニバーサルデザイン遊具がある「みんなのひろば」や、サイクリングコース、スポーツ競技場、バードサンクチュアリ、世田谷美術館などの施設もあり、家族でゆっくりと過ごせますよ。

■砧公園
住所:東京都世田谷区砧公園1-1
開園時間:常時開園
※サービスセンターおよび各施設は年末年始に休業
料金:無料
アクセス:東急田園都市線「用賀駅」から徒歩20分

瀬田農業公園 フラワーランド【世田谷区】

東急田園都市線「用賀駅」から徒歩約20分の「瀬田農業公園」。「花づくりのできる公園」として昭和61年に作られ、今では「フラワーランド」という愛称で親しまれています。

色とりどりに咲きほこるバラが60種!

「瀬田農業公園 フラワーランド」は、「鑑賞花壇」「水車と山野草の庭」「ハーブガーデン」など複数のエリアに分かれています。バラが見られるのは、「バラのアーチ」と「ローズガーデン」の2カ所。「バラのアーチ」では赤や黄色のバラが咲き、トンネルを通るだけでロマンチックな香りに包まれます。

「ローズガーデン」は花壇からあふれるほどのバラで埋め尽くされ、一つひとつ表情が違うバラを楽しむことができます。自分でバラを育てたいという人などに向けて園芸相談なども行っていますよ。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬〜6月初旬頃
秋バラ:10月中旬〜11月中旬頃 ※秋のバラはわずか

農業体験イベントや野菜作り講習会も開催

「瀬田農業公園 フラワーランド」にはバラ以外にもパンジー、ヒマワリ、ローズマリー、ウメなど多種多様な花・植物が豊富に植えられています。徒歩3分ほどの場所には農業体験イベントや、野菜づくり講習会、野菜などが育つ様子を観察できる分園も。バラが咲く以外の季節にも楽しめるスポットです。

■瀬田農業公園 フラワーランド
住所:東京都世田谷区瀬田5-30-1
開園時間:
【4〜9月】8:30〜18:00(分園は9:00〜17:00)
【10〜3月】8:30〜17:00(分園は9:00〜16:00)
休園日:年末年始(12月29日〜1月3日)
料金:無料
アクセス:東急田園都市線「用賀駅」から徒歩20分

日比谷公園【千代田区】

地下鉄丸ノ内線・千代田線「霞ヶ関駅」、地下鉄日比谷線「日比谷駅」から徒歩2分の場所にある「日比谷公園」。明治時代に、洋風の近代的な都市公園として作られ、緑が多く家族連れなどの憩いの場になっています。

都会のオアシスでゆったりランチも♪

バラは、「第一花壇」と「第二花壇」の2カ所にあり、どちらも無料で見ることができます。

花壇の近くにはベンチが設置されているので、バラを見ながら家族でランチを楽しむのもおすすめです。

※「第二花壇」は2024年5月まで整備工事

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬〜6月中旬頃
秋バラ:10月中旬〜11月中旬頃

公会堂、大小音楽堂、図書館、広場など施設も充実

園内は、公会堂、大小音楽堂、図書館、広場などの施設も充実。バラを楽しんだあとは、図書館で本を読んだり、思いきり広場で遊んだり、子供の年齢に合わせて時間を過ごすことができます。都心にあるので、電車でアクセスしやすいのもポイントです。

日比谷公園は「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」として、開園130周年に当たる2033年の完了を目指し2023年9月から段階的に整備工事を始めています。詳しくは公式サイトにてご確認ください。

■日比谷公園
住所:東京都千代田区日比谷公園1-6
開園時間:常時開園
料金:無料
アクセス:地下鉄丸ノ内線・千代田線「霞ヶ関駅」、地下鉄日比谷線「日比谷駅」から徒歩2分

鳩山会館【文京区】

有楽町線「江戸川橋駅」から徒歩7分の場所にある「鳩山会館」。日本の近代政治と教育界にかかわりが深い「鳩山家」の邸宅で、修復工事を経て、現在では一般に公開されています。

きれいに整備された中庭に咲きほこるバラ

「鳩山会館」では、約90種類・140株のバラを春と秋の2回見ることができます。整えられた中庭と離れに咲きほこるバラが非常に美しいと評判です。また春には桜も咲くので、バラと一緒に楽しむこともできますよ。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬
秋バラ:10月中旬

イギリス風の洋館も見どころ

大正時代の雰囲気そのままの洋館は、イギリス風の外観をはじめ、鳩をモチーフにしたステンドグラス、アダムスタイルの応接室など、見どころ盛りだくさん。日本の政治の舞台となった洋館と美しいバラの共演はここならではの美しさです。

■鳩山会館
住所:東京都文京区音羽1-7-1
開館時間:10:00〜16:00(最終入館15:30)
休園日:毎週月曜(祝日は開館、翌日休館)
※1〜2月と8月は資料整理と修繕のため長期休館あり
料金:大人600円、高校生以上400円、小中学生300円、65歳以上500円
アクセス:有楽町線「江戸川橋駅」から徒歩7分

本郷給水所公苑【文京区】

JR総武線、都営地下鉄三田線「水道橋駅」から徒歩約7分の場所にある「本郷給水所公苑」。苑内は和風庭園と洋風庭園に分かれていて、バラは洋風庭園に植えられています。

53品種・約300株のバラが無料で見られる

左右対称にデザインされたバラ園は、さえぎるものがなく明るく開放的。芝生地を石で囲って一段高くなった4カ所の花壇と、中心にある円形の花壇に、53品種・約300株の色とりどりのバラが植栽され、満開の時期には良い香りに包まれますよ。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬
秋バラ:10月中旬

公園での遊具遊びや散策も楽しめる

「本郷給水所公苑」の洋風庭園側には、子供が遊べる遊具もあります。また、和風庭園には、茂った木々のなかに、小川が造られ、池や沼があり、東屋が設けられているので、のんびりと散策できます。

■本郷給水所公苑
住所:東京都文京区本郷2-7
開苑時間:
【4〜9月】7:00〜19:00
【10〜3月】9:00〜17:00
休苑日:12月28日〜1月4日
料金:無料
アクセス:JR総武線、都営地下鉄三田線「水道橋駅」から徒歩約7分

芝浦中央公園【港区】

JR・京浜急行「品川駅」から徒歩10分の場所にある「芝浦中央公園」。バラ園や湿性花園もあるので、都心にありながら自然とふれあえる公園です。

約110品種のバラがお出迎え

「芝浦中央公園」のバラ園はA〜Dの4区画のうち、B面で見ることができます。バラのアーチもあり、通るたびに良い香りに包まれますよ。バラ園の近くには芝生広場もあるので、子供が遊ぶことができます。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬
秋バラ:10月中旬

園内には芝生広場や遊具のある広場も

園内には芝生広場が2カ所あり、片方には木製遊具を設置。また、人工芝とゴムチップ舗装のボール遊びができる多目的広場、幼児用遊具が設置されている子ども広場もあり、子供が思いきり遊べます。

※D面にある芝生広場は2027年3月まで閉鎖(予定)

■芝浦中央公園
住所:東京都港区港南1-2-28
開園時間:
【1〜4月、10〜12月】7:00〜17:00
【5〜9月】6:00〜19:00
休園日:12月31日〜1月3日
料金:無料
アクセス:JR・京浜急行「品川駅」から徒歩10分

氷川公園【港区】

東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩2分の場所にある「氷川公園」。平成11年に再整備され、より快適な公園に生まれ変わりました。

きれいに整備された中に凛と咲くバラ

ちょうど中央の場所でバラを見ることができます。きれいに整備された西洋庭園のような雰囲気の中にバラが咲き、周りにはベンチが複数設置されているので、空いていれば特等席でバラ観賞ができますよ。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬
秋バラ:10月中旬

バラ園の近くには子供用の遊び場も

バラ園のすぐ近くには幼児用のスプリング遊具、すべり台、ブランコなどもあります。子供と遊んで疲れたら、ベンチで休憩しながらバラを楽しむということもできます。

■氷川公園
住所:東京都港区赤坂6-5-4
料金:無料
アクセス:東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩2分

代々木公園【渋谷区】

JR原宿、地下鉄千代田線「代々木公園駅」から徒歩3分の場所にある「代々木公園」。東京23区内のなかでは5番目に広く、森林公園としてのA地区と、陸上競技場や野外ステージなどを備えたB地区に分かれています。

広い園内には2カ所にバラ園

バラは、A地区の「フラワーランド」と「バラの園」の2カ所で見ることができます。大きなバラのアーチが目印になっていて、どのバラがどこに植えられているかの案内版があるので、それを見ながら親子で品種の違いを見比べてみるのも楽しそうですね。

「フラワーランド」には大きな広場、「バラの園」の近くにはベンチがあるので、座りながらゆっくりとバラを見ることもできます。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬〜6月初旬
秋バラ:10月中旬〜11月中旬

自然が多く、子供が遊べる広場も充実!

園内には、中央広場、丘の広場、パノラマ広場など子供が遊べる場所が充実。走り回ったり、寝転んだりできます。子供が自転車に乗れるなら、家族で園内を走るサイクリングコースを走るのもおすすめ。園内には自然が多くあるので、お散歩するだけでも楽しめますよ。

■代々木公園
住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1
開園時間:常時開園
※サービスセンターおよび各施設は年末年始に休業
料金:無料(一部有料施設あり)
アクセス:JR「原宿駅」、地下鉄千代田線「代々木公園駅」から徒歩3分

新田さくら公園【足立区】

「新田さくら公園」(公園全体面積約25,000平方メートル)は、芝生広場や大型の遊具が人気の公園です。北千住駅から約20分バスに乗るので、駅近くではありませんが、ファミリー向けの公園です。

約1,700株が斜面を彩るバラ花壇

「新田さくら公園」には、約1,700株、約640平方メートルの広さのバラ花壇があります。一面に咲く色とりどりのバラは圧巻。園路を歩くとバラの良い香りも楽しめます。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬頃
秋バラ:10月中旬頃

広大な敷地を生かした大型遊具も

広い園内には、大型の複合遊具やローラー滑り台など、子供が喜ぶ遊具がそろいます。幼児向けの遊具もあるので、小さな子供から楽しめますよ。広い芝生広場ではボール遊びもできます。

■新田さくら公園
住所:東京都足立区新田3-34-1
開園時間:常時開園
料金:無料
アクセス:日暮里舎人ライナー「高野駅」から徒歩30分


青和ばら公園【足立区】

「青和ばら公園」は、つくばエクスプレス「青井駅」から徒歩2分の場所にある、アクセスしやすい公園です。

約100品種・880株のバラがお出迎え

「青和ばら公園」では、約100品種・880株のバラが植えられています。園内に整備された石畳や、ドーム風のパーゴラ(つる性の植物を絡ませる木材・金属などで組んだ棚)、大きなカナリーヤシが洋風の花壇を演出しています。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月上旬〜下旬
秋バラ:10月上旬〜下旬

■青和ばら公園
住所:東京都足立区青井3-18-15
開園時間:常時開園
料金:無料
アクセス:つくばエクスプレス「青井駅」から徒歩2分

板橋区立赤塚植物園【板橋区】

東武東上線「下赤塚駅」・「成増駅」から徒歩20分の場所にある「板橋区立赤塚植物園」。丘陵地に立地し、「本園」「万葉・薬用園」「農業園」の3つのエリアに、身近な里山の樹木や園芸種、農産種、野草などが植えられています。

バラの質問に答えてくれる指導員が常駐

バラ園は、本園内にあり、入り口近くのバラ園で見ることができます。つるバラと、ブッシュローズのなかでも、四季咲き大輪性のハイブリット・ティーと四季咲き中輪性のフロリダバンダを栽培。奥には藤棚があり、ベンチも設置されているので、ゆっくりと見ることができますよ。

また、近くの管理舎に緑化教育指導員が常駐しているので、バラに関する質問に答えてくれます。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月頃
秋バラ:10月中旬〜11月中旬

広い芝生とケヤキの木陰でのんびり過ごせる

家族連れにおすすめなのが、本園の一番奥にある「ケヤキ広場」。広い芝生と8本のケヤキの木陰があり、ゆっくり休憩したり、遊んだりして過ごせます。自然に恵まれた散策コースもあるので、赤ちゃん連れで散歩するのにもぴったりです!

■板橋区立赤塚植物園
住所:東京都板橋区赤塚5-17-14
開園時間:9:00〜16:30(12月は16:00まで)
休園日:年末年始(12月29日〜1月3日)
料金:無料
アクセス:東武東上線「下赤塚駅」・「成増駅」から徒歩20分

旧古河庭園【北区】

JR「上中里駅」から徒歩7分の場所にある「旧古河庭園」。武蔵野台地の斜面と低地という地形を生かし、小高い丘の洋館、斜面の洋風庭園、低地の日本庭園と、異なる景色が楽しめます。

バラと景観のハーモニーを楽しめる

バラは、正門から入って右側のバラ園で見ることができます。左右対称の幾何学模様に刈り込まれたフランス整形式庭園と、石の欄干や石段・水盤などで立体的に構成されたイタリア露壇式庭園の技法を合わせ、バラと洋館が調和した作りが特徴です。バラ単体はもちろんですが、景観の一部として楽しめますよ。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬〜6月下旬
秋バラ:10月中旬〜11月下旬

バラのアイス&ようかんが販売

園内には、洋館、日本庭園、枯滝、大滝、茶室などの施設のほかに、モミジ、シイ、モチノキなどたくさんの植物が植えられていて、秋には紅葉も楽しめます。売店では、バラアイスやバラのひとくちようかんを販売。いずれもバラの香りが満点です!

2024年4月26日(金)〜6月30日(日)の期間には「春のバラフェスティバル」を開催。5月10日(金)〜12日(日)には通常より1時間早く開園し、朝のバラの香りを楽しめる「早朝開園」も実施されます。

■旧古河庭園
住所:東京都北区西ヶ原1-27-39
開園時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日:年末年始(12月29日〜1月1日)
料金:一般150円、小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
アクセス:JR「上中里駅」から徒歩7分

総合レクリエーション公園【江戸川区】

「総合レクリエーション公園」は、西葛西駅前から南葛西までの約3kmにもわたる広大な公園です。東京メトロ東西線「葛西駅」から都営バスで約7分。大きく分けて10のエリアがあり、遊具遊びやアスレチック、バーベキューなど、目的によってさまざまな楽しみ方ができます。

約111品種・600株のバラが彩る西洋庭園

バラは「フラワーガーデン」で見ることができます。噴水を取り囲むように作られた西洋庭園の作りで、約111品種・600株ものバラが咲いています。ベンチも設置されているので、ゆっくりと楽しむことができますよ♪

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月頃
秋バラ:10月頃

子供向けの施設も充実の総合公園

園内には、「フラワーガーデン」以外にも幼児向けの遊具がそろう「子供の広場」、アスレチックがある「富士公園」、運動広場などがある「ファミリースポーツ広場」など、子供向け施設が充実しています。

園内は広いので、パノラマシャトルバスも運行。バスに乗車して、ポニー乗馬ができる、「なぎさ公園」へ行くこともできます。バラを見たあとは、子供と思いきり遊んだりできるので、家族でゆっくりと過ごせますよ。

■総合レクリエーション公園
住所:東京都江戸川区西葛西6-11〜南葛西7-3
開園時間:入場自由(施設により営業時間が異なる)
休園日:施設により異なる
料金:入場無料
アクセス【フラワーガーデン】:東京メトロ東西線「葛西駅」から都営バス「葛西臨海公園駅行」バスに乗車、「総合レクリエーション公園」下車後すぐ

四季の香ローズガーデン(四季の香公園)【練馬区】

都営地下鉄大江戸線「光が丘駅」から徒歩6分の場所にある「四季の香ローズガーデン」。「四季の香公園」内にある「バラの香り」をテーマにしたローズガーデンです。

年間を通じてバラの香りを楽しめる!

「四季の香ローズガーデン」には、330品種以上ものバラが植えられています。

ダマスク、ティー、フルーティー、ブルー、スパイシー、ミルラの6種類のバラの香りの違いごとに作庭されたバラ園は国内でも珍しく、バラの香りを存分に楽しむことができますよ。

2024年4月27日(土)〜5月26日(日)の期間には、「2024ローズガーデンフェスティバル」を開催。マルシェやコンサート、ワークショップなど楽しいイベントが盛りだくさん!

秋バラの見頃には、例年オータムフェスティバルも開催されます。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬〜6月上旬
秋バラ:10月上旬〜10月下旬

遊具の充実した児童公園も!

「四季の香公園」内には、遊具の充実した児童公園もあります。バラを楽しんだあとは、子供は遊具で遊ぶこともできますよ。

■四季の香ローズガーデン(四季の香公園)
住所:東京都練馬区光が丘5-2-6
開園時間:9:00〜17:00
休園日:毎週火曜(火曜が祝休日にあたる場合は、その直後の祝休日でない日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
料金:入場無料
アクセス:都営地下鉄大江戸線「光が丘駅」から徒歩6分

神代植物公園【調布市】

ばら園、つつじ園、うめ園、はぎ園など、30ブロックもの多彩な植物が栽培されている「神代(じんだい)植物公園」。四季を通じて草木や花の美しさを満喫できます。

3つのエリアに分かれたバラ園

バラ園は、「本園」「野生種・オールドローズ園」「国際ばらコンクール花壇」の3つのエリアで構成され、約400種類5,200本のバラを楽しむことができます。

また、「野生種・オールドローズ園」は、海外のバラ育種家の中で「ミスターローズ」(ミスターはその世界の代表を意味する)と呼ばれた日本人、鈴木省三氏から譲り受けたバラが植栽されています。同氏の卒業校、東京都立園芸高等学校のバラ園も期間限定で春と秋に公開されているので、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

2024年5月8日(水)〜6月2日(日)には、「春のバラフェスタ」、秋には「秋のバラフェスタ」が開催されます。バラを満喫できるイベントが盛りだくさんなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月下旬
秋バラ:10月中旬

子供が思いきり遊べる広場も

園内には、走り回ったりピクニックを楽しんだりするのにぴったりな「芝生広場」があります。また、園外の無料開放区域にある「自由広場」は入園料を払わなくても利用可能。こちらには芝生と遊具があります。

熱帯の花木室、熱帯スイレン室、ベゴニア室など、約1,300品種を栽培する大温室も。珍しい植物が見られるのでおすすめです。

■神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
開園時間:9:30〜17:00(最終入園は16:00まで)
※水生植物園の閉門時間は16:30
休園日:毎週月曜(月曜が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)
年末年始(12月29日〜1月1日)
料金:高校生以上500円、中学生200円(都内在住・在学の中学生は無料)、小学生以下無料
アクセス:京王線「つつじヶ丘駅」から京王バス「深大寺行き」乗車、「神代植物公園前」下車後すぐ

野津田公園【町田市】

「野津田公園」は、陸上競技場、球場などの運動施設のほか、雑木林や原っぱ、公園、芝生広場、植物園まで、広い敷地内にさまざまな施設が併設されている公園です。

447品種・1,423株が見られる「ばら広場」

「野津田公園」では、いくつかのテーマに分けて、新植976株・164種、移植447株・283種のバラが植栽されていて、見応えたっぷりの広場になっています。柵がないので花を間近で見られますよ。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月中旬〜6月上旬
秋バラ:10月中旬〜11月上旬

子供が思いきり遊べる場所が充実

園内にはわんぱく広場、芝生広場、ピクニック広場など子供が遊べる場所も。わんぱく広場には幼児から小学生まで遊べる遊具が設置されています。子供がバラ鑑賞に飽きてしまっても安心。

小田急線「鶴川駅」から「野津田車庫行」・「淵野辺駅北口行」バス乗車、「野津田車庫」下車後徒歩10分と、駅近くではありませんが、1日中ゆっくりと過ごすことができます。

■野津田公園
住所:東京都町田市野津田町2035
開園時間:6:00〜20:00(運動施設によって異なる)
休園日:12月29日〜1月3日
料金:無料
アクセス:小田急線「鶴川駅」から「野津田車庫行」・「淵野辺駅北口行」バス乗車、「野津田車庫」下車後徒歩10分

秋留台公園【あきる野市】

JR五日市線「東秋留駅」または「秋川駅」から徒歩15分の場所にある「秋留台公園」。多摩川の支流、秋川と平井川の間にひろがる秋留台地のほぼ中央に位置し、自然環境に恵まれた公園です。

東欧風のおしゃれな雰囲気のバラ園

正門入口からほど近くにバラ園があります。レンガと大理石を使った東欧風のバラ園で、約110種類450株の色とりどりのバラを散策しながら見ることができます。園内ではバラ以外にもサクラやアジサイ、ツバキなど多種多様な花が咲くので、年間を通して楽しめますよ。

【例年のバラの見頃】
春バラ:5月下旬〜6月上旬
秋バラ:10月中旬〜11月上旬

約2.3ヘクタールの芝生広場も

園内には、バラ以外の植物が見られる「野草園」や「コスモスの丘」のほか、子供が喜ぶ、「展望広場」や広大な「芝生広場」もあります。遊具はありませんが、簡単なボールなどのレクリエーションが楽しめますよ。

■秋留台公園
住所:東京都あきる野市二宮673-1
開園時間:常時開園(サービスセンターおよび各施設は年末年始に休業)
料金:無料 (一部有料施設あり)
アクセス:JR五日市線「東秋留駅」または「秋川駅」から徒歩15分

バラが楽しめるスポットをまとめて紹介しました。バラ観賞だけではなく、子供も楽しめる遊具や施設が充実したスポットも多いので、ぜひおでかけしてくださいね。

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