豊かな自然に恵まれた沖縄県は親子に人気の観光地。南国ならではの多彩な生き物との出会いは子供にとって貴重な体験になります。
そこで今回は、動物園や水族館など、生き物を見たりふれあったりして楽しめるおすすめスポットを一挙に紹介します。
沖縄美ら海水族館【本部町】
海洋博公園にある「沖縄美ら海水族館」は、世界最大の魚・ジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ巨大水槽「黒潮の海」で知られる水族館です。
サンゴ礁の浅瀬から深海まで、沖縄の海に棲む多彩な生き物が見られます。
「イノーの生き物たち」では、浅い海に暮らす生き物たちを様々な角度から観察することができますよ。
■沖縄美ら海水族館
所在地:沖縄県国頭郡本部町字石川424
営業時間:
【通常期】8:00〜18:30(最終入館17:30)
【繁忙期】8:30〜20:00(最終入館19:00)
※繁忙期は2022年12月29日〜2023年1月3日
定休日:12月第1水曜とその翌日
料金:大人2,180円、高校生1,440円、小・中学生710円
※6歳未満無料
国営沖縄記念公園(海洋博公園)【本部町】
入園無料の「国営沖縄記念公園(海洋博公園)」には、「沖縄美ら海水族館」のほかにも生き物を見られる施設が複数あります。
「オキちゃん劇場」では、イルカやオキゴンドウのショーを毎日開催。「イルカラグーン」では、イルカを間近で見たりエサやり体験(500円)をしたりして楽しめます。
また、5種類のウミガメが見られる「ウミガメ館」や、絶滅危惧種のマナティーが飼育されている「マナティー館」もあり、飼育員が1日に2〜3回エサを与えていて、タイミングがよければマナティーの食事風景を見られるかも。いずれも観覧無料なのがうれしいポイントです。
■国営沖縄記念公園(海洋博公園)
所在地:沖縄県国頭郡本部町字石川424
営業時間:【水族館関連区域以外】通常期8:00〜18:00、夏期8:00〜19:30
※夏期は3月〜9月
【水族館関連地域】通常期8:00〜19:00、繁忙期8:00〜20:30
※繁忙期は2022年12月29日〜2023年1月3日
定休日:不定休
料金:入園無料
【オキちゃん劇場・ウミガメ館・マナティー館・イルカラグーン】無料
【熱帯ドリームセンター】高校生以上760円
【海洋文化館】高校生以上190円
※中学生以上無料
もとぶ元気村【本部町】
「もとぶ元気村」は、手軽に海のアクティビティを体験できるスポットです。イルカとふれあえる体験プログラムが充実していて、一緒に泳いだり、ゲームをしながらふれあったりできます。
膝まで水中に入ってイルカとふれあう「ドルフィンエンカウンター」は0歳から体験できるので、小さな子供でも楽しめますよ。
ほかにも、与那国馬やウミガメ、ヤギなどの動物にもふれあえるほか、釣りやカヤック、シュノーケリングなどの多彩なマリンスポーツも体験可能。沖縄文化の体験教室もあります。
■もとぶ元気村
所在地:沖縄県国頭郡本部町字浜元410
営業時間:8:00〜18:00
定休日:無休
料金:無料
※プログラムは別料金
ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森【国頭村】
沖縄本島の最北端・国頭村の安田くいなふれあい公園内にある「ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森」は、国の天然記念物・ヤンバルクイナの生態を見学できる施設。
野生ではめったに見られないヤンバルクイナを間近で観察できるほか、生体を詳しく学べる資料ブースもあります。
■ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森
所在地:沖縄県国頭郡国頭村安田1477-35
営業時間:9:00〜17:00
定休日:水曜
料金:大人700円、小・中・高校生300円
※国頭村民は大人500円、小・中・高校生100円
※乳幼児、障害者手帳保持者は無料
体験王国むら咲むら【読谷村】
読谷村にある「体験王国むら咲むら」は、30以上の工房で約100種の体験が楽しめるテーマパーク。琉球王国時代を彷彿とさせる建物が立ち並ぶ園内で、さまざまな体験を通じて沖縄の文化や伝統を体感できます。
生き物とふれあえる体験もあり、乗馬体験のほか、ジンベエザメと一緒に泳げるシュノーケリング体験(小学生以上対象)や、底がガラス張りの船に乗って海中を眺めるグラスボート体験も楽しめます。
■体験王国むら咲むら
所在地:沖縄県読谷村字高志保1020−1
営業時間:9:00〜18:00
定休日:無休
料金:大人600円、中・高校生500円、小学生400円
※幼児無料
※各体験は別料金
OKINAWAフルーツらんど【名護市】
名護市にある「OKINAWAフルーツらんど」は、南国フルーツがいっぱいの熱帯果樹園を中心にとしたスポット。オリジナル絵本「トロピカル王国物語」の世界を体験するテーマパークにもなっています。
ゴシキセイガイインコをはじめとするカラフルな鳥たちが元気に飛び回る「バードゾーン」では、エサやりや記念撮影が楽しめます。また、絶滅危惧種のタカ・サシバやオリイオオコウモリも見学できる「保護鳥施設」もあります。
■OKINAWAフルーツらんど
所在地: 沖縄県名護市字為又1220-7
営業時間:9:00〜18:00
定休日:無休
料金:大人(高校生以上)1,200円、子供(4歳〜中学生)600円
※3歳以下無料
ネオパークオキナワ【名護市】
中南米やオセアニア、アフリカなどの亜熱帯に生息する動植物を飼育・展示している「ネオパークオキナワ」。日本最大級の巨大なフライングケージで動物たちを放し飼いにしていて、自由に過ごす姿を間近で見られます。
園内の「ふれあい広場」(4歳以上300円)では、カピバラやリャマ、柴犬など、かわいい動物たちとのふれあいやエサやりが楽しめます。
人気のスナネコやレッサーパンダにも会えますよ。
オオサイチョウ(写真)やヨーロッパフライミンゴなどの鳥類や、ワオレムールやキンカジューなどの哺乳類など、100種以上の生き物が見られます。
■ネオパークオキナワ
所在地: 沖縄県名護市名護4607-41
営業時間:9:30〜17:30
定休日:無休
料金:大人(中学生以上)900円、子供(4歳〜小学生)500円
※3歳以下無料
沖縄こどもの国 Okinawa Zoo & Museum【沖縄市】
日本最南端の動物園と子供向けの体験型ミュージアムが併設された「沖縄こどもの国」。
動物園では、ライオンやキリンなど200種類以上の生き物が飼育されていて、琉球犬やワオキツネザルなど、沖縄に生息する珍しい動物たちにも会えます。
2022年4月には、ワニ・ジャガー・オオアリクイに加え、コツメカワウソ、爬虫類(トカゲ、ヘビ、カメ)など熱帯の動物が見られる複合展示施設がオープンしました!
園内の「ふれあい広場」では、モルモットやヒヨコなど、小さな動物たちとふれあえますよ。
■沖縄こどもの国 Okinawa Zoo & Museum
所在地:沖縄県沖縄市胡屋5−7−1
営業時間:4月〜9月9:30〜18:00、10月〜3月9:30〜17:30
定休日:12月30日〜1月1日
料金:大人500円、中・高校生200円、4歳〜小学生100円
※3歳以下無料
東南植物楽園【沖縄市】
沖縄市にある「東南植物楽園」は、南国ならではの貴重な植物が約1,300種類も鑑賞できる県内屈指の植物園です。
園内では動物が見られるコーナーもあり、カピバラやコモンリスザル、ウコッケイ、カイウサギなどとふれあえます。また、「バードオアシス」エリアでは、ホオジロカンムリヅルやアフリカクロトキなどの鳥も見られますよ。
そのほか、絵付けやハーバリウム作りなどの体験プログラムも豊富で、親子で1日楽しめるスポットです。
■東南植物楽園
所在地:沖縄県沖縄市知花2146
営業時間:9:30〜18:00
※2022年10月28日(金)〜2023年5月28日(日)は沖縄南国イルミネーション開催のため22:00まで営業
定休日:無休
料金:【1日入園券】大人(18歳以上)2,600円、13歳〜17歳1,400円、4歳〜12歳800円
※3歳以下無料
ビオスの丘【うるま市】
うるま市にある「ビオスの丘」は、沖縄の亜熱帯の森が広がる敷地内で沖縄の自然を感じながら過ごせるレジャースポット。
園内の川や池で湖水観賞舟やカヌーに乗ったり、水牛車に乗ってゆったりと景色を眺めたりできるほか、園内で暮らす島ヤギやニワトリなどの動物とふれあえます。
島ヤギと散歩やエサやりができるのも人気のポイントです。
■ビオスの丘
所在地:沖縄県うるま市石川嘉手苅961-30
営業時間:9:00〜18:00
定休日:火曜
料金:大人(中学生以上)1,800円、子供(4歳以上)900円
※3歳以下無料
ミニミニ動物園【うるま市】
「ミニミニ動物園」は、うるま市にある入場無料のミニ動物園です。
園内にはハムスターやウサギ、ワラビー、サルなど、さまざまな動物が飼育されていて見応え十分。ウサギなどの小動物とふれあうこともできます。
ケーキなどのお菓子や卵を販売するお店「たまご屋さん」が併設されていて、シフォンケーキが人気。お土産探しにもピッタリのスポットです。
■ミニミニ動物園
所在地:沖縄県うるま市赤道660
営業時間:8:30〜19:00
※日曜のみ9:00〜19:00
定休日:無休
料金:無料
おきなわワールド【南城市】
南城市にある「おきなわワールド」は、沖縄の自然・文化・伝統を体験できるテーマパーク。国内最大級の鍾乳洞「玉泉洞」をはじめ、さまざまな体験メニューや伝統芸能「エイサー」のショーなどが楽しめます。
園内の「ハブ博物公園」(入場料別途。公園のみの単券あり)では、猛毒を持つハブをはじめ、多彩なヘビや爬虫類を多数展示。キノボリトカゲやオオコウモリ、マングースなどの生き物も見られます。ハブとマングースのショーも人気です。
■おきなわワールド
所在地:沖縄県南城市玉城前川1336
営業時間:9:00〜17:30
定休日:無休
料金:大人(15歳以上)2,000円、子供(4歳以上)1,000円
※3歳以下無料
久米島ウミガメ館【久米島町】
沖縄本島から飛行機で約30分の久米島にある「久米島ウミガメ館」は、絶滅の危機にあるウミガメが見られるスポット。
毎年GWや夏休み期間に特別開催される「ウミガメのふれあい体験」では、ウミガメへのエサやり体験とウミガメの魅力や生態・現状・環境問題などが学べるウミガメ学習を行っています。
■久米島ウミガメ館
所在地:沖縄県島尻郡久米島町字奥武170
営業時間:9:00〜17:00
定休日:火曜
料金:大人300円、小・中学生200円
まいぱり 宮古島熱帯果樹園【宮古島市】
沖縄本島から飛行機で約45分の距離にある宮古島の「まいぱり 宮古島熱帯果樹園」は、カートに乗ってヤシの木やパイナップル畑、バナナ畑などを見て楽しむガイドツアーが人気の熱帯果樹園です。
沖縄県の天然記念物に指定されている「宮古馬」の乗馬体験や、牧場にいるヤギへのエサやりなど、動物たちとのふれあいも楽しめます。
家族連れにはトロピカルフルーツや野菜の収穫体験もおすすめです。
■まいぱり 宮古島熱帯果樹園
所在地:沖縄県宮古島市下地与那覇1210
営業時間:10:00〜17:00
定休日:10月〜3月のみ水曜、4月〜9月は無休
料金:大人(中学生以上)700円、子供(小学生)350円
※小学生未満は無料
うえのドイツ文化村【宮古島市】
宮古島にある「うえのドイツ文化村」は、明治時代に島民がドイツの難破船を救助したゆかりの地にある入園無料のテーマパーク。ドイツの古城を再現した博愛記念館や、ドイツのおもちゃを展示するキンダーハウスなど、ドイツ文化を体感できるスポットです。
半潜水式水中観光船「シースカイ博愛」が運行していて、水面下にある船内の窓から、沖縄でも有数の美しい海を泳ぐ熱帯魚やサンゴ礁を見て楽しめます。
■うえのドイツ文化村
所在地:沖縄県宮古島市上野宮国775-1
営業時間:9:30〜17:30
定休日:火・木曜
料金:入場無料
【シースカイ博愛 乗船料】大人(高校生以上)2,000円、子供(小中学生)1,000円
※未就学児は大人1人につき1人無料。2人以上は子供料金
【博愛記念館】大人(高校生以上)750円、子供(小中学生)400円
【キンダーハウス】大人(高校生以上)210円、子供(小中学生)100円
石垣やいま村【石垣市】
沖縄本島から飛行機で約55分の石垣島にある「石垣やいま村」は、八重山地方の古き良き家並みが再現された園内で、琉球衣装体験や手作り体験、マングロープ散策などが楽しめるテーマパークです。
園内の「リスザルの森」には、中南米原産のボリビアリスザルが自然に近い状態で飼育されていて、自由に暮らしている様子を観察できます。リスザルは手のひらや肩に乗るほど人懐っこく、ふれあったりエサやりをしたりして楽しめます。
■石垣やいま村
所在地:沖縄県石垣市元名蔵967-1
営業時間:9:00〜17:30
定休日:無休
料金:大人(中学生以上)1,000円、子供(3歳以上)500円
※3歳未満無料
黒島研究所【竹富町】
「黒島研究所」は、石垣島から高速船やフェリーで30分ほどの黒島にある、ウミガメの研究施設です。
八重山諸島に生息するアカウミガメ・アオウミガメ・タイマイが見られるほか、春休みやGWには、ウミガメの放流や生態と見分け方講座、ウミガメの身体測定とふれあいなどが体験できる「ウミガメ勉強会」を開催しています。
■黒島研究所
所在地:沖縄県八重山郡竹富町黒島136
営業時間:9:00〜18:00
定休日:無休
料金:500円
南牧場【与那国町】
「南牧場」は、沖縄本島から飛行機で90分ほどの日本最西端の島・与那国島にある入場無料の牧場。テレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地としても知られています。
広大な放牧地内を道路が通っていて、放牧されているウマやウシがのんびりと暮らす様子を自由に見られます。道路でもかまわず歩いてくるので、驚くほど間近で見られることも!
放牧地の緑と与那国の海の青が広がる景色も壮大で、沖縄の自然を満喫できるスポットです。
■南牧場
所在地:沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022
営業時間:常時開放
定休日:無休
料金:無料
南国ならではの珍しい動物や生き物とふれあえるスポットも多く、ロケーションも魅力的な場所ばかり。ぜひ、おでかけの参考にしてください。