いこーよスタッフによる高知観光3泊4日の旅、最終日の3日目は日本最後の清流「四万十川」で大自然との触れ合いをとことん満喫。雄大に広がる四万十川に心洗われること間違いなし!なおすすめコースを紹介します。
1日目:地元グルメと鰹と大自然を満喫2日目:西の果て柏島の美しすぎる海!四万十川周辺を気ままにドライブ
2日目を過ごした柏島からぐんぐん北上し、国道381号線の四万十川沿いを気ままにドライブ。途中、観光スポットとしても有名な沈下橋や道の駅を巡り、四万十川に飛び込んだりしながら最終日の宿を目指します。
「岩間沈下橋」で美しい風景を写真に収めよう!
四万十川のように、大きな川(一級河川)がある地域で見ることができるのが「沈下橋」。名前の通り、大雨や台風などで川の水が溢れると水面下に沈む橋で、四万十川流域には47の沈下橋があるそうです(2016年6月時点)。
今回立ち寄ったのは「岩間沈下橋」。美しい風景写真が撮れるスポットとして有名で、四万十川にかかる沈下橋の中でもTOP3には入るだろう人気の沈下橋です!
沈下橋は車で走行することもできる!
沈下橋の最大の特徴は「手すりがない」こと。元々低く設計されていることもあり、川面を近距離で感じてちょっとドキドキします。
(※この沈下橋は「岩間沈下橋」ではありません)
車で通ると、もっとドキドキ
多くの沈下橋が、車での通行が可能。四万十川周辺に住む人たちにとっては「普通の道」として利用されているそうです。車で通ってみると視界全部が川になるので、観光客にとっては「異次元の道」。せっかくなので、ぜひ沈下橋走行にも挑戦してみてください!
年間15万人が訪れる「道の駅 四万十とおわ」で絶景ランチ
さて、四万十川周辺、国道381号線を通るドライブで欠かせないお立ち寄りスポットと言えば、年間15万人が利用する「道の駅 四万十とおわ」です!
四万十川の絶景パノラマを楽しめる!
「道の駅 四万十とおわ」の最大の魅力は、この四万十川の絶景。川の近くまで降りることもでき、晴れた日には「もう、最高!」です。澄んだ空気を胸いっぱいに詰め込んで、心とからだ全部をリフレッシュすることができます。
屋内カフェもあるので、雨が降った日でも大丈夫。雨に打たれる四万十川という、ちょっとオツな風景を堪能できるかもしれません。
「天然あゆ」や「しまんと紅茶」など地元グルメも満喫!
そして「道の駅 四万十とおわ」は、地元グルメを楽しめるスポットでも! 四万十川で獲れる「天然あゆ」や「天然うなぎ」に加え、「しまんと紅茶」を使用した特製スイーツを食べることができます。
テイクアウトで購入して、四万十川を眺めらながら外で食べるのがおすすめです!
2016年4月にOPNEした「道の駅 よって西土佐」にも注目!
「道の駅 四万十とおわ」から少し離れた場所にある「道の駅 よって西土佐」もドライブ途中のお立ち寄りスポットとしておすすめ! 四万十川で獲れる「天然もの」にこだわった食材を堪能することができます。
「中の島公園」は、まるでジブリの世界!?
「道の駅 四万十とおわ」で絶景ランチを満喫した後は、国道381号線をさらに北上。30分位車を走らせて国道439号線に入った後「中の島公園」という看板を発見!
車を停めて近くまで降りてみると、ジブリの世界を彷彿させる緑あふれる世界が広がっていました。写真手前にあるのは、石を重ねて作られたかわいいミニミニ沈下橋。川の水も超がつくほどキレイなので、小さい子どもならここで水遊びを楽しむのも良さそうです。
日本最後の清流「四万十川」で川遊び
さて、いこーよメンズチームの今回のお楽しみの一つが「釣り」。リュックサックに釣り竿を挿して空港に現れ、ゲート通過時に思いっきり怪しまれていた下元(社長)でしたが、この日無事に、四万十川での釣りにこぎつけることができました!
ちなみにこの場所は、「いけそう!」と思った所で車を停めた適当な場所です。
せっかくなので泳ぐのも、もちろんアリ!
釣りを開始して15分程。全然釣れそうな気配がないことにしびれを切らした高知県出身の下元は、童心にかえって四万十川と触れ合う道を選択しました。
幼少期の記憶と共に、泳ぎを楽しんでいるかと思いきや。
すぐに釣りを再開。本人曰く「魚がどこにいるのか視察してた」とのことです。さすが地元人、川に潜る目的が違います。
岩場に魚がいることを発見したという下元はその後順調に魚を釣り上げ、約1時間で計4匹の小さな「ハヤ」と対面することができました。釣りを満喫した後は川へ放流し、再度ドライブへ!
釣り餌に使用したのは、高知の地元グルメ「帽子パン」
釣りをすると決めていたのは良いものの、餌のことを何も考えていなかった下元と山部(営業)。そこで急きょ間に合わせとして使用したのが、高知の地元グルメ「帽子パン」。パンのふかふか部分をギュッと固めれば、餌として使用することができました。子どもがいたら、サバイバル知識を自然と学ぶことができちゃったかもしれません(!)
日本屈指の「酷道」439号線のドライブ途中に吊り橋発見!
さて、釣りを満喫した後は日本屈指の「酷道」と呼ばれる国道439号線に突入です。道幅は狭くて、くねっくね。酷道マニアな人達には大人気の道だそうです。そんな中で急に出てきたのがこちらのすっごい吊り橋!
車を停めて「宗海橋」を渡ろう!
「こんな規模の吊り橋、滅多にお目にかかれない!」ということで、もちろん車を停めて吊り橋渡りを体験。足元から下が丸見えなので、高い所が苦手な人は胃がキュッとするかもしれませんが、酷道ドライブの気分転換にぜひ渡ってみてください!
ドライブ途中に立ち寄りたい「道の駅 布施ヶ坂」
何度も心が折れそうになりながら「酷道」国道439号線を抜け、国道191号線に突入したあたりで発見したのが「道の駅 布施ヶ坂」。子どもにとっては心が弾む超ロングローラー滑り台がある道の駅です!
ローラー滑り台の長さは100メートル。一度滑ったら上に上がるまで結構な運動になりますが、その場にいた子ども達は喜々として2度3度と滑っていました。天狗に飲み込まれていく感覚も楽しめる「道の駅 布施ヶ坂」。見つけたらぜひ車を停めてみてくださいね。
最後の夜の宿泊先は須崎市にある「山里温泉」
高知観光最後の夜にお世話になったのが、川を見ながら天然温泉に入ることができる「山里温泉」。写真の下側に見えるのが、男湯と女湯です。
食事がとにかく豪華!
「山里温泉」のすごい所は、ボリューム満点のご飯。全てオーナーである女将さんの手作りで、海の幸、山の幸が贅沢に盛り込まれています! 晩ご飯は食べきれない程の量なので、お腹と背中がくっつく位お腹を空かせて臨むのがおすすめです。
川遊びもできちゃう
そしてもちろん川の水もとってもきれい! 夏場に宿泊する家族はここで川遊びをすることもできるそうです。宿泊した翌日、早朝から釣りに挑んだいこーよメンズチームですが、あまりにも魚に相手にされないので「経験者とは思えない」と旅館の旦那さんを驚かせていました。
高知県須崎市のカツオもすごい!
旅館を後にして高知駅へ向かう道中、高知出身の下元が「間違いない」とおすすめする「山崎鮮魚店」へ立ち寄ってみました。須崎市は、1日目に行った中土佐町久礼と並ぶカツオで有名な町だそうです!
奥さんがカツオをさばき、旦那さんが藁焼きでタタキを作る。漁師町の普通の光景かもしれませんが、観光客にとっては新鮮な光景です。
須崎市でカツオを手軽に食べるなら「道の駅 かわうその里すさき」
こちらが出来立てホヤホヤのカツオのタタキ。山崎鮮魚店では食べることはできませんが、須崎市でカツオを気軽に食べるなら「道の駅 かわうその里すさき」がおすすめ! カツオのタタキの藁焼き実演販売も行っているので、写真のようなパフォーマンスもライブで楽しむことができます。
日本一大きい「杉の大杉」と美空ひばりのフルコーラス
高知観光3泊4日の旅、最後に立ち寄ったのは日本一大きな杉と言われる「杉の大杉」です。写真ではあまり伝えられないのが残念ですが、日本一は想像以上に大きいです!
推定樹齢3000年の巨木。神々しさを感じます。
そして日本一の「杉の大杉」から徒歩1分程の距離にあるのが美空ひばりさんの「歌碑」。実はこの日本一の「杉の大杉」はかの美空ひばりさんゆかりの土地でもあるんです。
「歌碑」、とにかく行ってみてください
ここはとにかく「行ってみてください」としか言いようがありません。石碑の前にあるボタンを押すと、あまりに有名な「川の流れのように」が「フルコーラスで」流れます。杉の大杉も予想以上に高いですが、美空ひばりのフルコーラスも、予想以上の長さです。何とも言いようのないその独特な雰囲気、ぜひ家族で体感してみてください。
自然、食、人、全てが魅力的だった高知!
いこーよスタッフ3泊4日の高知観光旅、どこに行ってもご飯はおいしく、どこに行っても人が優しく、その土地土地には豊かな自然があふれ「高知、最高!ビバ、高知!」な旅となりました。魅力あふれる高知へ、ぜひ一度は家族でおでかけしてみてください!