いこーよスタッフによる高知観光3泊4日の旅、2日目は柏島で海遊び! 沖縄にも負けないと噂の柏島の海を全身で体感。身をもって感じてきたその魅力をお届けします。
1日目:地元グルメと鰹と大自然を満喫柏島が位置するのは、高知県の西の果て
柏島は、高知の西の端に位置する外周約4キロのとても小さな島。島の魅力は何といっても美しすぎる海! 「ダイビングの聖地」とも言われ、その美しさに魅了されたダイバー達が全国各地から集まってくるほどの海です。
柏島の海で、スノーケリング体験
今回柏島の海を案内してくださったのは「NPO法人 黒潮実感センター」さん。旧柏島中学校の校舎を丸ごと事務所として利用しています。
校舎でスノーケリングの受付を済ませ、ウェットスーツに着替えて港で待っていると…。
柏島の海の男、黒潮実感センター長こと神田さんの登場です!
そのワイルドさに魅了されて、神田さんの真似をしてみるいこーよクルー達。
目の前に広がる柏島ブルーも、最高です! 船は、柏島に入るすぐ手前にある「竜の浜」に向かって行きます。
いざ、柏島の海の中へ!
しっかり準備運動を済ませて、いざ、柏島の海へダイブ! 海に入った後は、スノーケリングマスクの使い方をしっかり練習。全員が準備万端になったら、いよいよ海中遊泳の始まりです。
海の中は、お魚天国
まず一番に感動したことは、柏島の海の透明度! ガイドの神田さん曰く少し濁っているとのことでしたが、十分スッケスケです。こちらは、見る角度によって青の色味が変わるワンダーなお魚「ソラスズメダイ」。
こちらは集団婚活中の「クロホシイシモチ」。見事カップルになると、二匹で岩の隅に移動してイチャイチャするそうです。
ウニを拾って見せてくれるガイドの神田さん。
食べたい気持ちが収まらない下元(社長)。
そんな野生男子下元は早々に素潜りをマスターし、水深5〜6メートル程の海底へぐんぐん潜っていきます。
ヒトデをゲットして浮上。これは「ヤツデスナヒトデ」と言って、直径50センチメートル程ある巨大なヒトデ。別名「水中のハンター」と呼ばれ、砂の中に身を潜めて餌となる貝類やウニを襲うそうです。
獲ったヒトデを山部(営業)に預け、また自由気ままに潜っていく下元。
下元が見ていないスキに、こっそりヒトデを捨てる山部。フワフワと落ちていくヒトデ。
そして海底から急浮上してくる下元。楽しいはずのスノーケリングが、一瞬ホラーな展開となりました。
神田さんの素敵すぎるガイドで、たくさんの生き物を観察!
こちらは海ブドウの仲間。下元がすかさず食べて「おいしくない」と言っていました。(※本来海ブドウはしっかり洗ってタレにつけて食べるものです。)
こちら名前を忘れてしまいましたが、オレンジが鮮やかな貝。食べることができて、その苦みのある味はお酒のアテにぴったりだそうです。
こちら「マクラガイ」。名前の由来は、枕みたいなカタチをしているからだそうです。また、砂地の海底に一本の長い線があったら、この「マクラガイ」が移動した足跡だそうです。
その日の夜のおかずをゲット!
こちら浅瀬の岩場にいる貝たち。小ぶりなものが「クロニナ」で、少しゴツゴツして赤みのあるものが「アカニナ」という貝です。夜のおかずにするべく、みんなで力を合わせて収穫しました。
まだ十分に成長していないものは、食べずに海に戻してあげるために仕分けします。
海への返し方は、ワイルドに遠投法にて。なるべく浅瀬に落ちるように遠くまで投げてあげます。残した貝は夕方のお楽しみということにして、約2時間半のスノーケリング体験を終了しました。
体を動かした後のランチは、柏島名物のタイ丼!
海でお腹ペコペコになった後は、お待ちかねの腹ごしらえ! 神田さんがおすすめしてくださった「タイ丼」を目当てに、向かった先がこちらの「魚ごころ」。
これが柏島の島グルメ「魚ごころ」のタイ丼、850円です。柏島はタイとマグロの養殖でも有名なのですが、「魚ごころ」ではタイを養殖しているとのこと。タイ丼の他にもタイ尽くしのメニューが揃えられており、新鮮でぷりっぷりの「たまらない!」タイを堪能することができます。
柏島まで行ったら、足を延ばして食べるべき「苺氷」
柏島まで来たら、足を延ばしてでもぜひ食べてほしいのが「道の駅 ふれあいパーク大月」にある「苺氷」。丸ごと凍らせた苺と氷を同時に削ったかき氷で、シャリシャリの生の苺と、特製シロップの融合がたまらない逸品。
そこに練乳もトッピングすれば、もう文句なし! 大月町でしか食べることのできないスペシャルスイーツ、ぜひ味わってみてください。
夕暮れ時は、亀を眺めながら貝とビールで乾杯
大月町へのドライブを終えて、再び柏島へ。朝スノーケリングのガイドをしてくださった神田さんの案内で、ビールを片手に柏島の「亀スポット」へ。ここでは、亀が海面から頻繁に顔を出すそうです。
朝みんなで獲った貝をボイルしたのがこちら! 鍋に入った状態で海へ運び、その場でワイワイいただきます。これがまたコクがあって美味しい! みんな夢中になって、あっという間にペロリ。
この日、亀の姿はほとんど確認できずに日が暮れてしまいました。神田さんが言うには、普段は1分に1回は姿を現すそうです。
ちなみに、神田さんがセンター長を務める「黒潮実感センター」では、夏は子どもたちむけの体験プログラムも開催しています。神田さんと海に潜れば、200%楽しめることを保証します! ただし、夕暮れ時に海面に姿を現す亀については求めないでください。神田さん、色々と良くしていただき本当にありがとうございました!
柏島では、夜に「夜光虫」も見れる!
柏島の海では、頻繁に夜光虫を見ることができると聞き、晩ご飯の後夜の探検に繰り出しました。真っ黒な海を棒でパシャパシャしてみると、水面がキラキラと反応! 夜光虫がよく見れる時期は春〜夏の終わり頃。この時期に柏島におでかけする場合は、ぜひ夜のお散歩で夜光虫を観察してみてください!
2日目の宿は民宿「美海屋(みかいや)」
2日目の夜は、柏島の入り口近くにある民宿「美海屋」さんにお世話になりました。晩ご飯、朝ご飯ともお魚がメインで、魚好きにはたまりません! シャワールームやお部屋はピカピカに掃除が行き届いていて、とても快適に過ごすことができました。
柏島の年に一度のビッグイベント「ウミノフォトフェス」に遭遇!
いこーよスタッフが柏島を訪れた翌日は、年に一度のビッグイベント「ウミのフォトフェス」が朝から開催されていました。そこで出会った地元グルメがこちら!
柏島のもうひとつの島グルメは「きみ」のところ天
こちらも神田さんがおすすめしてくれた島グルメ、お食事処「きみ」のところ天。高知で売られているダシよりもほんのり甘めで、小さい子どもでも食べやすい味かもしれません。柏島に来た際には、お立ち寄りスポットとして要チェックです!
そして3日目に突入したいこーよスタッフの高知観光、いよいよ四万十川の登場です!
「道の駅 ふれあいパーク大月」は公園遊具も充実!
先ほど苺氷について紹介した「道の駅 ふれあいパーク大月」は、遊び場も充実しています。敷地内には長いローラー滑り台や遊具が設置されているので、休憩がてら、ドライブに飽きた子どもの気分転換にもおすすめです。
だるま夕日が有名な「道の駅 すくも」
「道の駅 ふれあいパーク大月」からもう少し北へ向かえば、大きな「だるま夕日」が見れることで有名な「道の駅 すくも」があります。子ども広場や多目的広場もあるので、ドライブ途中の休憩利用としてもおすすめです。