【大田区編Vol.4】パパ芸人の東京23区「公園」全制覇の旅

お笑い芸人であり、1児のパパでもある筆者・小林知之が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。

第83回目の今回は、4回目の調査になる大田区です！

「特別編　23区の公園を独自評価！」の記事はこちら！

前回「目黒区 Vol.4」の記事はこちら！

「大田区編 Vol.3」の記事はこちら！

今回制覇した公園の数：大田区の公園16カ所

この日巡った公園は大森駅周辺の16カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になった公園を5つ紹介します！

おすすめ公園1：山王第一児童公園

住宅街の路地先にあり、昭和感満載のコンクリート遊具が楽しめる小さな公園。中央にある山型の遊具は、ボルダリングもできるようになっています。オリンピックの種目にもなったこともあり、いろいろな公園で見かけるようになりました。昭和時代は、この遊具のようにただ石が埋め込まれたスタイルでした。

コンクリート製のすべり台と山にかかるアーチ形のうんていも趣を感じられます。単体でひっそりと設置されたコンクリート製のすべり台も魅力的です。

おすすめ公園2：蘇峰公園

庭園を彷彿とさせる住宅街にある公園。明治から戦後期にかけて活躍したジャーナリスト・徳富蘇峰徳富蘇峰（とくとみそほう）の居宅跡で、遊具はなく記念館が設置されています。

ブランコや砂場、すべり台などの遊具はなく、子供はあまり楽しくない公園かもしれませんが、歴史的記念碑や四季折々を感じられる植物や池などがあります。

快適な環境を提供されて遊ぶのもいいですが、この公園のように、自分から遊ぶものを見つけるのもたまにはいいのかなと感じます。当たり前のように遊具が置いてある公園が多いなか、貴重な公園だと思いました。

おすすめ公園3：入新井西公園

自転車が乗れる手ごろな交通公園。自転車や足でこぐクルマに乗りながら、交通安全を学べる比較的大きな公園はありますが、この公園はこじんまりしています。小さいから面白くないということはなくて、親の目が行き届いたり、スピードを出しすぎている子供がいなかったりと、良い点もたくさんあります。

遠方から訪れるというよりは、地元の人が気軽に遊びに来られる公園で、アットホームな感じがしました。園内には、SLや消防車が設置してあり、男の子に人気でした！

おすすめ公園4：弁天池児童遊園

カメのいる弁天池と遊具が揃っている公園。名前の通り弁天様があり、池には複数のカメがのんびりと泳いでいます。テレビ番組の「池の水ぜんぶ抜く」という企画を思い出して、この池も抜いたらいろいろ出てきそうだなと感じました。また、池に棲んでいるカメを眺めていると、のんびりとした時間を過ごせます。

ジャングルジムやシーソーなど、遊具の種類も豊富で、小さな子供から大きな子供まで遊べる公園です。

おすすめ公園5：サンサン根岸児童公園

複合遊具がある小さな公園なのですが、気になったのは、高低差を利用した岩で作られたステージのような場所。

こうしたスペースには、すべり台が作られたり、大きな階段にしたり、壁にしたりすることが多いのですが、ここは切り株で段差を付けて遊び心のある造りになっています。これなら子供も自由な発想で遊べるので、とても素敵な取り組みだと思います！