パパ芸人の東京23区「公園」全制覇の旅【台東区編Vol.3】

お笑い芸人であり、1児のパパでもある筆者・小林知之が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴、遊具など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。

第60回は、3回目の調査になる台東区です！

前回「中野区 Vol.3」の記事はこちら！

「台東区編 Vol.2」の記事はこちら！

「台東区編 Vol.4」の記事はこちら！

今回制覇した公園の数：台東区の公園18カ所

この日巡った公園は浅草駅周辺の18カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になった公園を5つ紹介します！

おすすめ公園1：富士公園

広くはないけれど遊具が充実した公園です。なかでもコーヒーカップのような回転遊具が子供たちに人気でした。この公園の特徴は、名前の由来になっているであろう富士山をモチーフにしたトイレ（写真）。

公園のトイレは、近寄りがたい雰囲気のところも多いのですが、この公園のように遊び心があると、愛着がわいて汚く使う人も少なくなる気がします。

おすすめ公園2：橋場公園

フェンスで囲まれたボール遊びスペースがある公園で、ジャングルジムやシーソーなどの遊具は、小さな子供向けのサイズのものが設置されています。全体的に設備が新しくて陽当たりがとてもよく、気持ちのいい公園です。

小さな子供を公園で遊ばせるときは大きな子供とぶつからないか気をつかいますが、ここなら遊具は小さな子供、フェンスの中でボール遊びするのは大きな子供とすみ分けができます。ボールが飛んできて小さな子供にぶつかることもなく安心です。

おすすめ公園3：石浜公園

小学校に隣接しているというのもありますが、今回の調査で一番遊んでいる子供が多かった公園。複合遊具と大きな広場などもありますが、何より目を引くのが砂場です。

砂場には見慣れない石のオブジェのようなものが。最初はこれが何かわかりませんでしたが、公園の名前を思い出して気づきました。石浜公園の石浜です。

実際に水を流して船遊びなどしたら楽しそう。砂場に石の浜を作るなんて、なんだかしゃれの利いた公園でした。

おすすめ公園4：山谷堀公園

水路の埋め立て地に作られた細長い公園。調査したときは一部工事をしていましたが、それでも遊具が充実していました。敷地を有効に使った細長い複合遊具が面白いです。

公園は散歩道にもなっていて散歩している方も多く見られました。子供が遊んでいる場所に近所の人の目があるのは、治安の面でうれしいポイントです。また、細長い公園のちょうど先に東京スカイツリーが立っていて圧巻でした。

おすすめ公園5：隅田公園

隅田川をはさんで台東区と墨田区にまたがる大きな公園。浅草駅からすぐの場所にあり、観光客から地元の人まで多くの人に愛されている公園です。

台東区側には、駅の近くに隅田川の船着き場があり、船の行き来を見ているだけでも楽しいです。さらに言問橋の方までいくと、クジラをモチーフにしたコンクリート製すべり台など、遊具がそろった広場があります。墨田区側は日本庭園になっていて、釣り堀もあります。

梅や桜なども豊富に植えられているため、お花見の時期は多くの人でにぎわう人気の公園です！

今回巡った台東区の公園を写真で紹介！

今回感じたのは「同じような名前の公園がない！」ということでした。いつも公園を調査していると、「○○公園」の近くには「○○第二公園」、その近くには「〇〇二丁目児童遊園」というように、同じような名前の公園が続くことがあるのですが、今回訪れた場所はそれぞれ違った名称ばかり。

子供は自分たちで公園に愛称を付けて呼び分けるので、似た名前でも困らないとは思いますが、浅草のように土地に歴史があると名前も個性的なのかなと感じた調査でした。