お笑い芸人であり、1児のパパでもある筆者が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴、がっかり感など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。
第35回は2回目の調査になる台東区です!
今回制覇した公園の数:台東区の公園17カ所
この日巡った公園は仲御徒町駅から浅草駅にかけての周辺17カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になった公園を5つと、がっかりした公園を1つ紹介します!
おすすめ公園1:柳北公園
浅草橋駅近くにある公園。中央の広場は比較的広く、その周りに遊具が並んでいます。なかでも迫力なのが船の形に組まれた大型遊具! このタイプは初めて見ました! この船を中心にすべり台やブランコなどが設置してあるので、鬼ごっこやかくれんぼなどもより楽しめそうです!
おすすめ公園2:精華公園
この公園は、広めの砂場に大型の遊べるベンチがある面白い作りになっています。砂場はフェンスで囲まれているので野良犬・猫が入りづらく、小さな子どもを安心して遊ばせることができるのがうれしいですね。
そのほか特徴的なのが、ビオトーブと呼ばれる自然観察ゾーン。きちんと管理された花壇や小さな池があり、四季折々の自然に触れることができる貴重なスペースです。砂場以外に複合遊具や走り回れるスペースもあります。
おすすめ公園3:蔵前公園
遊具はなく、家庭菜園と芝生のある公園。フェンスに囲まれていて、開園時間は9時から17時まで。地域の方が管理しているので、とてもきれいで気持ちのいい場所です。芝生でのんびり過ごせるので、ピクニック気分で遊びに来るのもいいですね。
家庭菜園では普段売っている野菜が育つところを見られるので、ちょっとした食育になるかもしれません。
おすすめ公園4:花川戸公園
街中に突如出現するアスレチック公園で、浅草駅近くにあります。フェンスの中に砂場とアスレチック遊具があり、子どもたちが思い思いの方法で楽しんでいました。この日一番にぎわっていた公園でした。
おすすめ公園5:御蔵前公園
そこまで広くはありませんが、それでいてすべり台、砂場、ブランコ、鉄棒と、遊具が充実した公園。どれもが幼児向けのサイズになっていて、年中・年長さんくらいになるとあまり遊びに来なさそうなので、小さな子どもを安心して遊ばせることができそう。子どもがまだ小さくて、大きい公園はまだ不安という方におすすめな公園です。
がっかり公園:三筋児童遊園
歩道の横に突如現れるゾウのすべり台。よく見ると建物の敷地内にあります。ビルの横にすべり台。ただの細長いスペースが、ゾウさんのおかげで公園になりました。地面も一応工夫して若干クッション性のあるものになっています。
とはいえ、交通量も多く、遊べる雰囲気もなく…。なんというか、がっかりというかびっくりした公園です。
今回巡った公園を写真で紹介!
下町のイメージどおり古めかしいものから新しく工夫されているものまで、公園にバラエティがありました。「左衛門」「御蔵前」「寿」「駒形」など歴史を感じさせる名前の公園が多かったのも特徴的。地域の子どもからお年寄りまで、いろいろな年代の憩いの場になっていて、とてもよかったです!
1:黒門児童遊園
【設備】水道、ベンチ、洋式トイレ、オムツ替え
2:秋葉原練塀公園
【設備】水道、ベンチ
3:竹町児童遊園
【設備】なし
4:小島児童遊園
【設備】すべり台、ブランコ、砂場、乳幼児用遊具、水道、ベンチ
5:向柳原児童遊園
【設備】すべり台、ブランコ、砂場、乳幼児用遊具、変わった遊具、ベンチ
6:柳北公園
【設備】すべり台、ブランコ、砂場、鉄棒、乳幼児用遊具、変わった遊具、水道、ベンチ、洋式トイレ、オムツ替え台
7:左衛門町児童遊園
【設備】すべり台、変わった遊具、水道、ベンチ
8:浅草橋公園
【設備】水道、和式トイレ
9:御蔵前公園
【設備】すべり台、ブランコ、鉄棒、乳幼児用遊具、水道、ベンチ、洋式トイレ、オムツ替え台
10:精華公園
【設備】すべり台、ブランコ、砂場、鉄棒、乳幼児用遊具、変わった遊具、水道、ベンチ、洋式トイレ、オムツ替え台
11:三筋児童遊園
【設備】すべり台、乳幼児用遊具
12:寿三丁目児童遊園
【設備】すべり台、ブランコ、砂場、鉄棒
13:寿児童遊園
【設備】すべり台、ブランコ、砂場、ベンチ
14:蔵前公園
【設備】芝生エリア、水道、ベンチ
15:駒形公園
【設備】なし
16:田原公園
【設備】ブランコ、砂場、水道、和式トイレ
17:花川戸公園
【設備】すべり台、ブランコ、砂場、乳幼児用遊具、変わった遊具、ボール遊びエリア、水道
ベンチ、洋式トイレ、オムツ替え台
これまでに制覇した累計公園数:676カ所
自転車で東京23区の公園を巡る「公園全制覇の旅」。今回の調査で制覇した公園は、676カ所になりました。
小林知之
太田プロダクションで「火災報知器」というコンビで活動するかたわら、放送作家としても活躍。日本大学地理学科出身の地図地理大好き芸人で、地図片手に地形や歴史などを尋ねに歩くのが好きです。娘ができてからは、パパ目線になり、街で見かける公園などにも興味を持ち始め調査しています。