パパ芸人の東京23区「公園」全制覇の旅！　【千代田区編 Vol.2】

お笑い芸人であり、1児のパパでもある筆者が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に、行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴、がっかり感など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。

第26回は2回目の調査となる千代田区です！

前回「豊島区編 Vol.2」の記事はこちら！

「千代田区編 Vol.1」の記事はこちら！

今回制覇した公園の数：千代田区の公園18カ所

この日巡った公園は秋葉原駅から岩本町駅周辺の18カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になった公園を5つと、がっかりした公園を1つ紹介します！

おすすめ公園1：美倉橋東児童遊園

小さいけれど、きれいで遊び勝手のよさそうな児童遊園。子どもがよく見渡せるように、高い場所にベンチが設置してあったり、砂場のなかにもあったりと、子どもを見守る親のことも考えた工夫が感じられて素敵です。

水道も、高さの違う蛇口が4つ付いていて、訪れる子どもの年齢の幅を想定した工夫がありました。スペースは小さいながらも子どものことも親のことも考えてくれている公園でした。

おすすめ公園2：佐久間公園

どんなものにも発祥というのはあるものですが、ここはラジオ体操発祥の地とされる公園です。千代田区にあるとは思ってもみなかった。

公園内には遊具もそろっていて、広場もあり、遊びやすそう。また、敷地内には草分稲荷神社があります。お昼時になると、スーツ姿のサラリーマンやOLさんの憩いの場となるなど、大人も子ども利用している公園です。

おすすめ公園3：和泉公園

「千代田区にこんな公園あるんだ！」と少し驚いてしまった芝生のきれいな公園。

芝生は青々としていて、子どもなら裸足で走り回っても問題なさそうなきれいな芝生が印象的です。芝生があるだけで公園のイメージも明るくなりますね。寝転がったりのんびりしている人も多くいて、休憩している人も気持ちがよさそうでした。

芝生エリアとは別に子どもが遊ぶスペースもあり、写真のような雲梯や複合遊具、ブランコ、砂場などが集中して設置してあります。

おすすめ公園4：芳林公園

大きな複合遊具と走り回れる広場をそなえたきれいな公園。まず目につくのが迫力のある複合遊具。ブランコなどはないのですが、それを補うのに十分すぎる大きさです。

千代田区自体の面積が小さいためか、どの公園も子どもが走り回るには十分とは言えない大きさの公園が多いなか、この公園は走り回れるだけのスペースがあり、これだけでも重宝されそうです。実際に今回訪れた公園のなかで一番にぎわっていた公園です。

おすすめ公園5：練成公園

ここの魅力は公園ではなく、併設されたアートセンター「3331 Arts Chiyoda」。これは千代田区が文化芸術プロジェクトの一環として、旧練成中学校の建物を利用して作った施設で、無料の休憩スペースやカフェ、ギャラリーなどがあります。

子どもが遊べる畳のスペースもあり、そこには遊具やおもちゃ、絵本も置いてあって、暑い夏場の遊び場所としても重宝しそうです。

訪れたときには日本全国の朝顔を育てるプロジェクトを行っていて、まだ小さいけれど朝顔のつるが元気に伸びていました。公園というよりは複合施設としておすすめのスポットです。

がっかり公園：美倉橋西児童遊園

今回訪れたときは、喫煙所だと思って一度通り過ぎてしまったくらい喫煙者の多い公園でした。

千代田区は路上での喫煙を禁止してから公園での喫煙者が増え、それでは子どもに悪影響を及ぼすということで、子どもが多く利用する特定の公園を禁煙にしました。そのせいで禁煙指定されていない公園に喫煙者が流れ込み、公園がまるで喫煙所のようになってしまっているのです。

児童遊園とはいわずに喫煙所と名前を変えたほうがいいのではないかと思ってしまう光景だったので、がっかり公園とさせていただきました。