関東からもアクセスしやすく人気の「静岡県・熱海」。良質な温泉や海水浴が全国的に有名ですが、アミューズメント施設や観光名所など、親子に注目のお出かけ先も豊富です。
そこで今回は、家族で熱海を満喫するために知っておきたい12のポイントを紹介します。親子での釣りやアスレチック施設など、元気に遊びたい子ども連れも大満足できるスポットもチェックできますよ。
1.年間のイベントを確認しよう
熱海といえばなんと言っても熱海湾で開催される「熱海海上花火大会」が有名です。夏季だけでなく1年を通して開催されていて子どもも大喜び! 年間で18回(2018年の場合)も行われているので、お出かけの都合に合わせやすいのもうれしいポイントです。
また、日本一早い時期に開催される1月上旬〜3月上旬の「熱海梅園梅まつり」、3月下旬〜4月上旬の「熱海城桜まつり」、30数基の山車や神輿(みこし)が練り歩く7月14日〜16日開催の「来宮神社例大祭・こがし祭り」など、親子で楽しめるイベントも充実しています。
春(4月〜6月)
4月上旬に「ソメイヨシノ」が見頃を迎え、桜の名所としても親しまれている「熱海城」周辺も親子連れで賑わいます。また、「アカオハーブ&ローズガーデン」では4月に10万球の「チューリップ」、5〜6月に「バラ」が最盛期を迎えます。
夏(7月〜8月)
例年7月中旬に行われる海開きを機に、本格的に熱海の夏がスタートします。水上アスレチック「熱海サンビーチウォーターパーク」も登場して、9月上旬までの開催期間中は親子で大賑わい。
また、「熱海海上花火大会」や国道135号線に趣向を凝らした山車も登場する「来宮大例祭・こがし祭り」など、見応え抜群のイベントも多数行われます。
この季節は東京と比べて比較的涼しい日も多く、過ごしやすいのも特徴です。
秋(9月〜11月)
11月中旬からは「熱海梅園」で日本で最も遅い紅葉が楽しめる「熱海梅園もみじまつり」が開催されます。
また、「網代温泉ひもの祭り」、「南熱海お宿グルメフェスタ」、「熱海おさかなフェスティバル」など、秋の味覚が味わえるイベントも目白押しです。
冬(12月〜3月)
1月には日本で最も早咲きする「あたみ桜」が見頃を迎えます。1カ月以上も開花を続けるので、お出かけプランに桜の鑑賞を組み込みやすいのも特徴です。
また、1月上旬〜3月上旬にかけて「熱海梅園梅まつり」も開催され、全国的にも有名な早咲きの梅が満喫できます。期間中は足湯やお土産店もオープンし、多数の観光客が訪れます。
この季節も東京に比べて少し温暖で過ごしやすいのも特徴です。とはいえ海風が強いことも多いので、お出かけの際には防寒具は必須です。
2.子連れにおすすめの人気スポットをチェック!
熱海には観光名所やレジャー施設がいっぱい。乗り物が好きな子どもと一緒なら、「アタミロープウェイ」で行く「熱海城」とそのすぐ近くにある「熱海トリックアート迷宮館」に訪れるのもおすすめです。
「戸田幸四郎絵本美術館」「MOA美術館」などのアートを楽しめる施設から、「初島リゾートアイランド」「姫の沢公園」などの体を動かして遊べるスポットまで、親子が大満足できるお出かけ先を厳選しています。
熱海の親子に人気の観光スポット
- 熱海城
- 熱海トリックアート迷宮館
- アタミロープウェイ
- 熱海遊覧船サンレモ
- 戸田幸四郎絵本美術館
- MOA(エムオーエー)美術館
- 来宮神社
- 初島アイランドリゾート
- 熱海梅園
- 家康の湯
- 小沢の湯
- 姫の沢公園
- 伊豆山神社
3.子連れにおすすめのランチ店を厳選紹介!
熱海といえば新鮮な魚介を使った料理も有名です。観光やお出かけの思い出作りにぜひとも地元の味を満喫したいですよね。とはいえ、小さな子どもと一緒だとお店選びもなかなか大変なのではないでしょうか?
そんなときは、キッズメニューや子ども用椅子などの設備が整ったお店でランチタイムを過ごすのがおすすめです。記事ではベビーカーでの入店可否やタバコの禁煙情報などもチェックできますよ。
4.赤ちゃん連れも安心の日帰り温泉をチェック!
熱海は日本の三大温泉の一つと言われることもある人気の温泉地です。熱海駅周辺や熱海湾沿いにはたくさんの旅館やホテルが並んでいるので、親子で温泉街をお散歩するだけでもワクワク! そこで、赤ちゃんや小さな子どもと一緒に温泉を満喫できるおすすめの日帰り温泉施設を選びました。
入浴料金や入浴可能な時間帯などの基本情報はもちろん、貸し切り風呂や赤ちゃん用品の有無など、親子での日帰り入浴にうれしい情報も詳しく知ることができます。
5.子どもが喜ぶお土産をまとめて紹介!
観光で外せないのがお土産やショッピングですよね。中心街には複数の商店街もあって、熱海ならではの特産品やグッズなどのお土産が豊富に並べられています。
行列が絶えない「熱海プリン」、公式キャラクター「あつおのグッズ」、全国で初考案された「延命堂 本店の温泉まんじゅう」、地元の人にも愛され続けている「三木製菓のネコの舌」など、子どもが大喜びするお土産情報を紹介しています。
6.人気スポットの周辺情報もわかる!
代表的な観光スポット「来宮神社」と「熱海サンビーチ」で遊んだ後に立ち寄りたい、周辺のおすすめ施設をまとめています。徒歩での所要時間も確認できるので、お出かけプランを検討しやすいですよ!
【来宮神社周辺】親子向け立ち寄りスポット
かけ流しの露天風呂が自慢の日帰り温泉「日航亭大湯」、新鮮な魚介料理が味わえる「魚ごころ 季魚喜人 本店」、広い敷地で自然に親しめる「熱海梅園」など、親子で楽しめるスポットが豊富! 来宮神社からの徒歩での所要時間順で紹介しているので、お出かけ前に確認してみてください。
【熱海サンビーチ周辺】親子向け立ち寄りスポット
熱海サンビーチに隣接する「親水公園」からは、熱海の海を散歩できる「熱海遊覧船サンレモ」も運行しています。また、お子様ランチも人気のカフェ「Cafe & Restaurant Nagisa」や芸妓さんの舞が鑑賞できる「熱海芸妓見番歌舞練場」など、サンビーチ周辺には子ども連れで訪れたいスポットが目白押しです。
7.花火大会と温泉が満喫できるおすすめ宿も!
「熱海海上花火大会」は熱海を代表するイベントの一つです。とはいえ、花火大会当日は混雑していることも多く、子連れで楽しむのが難しいこともありますよね。そこで、自分の部屋からゆっくりと花火大会を鑑賞できる温泉宿をピックアップしました。
ベビーバスや離乳食が用意されている宿や、チェックアウト後も授乳室が使えるホテルなど、赤ちゃん連れにうれしい施設を厳選! 宿泊するとアスレチック、宝探し、石鹸作りなどのワークショップが楽しめるホテルも紹介しています。
8.お菓子作り・陶芸・ガラス工芸を親子で楽しもう!
「子どもにいろいろな体験をしてもらいたい」と考えているパパママはこちらも必見です。熱海には親子で物作り体験に参加できるスポットも盛りだくさん。ここでは、3歳くらいから楽しめる体験コンテンツが用意されている施設に注目!
陶芸体験ができる「陶芸工房doka土火」、ステンドグラスが作れる「創作工房アトリエラウト」、和菓子を作って味わえる「味楽庵」など、自分だけのお土産作りが体験できるスポットを紹介しています。
9.子どもと釣りが楽しめるスポットも紹介!
熱海で外せない人気レジャーといえば「釣り」ですよね。年間を通して多くの魚が釣れる絶好の釣り場も多いので、上級者も大満足! もちろん、初心者が安心して楽しめる施設も多数ありますよ。
道具のレンタルやスタッフによるレクチャーが充実したスポットを中心に紹介しているので、釣りが初めての親子でも大丈夫! 釣った魚を調理してくれるお店の情報も掲載しているので、思い出作りの参考にしてください。
10.レトロが満喫できる雰囲気抜群スポットも豊富!
古くから温泉地として親しまれている熱海には、大正や昭和の風情が残されている施設が豊富なのも特徴です。普段の生活では味わえない雰囲気に子どももワクワクすること間違いなし!
創業50年以上の「レストランフルヤ」、三島由紀夫なども足繁く通ったと言われている「ボンネット」、テレビゲーム付きテーブルが現役の「純喫茶パインツリー」など、懐かしい雰囲気のなかでグルメを味わえるお店もチェックできます。
11.たっぷり遊べる初島のアクティビティをチェック
熱海湾から高速船で約25分で行ける初島には、ジップラインも楽しめる「初島アドベンチャーSARUTOBI(サルトビ)」やアスレチックパーク「アドベンチャーアイランドVOTAN(ボウタン)」など、子どもが喜ぶアクティビティがいっぱい!
思いきり体を動かして遊んだ後も、「海泉浴 島の湯」で日帰り入浴を楽しんだり、「初島ピクニックガーデン」でバーベキューを満喫したりと、楽しみは盛りだくさん。親子で1日たっぷり楽しめること間違いなしです!
12.熱海までのアクセス方法を確認!
鉄道の場合
東京駅から特急「踊り子・スーパービュー踊り子」を利用すれば、乗換不要で約1時間20分で熱海駅に到着できます。スーパービュー踊り子には運転室後ろの展望席や子ども用プレイルームもあるので、子ども連れでも飽きることなく過ごせるはずです。
また、新幹線なら東京駅からひかりで35分(こだまで50分)、名古屋駅からひかりで1時間30分(こだまで2時間)で熱海駅に到着できます。
熱海駅には各スポットへ向かうのに便利な路線バス乗り場もあります。フリーきっぷ(大人700円、小学生以下350円)で1日乗り放題になる「湯〜遊バス」を利用すれば、お得にスポット巡りが楽しめますよ。
車の場合
東京方面からは、東名高速道路「厚木I.C.」から小田原厚木道路へ入り、「石橋I.C.」から国道135号線を約20km走ると熱海市街に到着できます。国道135号線が混雑しているようなら、有料道路「真鶴道路・熱海ビーチライン」を利用するのもおすすめです。
また、名古屋方面からは、東名高速道路「沼津I.C」から伊豆縦貫道へ入り、「函南I.C.」から熱函道路などの一般道を走ると熱海市街地に到着できます。