愛知県豊橋市の「豊橋市美術博物館」で、2026年7月25日(土)〜9月13日(日)まで、企画展「うずら−吉兆を叫ぶ鳥−」が開催されます。
ウズラのみをテーマとして扱う展示は、おそらく日本でも初めてです。
絵画や工芸、古典籍など約50点を展示し、ウズラの奥深い歴史と文化を紹介します。
縁起の良い鳥「ウズラ」を多角的に紹介
「うずら卵」のイメージが強いウズラですが、じつは古事記や万葉集にも登場する、古くから日本人に親しまれてきた鳥です。
平安時代末期には藤原俊成がウズラを詠んだ和歌を残し、江戸時代には鳴き声が「御吉兆(ごきっちょう)」と聞こえることから縁起の良い鳥として飼育がブームになりました。
会場ではウズラの鳴き声の音声も流れるので、耳を澄ませてみてください。
豊橋市は温暖な気候がウズラ飼育に適しており、現在ではうずら卵の生産量が日本一を誇っています。今回の展示はそんな豊橋ならではの企画です。
重要文化財「秋草鶉図屏風」を前期のみ公開
展示の目玉の一つが、名古屋市博物館所蔵の重要文化財「秋草鶉図屏風」です。
仙台藩主伊達家に伝来した作品で、江戸時代初期に描かれた日本を代表する鶉図の傑作の一つです。
この作品は前期(7月25日〜8月16日)のみの公開となります。
リアルからかわいいまで、ウズラの工芸作品が集結
絵画だけでなく、ウズラをモチーフにした工芸作品も多数展示されます。
リアルな姿をした香炉や彩色された備前焼、つぶらな瞳が愛らしい根付など、表情豊かな作品が並びます。
子供も思わず笑顔になりそうな、愛らしいウズラの姿に出会えます。
撮影会・コラボメニュー・落語会と関連イベントも充実
会期中は展示以外の楽しみも盛りだくさんです。
「ネオこすたりか ミュージアムカフェ」では、うずら卵を使ったタコライスやピザなど、会期限定のコラボメニューが楽しめます。
豊橋市のゆるキャラ「うずラッキー」との撮影会は7月25日(土)と8月15日(土)に開催されます(各回50名定員・参加費無料)。
カメラ等を持参のうえ、一緒に記念撮影が楽しめます。
同日には「うずラッキーの缶バッジ作り」も開催され、子供と一緒に記念に残る体験ができます。
さらに、ウズラにまつわる落語が木戸銭500円で楽しめる落語会や、愛知県立芸術大学准教授・本田光子さんによる記念講演会(いずれも事前申込制)も開催されます。
協賛企業から観覧者にプレゼントが贈られる協賛DAYも複数日程で設けられており、先着順となっています。
重要文化財「秋草鶉図屏風」の展示は前期(7月25日〜8月16日)のみとなるので、来館の際は注意が必要です。
親子で「うずら」の魅力にふれる、貴重な機会になりそうです。うずラッキーとの記念撮影や缶バッジ作りもあわせて、夏休みのおでかけ先の一つに、豊橋市美術博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。
■企画展「うずら−吉兆を叫ぶ鳥−」概要
開催期間:2026年7月25日(土)〜9月13日(日) 月曜休館
(前期:7月25日(土)〜8月16日(日)/後期:8月18日(火)〜9月13日(日))
時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)
会場:豊橋市美術博物館 2階 展示室7〜9、展示コーナー
料金:一般・大学生800円(前売・団体600円)、小・中・高生400円(前売・団体300円)
所在地:愛知県豊橋市今橋町3-1(豊橋公園内)











