お台場にはたくさんの公園があり、親子で遊びに行く場所としておすすめです。多くの公園が海の近くにあるだけでなく、自由の女神像やレインボーブリッジなどの建物と合わせて記念撮影スポットとしても人気があります。今回は親子で楽しめるお台場の公園を紹介します。
お台場海浜公園
お台場海浜公園は「おだいばビーチ」と呼ばれる砂浜と、磯浜がある公園です。海をはさんでレインボーブリッジが見えるほか、フジテレビやパレットタウン大観覧車もよく見えます。
ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」から徒歩3分ほどの距離で、アクセスに便利なのが魅力です。平日・休日問わず多くの人が訪れる公園ですが、海岸自体はかなり広いため砂遊びをする場所は十分。砂浜にレジャーシートを敷いたり、ベンチに座ったりして海とレインボーブリッジをながめながらのランチもおすすめです。
お台場海浜公園からは、レインボーブリッジがよく見えますが、おすすめは吊り橋部分がよく見える海上バスのりば付近。船が停泊しているときなら、船と合わせて絵はがきのような一枚が撮れます。
砂浜からアクアシティお台場方面に歩いていくとウッドデッキがあり、その近くにある自由の女神像と一緒に記念撮影するのも人気。
アクアシティお台場の「女神のゲート」前にある陸橋から撮影すると、レインボーブリッジと自由の女神像の両方が収められます。ちなみに自由の女神像を撮影したい場合は、台場駅から行くほうが近いです(【アクセス方法2】を参照)。
砂遊びでクツの中に砂が入ってしまったり、裸足で遊んだりした場合は、足洗場を使うのが便利です。足洗場は公園内のマリンハウスの隣、ボード保管庫に有料(5分100円)のものが用意されているほか、無料の洗い場も4カ所あります。
有料の足洗場は広いので、大勢でも利用できます。無料の足洗場はボタンを押すと足元に水が出る仕組み。自分で足が洗えたり、じっとしていられる子どもならここでも十分です。
無料の足洗場は園内にバランスよく配置されているので、遊んでいる場所の近くにある足洗場を使いましょう。
砂浜で遊ぶなら、お台場海浜公園駅へ。北口から地上に出て徒歩3分の距離です。お台場レインボー公園や台場公園にも向かうなら赤い矢印のルート、砂浜の広いエリアに行きたいなら青色の矢印がおすすめ。
自由の女神で写真を撮ってから、お台場海浜公園に行きたいなら台場駅が便利です。こちらも徒歩3分ほどで行けます。
口コミPickUP!
手軽に海遊びが楽しめます。一面砂浜なので裸足で遊びやすく、思う存分砂遊びができます。海を眺めているだけでも楽しいです。たぬきりんさんの体験記たぬきりんさんの体験記
花見スポットとしても有名
お台場海浜公園の砂浜近くには桜が植えられており、花見の人気スポットになっています。海と桜を同時に見られるという、かなり貴重な体験ができます。
お台場レインボー公園
広々とした多目的芝生広場や幼児向けの木製複合遊具などがある公園です。お台場海浜公園から徒歩で行けるため、幼児がいるなら合わせて遊びにいくのがおすすめ。
ネットの上を上ったり、トンネルをくぐったりできる複合遊具をはじめ、シーソーや乗り物の遊具、ブランコなど幼児向けの遊具がたくさん。お台場は遊具がある公園自体が少なく、これだけそろっているのは貴重です。
お台場海浜公園駅から直接目指す場合は、赤い矢印のルートがわかりやすいです(徒歩5分)。お台場海浜公園から行くときは、青い矢印のルートに。台場公園に向かう途中にある通路を上がり、横断歩道を渡って右に曲がって進むと公園です(徒歩8分)。
幼児向けブランコもあり
座るところが板状ではなく、足を通して背中を預けられるイスタイプのブランコもあります。まだ1人でブランコに乗れない子どもでも、これなら安心して遊べます。
台場公園
ペリーの黒船来航に備えて東京湾上に作られた砲台の跡地。石組みの船着場跡や火薬庫・玉薬置所などの跡、中央には兵舎の礎石が残っており、1926年に国指定の史跡になっています。
お台場を代表する橋であるレインボーブリッジを間近に見たり、写真を撮ったりできます。春は桜の名所ともなり、レインボーブリッジと桜を同時に見られる穴場スポットです。
台場公園へは、お台場海浜公園から海岸線にそって移動すると簡単です。お台場海浜公園駅からは徒歩で約10分の距離です。砂浜が歩きにくい場合は、右手にある遊歩道を使うといいでしょう。
海やレインボーブリッジをながめながらベンチで休憩
公園の外周にはいくつかベンチが置いてあり、レインボーブリッジやお台場の建物を見ながら休憩ができます。ここでお弁当を広げて食べるのも、おすすめの過ごし方です。
潮風公園
潮風公園は首都高速をはさんで北と南側にわかれていますが、子連れで訪れたいのが南側。船の科学館の隣にあたるエリアです。
「水と緑のプロムナード」から「噴水広場」に水が流れるようになっており、階段状に少しずつ水位が下がっていくカスケード(人口の連滝)があります。天気のよい暖かい日はここで水遊びができます(子どもを遊ばせるときは、保護者の同伴が必要です)。
また、清掃日や施設点検等で水が流れていないときがありますので、事前に公式Twitterで使えるかどうかをチェックしておくのがおすすめです。
東京港埠頭(株)公園【公式】Twitter噴水広場のそばには木製遊具の「潮風丸」があります。船の形をした遊具で、滑り台やネット、吊り橋などが設置されています。
船倉部分から入って甲板部分まで移動できます。甲板部分からの眺めもよく、船乗り気分が味わえます。「潮風丸」は小学校高学年向けに作られているものなので、小さい子どもを遊ばせるときは保護者の付き添いが必要です。
「潮風公園」の噴水広場へは、ゆりかもめ「船の科学館駅」から歩いていくと便利。距離は徒歩で5分ほどです。プロムナードを通っていくと噴水があり、そこからカスケードがつながっています。
広い芝生で伸び伸び遊べます
カスケードの隣には広い芝生広場があります。訪れた人は、親子で追いかけっこをしたり、フリスビーで遊んだりと、思い思いの過ごし方をしています。
シンボルプロムナード公園 ウエストプロムナード 滝の広場
シンボルプロムナード公園は、フジテレビやダイバーシティ東京、ヴィーナスフォートなど数多くのお台場の施設と隣接する公園です。テレコムセンター駅から降りてすぐのところには「滝の広場」があり、フジテレビの湾岸スタジオと合わせて写真撮影スポットにおすすめです。
「滝の広場」にある滝の裏側に通路があります。天井の一部もガラスになっていて、まるで水に囲まれたかのような空間になっています。涼しいというのはもちろん「滝の裏側を見る」という経験は、普段なかなかできないので子どもが大喜びする穴場スポットです。
「滝の広場」から北に向かうと芸術的なオブジェと芝生があるエリアに。小さな子どもを連れて散歩するのにもってこいの場所です。
「滝の広場」からシンボルプロムナード公園を散策していくと、フジテレビの湾岸スタジオが見えてきます。ここにフジテレビキャラクターの「ラフくん」の像があり、子どもと記念撮影するのにおすすめです。
ラフくん像は全部で4体あり、それぞれ違うポーズや表情をしています。
「滝の広場」は、ゆりかもめ「テレコムセンター駅」から徒歩1分ほどの距離にあります。撮影スポットで紹介しているフジテレビ湾岸スタジオへは、公園内を進んでいけばOK。向かいには日本科学未来館などもあります。
ココでお弁当を食べるのにも便利
滝の広場の近くにはベンチもたくさん用意されています。お昼時は、お弁当を広げてランチをする人も多いです。
※滝が流れている時間は9:00〜22:00
今回紹介した公園は、いずれも広い場所が多いのでクルマを気にせずに遊べます。元気な子どもを遊ばせる場所として、お台場の公園を有効に活用してみてはいかがでしょうか?