水槽を優雅に泳いだり、水に棲む生き物たちを実際に触ったりできる水族館。お財布の紐を握っているパパママとしては「何度も通いたくなる場所だからこそ、なるべく安いとうれしい」ですよね。
そこで今回は、関西地方で「小学生以下300円以下」かつ「大人料金が1,000円以下」の格安で楽しめる水族館を紹介します。
和歌山県立自然博物館【和歌山県海南市】
海・山・川と自然に恵まれた和歌山県の生きものを幅広く紹介する博物館。館内は、水族館と標本展示に分かれた構成で、約450種類・3,000点(2025年11月時点)もの生物や標本を見ることができます。
水族館エリアでは、県内の海や川にすむ魚たちを中心に、多彩な水槽展示が並びます。大水槽では迫力ある魚の泳ぐ姿を間近で観察でき、子供たちにも人気です。
また「手でみる魚の国」コーナーでは、実際に模型などを触って学べる体験展示を実施。標本展示室には、動物・植物・昆虫・貝・鉱物・化石などがずらりと並び、和歌山県で発見された恐竜の歯の化石なども公開されています。
生きものを「見て・さわって・学べる」学習型スポットとして、親子で楽しめる施設です。
■和歌山県立自然博物館
料金:大人480円、高校生以下無料
アクセス:
【車】阪和道「海南IC」から和歌山市方面へ約10分
【電車】JR「和歌山駅」・南海本線「和歌山市駅」から海南市方面行きバス約30分(またはJR海南駅から和歌山市方面行き約10分)、琴の浦下車すぐ
京都大学白浜水族館【和歌山県西牟婁郡白浜町】
京都大学の附属臨海実験所に併設された水族館で、白浜周辺の海にすむ生きものを中心に約500種類を展示しています。カニやヒトデなどの無脊椎動物から、南紀の海を代表する魚類まで、地域に根ざした生態をじっくり観察できるのが特徴です。
館内の水槽は生息環境をできるだけ再現しており、南紀の海の多様な姿を間近で楽しめます。研究施設ならではの専門的な展示解説も充実しており、生きものの形や動きの不思議を学びながら観察することができます。
夏休み期間には、解説ツアーや磯採集体験、飼育体験、バックヤードツアーなど、教育的な体験イベントも定期的に開催。小規模ながらも、学びと発見の多い“海の教室”のような水族館です。
大学の研究施設みたいで、規模は大きくありませんが、各水槽には各魚などの説明など詳しく書いていました。京都大学白浜水族館の口コミ一覧
小一時間で十分回れますので、その他の施設との合間に回っても良いと思います。(2025年9月の口コミ)
■京都大学白浜水族館
料金:高校生以上600円、小中学生200円、未就学児無料
アクセス:
【電車】JR「白浜」駅より明光バス 町内循環線(とれとれ市場・臨海・三段壁経由)約20分→「臨海」停下車すぐ
【車】紀勢自動車道「南紀白浜IC」より約20分
姫路市立水族館【兵庫県姫路市】
姫路市の「手柄山平和公園」内にある水族館で、播磨地方の川や海にすむ身近な生きものを中心に展示しています。館内は「新館」「本館」「屋上ビオトープ」の3エリアに分かれており、それぞれのテーマで多彩な生物を観察できます。
新館では、淡水魚など“はりまの里地”の生きものを紹介。アクアキャラバンで人気を集めたケヅメリクガメ「リク」や、川をジャンプして泳ぐ魚の姿を間近で見ることができます。
本館は“はりまの里海”をテーマに、海水魚やウミガメ、ペンギン、ヌートリアなどの展示が充実。播磨灘の海を再現した大水槽では、イワシの群泳が幻想的な光景を作り出します。
屋上ビオトープには、魚とふれあえる「じゃぶじゃぶ小川」や、自然の池を再現した空間があり、子供たちに人気です。身近な生きものを通じて自然への理解を深められる、親子で楽しく学べる水族館です。
スタンプラリーがあり楽しみました。姫路市立水族館の口コミ一覧
背比べみたいなコーナーやフォトスポットがあり色々工夫がされていました。
触れ合いコーナーもありましたが、子どもは怖がってしませんでした
駐車料金も安くふら〜っと訪れてもいい場所かなと思いました
■姫路市立水族館
料金:高校生以上600円、小中学生250円
アクセス:
【電車】JR「姫路」駅南口より神姫バスで「姫路市文化センター前」下車徒歩5分、山陽電車「手柄」駅より徒歩10分
【車】姫路バイパス「中地IC」より手柄山第1立体駐車場まで5分
アクア東条【兵庫県加東市】
東条湖のほとりにある入館無料の淡水魚水族館で、地域の自然や環境について楽しく学べるスポットです。館内では、東条湖周辺にすむメダカやタナゴ、コイなど約40種類の淡水魚を展示。多彩なタナゴの展示は特に見応えがあり、珍しい種類も観察できます。
幅2.5メートル・高さ1メートルの大水槽では、悠々と泳ぐコイの姿を間近で観察可能。さらに「ウーパールーパー(アホロートル)」の展示にも力を入れており、独特な姿や成長のようすを通じて生きものの不思議を感じられます。
また、河川や湖の利用マナーを学べる展示や、加東市の地場産業「釣り針」の紹介コーナーもあり、自然保護や地域文化への理解を深められます。環境学習と癒やしが両立した、水辺のミニ水族館です。
駐車場あり。無料だし中は涼しい。2歳の子はお魚が好きなのでテンション上がってましたアクア東条の口コミ
ウーパールーパーやうなぎ金魚、メダカもいました
東条湖おもちゃ王国行く方は寄ってみてはいかがでしょう(2025年6月の口コミ)
■アクア東条
料金:無料
アクセス:【車】中国自動車道「ひょうご東条IC」から車で6分
滋賀県立琵琶湖博物館【滋賀県草津市】
日本最大の湖・琵琶湖の自然や生きもの、人々の暮らしをテーマにした総合博物館。湖と人との関わりを「見て・さわって・体験して」学べる、親子連れにも人気のスポットです。
館内には、湖の生い立ちや固有種の生態を紹介する常設展示のほか、トンネル型の水槽や、関西でここだけの「バイカルアザラシ」などを展示した水族展示室があります。2020年のリニューアルで、琵琶湖を航行する丸子船をARで再現した展示や、巨大なツダンスキーゾウの骨格標本も新たに登場。
子供が五感を使って楽しめる「ディスカバリールーム」や、屋外の「樹冠トレイル」など、学びと遊びを兼ね備えた体験型の展示も充実。びわ湖の自然・歴史・文化を、家族で楽しく体感できるミュージアムです。
とっても広い博物館で、子どもたちも色々と興味を持って見れました。半日しか時間がなかったので、後半は慌てるはめになった。今度はゆっくり1日かけて堪能したいです。(2025年10月の口コミ)滋賀県立琵琶湖博物館の口コミ一覧
■滋賀県立琵琶湖博物館
料金:常設展示/一般840円、高校・大学生470円、18歳未満無料
※企画展示は料金が異なります
アクセス:
【電車】JR「草津駅」西口より近江鉄道バス「琵琶湖博物館」行きで約25分
【車】名神栗東ICから約25分
醒井養鱒場【滋賀県米原市】
1878年(明治11年)に設立された日本最古の養鱒場(マスを養殖する施設)。霊仙山の山麓にある鍾乳洞から湧き出る清水を使ってイワナやアマゴ、ニジマスなどが育てられています。
館内にはミニ水族館があり、チョウザメや大きなマスが展示。養鱒場の仕事や魚の生態などがわかるビデオ上映もあります。
そのほか、魚釣り(エサ釣り・ルアー釣り)や魚すくい(冬季は休業)、エサやり体験ができます。釣った魚は場内のお店に持ち込んで調理してもらうことも(調理代は別途)
施設内ではニジマスやイワナ、アマゴなどの渓流魚を育てていて、釣り体験ができるエリアが充実しています。子供たちも初めての魚釣りに挑戦し、大はしゃぎでした!醒井養鱒場の口コミ一覧
釣った魚はその場で調理してくれるサービスがあって、焼き立てのマスを家族みんなでいただきましたが、これがまた絶品! 自然の中で味わう新鮮な魚は、特別な美味しさがあります。(2024年8月の口コミ/一部抜粋)
■醒井養鱒場
入場料:大人570円、大学生340円、高校生以下無料
アクセス:
【電車】JR東海道本線「醒ヶ井駅」から醒ヶ井養鱒場行きバス、約10分
【車】北陸自動車道「米原IC」から約15分、名神高速道路「関ヶ原IC」から約20分
小学生以下無料で入れる水族館は、規模こそ小さいものの独自の工夫がなされた展示が特徴です。生き物に実際に触れるタッチプールなど、子供のいい経験になる展示もあるので、ぜひ親子でお出かけしてみてください。そのほかの関西の水族館が気になったら、ぜひ「いこーよ」で検索を!














