栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」で、2023年4月12日(水)〜5月14日(日)の期間、350本以上の藤が咲き誇る「ふじのはな物語〜大藤まつり2023〜」が開催されます。
桜色が美しい「うす紅藤」、樹齢160年の「大藤」、80m続く「白藤」&「きばな藤」のトンネルなど、見どころが盛りだくさん! 4月15日(土)からは、日本夜景遺産にも認定された幻想的なライトアップも楽しめます。
まるで絵巻物! 藤色が移りゆく「ふじのはな物語」
あしかがフラワーパークでは、1年間を「8つのテーマ」に分け、毎年4月中旬〜5月中旬には、藤の花とツツジの開花にあわせた「ふじのはな物語」を開催しています。
2023年は例年よりも1週間ほど早く開花を迎えたため、開催予定日を3日繰り上げ4月12日(水)からスタート! うす紅、紫、白、黄色の藤の花が、まるで絵巻物のように移ろいながら開花していく景趣が、約1カ月間に渡って見られますよ。
2014年には、アメリカのテレビ局「CNN」より「世界の夢の旅行先10カ所」に日本で唯一選ばれるなど、海外からも注目されています。
1カ月間に渡って咲き誇る藤の見頃情報を紹介!
うす紅藤(例年見頃:4月中旬〜下旬)
開催スタートから4月下旬までは、ほんわかとしたさくら色がかわいらしい「うす紅藤」が見頃を迎えます。※今年は観測史上もっとも早い4月3日(月) に開花を迎えたため、例年の見頃よりも早まることが予想されています。
4月15日(土)からは、17:30よりライトアップも始まるので、藤の花が池に映りこむ幻想的な景色も楽しめますよ。
大藤(例年見頃:4月下旬〜5月上旬)
4月下旬〜5月上旬までは、樹齢160年におよぶ畳600枚分の広さの藤棚を持つ「大藤」が見頃を迎えます。※今年は観測史上もっとも早い4月5日(水) に開花を迎えたため、例年の見頃よりも早まることが予想されています。
まるでブドウの房のような極めて珍しい八重咲きの花を付ける「八重黒龍藤」、花房が最長1.8mにも成長する「大長藤」とともに、栃木県天然記念物に指定されており、頭上一面に広がる光景は圧巻です!
このほかにも園内には「むらさき藤のスクリーン」や「藤のドーム」、「むらさき藤棚」など、藤の花の観賞スポットがたくさんありますよ。
白藤(例年見頃:5月上旬)
5月上旬には、甘い香りが特徴的な「白藤」が見頃を迎えます。80m続く「白藤のトンネル」は、優しい香りに包まれながら散策できる人気スポット! こちらも栃木県天然記念物に指定されています。
きばな藤(例年見頃:5月上旬〜中旬)
5月上旬〜中旬までは、別名「金鎖(キングサリ)」としても知られる「きばな藤」が見頃を迎えます。ヨーロッパではポピュラーな春の花木で、藤とは異なる金鎖属に分類されていますが、藤のような房に鮮黄色の蝶形花が咲くのが特徴です。
日本では栽培が難しいといわれている「きばな藤」が80m続く「きばな藤のトンネル」も、本園ならでは。ここでしか見ることができない貴重な光景です。
ツツジ(例年見頃:4月中旬〜5月上旬)
園内では、4月中旬〜5月上旬に5,000株以上の「ツツジ」も見頃を迎え、藤の花との共演が楽しめます。街の植え込みなどで見かける機会の多いツツジですが、パークならではの華麗な品種には、目を奪われること間違いなしです。
2023年の見頃は例年よりも早め! 開花情報をチェック
2023年は例年の見頃よりも早まることが予想されているので、おでかけの際には公式サイトにて開花状況をチェックしてくださいね。JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」から徒歩3分と、アクセスも良好です。
■「ふじのはな物語〜大藤まつり2023〜」概要
開催日:2023年4月12日(水)〜5月14日(日)
ライトアップ期間:4月15日(土)〜5月14日(日)
時間:
【4月12日(水)〜4月14日(金)】9:00〜18:00
【4月15日(土)〜4月21日(金)】8:00〜20:30
【4月22日(土)〜5月7日 (日)】7:00〜21:00
【5月8日 (月)〜5月14日(日)】8:00〜20:30
※開催期間、営業時間は開花状況により変更となる場合あり
料金:(4月15日 〜 5月14日)
【1日券】大人900円〜2,100円、子供500円〜1,100円
【夜の部】大人700円〜1,900円、子供400円〜1,000円
※入園料は開花状況により変動します
※夜の部の入園券は17:30より販売。入替制ではありません