阿寒湖で人気ナイトウォークが2022も開催　自然とアートが融合！

北海道釧路市にある「阿寒摩周国立公園」内のボッケ遊歩道にて、2022年5月14日（土）〜11月19日（土）の期間、北海道の先住民族アイヌの神話を体感できるナイトウォークイベント「阿寒湖の森ナイトウォーク　KAMUY LUMINA（カムイルミナ）」が開催されます。

光や音、プロジェクションマッピングなどのデジタル技術による、さまざまな演出や仕掛けがちりばめられた幻想的な夜の森を歩きながら、「自然との共生」をテーマに、アイヌの神々「カムイ」の神話を体験できます。

阿寒湖の自然とアイヌ文化を全身で体感！

上：阿寒湖全景(写真中央に広がるのがボッケの森) 下：日中のボッケ遊歩道と森の様子

物語の舞台は、火山と森と湖に囲まれた阿寒摩周国立公園内に位置する阿寒湖の森。樹齢100年以上の木々が生い茂るこの森は、明治時代から続けられてきた自然保護活動により、今なお手つかずの美しい自然が残されています。

この場所は古くからアイヌ民族と共に暮らし、アイヌ文化を伝承しながら街づくりをしてきた貴重な地でもあります。「カムイルミナ」は、この地が誇る自然とアイヌ文化の魅力をより多くの人に知ってもらいたいとの思いから企画され、約3年の制作期間を経て2019年7月に誕生しました。

左：KAMUY LUMINAキービジュアル　右：登場キャラクター、村の守り神フクロウと小鳥のカケス

物語の演出は、世界各地でナイトウォークイベントを展開する「MOMENT FACTORY社」が担当。その土地が持つ独自の文化や美しい自然にインスピレーションを受けて創り上げる「ルミナ・ナイトウォーク・シリーズ」の世界10作目として、阿寒湖に暮らすアイヌの人々の物語を完全オリジナルストーリーで表現します。

過去５万人動員！　映像美がSNSでも話題に

参加者は、自身も物語の登場人物の一員となり、案内役のフクロウの指示を聞きながら、アイヌの杖をモチーフにした歌や音楽が流れる「リズムスティック」を手に、幻想的な夜の森約1.2 km（約50分）を散策。森の中に点在する8つのゾーンを巡って、「自然との共生の大切さ」を伝えるアイヌ神話の物語を体験します。

まるで木の中に潜んでいるかのように映し出されるフクロウ

湖畔からそよぐ風や森の中から見える満天の星、紅葉の時期に色づく木の葉や晩秋の落葉など、季節や天候で異なる阿寒湖の自然美と、地形や景観を生かしたデジタルアートのフォトジェニックな映像美は必見！　SNSでも大きな話題となり、2019年の開業以来、2シーズン（累計9ヵ月）で5万人を超える来場者を動員しています。

2022年シーズンがスタート

これまで春から秋に開催している「カムイルミナ」。3シーズン目となる2022年は、5月14日（土）〜11月19日（土）の期間で開催されます。森が暗くなる日没30分後からのスタートとなるため、開催時間は季節ごとに異なります。

時期によっては冷えこむため、長袖の上着や厚手の防寒着、手袋等の持参がおすすめ。コース内には、足場の悪い場所や滑りやすい場所等があるので、参加の際は歩きやすい靴・服装でおでかけください。

雨天時は、レインコートなど傘以外の雨具を着用にて決行。チケットブースでも雨合羽・ポンチョが販売されます。
※特別警報や荒天時、安全上の理由により雨天中止となる場合があります

SNSプレゼントキャンペーン実施中

4月14日（木）〜5月20日（金）の期間は、「カムイルミナ」2022年シーズンのオープンを記念して、ペア招待券やオリジナルグッズが当たる「SNSプレゼントキャンペーン」を実施中です。

期間中に、InstagramまたはFacebookのアカウント「カムイルミナ by Akan Adventure Tourism」をフォローし、キャンペーン告知投稿に「いいね」をすると応募でき、抽選で合計25名にプレゼント賞品が当たります。

※動画は音が出るのでご注意ください

子供から大人まで楽しめるストーリーで、異世界へワープしたような没入体験ができる「カムイルミナ」。この機会に、親子でアイヌ文化の魅力にふれてみてはいかがでしょうか。

（C）MOMENT FACTORY

新型コロナウイルス感染拡大防止対策について

今後の新型コロナウイルスの感染拡大の状況や政府・自治体からの要請等により、開催期間や開催時間の変更、臨時休業が発生する場合があります。