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【全国】オオカミに会える動物園12選 エサやり体験や希少種も!

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

イヌ科最大の動物であるオオカミ。堂々と歩き回る姿と鋭い目、凛々しい顔つき、野性味あふれる遠吠えなど、子供だけでなく大人にも人気です。

そこで今回は、全国のオオカミのいる動物園12カ所を紹介します。迫力ある姿を間近で見られる動物園ばかりですよ。

※各施設の生きものの種類や展示数は飼育状況等によって異なる場合があります。詳しくは公式サイトなどでご確認ください

もくじ

【全国】コアラに会える動物園7選!

旭川市旭山動物園【北海道】

動物たちのユニークな展示方法で、全国的にも有名な北海道旭川市にある「旭山動物園」。動物たちのありのままの姿を引き出して見せる展示が話題で、多くの観光客が訪れます。

巨大プールにダイナミックに飛び込む姿を見られる「ほっきょくぐま館」は特に人気です。そのほか、エゾヒグマやサル、ペンギン、エゾシカ、キリン、カバなど幅広い動物が見られます。

「オオカミの森」では、木や岩山、小川のほか、檻で区切ってエゾシカを飼育するなど、100年前の北海道の自然を再現

シンリンオオカミが走り回ったり、水浴びをしたり、岩山で遠吠えをしたりする姿を間近で観察することができます。360度見渡せる観察ホールのほか、地面と同じ目線になるように設置された透明のドーム型観察所「ヘアーズアイ」など、ユニークな展示方法で楽しめます。

■旭川市旭山動物園
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
入園料:中学生以下無料、高校生以上1,000円
開園時間:
【2024年】11月11日〜12月29日 10:30〜15:30(最終入園15:00)
【2025年(通常)】
1月2日〜4月7日 10:30〜15:30(最終入園15:00)
4月26日〜10月15日 9:30〜17:15(最終入園16:00)
10月16日〜11月3日 9:30〜16:30(最終入園16:00)
11月11日〜12月29日 10:30〜15:30(最終入園15:00)
【2025年(特別開園)】
2月8日〜2月10日 10:30〜20:30(最終入園20:00)
8月10日〜8月16日 9:30〜21:00(最終入園20:00)
休園日:2024年12月30日〜2025年1月1日、2025年4月8日〜4月25日

円山動物園【北海道】

地元札幌市のファミリーだけでなく、観光客にも人気の「円山動物園」。カバやキリンのいる「アフリカゾーン」、アムールトラやヒマラヤグマを見られる「アジアゾーン」のほか、ホッキョクグマ館やチンパンジー館、ゾウ舎、子供動物園など見どころがいっぱい。

エサやりやふれあい体験、冷蔵庫ツアーなどの動物たちの行動を間近で見られる「円山ZOOガイド」など、イベントも充実しています

「エゾシカ・オオカミ舎」では、自然に近い環境のもと、シンリンオオカミをガラス越しに観察できます。

職員のガイドのもと、ツアー形式で夜の動物園を回る「円山ZOOナイトツアー」(要事前応募/例年秋頃開催)も必見! 暗闇で活動する、迫力あるオオカミの姿を見ることができますよ。

■円山動物園
住所:北海道札幌市中央区宮ヶ丘3-1
入園料:中学生以下無料、高校生400円(生徒手帳等の提示ができる場合)、大人800円
開園時間:3〜10月9:30〜16:30、11〜2月9:30〜16:00(最終入園は各30分前まで)、
休園日:第2・4水曜(8月のみ第1・4水曜、祝日の場合は翌日)、4月の第2水曜と11月第2水曜を含む週の月〜金曜、年末(12月29日〜31日)

秋田市大森山動物園【秋田県】

秋田県の「秋田市大森山動物園」は、自然豊かな大森山の総合公園内にある動物園です。行動展示が取り入れられていて、樹上で暮らす自然な姿を観察できる「チンパンジーの森」や、ユキヒョウやレッサーパンダなどの動物が雪とたわむれる姿を見られる「雪の動物園」(2025年は1月4日(土)から2月24日(月・振休)までの土日祝に開催)など、生き生きとした動物たちの姿が見どころ。人気のエサやり体験やふれあいコーナーもありますよ。

ホッキョクオオカミはライオンやトラ、ヒョウ、クマなどの大型肉食動物が集まる「王者の森」で飼育されています。じゃれ合ったり遠吠えをしたり、エサを食べたりする様子をじっくりと観察できますよ。

また、草食動物ゾーン内の「アソヴェの森」には、大型アスレチックで遊びながら動物展示場を通り抜ける「動物空中観察遊具」があり、子供も飽きずに楽しめます。

■秋田市大森山動物園
住所:秋田県秋田市浜田字潟端154
入園料:高校生以下無料、大人730円
開園時間:2023年3月18日〜11月30日9:00〜16:30(最終入園16:00)
休園日:2024年3月1日(金)〜3月15日(金)、2024年12月2日(月)〜2025年1月3日(金)、2025年1月、2月の平日、2025年2月25日(火)〜3月14日(金)


多摩動物公園【東京都】

多摩丘陵の豊かな起伏を活かした「多摩動物公園」は、敷地の約6割を雑木林が占め、檻などを極力使わず自然に近い環境を再現しています。300種を超える動物が、「アジア園」、「アフリカ園」、「オーストラリア園」、「昆虫園」の4園に分かれて飼育されています。

「アジア園」で人気なのは、高さ15mのロープをオランウータンが渡る「スカイウォーク・タワー」! 「オーストラリア園」にはコアラやカンガルー、「アフリカ園」にはライオン、シマウマ、キリン、ゾウなどの人気者がそろいます。

「昆虫園」では色とりどりのチョウのほか、外国産の珍しい昆虫を見られますよ。

アジア園内の「アジアの平原」で見られるのが、モウコノウマとタイリクオオカミです。2024年12月現在、オオカミはメスの「スイ」が飼育されています。

■東京都多摩動物公園
住所:東京都日野市程久保7-1-1
入園料:高校生以上600円、中学生以上200円
開園時間:9:30〜17:00(最終入園16:00)
休園日:水曜(祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月1日)

群馬サファリパーク【群馬県】

ライオンやトラの形をしたサファリバスやマイカーに乗って、動物たちの世界を巡る「群馬サファリパーク」。

キリンやシマウマの暮らす「アフリカゾーン」をはじめ、ゾウやラクダがいる「アジアゾーン」、ライオンやトラを間近で見られる「トラ・ライオンゾーン」など、たくさんの動物を見ることができます。

バスの中から草食動物やライオンにエサをあげられる「エサやり体験バス」や「ナイトサファリツアー」などイベントも豊富です。

オオカミに会えるのはウォーキングサファリゾーンに隣接する「オオカミの森・オオカミ繁殖センター」。自然に近い状態でのびのびと暮らすシンリンオオカミの姿を見学できます。繁殖・飼育にも力を入れていて、時期によっては親子で遊ぶ貴重な姿を見ることもできますよ。

園内には遊園地もあり、小さな子供から楽しめるメリーゴーランドやスリル満点のジェットコースター、観覧車(それぞれ入園料とは別料金)など、乗り物も充実しています。

■群馬サファリパーク
住所:群馬県富岡市岡本1
入園料:3歳以上1,700円、高校生以上3,200円
開園時間: 3月11日〜11月11日9:30〜16:00、11月11日〜3月10日9:30〜15:30(最終受付は各1時間まで)
休園日:水曜(GW、春休み・夏休み期間、年末年始を除く)

もっと詳しい情報を見る
「群馬サファリパーク」完全ガイド 見どころ・動物・エリア紹介

富山市ファミリーパーク【富山県】

富山県にある「富山市ファミリーパーク」は、親子で楽しめるレジャーやアトラクションがいっぱいのテーマパークです。

列車やコースター、メリーゴーランドのある遊園地や、10種類のアスレチックで体を思い切り動かして遊べる「森の冒険エリア」、ピクニックを楽しめる芝生広場、ボートに乗れる池など遊び場が充実。家族で1日たっぷり楽しめます。

動物園では約100種・800点近い動物が飼育されています。哺乳類から鳥類、爬虫類、両生類まで人気の生き物が勢ぞろいし、オオカミ舎ではシンリンオオカミが観察できます。

土・日曜、祝日に先着順で参加できる「動物たちにゴハンをあげよう!」では、キリンやオオカミへのエサやりを体験できます。目の前で大きな口を開けて肉にかぶりつくオオカミの姿は迫力満点ですよ。

さらに園内には、「とんぼの沢」や「ムササビ村」、「カエルの谷」、「ホタルのおやど」などがあり、自然の風景や生き物を観察できます。

■富山市ファミリーパーク
住所:富山市古沢254
入園料:中学生以下無料、高校生以上500円
開園時間: 3月15日〜11月9:00〜16:30、12〜2月10:00〜15:30(最終入園は各30分前まで)
休園日:3月1日〜14日、年末年始(12月28日〜1月4日)

東山動植物園【愛知県】

広大な敷地を誇る愛知県の「東山動植物園」には、動物園や植物園、遊園地があるうえに、標高214mの高さから絶景を楽しめる「東山スカイタワー」が隣接しており、魅力的な施設がぎっしり。

遊園地には0歳でも保護者と一緒に乗れるモノレール列車をはじめ、メリーゴーランド、バイキング、ジェットコースターなど17種類のアトラクションがあります。

植物園には約7,000種の植物のほか、国指定重要文化財の「温室」や白川郷から移築した「合掌造りの家」もあり、四季折々の風景を楽しめます。

オオカミがいるのは、ゴリラやチンパンジーなどの類人猿をはじめ、コビトカバやオオアリクイなどのユニークな動物も飼育されている北園エリア。広々とした緑豊かな放飼場をのびのびと走り回るシンリンオオカミ3頭を見学できます。

そのほか、園の人気者であるニシゴリラやコアラ、アミメキリン、ペンギンなどたくさんの動物が暮らしています。ゾウのふるさとスリランカをイメージしたアジアゾウ舎「ゾージアム」も必見です。

■東山動植物園
住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
入園料:中学生以下無料、高校生以上500円
開園時間:9:00〜16:50(最終入園は16:30まで)
休園日:月曜(祝日・振替休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月1日)

天王寺動物園【大阪府】

大阪の中心部にありながら緑豊かな「天王寺公園」内にある「天王寺動物園」。1915年から続く100年以上の歴史を誇る動物園で、広大な敷地におよそ180種・1,000点の動物が飼育されています。

なかでも人気なのは、キリンやライオン、サイなどが悠々と暮らす「アフリカサバンナゾーン」。野生での生息環境を再現する生態的展示が取り入れられていて、サバンナの雄大な自然環境を再現しています。

岩山に囲まれた遠路を歩くと、まるでサバンナにいるような感覚を味わえますよ。

アフリカサバンナゾーンの向かいにはオオカミ舎があり、チュウゴクオオカミを見ることができます。朝鮮半島や中国、ロシア南西部、モンゴルなどに分布する種で、日本で見られるのは希少。金・日曜には「おやつ・ごはんタイム」にエサを食べる様子も見ることができるので要チェックです。

天王寺公園にはほかにも、エントランスエリア「てんしば」や大阪市立美術館(休館中/2025年春リニューアルオープン予定)、茶室を備えた純日本風の庭園「慶沢園」などがあり、散策も楽しめます。

■天王寺動物園
住所:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
入園料:小・中学生200円、高校生以上500円、未就学児無料
開園時間:9:30〜17:00 ※5・9月の土・日曜、祝日は18:00まで(最終入園は各1時間前まで)
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月1日)


神戸どうぶつ王国【兵庫県】

屋外と屋内に施設があり、全天候で楽しめる「神戸どうぶつ王国」。動物との距離が近く、ふれあいやエサやり体験、アトラクションやパフォーマンスが充実していて家族連れに人気です

屋外の「アウトサイドパーク」では、アルパカやカピバラ、ヒツジとのふれあい、アザラシやペンギンへの「おやつタイム」が楽しめます。

屋内のインサイドパークでは、自由に過ごすレッサーパンダやゾウガメ、アルマジロなどの姿を間近に見ることができますよ。

「ロッキーバレー〜北アメリカの動物たち〜」の中で最大の面積を誇るのが、シンリンオオカミが暮らす「ウルフクリーク」。

広々としたスペースには、陸地だけでなく水辺が設けられていて、のびのびと生活する野性味あふれるオオカミの姿をじっくりと楽しめます。

■神戸どうぶつ王国
住所:兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9
入園料:中学生以上2,200円、小学生1,200円、4歳・5歳500円
開園時間:時期によって異なる
休園日:木曜(祝日、春休み・夏休み期間、GW、年末年始を除く)
※開園時間、休園日の最新情報は公式サイトにてご確認ください

とくしま動物園【徳島県】

四国最大級の規模を誇る「とくしま動物園」では、「温帯区」「熱帯区」「サバンナ区」「寒帯区」など、暮らす地域ごとに動物が飼育されています。

温帯区にはレッサーパンダやコツメカワウソ、熱帯区にはチンパンジーやマントヒヒ、サバンナ区にはミーアキャットやライオンが生息。

寒帯区には、北海道の円山動物園からやってきたホッキョクグマの「ポロロ」や、オスのシンリンオオカミ「ユウキ」が暮らしています。運が良ければ遠吠えする姿を見られるかも!

「こども動物園」には、ウサギやリスザル、ポニー、ペンギン、ラマなどの小動物や草食動物が暮らしていて、モルモットやヒツジとのふれあい体験もできますよ。

■とくしま動物園
住所:徳島県徳島市渋野町入道22-1
入園料:中学生以下無料、高校生以上600円
開園時間:9:30〜16:30(最終入園は16:00まで)
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月1日)

平川動物公園【鹿児島県】

「平川動物園」は、鹿児島ののんびりと温かい雰囲気を満喫できる動物園。正面ゲートの先には、桜島と錦江湾の大パノラマをバックにした「アフリカの草原ゾーン」が広がり、足湯に浸かりながらキリンやシマウマ、サイなどの動物たちと景色を楽しめます。

人気のコアラがいる「コアラ館」、マレーグマやホッキョクグマがいる「世界のクマゾーン」、マンドリルやオランウータンなど各種サルを見学できる「世界のサルゾーン」、カピバラやバクが暮らす「南アフリカの自然ゾーン」、インドゾウやミーアキャットが見られる「インドの森ゾーン」など、魅力的なエリアがいっぱいです。

「野生のイヌ・ネコゾーン」にいるのが、北アメリカに生息するシンリンオオカミ。ダイナミックに走り回るオオカミの姿は一見の価値ありです。

そのほか、遊園地も併設されていて、メリーゴーランドや観覧車、ゴーカートなどに乗って遊べますよ。

■平川動物公園
住所:鹿児島県鹿児島市平川町5669-1
入園料:高校生以上500円、小・中学生100円
開園時間:9:00〜17:00(最終入園は16:30まで)
休園日:年末年始(12月29日〜1月1日)

上野動物園【東京都】

1882年開園と日本で一番歴史のある動物園です。魅力的なテーマのエリアが目白押しで、希少種を含む約300種・3,000点の動物が飼育されています。

大人気のジャイアントパンダをはじめ、「アイアイのすむ森」、「アフリカの動物」、「ゾウのすむ森」、「クマたちの丘」、「ゴリラ・トラの住む森」、「ホッキョクグマとアザラシの海」など、人気動物が目白押し。

さらに、モルモットとふれあえる「子ども動物園すてっぷ」も家族連れに人気です。

同園で見られる「タテガミオオカミ」は、南アメリカに生息し、日本ではなかなか見られない貴重な種。オオカミと名前がついていますが、実際にはキツネに近い仲間で、ほっそりと小柄な体つきで、足が長いのが特徴です。

※公式サイトによると、2024年12月現在、上野動物園のタテガミオオカミは非公開となっています

公式サイト(東京ズーネット)

■上野動物園
住所:東京都台東区上野公園9-83
入園料:小学生以下無料、中学生200円、高校生以上600円
開園時間:9:30〜17:00(最終入園は16:00まで)
休園日:月曜(祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月1日)

オオカミに会える全国の動物園を紹介しました。童話や歌でオオカミに親しんでいる子供たちも、本物に会えばもっと好きになってしまうはず。ぜひご家族でおでかけください。

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