【世田谷区編Vol.5】パパ芸人の東京23区「公園」全制覇の旅

お笑いコンビ・火災報知器のツッコミ担当で、公園芸人として活動する小林知之が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に、行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴、遊具など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。

第105回は5回目の調査となる世田谷区です！

※取材日：2020年1月17日
※新型コロナウイルスの影響で、急遽閉鎖される可能性があります。必ず公式サイトなどで最新情報を確認してからおでかけしてください。また、利用する際は感染の拡大に注意してください

世田谷区の公園まとめ【写真付】はこちら！

前回「足立区Vol.5」の記事はこちら！

「世田谷区Vol.4」の記事はこちら！

今回制覇した公園の数：世田谷区の15カ所

この日巡った公園は、八幡山駅周辺の15カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になったおすすめ公園を5つ紹介します！

おすすめ公園1：上北沢公園

八幡山駅すぐの線路沿いにある新しい公園。公園の歴史自体は古いのですが、遊具やトイレなどが新しくなっていて、今回調査した中で一番にぎわっていました。遊具は複合遊具のほかに、都内では珍しい回転ジャングルジム、水路型のじゃぶじゃぶ池（写真）があります。

自分が子供の頃によく遊んでいた回転ジャングルジムですが、最近は安全面を考慮して、設置されていても固定されているところがほとんどなのですが、ここでは現役でした。ルールを守ってきちんと遊べば問題ないものなので、ぜひこのままの姿で残り続けてもらいたいです。

おすすめ公園2：八幡山はらっぱ広場

世田谷区と杉並区の境界にある、名前の通り原っぱ中心の公園。昔は多く観られた原っぱも最近では少し珍しい存在になりました。

芝生ではなく原っぱ。芝生と比べると、原っぱは雑草やらなんやらいろいろな植物が生えているイメージがあります。この日も、雑草を集めてビニール袋に詰めている子供や大人がいました。そう、大人も集めていました！　いくつになっても探求心は尽きないものですよね。

都会は、多様な植物を観察できる場所が減ってきているので、こうして残っていてくれるとありがたいですね。

おすすめ公園3：八幡山三丁目公園

細い道路をはさんで2つに分かれている公園。道で分割されている公園は事故の危険があってあまり好きではないのですが、ここは車がほぼ通らない小さな道路なので、心配はなさそうです。それでも、渡るときは必ず車が来ないか確認してから渡ってくださいね。

園内の遊具は少し古いのですが、すべり台や鉄棒、ブランコ、回転ジャングルジム、砂場と一通りそろっています。住宅街の中にある近所の子供たちに人気の公園です。

おすすめ公園4：八幡山公園

アクティブに遊べる木製のアスレチック遊具が特徴的な公園。アスレチック遊具は、2つのすべり台のほか、ネットの橋やつり橋などが備わっています。この辺りでは見かけないタイプの遊具で、大勢の子供が楽しそうに遊んでいました。

ステンレスやプラスチック製の複合遊具ももちろんいいのですが、木製というだけで、なんだかアスレチック感が増す気がして、わくわくします。維持は大変だと思いますが、これからもこういった木製遊具が増えてくれるといいなと感じました。

おすすめ公園5：将軍池公園

広めの敷地に、池や造山（加藤山）がありますが入ることはできず、観賞用になっています。遊具は健康遊具がある程度ですが、ポンプ式の井戸で水遊びができるようになっています。

名前からして徳川の将軍様にゆかりがあるのかなと思いましたが、違いました。ここはその昔、精神に病を患った方が作業療法として作った公園なのだそうです。その作った患者さんの中に「将軍」という愛称の方がいて、そこからついた名前なのだとか。

これまでたくさんの公園を見てきましたが、公園にも本当にいろいろあるなと考えさせられました。