【新宿区編Vol.5】パパ芸人の東京23区「公園」全制覇の旅

お笑いコンビ・火災報知器のツッコミ担当で、公園芸人として活動する小林知之が、東京23区の公園を全制覇することを目指して、時間の許す限り公園巡りをする「公園全制覇の旅」。実際に行ったからこそわかる各公園の魅力や特徴、遊具など、毎回選りすぐりの情報を独自の視点でお届けします。

第94回は、5回目の調査になる新宿区です！

「特別編　23区の公園を独自評価！」の記事はこちら！

前回「墨田区 Vol.5」の記事はこちら！

「新宿区 Vol.4」の記事はこちら！

今回制覇した公園の数：新宿区の15カ所

この日巡った公園は、神楽坂駅から四谷三丁目駅までの周辺15カ所。自転車で5時間かけて周りました。なかでも気になったおすすめ公園を5つ紹介します！

おすすめ公園1：白銀公園

遊具が充実していて、園内も広々としているので、たくさんの子供たちが遊んでいました。お昼どきというのもあり、ベンチなどには休憩しているサラリーマンやOLさんも多くいて、地域に愛されている感じがしました。

充実した遊具のなかでも目を引くのは、中央にある大きなコンクリート遊具（写真）。この手の遊具は、動物や乗り物、お城など、何かモチーフがあることも多いのですが、ここのは謎のカタチをしています。これを地元の子供たちがなんと呼んでいるか気になります！

おすすめ公園2：あかぎ児童遊園

この公園はとにかくゾウのすべり台が特徴的。ゾウの顔がペイントではなく、彫刻のようにしっかり造形されていて、今まで見たなかで一番りりしい立派な顔立ちをしていました。

しかも、ゾウが2匹も連なって2段のすべり台になっています。住宅街の路地裏に見つけたとても素敵な公園です。

おすすめ公園3：鶴巻南公園

遊具エリアと広場が分かれていて、遊びやすい公園です。特別変わった遊具があるわけではないのですが、子供が楽しめる遊具と大人の健康遊具がバランスよく配置されています。

この公園にはテーブルも多く設置されていて、お昼休憩をしている大人が多くいました。公園といえば子供の遊び場というイメージですが、ベンチで休憩したり、散歩の途中に寄ったり、少したそがれてみたり、大人にとっても大切なオアシスですね。

おすすめ公園4：漱石公園

「吾輩は猫である」や「こころ」「坊つちゃん」など、数々の名作で知られる文豪・夏目漱石が、1907年から亡くなる1916年まで過ごした「漱石山房」の跡地に作られた公園。

遊具はありませんが、入口には漱石の銅像があり、漱石の生涯についてわかる展示室もあって、日本を代表する作家を身近に感じられます。

公園は遊ぶだけでなく学ぶ場所でもあると思うので、このような公園は貴重ですね。

おすすめ公園5：三栄公園

小さな子供でも遊べる複合遊具がある公園。複合遊具は小さな子供も遊びたがりますが、大きな子供が遊んでいると、ぶつかってしまいそうで、親としては心配になってしまいます。

この公園の複合遊具は、大きな子供には少し物足りなく感じられるのか、あまり遊んでいない印象でした。ブランコも、普通のものと小さな子供用があり、安心して遊ばせられます。

砂場や鉄棒、走り回れるスペースもあり、それほど広くはないものの、充実した公園です。