国立の美術館や博物館、動物園といった文化施設からアメ横などの観光スポットまで、見どころ満載の東京・上野。元気いっぱいの小学生も丸1日楽しめるエリアです。今回は上野エリア周辺で、小学生連れの親子におすすめの観光施設を紹介します。
【おすすめ観光スポット】好奇心いっぱいの小学生も大満足!
上野観光の中心地が上野恩賜公園の周辺。このエリアにある美術館や博物館はそのまま見学しても充分に楽しめますが、解説ツアーや体験教室などの小学生やファミリー向けプログラムが豊富に用意されているので、参加するのもおすすめです。
恩賜上野動物園
ライオンやゴリラ、キリン、ゾウなど約350種2,500点の動物に会える、日本で最初に開園した動物園です。
2つに分かれたエリアのうち、東園はアジアゾウやスマトラトラ、ホッキョクグマ、アザラシ、日本の動物などを展示。西園はキリンやカバ、サイといったアフリカの動物が見られるほか、両生爬虫類館、ウサギやモルモットとふれあえる「子ども動物園 すてっぷ」などがあります。※ふれあい等のプログラムは整理券制です。
上野動物園の人気者・ジャイアントパンダが見られるのは東園のパンダ舎。オスのリーリーとメスのシンシン、その子供で2017年に生まれたシャンシャンを展示しています。
パンダ観覧列の混雑状況や待機時間の目安を公式サイトや公式Twitterで確認できるので、パンダを見にいくときは事前にチェックしましょう。
専用ガイドアプリで観覧をより楽しく
上野動物園をもっと深く楽しみたいなら、都立公園ガイドアプリ「Tokyo Parks Navi」がおすすめ。上野動物園の動物の詳しい情報が簡単に見られるほか、自動的に音声ガイドが再生されるおすすめ周遊コース機能(園内でのみ有効)も便利です。オリジナル動物画像がもらえるスタンプラリー機能もあります。
親子向け施設情報
- 表門(東園)から入園する場合:JR「上野駅」公園口から徒歩約5分
- 弁天門(西園)から入園する場合:JR「上野駅」不忍口から徒歩約5分
- 京成電鉄「上野駅」池の端口から徒歩約4分
- 駐車場:—
- 入園料:一般600円、中学生200円(都内在住・在学生は無料)、小学校以下無料
上野恩賜公園
上野駅に隣接する、総面積約53万平方メートルの広大な公園。もともとは東叡山寛永寺の境内で、明治時代になり日本で初めて「公園」として整備された場所です。
園内には博物館や美術館、動物園など親子で楽しめるスポットが多く、1年中にぎわっています。とくに春は桜が2カ月にわたって咲き、お花見の名所として有名です。一面ピンク色に染まる桜の並木道を散策するだけでも十分楽しめます。
大噴水付近の竹の台広場や動物園前の広場などでは、週末にイベントや直売マルシェなどが開催されていることが多く、買い物や食事を楽しめることも。また、ヘブンアーティストと呼ばれる大道芸人やダンサー、ミュージシャン、人形遣いなどの芸も見られます。ヘブンアーティストの活動予定は東京都生活文化局のサイトで確認できます。
不忍池でボートに乗ろう
上野公園の南端に広がる不忍池の「ボート池」では、ボート遊びができます。子供と乗るなら、デザインもかわいく安定したスワンボート(30分700円)がおすすめ。そのほか、手こぎのローボート(60分700円)や足漕ぎペダル式のサイクルボート(30分600円)もあります。
親子向け施設情報
- JR・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」から徒歩約2分、京成線「京成上野駅」下車から徒歩約1分
国立科学博物館
国立で唯一の総合科学博物館。期間限定の特別展や企画展が頻繁に開催されていますが、自然科学や人類の歴史、宇宙など多岐にわたる貴重なコレクションが見られる常設展も充実しています。
常設展を巡る際には、クイズ形式で展示について学べる「学習シート」を事前にプリントしておくと、より深く楽しめます。学習シートは公式サイトからダウンロードできます。
常設展には100体以上の動物のはく製が並ぶコーナーがあるほか、上野動物園にいたジャイアントパンダのフェイフェイとトントンや渋谷駅の銅像が有名な忠犬ハチ公のはく製なども見られます。
子供に人気の恐竜の化石も多数展示。ティラノサウルスの復元骨格は、向かいあうトリケラトプスの復元骨格を襲おうと待ち伏せるしゃがんだ姿勢で展示されています。
また、球型の巨大スクリーンの中心に立って、全方位に映る映像を楽しむ「THEATER36○(シアター・サン・ロク・マル)」もおすすめです。
かわいい子フクロウの展示解説に注目!
地球館の各フロアには、展示の見どころを子供にもわかりやすい言葉で解説する子フクロウのキャラクター「アウレット」が点在しています。親子でアウレットを探しながら館内を進めば、より深く各展示を理解できますよ。
親子向け施設情報
- JR「上野駅」公園口から徒歩約5分
- 駐車場:—
- 入館料(常設展):一般・大学生620円、高校生(高等専門学校生含む)以下無料 ※特別展は展示により料金が異なります。
国立西洋美術館
国立西洋美術館は、国立で唯一の西洋美術専門美術館です。フランスから寄贈返還された松方コレクション(明治・大正期の実業家・松方幸次郎が集めた美術品)を展示するため、1959年(昭和34年)に作られました。
14世紀以降のヨーロッパの美術を幅広く鑑賞でき、ルノワール、マネ、モネ、ゴッホ、ピカソなど著名な画家の絵画や彫刻なども展示されています。有名なロダンの《考える人(拡大作)》は屋外に展示されていて、無料で鑑賞可能です。
春(3〜5月)と秋(9〜11月)の土曜日に、親子で作品鑑賞や創作体験を楽しむイベント「どようびじゅつ」が開催されています。参加の申し込みは春が2月頃、秋が8月頃に開始されます。
建物自体が世界遺産!
近代建築の巨匠、ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館の本館は、2016年に世界文化遺産に登録されました。柱が建物を支える「ピロティ」構造や、建物の中心からグルグルとらせん状に展示室を増築できる「無限成長美術館」などの考えが取り入れられているのが特徴です。
親子向け施設情報
- JR「上野駅」公園口から徒歩約1分、京成電鉄「京成上野駅」から徒歩約7分、東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」から徒歩約8分
- 駐車場:—
- 入館料(常設展):一般500円、大学生250円、高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料 ※企画展は別料金となります。
【おすすめの屋内スポット】雨の日も小学生連れで楽しめる!
上野エリアは駅の近くに遊べるスポットが多いので、雨の日のおでかけにもおすすめ。なかでも見どころが充実した小学生におすすめの場所を紹介します。
東京国立博物館
東京国立博物館は1872年(明治5年)からある 、日本で最も歴史ある博物館です。日本のみならず東洋の考古遺物や美術品、資料など11万7000件を収蔵し、国宝や重要文化財といった貴重な品々が多数見られます。
「本館」「平成館」「東洋館」など6つの展示館があり、異なるテーマの展示が楽しめます。公式サイトにはおすすめコースガイドが掲載されていて、小学生連れなら教科書で見たことのある名品を30分ほどでたどれる「日本美術入門コース」がおすすめです。
ハニワや土偶など子供もなじみやすい考古遺物がズラリとそろった平成館もおすすめ。歴史教育が始まる前の低・中学年でも興味を持ちやすいはず。
親子・子供向けプログラムを楽しもう
土日を中心に、不定期で子供やファミリー向けのイベントが開催されています。お芝居形式で解説が楽しめるツアーや手作りワークショップなど、工夫を凝らした企画が人気です。参加申し込みは公式サイトで行えます。
親子向け施設情報
- JR「上野駅」公園口または「鶯谷駅」南口から徒歩約10分
- 台東区循環バス「東西めぐりん」で「上野駅入谷口」から谷中・千駄木 方面(寛永寺経由)のバスに乗車し、「東京国立博物館前」で下車すぐ
- 駐車場:—
- 入館料(総合文化展):一般620円、高校生以下および満18歳未満、満70歳以上は無料(入館時に生徒手帳や健康保険証など年齢のわかるものを提示) ※子供(高校生以下および満18歳未満)同伴の保護者は子供1名につき同伴者2名まで)520円(団体料金と同額)に割引。
ヤマシロヤ
上野駅の広小路口を出てすぐのところにある、ビル丸々一棟のおもちゃ屋さん。地下1階から地上5階まで、最新トイやファンシーグッズ、トレーディングカード、アニメやキャラクターのフィギュア、雑貨、知育玩具など、多彩なおもちゃを販売しています。
3Fには小学生に人気のゲームキャラのグッズやトレーディングカードがずらり。5Fはガンプラなどのプラスチックモデルや模型用の工具などが販売されていて、パパと子供で一緒に買い物が楽しめそう。
土日や祝日には店頭イベントや先行販売、キャンペーンなどが行われることもあります。
パンダグッズも人気
パンダのぬいぐるみやステーショナリーなど、多彩なパンダグッズを取り揃えているのも上野のおもちゃ屋ならでは。上野観光のお土産を探しに訪れてみては?
親子向け施設情報
- JR「上野駅」広小路口から徒歩約1分 、東京メトロ「上野駅」5a・5b出口から徒歩約1分
- 駐車場:—
【おすすめ体験スポット】小学生に貴重な体験を!
上野エリアで小学生が楽しめるおすすめの体験系スポットを紹介します。普段はできない体験にドキドキワクワク!
元祖食品サンプル屋 合羽橋店
レストランなどに飾られる「食品サンプル」の製作体験ができるスポット。上野から浅草方面に徒歩20分ほどのかっぱ橋道具街通りにあり、食品サンプルの購入と体験ができる本館と、体験専用の別館があります。上野駅から行くなら、入谷口から台東区循環バス「東西めぐりん」に乗るのもおすすめ。約5分ほどで着く「松が谷」で下車し、そこから徒歩2分ほどです。
常時開催されている写真の「天ぷら&レタス」のサンプル作り体験なら、小学校1年生から申込み可能。体験は事前予約制で、小学3年生以下は保護者の同時参加(有料)が必要です(見学のみは不可)。ほかにも食品サンプルの伝統の技法をもとに、食品サンプル職人の発想と技術を生かして開発した期間限定の体験メニューもあります。
本館の店頭では、多彩な食品サンプルを購入できます。レギュラー商品化されていないサンプルのテスト販売も行っていて、一風変わったお土産を探している人におすすめです。
自宅で作れる食品サンプルキット「さんぷるん」も販売!
店頭では、スパゲティやラーメンなどのサンプルを自宅で作れる体験キット「さんぷるん」(1,600円〜2,800円・税別)も販売中。参加可能な年齢に満たない子供がいる家族も自宅でサンプル作りが楽しめます(14歳以下のお子様が作る場合は、必ず大人の方の管理下で行ってください)。
親子向け施設情報
- つくばエキスプレス「浅草駅」A2出口から徒歩約5分、東京メトロ銀座線「田原町駅」から徒歩約12分
- 駐車場:—
- 料金:常時実施メニュー「天ぷら&レタス」2,300円(税込) ※2019年9月1日以降は2,500円に改定
台東区立下町風俗資料館
明治から昭和にかけての古き良き東京下町の文化を体感できる資料館です。大正時代の下町の家屋が再現されており、実際に使われていた調度品や生活用品にふれることができます。
けん玉やすごろく、お手玉など、昔ながらのおもちゃを実際に手に取って遊べるコーナーもあります。また、昔のおもちゃを自分の手で作って遊ぶ「こども土曜塾」も毎月第4土曜日に開催されていて、風車や折り紙、プロペラ玩具などの手作り体験が楽しめます。
さらに毎月第2・第4日曜日には、職人さんによる伝統工芸の実演を実施。第1日曜日には昔ながらの街頭紙芝居も楽しめます。
入場無料の付設展示場もあります
資料館から上野公園を通過して徒歩20分ほどのところに、付設展示場の旧吉田屋酒店があります。明治期の酒屋を移築したもので、昔の酒屋の様子を知ることができます。上野公園を散策がてらに足を伸ばしてみるのもいいですね。JR上野駅入谷口や東京国立博物館から台東区循環バス「東西めぐりん」に乗れば展示場そばのバス停まで行けます。
親子向け施設情報
- 京成電鉄「京成上野駅」から徒歩約3分、JR・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」から徒歩約5分
- 駐車場:—
- 入館料:一般300円、小・中・高校生100円
【おすすめランチスポット】小学生も大満足の絶品グルメ
観光に行ったらランチもお楽しみのひとつ。子供歓迎のお店ならママパパも安心してゆっくり食事が味わえますよ。
おぼんdeごはん 上野店
「おぼんdeごはん 上野店」は、バランスのとれた和食中心の手作り定食がおいしいと評判のランチスポット。定食はメイン料理を15種類以上から選ぶことができ、ごはんも白ごはんと五穀ひじきごはんの2種類が用意されています。
定食のご飯とみそ汁のおかわりは自由。定食以外にも丼ものやうどん、だし茶漬けなど幅広いメニューが楽しめます。
JR上野駅の不忍口や山下口を出てすぐの上野の森さくらテラス内にあり、建物の屋上テラスから上野公園に行ける立地。窓から上野駅を望むカフェスタイルの店内は開放的な明るい雰囲気で、キッズチェアやソファー席もあり、子連れでも入りやすいお店です。
スイーツも大人気!
食事メニュー以外にデザートやカフェドリンクも充実しているので、観光中の休憩場所にも最適。おすすめは、そば粉を使った店内仕込みの「そば粉deクレープ」です。アイスやフルーツがぜいたくに盛りつけられて、大人も子供も満足できるはず。
親子向け施設情報
- JR「上野駅」不忍口・山下口から出てすぐ、京成電鉄「京成上野駅」正面出口から徒歩約1分
- 駐車場:—
土古里 上野バンブーガーデン店
上野の森さくらテラスの隣にある上野バンブーガーデンにある焼肉屋。建物の屋上から上野公園に出ることができ、駅からアクセスしやすいのも魅力です。ランチタイムには多くの家族連れが利用しています。
掘りごたつ席や個室が充実していて、子供向けメニューや食器、椅子が用意されているなど、子連れで利用しやすいのが魅力。ベビーカーでの入店や離乳食の持ち込みもOKで、おむつの交換スペースもあるので、家族に乳幼児がいても安心です。
ランチは、良質な厳選和牛をテーブルのロースターで焼いて食べる焼肉セットがメインですが、石焼ビビンパ(1,350円・税込)も人気のメニュー。アボカドと海老のチヂミ(780円・税込)、また、カレー・うどん・ラーメンから選べるお子様ランチ(おもちゃ・ソフトドリンク付で500円・税込)もあります。
こだわりの山形牛1頭買い!
土古里では、山形牛のなかでもA4ランク以上、月齢30カ月以上で未経産の雌牛に限定したこだわりの牛肉を提供。1頭買いすることで、リーズナブルな価格を実現しているそう。大人も満足できる焼肉ランチが楽しめますよ。
親子向け施設情報
- JR「上野駅」山下口から徒歩約1分、京成電鉄「上野駅」から徒歩約3分、
- 駐車場:—
【おすすめ宿泊&ホテル】小学生まで添い寝無料のホテルを厳選
子供との観光旅行は宿泊先選びも悩むポイントのひとつ。上野にあるアクセス良好で子連れにやさしいホテルを紹介します。
ホテルサンルート"ステラ"上野
JR上野駅浅草口からすぐの「ホテルサンルート"ステラ"上野」。上野公園周辺の動物園や博物館などはもちろん、東京メトロ銀座線の上野駅も利用しやすい位置なので、浅草や東京スカイツリー方面へのアクセスしやすい立地にあります。子連れにうれしい3名様1室ファミリープランが人気のホテルです。
ベッドを追加しない添い寝なら小学生まで宿泊無料です。その分のアメニティは用意されませんが、ホテルから徒歩1分の距離にコンビニがあるので困りません。
ホテルの朝食は和洋食のビュッフェ形式で、大人が1,300円(2019年10月より1,400円)、3歳〜小学生は800円、2歳以下は無料です。チェックアウトは11時なので、子供と一緒にしっかり朝食を摂ってからでも余裕をもって出発できます。
上野動物園の入場券付きプランはいかが?
ホテル公式サイトからの予約限定で、上野動物園の入場チケット付き宿泊プランが用意されています。土日や祝日は上野動物園のチケット売り場が混雑しがちですが、このプランならスムーズに入園できます。公式サイトからの予約には「相鉄ホテルズクラブ」への会員登録が必要です。
親子向け施設情報
- JR「上野駅」浅草口から徒歩約2分
- 駐車場:有
ベッセルイン上野入谷駅前
ホテル「ベッセルイン上野入谷駅前」は、上野から1駅の東京メトロ日比谷線「入谷駅」から徒歩約1分の位置にあります。ファミリー向けのサービスが充実しているのも特徴です。
このホテルでは、18歳以下の子供は両親や祖父母と添い寝の場合、宿泊が無料に(添い寝の人数制限なし)。添い寝する際は複数のベッドをくっつけて寝ることができます。客室のベッド数と添い寝を含めた人数が同じ場合や予約の仕方によっては、無料にならないケースもあるので、公式サイトで確認しましょう。
さらに、12歳以下なら添い寝での宿泊でも朝食が無料で食べられます。朝食は和洋ビュッフェスタイルで、豊洲直送のまぐろやネギ、とろろ、錦糸卵など好きな具材を乗せて作るまぐろ丼が味わえます。また、毎朝ホテルで焼き上げるパンも人気です。
子連れにうれしいがサービスがいっぱい!
添い寝での無料宿泊の場合でも、枕やパジャマ(大人サイズのみ)、ハブラシ、タオル、スリッパ(20cmのみ)など、子供用アメニティは無料で借りられます。携帯充電器やDVDプレイヤー、子供用のおもちゃ、紙おむつや哺乳瓶消毒セットといった乳幼児連れ向けのアイテムの貸出も充実。また、24時間利用できるコインランドリーがあるので子供が旅行中に服を汚してしまっても安心です。
親子向け施設情報
- 東京メトロ日比谷線「入谷駅」3・4出口から徒歩約1分
- 駐車場:有
【おすすめ穴場スポット】小学生も興味津々!
上野に行くなら、下町情緒あふれる商店街や歴史ある寺社なども必見。小学生もきっと興味を持ちますよ。
アメ横商店街
JR上野駅と御徒町駅の間に広がる「アメ横商店街」。年末には、鮮魚や乾物などの食材を買い求める客でとくににぎわいます。
食品以外にも、衣料品、スポーツ用品、雑貨などを扱う店舗や飲食店が建ち並び、大特価の商品があることも。散策するだけでも十分観光気分が味わえます。
「志村商店」の名物・チョコレートたたき売り(1,000円)。リズムのよい掛け声に合わせて袋にどんどんチョコレートやお菓子を入れてくれます。小学生でもお店の人とのコミュニケーションを楽しめますよ! 人気店のため人だかりになっていることも。はぐれないように気をつけましょう。
食べ歩きも楽しい!
串に刺したスイカやメロンなどのカットフルーツや肉屋直営店のメンチカツ、たこ焼きなど、幅広いジャンルの食べ歩きフードが楽しめるのもアメ横ならでは。抹茶ソフトクリームやどら焼きなどのスイーツもおすすめです。
親子向け施設情報
- JR「御徒町駅」から徒歩約5分、JR「上野駅」から徒歩約10分
- 駐車場:—
上野東照宮
「東照宮」とは、徳川家康が神様として祀られている神社のことで、1627年に創建された上野東照宮には現在、徳川家康、徳川吉宗、徳川慶喜が祀られています。上野公園内にあり、子連れで行きやすい上野観光の穴場です。
大石鳥居をくぐった先に見える金色に輝く大きな門が、「唐破風造り四脚門(からはふづくりよつあしもん)」、通称唐門です。唐門の向こうにも黄金色の社殿があり、拝観料(中学生以上500円、小学生200円)を払うと間近で見ることができます。大石鳥居や唐門、社殿はいずれも国指定重要文化財です。
幕末の戊辰戦争や関東大震災、第二次世界大戦のなかで奇跡的に焼失せずにその姿を残してきた上野東照宮は、まさにパワースポット。なかでも御神木の大楠は樹齢600年以上といわれ、見上げるとその荘厳な佇まいに息をのむことでしょう。
観光の記念に「ユニコ」の御守を
上野東照宮を訪れる人々からかわいいと評判なのが、漫画家・手塚治虫の人気キャラクター「ユニコ」が刺繍された御守(800円)。手塚治虫生誕90周年を記念したものです。また、タイミングが合えば毎月17日限定で販売される「昇龍守」(1,500円)も見逃せません。
親子向け施設情報
- JR「上野駅」公園口から徒歩約5分、京成電鉄「京成上野駅」池之端口から徒歩約5分
- 駐車場:—
- 拝観料:大人(中学生以上)500円、小学生200円、団体(20名以上)400円
小学生の知的好奇心を満たす魅力的なスポットがいっぱいの上野エリアは、1日では回りきれません。ぜひ記事を参考にじっくり観光を楽しんでくださいね。