東京都台東区の上野動物園で、2017年6月12日(月)にジャイアントパンダの赤ちゃんが5年ぶりに誕生しました! 出産したのは、11歳のメスのパンダ「シンシン」。生まれた赤ちゃんは1頭で、性別は不明です。
待望の赤ちゃん誕生!
シンシンは2017年2月27日に、約4年ぶりにオスパンダの「リーリー」(11歳)と自然交配したことが確認。先月16日ごろから食時量が減少し、休息時間も長くなり、乳頭が目立つようになるなど妊娠の兆候が強まり、同25日公開が中止されていました。
シンシンと父親のリーリー(11歳)は、中国と共同でパンダと生息地の保全活動を行う、「ジャイアントパンダ繁殖研究プロジェクト」により、2011年2月に来園。2頭の間には2012年にも赤ちゃんが誕生しましたが、残念ながら6日後に肺炎で死んでしまいました。故に今回5年ぶりとなる赤ちゃんの誕生は、まさに待望の好事といえます。元気にすくすく育ってほしいですね。
気になるお披露目の時期ですが、上野動物園の教育普及係によると「パンダの成長課程次第なので現状は未定ですが、半年を目途にしています」とのこと。ちなみに同園で1988年に生まれたユウユウは、生まれてから半年後に公開されています。和歌山のアドベンチャーワールドでは、パンダが生まれてから約1カ月後に初公開することもあり、成長次第とも言えそうです。お披露目を楽しみに、今後の赤ちゃんパンダの成長を見守っていきましょう。