埼玉県さいたま市にある鉄道博物館に、2018年7月5日(木)から新館がオープンします。鉄道の「仕事」「歴史」「未来」をテーマにした展示が新設されるほか、屋外エリアには子ども向けの遊具を設置した屋外広場「てっぱくひろば」がリニューアルオープンします。
大人気の鉄道博物館に新館がオープン!
2007年にオープンした鉄道博物館は、JR東日本が運営する鉄道をテーマにした博物館。車両の実物展示をはじめ、国内最大級のジオラマやシミュレータなどがある人気スポットです。2017年4月から順次全館のリニューアルが進められてきた同館では、その集大成として新館がオープン。
「仕事ステーション」「歴史ステーション」「未来ステーション」の3つの展示室が新設され、さまざまな体験ができます。
新幹線の運転シミュレータを新設!
新館1階と2階にある「仕事ステーション」は、鉄道に携わるさまざまな仕事について学べる体験型ステーション。鉄道の運行を支える駅や乗務員、設備メンテナンスなどの仕事について、映像や模型、シミュレータ、グラフィックなど、さまざまな手法で模擬体験することができます。
一番の目玉は、運転士・車掌のお仕事体験です。新幹線の運転体験ができる「E5シミュレータ」や、車掌の仕事が体験できる「車掌シミュレータ」が新設されるほか、在来線運転シミュレータには「E233シミュレータ」が追加されます。
本館のシミュレータホールとあわせて、充実した内容を楽しめそうですね。
鉄道の未来&歴史を疑似体験!
また、新館2階の「未来ステーション」は、未来の鉄道をテーマにしたエリア。自分の分身となるアバターがアニメーションの中に入り込み、未来の鉄道の姿を疑似体験できます。
さらに、新館3階の「歴史ステーション」では、140年以上にわたる日本の鉄道の歴史を学ぶことができます。大正時代の東京駅を再現した展示などもあり、当時の社会や生活の様子を感じられるほか、6つに区分された時代ごとに鉄道技術の進化が紹介されています。
屋上&屋外エリアも充実!
そのほか1階には、日本初の営業最高速度・時速320kmを実現した「E5系新幹線電車」のモックアップ(グランクラス車両)と、日本初の新在直通運転を可能にした山形新幹線「400系新幹線電車」の実物が展示されます。
4階の屋上エリアには、線路を走り抜ける新幹線を大きな窓から眺めながら食事ができる「ビューレストラン」と、見晴らしの良い展望スペース「トレインテラス」も新設されます。
さらに、新館南側には「E7系スライダー」などの遊具を新設した「てっぱくひろば」がリニューアルオープンするほか、本館でも3Dメガネを装着して臨場感のある映像を体感できる「てっぱくシアター」が新設されます。
多彩な新コンテンツが登場する同施設におでかけして、親子で鉄道の世界を堪能しましょう。
■鉄道博物館
営業時間:10:00〜18:00(最終入館は17:30まで)
※2018年7月5日(木)10:00〜新館オープン
休館日:火曜日、年末年始
※7月4日は臨時休館
※2018年5月1日、7月24日・31日、8月すべての火曜日、12月25日、2019年3月19日・26日は開館予定です
場所:埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
料金:一般1,300円、小中高生600円、幼児(3歳以上)300円
※新館オープン日から適用される新料金です
※コンテンツにより、別途有料の場合があります