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【2023】関東の大型鉄道ジオラマ16選 運転体験&世界最大級&入場無料も

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

鉄道の博物館などで人気の展示の1つが、電車が走る風景を模型でリアルに再現した鉄道ジオラマ。コンピュータ制御でドラマチックな演出が楽しめたり、ジオラマを走る電車を運転できたりと、子供はもちろん大人も楽しめる大規模なものが各地にあります。

そこで今回は、関東にある大型の鉄道ジオラマが見られるスポットを一挙に紹介します!

※2023年の最新情報に更新しています

もくじ

関東の鉄道博物館&鉄道公園まとめ関東の100円以下で乗れるミニ鉄道まとめ

鉄道博物館【埼玉県さいたま市】

国内最大級の規模を誇る鉄道の博物館です。鉄道ジオラマは、HOゲージの模型車両が総延長1,200mの線路を縦横無尽に走る大規模なものです。観客席もあり、スタッフが鉄道模型を走らせながら日本の鉄道について解説するショーが1日に9回開催されています。

日本の鉄道の特徴ともいえる「高速輸送」と「高密度で正確な輸送」を複雑なレイアウトで再現しています。東北新幹線E5系「はやぶさ」と秋田新幹線E6系「こまち」の切り離しと連結も再現されており、必見です!

鉄道博物館
所在地:埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
営業時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
定休日:火曜、年末年始
入館料:【前売り】一般1,230円、小中学生510円、3歳〜未就学児210円 【当日】一般1,330円、小中学生620円、3歳〜未就学児310円
アクセス:
【電車】ニューシャトル「鉄道博物館駅」から徒歩約1分
【車首都高速埼玉大宮線「新都心西IC」から約4km
駐車場:あり(有料)

原鉄道模型博物館【神奈川県横浜市】

世界的にも著名な鉄道模型の収集家、故・原信太郎氏が制作・所蔵した鉄道模型やコレクションを展示する博物館です。

展示のメインとなるのが、1番ゲージの屋内鉄道ジオラマとしては世界最大級の規模を誇る「いちばんテツモパーク」。大規模なだけでなく、走行する車両の内部に本物の鉄道と同じ仕組みを再現するなど、非常にリアルな作りが特徴です。

HOゲージで横浜の今と昔の景色を再現した「横浜ジオラマ」も展示。旧横浜駅(現桜木町駅)の周辺をSLが走る様子と、ランドマークタワーなどが立ち並ぶ近代的な現在の横浜の様子を1つのジオラマで楽しむことができます。

原鉄道模型博物館
所在地:神奈川県横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルディング2階
営業時間:10:00〜17:00(チケット販売終了16:00/最終入館16:30)
定休日:火・水曜(祝日の場合は営業し、翌営業日に振替休館)、年末年始、2月上旬(館内保守点検期間)
入館料:
【平日】大人1,200円、中高生900円、4歳以上600円
【土日祝・ハイシーズン】大人1,300円、中高生1,000円、4歳以上700円
アクセス:【電車】JR東海道本線・JR根岸線・東急電鉄・横浜高速鉄道・京浜急行電鉄・相模鉄道・横浜市交通局「横浜駅」から徒歩5分/横浜高速鉄道みなとみらい線 新高島駅下車 徒歩2分
駐車場:なし(同ビル地下1階に時間貸駐車場あり)


東武博物館【東京都墨田区】

私鉄のなかでも屈指の歴史を持つ東武鉄道の博物館です。展示されているHOゲージのジオラマは、関東平野をイメージした横14m、奥行き7mの大型サイズ。実物の運転台を操作して模型の電車を走らせることができます(有料)。

1日に5回、「パノラマショー」を実施。コンピュータ制御で走る約130両の鉄道模型が走る姿を見ながら、車両の特徴や東武鉄道の1日について学ぶことができます。

■東武博物館
所在地:東京都墨田区東向島4-28-16
営業時間:10:00〜16:30(最終入館16:00)
定休日:月曜(月曜が祝日・振替休日の場合は、その翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料:大人200円(交通系電子マネー200円、現金210円)、4歳〜中学生100円
アクセス:東武スカイツリーライン「東向島駅」となり
駐車場:あり(無料)

京王れーるランド【東京都日野市】

「京王れーるランド」は多摩動物公園に隣接する鉄道のテーマパーク。ここには京王沿線の風景をイメージしたHOゲージの大型ジオラマが展示されていて、実際の運転台で電車を運転(有料)することができます。

そのほか、シミュレーターでの運転体験や実物車両を使った車掌体験ができるほか、アスレチックやプラレールで遊べるコーナーといった子供向けのエリアもあります。

※アスれーるチックコーナー、プラレールコーナーは整理券を配布しての入れ替え制

■京王れーるランド
所在地:東京都日野市程久保3-36-39
営業時間:9:30〜17:30(最終入館17:00)
定休日:水曜(祝日の場合は翌木曜日休館)、1月1日
※春・夏・冬休み期間は開館する場合あり
※施設保守のため臨時休館日を設ける場合あり
入館料:3歳以上310円
アクセス:【電車】京王線「多摩動物公園駅」よりすぐ
駐車場:近隣に有料駐車場あり

地下鉄博物館【東京都江戸川区】

「地下鉄博物館」には、東京の地下を走る地下鉄路線をイメージしたHOゲージの「メトロパノラマ」が展示されています。30分の演出運転が1日4回実施されており、複雑に交差する路線を電車が行き交う光景は圧巻です。

■地下鉄博物館
所在地:東京都江戸川区東葛西6-3-1 東京メトロ東西線葛西駅高架下
営業時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
定休日:月曜(祝日・振替休日となる場合は翌日)、年末年始(12/30〜1/3)
※臨時休館の場合あり
入館料:大人220円、満4歳〜中学生100円
アクセス:
【電車】東京メトロ東西線「葛西駅」からすぐ
【車】葛西駅南側より葛西五丁目信号/葛西警察署入口を曲がり、一つ目の角を左折
駐車場:あり(無料)

ホビーセンターカトー東京店【東京都新宿区】

鉄道模型の人気ブランド「KATO」直営のショップです。1階に大型ジオラマが展示されていて、入場無料で見ることができます。また、2階にもレイアウトがあり、こちらはショップで500円以上購入すると運転体験ができます(無料で車両をレンタル可能)。

ちなみに、お店の前で京浜急行電鉄の「デハ268号」の実物を見ることができます。

ショールームに入ると、すぐに目の前にはジオラマが!電車が通り過ぎていくたびに、娘も反応して目で追っていました。

鉄道模型だけではなく、ビルや山といったパーツもうまく配置されていて、本当にきれいな一風景!・・・といった感じでした。これをみることによって、鉄道に関するイメージがガラリとかわりました。おおげさかもしれませんが「芸術作品」のようにすら思えてしまいました。また、ジオラマをみていてと、鉄道模型とプラレールの違いの大きさを感じました。

入口すぐのコーナーですが、何組ものご家族がこのジオラマがかなり気に入ってしまったようで、しばらくの間見入っていましたよ!mama-mamaさんのおでかけ日記

■ホビーセンターカトー東京店
所在地:東京都新宿区西落合1-24-10
営業時間:【平日】11:00〜20:00 【土日祝】10:00〜19:00
※2F修理カウンターは毎日19:00まで
定休日:年末年始
入館料:入場無料
アクセス:都営大江戸線「落合南長崎駅」徒歩5分
駐車場:あり


青梅鉄道公園【東京都青梅市】※休園中

鉄道開業時に使われた蒸気機関車など、貴重な実物車両が多数展示された公園です。敷地内の記念館にHOゲージの鉄道ジオラマが展示されています。1時間に1度、運転ショーが行われるほか、それ以外の時間は選んだ電車を運転できます(有料)。

※2023年11月現在、リニューアルのため休園中
(休園期間: 2023年9月1日〜2025年度末(予定))

物流博物館【東京都港区】

江戸時代から昭和にかけての物流をテーマにした博物館です。ここには、鉄道貨物やトラック、港や空港といった物流つながりを再現した大型ジオラマが展示されています。貨物列車がもちろんトラックも道路を行きかうなど非常にリアルな作りで、物流が24時間休まず動き続けていることを実感できます。

展示物がとても興味深いです。空港やコンテナなど物流にフォーカスしたジオラマがあったり、実際に担げる米俵など。タッチパネルのゲームや、なんだかマニアックなオモチャ、宅配業者などの衣装(大人用)も。chocoholicさんの口コミ

■物流博物館
所在地:東京都港区高輪4-7-15
営業時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
定休日:毎週月曜日および毎月第4火曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始、展示替・資料整理期間
入館料:高校生以上200円、65歳以上100円、中学生以下無料
アクセス:【電車】JR各線・京浜急行「品川駅」高輪口より徒歩7分/都営浅草線「高輪台駅」A1出口より徒歩7分
駐車場:要問合せ

京急ミュージアム【神奈川県横浜市】

2020年にオープンした、京急電鉄の魅力が体感できる入館無料の鉄道ミュージアムです。

貴重な「京急デハ230形」の実物車両や新1000形の運転台を使ったシミュレーターのほか、沿線の風景を再現した「京急ラインジオラマ」が展示されています。

長さ約12mの大型サイズで、HOゲージの模型車両に搭載したカメラ映像を見ながらリアルな運転体験が楽しめます(1回100円)。操作する運転台に本物の800形電車のものを使用した本格派です。

※2023年11月現在、1日3回の入れ替え制で、1回目と2回目の入館には事前予約が必要です

■京急ミュージアム
所在地:神奈川県横浜市西区高島1-2-8 京急グループ本社1階
営業時間:
2023年11月現在、1日3回入れ替え制
【1回目】入館時間10:00〜11:00/退館11:30
【2回目】入館時間12:30〜13:30/退館14:00
【3回目】入館時間15:00〜16:00/退館16:30
※1回目と2回目の入館には事前予約が必要
定休日:公式サイト参照
入館料:無料 ※一部コンテンツは有料
アクセス:JR東海道本線・JR根岸線・東横線・京浜急行・相模鉄道・横浜市営地下鉄ブルーライン「横浜駅」東口から徒歩約7分
駐車場:なし

もっと詳しい情報を見る
横浜「京急ミュージアム」完全ガイド 見どころ&遊び&体験網羅

ロマンスカーミュージアム【神奈川県海老名市】

2021年にオープンした、小田急電鉄初の鉄道ミュージアムです。ここには、新宿から小田原・箱根まで小田原線沿線を再現した、迫力ある巨大な鉄道ジオラマが展示。懐かしの引退済み車両から最新の現役車両まで、合計15車種の歴代車両がジオラマ内を駆け抜けます。

また、ジオラマ内を走っているロマンスカー・GSE(7000形)と江ノ電(5000形)の運転体験が楽しめます。そのほか、プロジェクションマッピングとオリジナルソングでドラマチックに演出したジオラマショーも見どころです。

■ロマンスカーミュージアム
所在地:神奈川県海老名市めぐみ町1-3 (小田急海老名駅隣接地)
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火曜
入館料:中学生以上900円、小学生400円、3歳以上100円
アクセス:【電車】小田急線小田原線「海老名駅」からすぐ
駐車場:近隣施設「ららぽーと海老名」との駐車場提携サービスあり(1時間無料)

電車とバスの博物館【神奈川県川崎市】

東急電鉄が運営する博物館です。展示のなかでもとくに注目なのが「パノラマシアター」。HOゲージの鉄道ジオラマと大型スクリーンを組み合わせたもので、映像や音楽による演出が楽しめます。

また、Nゲージのジオラマで電車を運転できる「Nゲージパーク」(有料)も設置。車両は無料でレンタルできるほか自宅から持ち込むこともできます。

もう1つの「ジオラマ・シミュレーター」はHOゲージのジオラマで、運転台に座って車載カメラからの映像を見ながら運転でき、臨場感バツグン!

昔の東急沿線の風景を再現したジオラマも展示。リアルに作り込まれていて、一見の価値あり。

■電車とバスの博物館
所在地:神奈川県川崎市宮前区宮崎2-10-12
営業時間:10:00〜16:30(最終入館16:00)
定休日:木曜(木曜が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料:高校生以上200円、3歳〜中学生100円
アクセス:東急田園都市線「宮崎台駅」直結
駐車場:なし(近隣の駐車場を利用)

横浜市電保存館【神奈川県横浜市】

かつて横浜市内を走っていた路面電車「横浜市電」の博物館で、2つの鉄道ジオラマが展示されています。

目玉は、2023年7月にオープンした「ハマジオラマ」。HOゲージが採用され、街や地下を走る電車やバスの走行を臨場感たっぷりに見ることができます。
映像や照明を組み合わせた運転ショーもに定期的に行われ、運転体験も可能です。

もう1つのNゲージのジオラマも現代の横浜をイメージしたもので、こちらも運転体験ができますよ。

※運転体験は有料

■横浜市電保存館
所在地:神奈川県横浜市磯子区滝頭3-1-53
営業時間:9:30〜17:00(最終入館16:30)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29〜1/3)
※春・夏・冬休み期間中は月曜日も開館
入館料:高校生以上300円、3歳〜中学生100円 (現金のみ)
ICカードによる市営バスでの来館または市営バス1日乗車券利用者によるは、高校生以200円、3歳〜中学生50円
※ICカードでの支払いは不可
アクセス:JR根岸線「根岸駅」より市営バスで「市電保存館前」下車徒歩1分
駐車場:あり(無料)※休日は混雑するため公共交通機関の利用を推奨

辻堂海浜公園【神奈川県藤沢市】

ジャンボプールやゴーカート、ファミリー自転車など、親子で楽しめる施設が揃う総合公園です。公園内の「交通展示館」に鉄道ジオラマが展示されていて、本格的な運転台を使った運転体験が無料で楽しめます。

館内には、電車の運転シミュレーターや飛行機や船、自動車などさまざまな交通に関する展示も。

■県立辻堂海浜公園 交通展示館
所在地:神奈川県藤沢市辻堂西海岸3-2
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:00)
定休日:月曜(祝日の場合は開館し、火曜休館)、祝日の翌日、年末年始
入館料:20歳以上65歳未満(学生および高校生を除く)310円、20歳未満および学生(高校生を除く)210円、高校生と65歳以上100円、中学生以下は無料
アクセス:
【車】新湘南バイパス「藤沢IC」より約5km
【電車】JR東海道本線「辻堂駅」南口から高砂・辻堂西海岸経由辻堂団地行きバス「辻堂海浜公園入口」下車/JR東海道本線「辻堂駅」南口から湘洋中学校経由鵠沼車庫前行きバス「辻堂海浜公園前」下車
駐車場:あり(有料)


碓氷峠鉄道文化むら【群馬県安中市】

廃止された旧横川駅に隣接する横川運転区跡地に建設された鉄道テーマパークです。

「鉄道資料館」に碓氷峠をイメージしたHOゲージの鉄道ジオラマが展示されており、1時間おきに演出運転が行われています。それ以外の時間は来場者がボタン操作で電車を操作可能です(有料)。

■碓氷峠鉄道文化むら
所在地:群馬県安中市松井田町横川407-16
営業時間:【3月10月】9:00〜17:00 【11月〜2月】9:00〜16:30 (最終入園は閉園の30分前)
定休日:火曜(8月を除く)、12/29〜1/4
(火曜日が祝日の場合は翌日休園)
入館料:中学生以上700円、小学生400円、未就学児無料
アクセス:
【電車】JR信越本線「横川駅」隣接 (JR「高崎駅」より普通列車で約35分)
【車】上信越自動車道「松井田妙義IC」より国道18号経由、車で約10分
駐車場:あり(無料)

房総中央鉄道館【千葉県夷隅郡】

鉄道ファンに人気のローカル線「いすみ鉄道」の大多喜駅からほど近い場所にあるスポットです。

約1kmもの線路が敷かれた大規模なジオラマがあり、養老渓谷から都市部までの景色が再現されています。

ジオラマ以外にも個人で収集した国鉄時代の貴重なコレクションを多数展示。

※2023年11月現在、当面の間は日曜日のみ開館

■房総中央鉄道館
所在地:千葉県夷隅郡大多喜町久保(くぼ)102
営業時間:日曜 10:00〜15:30(最終入場15:00)
定休日:当面の間は日曜日のみの開館
入館料:大人200円、小学生以下100円
アクセス:
【電車】いすみ鉄道「大多喜駅」から徒歩2分
【車】館山自動車道「市原IC」ぁら約33km
駐車場:なし(近くに町営駐車場あり)

壬生町おもちゃ博物館【栃木県下都賀郡】

「とちぎわんぱく公園」の敷地内にある施設で、貴重なおもちゃを展示しているほか、実際におもちゃや遊具で遊べるスポットです。「鉄道模型の部屋」に2つのジオラマが設置されています。

HOゲージのジオラマは、全面を見渡せる操作席にサウンド付きのコントローラもあり、臨場感のある運転が楽しめます。

Nゲージのジオラマは日光東照宮やノートルダム寺院など18の世界遺産が並び、こちらも運転体験が可能です(どちらのジオラマも運転体験は有料)。

■壬生町おもちゃ博物館
所在地:栃木県下都賀郡壬生町国谷2300
営業時間:9:30〜16:30
※1月3・4日は特別開館のため10:30〜15:30
定休日:月曜、年末年始(12月28日〜1月4日)
※月曜が祝日・振替休日の場合は翌日
※8月は休まず開館
入館料:高校生以上600円、4歳〜中学生300円、3歳以下は無料
アクセス:
【電車】東武鉄道宇都宮線「おもちゃのまち駅」下車、タクシーで約5分
【車】北関東自動車道「壬生IC」から車で約3分/東北自動車道「鹿沼IC」から車で約15分
駐車場:あり(無料)

今回紹介したものは、細部まで作り込まれたこだわりのジオラマばかりで、子供はもちろん大人も見入ってしまうはず。ぜひ足を運んでみてください。

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