ゆりかもめの「お台場海浜公園駅」は、自由の女神像やレインボーブリッジが見えるお台場海浜公園に近いだけでなく、アクアシティお台場などの周辺施設にもアクセスしやすいのが魅力。親子でお台場にお出かけするなら、この駅を起点にすると便利です。
今回はお台場海浜公園駅から徒歩で行けるおすすめスポットを紹介します。
東京ジョイポリス
東京ジョイポリスはデジタルとリアルが融合した「デジタリアル」をテーマに、さまざまなアトラクションで遊べるスポットです。
とくに小学校低学年の子どもに人気があるのが「ワイルドウイング」と「ワイルドジャングル ブラザーズ」「ワイルドリバー ザ・トレジャーハント」です(いずれも身長110cm以上が必要)。
「ワイルド」シリーズは、ジャングルツアーや激流川下り、危険な遊覧飛行を大迫力の映像で楽しめるライド系アトラクションです。映像に合わせて乗り物が上下左右に動いたり、風を感じたりしてバツグンの臨場感が味わえます。
案内役のスタッフのノリのよさもポイント。掛け声や安全バーを閉めるときなどに「ワイルド〜っ!」と元気よく声をかけてくれるので、一緒に大きな声を出すと盛り上がります。
また、小さい子どもと楽しく遊べるのが「ソニックカーニバル」です。次々と現れるモグラをたたく「モグモグラッシュ」や、ボールを投げて的に入れるもの、ガラガラを回すものなど、年齢を問わずシンプルに盛り上がれるゲームが設置されています。
施設内にある「フレーム カフェ」には、テラス席が用意されており、東京湾とレインボーブリッジを見ながらゆっくり食事ができます。知る人ぞ知る穴場スポットです。
もちろん、店内からも東京湾が見える席がたくさん用意されています。また、東京ジョイポリスは当日なら何度も再入場が可能なので、お昼ごはんは外の施設で食べたり、買い物を済ませたりするなど、自由なスケジュールが組めます。
そのほか、子ども用トイレ(1階)、ベビーシートのあるトイレ(1階と3階)、救護室・授乳室(2階)が用意。きょうだいを連れて遊びにきたときの体制が万全なところも魅力です。
入場前に子どもの身長を確認
東京ジョイポリスの一部の乗り物は身長制限があります。入場前に身長を測れる場所があり、そこでもらえるシールの色でどの乗り物に乗れるかがわかるようになっています。
東京ジョイポリスのアトラクションを本格的に楽しめるのは身長110cm以上の子どもです。ただし、未就学児で身長110cm未満の子どもは入場料とアトラクション利用(※要保護者同伴)が無料で、12種類以上のアトラクションに乗ることができます。
親子向け施設情報
- お台場海浜公園駅からの所要時間:徒歩で約7分
マダム・タッソー東京
マダム・タッソー東京は、映画スターやスポーツ選手、芸能人などの日本と海外の有名人の精巧なフィギュアと写真が撮れるスポットです。
フィギュアの近くで撮影するのはもちろん、触ってもOK。近くのスタッフに声をかければ、手持ちのスマホやカメラで写真を撮ってもらえます。
フィギュアの制作費は1体約2,000万円! それを自由に触れるというのも驚きです。1体にかかった金額を知っているだけでも、フィギュアへの見方が変わってきます。
施設内では、採寸から完成までの流れを説明している場所もあるので、精巧なフィギュアがどのようにして生まれるかを知ることもできます。
フィギュアのそばに衣装やカツラ、小道具が置かれていることがあります。これを使えば簡単にコラボ写真が撮影できます。
「E.T」や「ターミネーター」などの名作映画をモチーフにしたフィギュアがたくさんあるのも特長のひとつ。事前に作品を見ておくと楽しさも倍増です。
マダム・タッソー東京がもっと楽しくなる名作映画
- 「E.T.」(E.T.とスティーブン・スピルバーグ)
- 「ターミネーター」シリーズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)
- 「ダイ・ハード」シリーズ(ブルース・ウィルス)
- 「ミッション・インポッシブル」シリーズ(トム・クルーズ)
- 「死亡遊戯」(ブルース・リー)
- 「ティファニーで朝食を」(オードリー・ヘプバーン)
親子向け施設情報
- お台場海浜公園駅からの所要時間:徒歩で約7分
レゴランド・ディスカバリー・センター東京
東京の街をレゴ(R)で再現した「ミニランド」をはじめ、レゴ(R)を使ったアトラクションが多数ある屋内テーマパークです。2015〜16年に「いこーよ」読者が選んだ東京都の年間ランキングでも1位を獲得しています(集計期間:2015年12月1日〜2016年11月30日)。
2歳から5歳の子どもには大きなブロックで遊べる「デュプロ(R)ビレッジ」がおすすめ。一つひとつのピースが大きいので、まだレゴを遊んだことがない子どもでも楽しめます。
大きなブロックだから、写真のように「高く積み上げて塔を作る」など、家ではなかなか難しいような大作も作れます。子どもの意外な発想に驚かされるかも!?
小学生の子どもがいるなら「レゴレーサー:ビルド&テストゾーン」で、自分だけのオリジナルマシンを作ってみるのはいかがでしょう? 作成したクルマを使ってテスト走行もできるので、親子でタイムを競うという遊び方もできます。
そのほかのアトラクションも充実!
王国を守る騎士となって、迫りくる敵をレーザーガンで倒していくライド系のアトラクション「キングダムクエスト」、レーザーが張り巡らされたカラクリを突破する「レゴ(R)ニンジャゴー シティ アドベンチャー」など、バラエティに富んだアトラクションで遊べます。
親子向け施設情報
- お台場海浜公園駅からの所要時間:徒歩で約7分
東京トリックアート迷宮館
立体的に見える絵画や目の錯覚を利用して、絵の世界に入り込んだかのような写真が撮れるスポットです。2017年4月7日に「デックス東京ビーチ」のシーサイドモール4階に移転してリニューアルしました。
世界初の「江戸エリア」や「愉快な忍者とおばけエリア」のほか、トリックアートの名作がそろうギャラリーがあります。絵画と自分自身が融合したかのような写真が撮れるのがトリックアートの魅力です。なかでも恐竜とトラの絵には、背中に子どもを乗せた写真が撮れます。こんな写真が撮れたら思わずSNSでシェアしたくなりますよね。
また、一見すると行き止まりになっていても、隠し扉で先に進めるところがあります。一つひとつの絵を注意深く見て、隠し扉を見つけ出すのも親子で楽しめるポイントです。
トリックアートは絵画の中に入り込めるだけではありません。館内には絵の中に隠されたモチーフが存在する「隠し絵」も展示されています。親子でじっと目をこらして、互いに発見したモチーフを教え合うのも楽しい遊び方です。
「金曜の午後」が穴場
スタッフにお話を聞いたところ、平日でも遠足や修学旅行などで混み合うことがあり、雨の日もたくさんの人が訪れることが多いとか。団体客が入りにくい「金曜日の午後」か、混んでいるときは少し時間をずらして行くのがポイントです。
親子向け施設情報
- お台場海浜公園駅からの所要時間:徒歩で約6分
デックス東京ビーチ
これまで紹介した4つのエンターテインメント施設のほか、グルメやショッピングなどのお店が入った大型商業施設です。
シーサイドモール4階にある「台場一丁目商店街」は、昭和テイストあふれるレトロな外観が懐かしいエリア。駄菓子屋や射的、おもしろ雑貨を取り扱うお店、お化け屋敷など、ノスタルジックな雰囲気に合ったユニークなお店が入っています。
エレベータ前には「夢の超特急ひかり号」があります。新幹線好きな子どものとの記念撮影だけでなく、待ち合わせ場所としても最適です。
カフェやレストランの多くはテラス席が用意されており、東京湾を見ながら食事やお茶の時間を楽しめます。
こんなところにもテラス席が!
台場一丁目商店街の奥にある「お台場たこ焼きミュージアム」では、本場大阪から厳選された名店の味が楽しめます。実はここにもテラス席が用意されているので、東京湾を見ながらたこ焼きをつつくのもおすすめの過ごし方です。
親子向け施設情報
- お台場海浜公園駅からの所要時間:徒歩で約5分。紹介した台場一丁目商店街にはエレベータやエスカレータで4階まで上がると行ける
ソニー・エクスプローラサイエンス
エレクトロニクス製品やゲーム、音楽、映画などに使われている科学や技術の原理を光と音の展示物によって体験しながら学べるスポットです。
この施設は子どもたちが科学の力を応用して、よりよい社会を作っていくための「きっかけ」になる体験を提供する「ソニー・サイエンスプログラム」の一環として作られたものです。
AR(拡張現実)技術で、雪だるまや忍者、お殿様などのキャラクターに変身できる「ARヘンシン ミラー」。入口近くにある大きなモニターでは、家族全員で変身することができます。
首をかしげると衣装が変わるので、お気に入りを見つけましょう。また、大型モニターの右手にあるブースでは、好きな衣装で記念撮影も可能。撮影した写真はスマホなどに送ることができます。
「スマイルランキング」はカメラに向かって笑顔で写真を撮影すると、その笑顔を採点してくれる展示物です。その日の上位11名に入る得点が出た場合「スマイルベストイレブン」のボードに自分の顔が表示されます。
得点が低かった場合でも、直近の撮影した写真は「補欠」のところに出るので、ぜひチャレンジしてみましょう。
館内には「スマイルランキング」の機能を使って2人で対戦できる「スマイルファイト」もあり、親子で対戦ができます。
音の伝わり方を動物たちの声を使ったリズムゲームで学べる「アニマル サウンドウェーブ」は一番人気の展示物です。あらかじめ担当するマークの位置を決めて、親子で協力して遊べます。
「サウンドカオス」は、台の上に手を置くと光や音が出現する展示物です。自分の手の動きと連動して光や音が広がっていく気持ちよさは、子どものみならず大人も夢中になるほどの魅力があります。
少し高い台になっていますが、踏み台もあるので小さい子どもでも楽しめます。
手で作った影絵が動物になって動き出す「ホロウォールテーブル」も親子で遊びたい展示物。影絵の見本に合わせて、すべての絵を完成させましょう。
そのほか土曜日と日曜日、祝日には「科学実験ショー サイエンスバトラー」を実施。平日には「ひらめきサイエンスクイズラリー」を参加費無料で挑戦できます。
月曜日「以外」の平日が穴場
土曜日と日曜日、月曜日(学校行事の振り替え休日が多い)は混んでいる可能性があるので、月曜日以外の平日が穴場といえそうです。1〜2時間くらいで回れるため、ママが買い物をしている間にパパが子どもと一緒に訪れるスポットとしてもおすすめです。
親子向け施設情報
- お台場海浜公園駅からの所要時間:徒歩で約8分。館内に入ったら左手の通路を進み、エスカレーターで5階に移動する
アクアシティお台場
ソニー・エクスプローラサイエンスも入っている大型複合ショッピングセンター「アクアシティお台場」。カフェやレストランはもちろん「東京レジャーランド」などのアミューズメント施設、100円ショップ、書店など80店舗のショップがあります。
3階には円柱型をした2つのミニ水族館「Resort AQUARIUM」があります。無料で水族館気分が味わえる穴場スポットで、周囲にはイスやテーブルがあるため買い物や遊びの休憩場所としても最適です。
水槽は中央に柱が入ったドーナッツのような形。魚は水槽内をぐるぐると回っているので、好きな魚をどこまでも追いかけられます。
自由の女神像の撮影スポットが近い!
アクアシティお台場のすぐ近くには「自由の女神像」があり、「女神のゲート」近くにある陸橋からはレインボーブリッジと自由の女神像を同時に撮影できるポイントがあります。
親子向け施設情報
- お台場海浜公園駅からの所要時間:徒歩で約8分
お台場海浜公園
東京湾とレインボーブリッジを一望できる砂浜がある公園です。写真撮影のスポットとして人気があるほか、砂浜で遊んだりお弁当を食べたりと天気のよい日は多くの人でにぎわいます。
お台場海浜公園での過ごし方はこちらも要チェック!晴れた日の撮影スポットとして人気がありますが、夕暮れどきや夜に訪れてみるのもおすすめです。夕焼けやビルの灯りが海に反射して幻想的な写真が撮れます。
海上バスに乗るのもおすすめ!
お台場海浜公園には、海上バス乗り場があります。お台場からは日の出桟橋(浜松町)、浅草、豊洲に行くことができます。
親子向け施設情報
- お台場海浜公園駅からの所要時間:青い矢印のルートで徒歩約3分。お台場レインボー公園や台場公園にも向かうなら赤い矢印のルートへ。こちらも徒歩約3分
お台場海浜公園駅から徒歩で行けるスポットを紹介しました。気に入ったスポットをいくつか回るだけで、日帰りで十分遊べるコースになります。ぜひお台場で親子の楽しい思い出を作ってください。