世界三大恐竜博物館の1つ、福井県勝山市にある「福井県立恐竜博物館」(FPDM)が、昨年12月からの休館を経て、2023年7月14日(金)にリニューアルオープンしました! 新館の増築をはじめ、新たな体験施設の登場や、ギネスブックにも登録されている「恐竜のミイラ化石」が日本で初公開されるなど、見どころいっぱいです。
館内のミュージアムショップおよびレストランも、リニューアルにあわせて装いを一新! 新商品や新メニューが多数登場し、より恐竜や福井県の魅力を感じられるようになっています。
「恐竜博物館」に新館ホールを増築! 新たな体験施設も
恐竜博物館では、入り口に向かって右手に、3階建ての新館ホールが増築されました。エスカレーターのそばには、1階から3階まで届くシンボルモニュメント「恐竜の塔」が登場! 恐竜5体と鳥1羽があしらわれていて迫力満点です!
エスカレーターで降りる途中には、一部の壁がガラス張りになっている「見える収蔵庫」も。収蔵庫の中の様子をガラス越しに見られます。
新館には、新たな体験施設も登場。岩を削り取る「化石クリーニング」や、化石の内部を観察できる「CT化石観察」など、4つのメニューを体験できる「化石研究体験」が誕生しました。
特別展示室では、特別展を開催していない時期に、実物大恐竜が動き回るCG映像を見られる「3面ダイノシアター」を実施。コの字に囲まれた3面×高さ9m×横16mの巨大特設スクリーン内で、まるで自分が恐竜の世界に迷い込んだような体験ができます。
常設展示も大幅リニューアル 日本初!恐竜化石のミイラも
常設展示も、恐竜骨格がこれまでの44体から50体に増え大幅リニューアル! ドーム内全体が見渡せるよう、ティラノサウルスロボット周囲の壁が撤去され視界が広がりました。
ティラノサウルスロボットの脇に移設された、タルボサウルスの全身骨格は、子供の目線の高さでも頭骨を正面から見られるような姿勢に変更されていて、タルボサウルスと目が合うような躍動感ある演出で楽しめます。
リニューアルの目玉には、日本初公開となるブラキロフォサウルスのミイラ化した実物化石「通称・レオナルド」が登場! 皮膚の痕や筋肉などの軟組織が保存された貴重な化石で、2004年にギネスブックにも登録されています。この化石は、モンタナ州のグレートプレーンズ恐竜博物館(Great Plains Dinosaur Museum)から10年間借用するものです。
ツアー形式の発掘体験ができる「野外恐竜博物館」も!
発掘現場の対岸にあり、ツアー形式で発掘体験などができる「野外恐竜博物館」もリニューアルオープンにあわせて再開していますが、大雨の影響により、2023年8月7日(月)まで案内の中止が決定しています。ツアー再開は公式サイトでお知らせがあるそうなので、楽しみに待ちましょう!
「恐竜のいる大地」がコンセプトのショップ&レストラン
新しいミュージアムショップ&レストランの店舗装飾は、「恐竜のいる大地」をイメージし、床や柱、設置什器などアースカラーを基本として統一されています。落ち着いた雰囲気の中でショッピングや食事を楽しむことができそうですね。
さらに、店舗面積が、レストランは3倍以上、ミュージアムショップは2倍以上の広さに拡張! 以前は離れていた両店舗が隣り合う配置となった事で、より便利に利用できるようになっています。
恐竜や福井県にちなんだ新商品&新メニューが登場!
恐竜をコンセプトにした新商品や、福井県ならではの新メニューも多数登場しています。レストランには化石の展示もあり、化石を鑑賞しながら食事を楽しめるそう! ショップでは、有名ブランドとのタイアップ商品もありますよ。
アニア フクイベナートル
タカラトミーからは、大人気のアニア恐竜シリーズに、FPDM監修による新製品「フクイベナートル」(福井県立恐竜博物館オリジナルモデル)が登場。
復刻デザイン 骨格クリアファイル
10年前の人気商品「骨格クリアファイル」が、FPDM監修による最新の復刻デザインにて再登場! 同デザインのポストカード(198円)もあります。
FPDM×NEW ERA オリジナルキャップ
FPDMコラボの最新デザイン! キャップ側面の骨格デザインは、インパクト大のようです!
FPDM×BREEZE サファリセットアップ&サファリハット
恐竜のカモフラージュ総柄に、ワッペンがたくさんついたスペシャルなアイテム。セットアップとサファリハットのフルコーデで気分は恐竜研究者! 恐竜好きの子供におすすめです。
スピノサウルスカレー
福井県奥越産コシヒカリと勝山古代米をブレンドしたスピノサウルス型ライスが特徴のカレーです。プラス200円でソフトドリンク付きにできます。
厚揚げライスバーガー
福井県民のソウル食材である厚揚げ(厚さ6cm)をライスで挟んだ和テイストの巨大ライスバーガーです。プラス200円でソフトドリンク付きにできます。
恐竜の歴史をたどるケーキ
三畳紀から恐竜滅亡までの歴史をたどりながら自分で作る、体験型のスイーツです。
ノンアルコールカクテルソーダ
福井県で発見された恐竜「フクイベナートル」「フクイサウルス」「フクイラプトル」のオリジナルストロータグが付いた、色鮮やかなノンアルコールカクテルソーダです。
フルセルフレジ導入でお会計がスムーズに
1.カゴを専用台に置き
2.ショップ袋をセット
3.商品を袋詰めすることでスキャン完了 会計へ
ショップレジでは、新たにRFIDタグを活用したフルセルフレジ導入しています。商品をカゴに入れたまま指定の専用台に置き、商品の袋詰めをすることで、自動で読み取り完了。会計スピードが格段に向上いています。
支払いは、現金・クレジットカード・電子マネー・QR決済に対応。フルセルフ仕様ですが、常にスタッフが常駐しサポートしてくれるので安心して操作できますよ。
カナダの「ロイヤル・ティレル古生物学博物館」、中国の「自貢恐竜博物館」と並び、世界三大恐竜博物館と称される「福井県立恐竜博物館」。今回のリニューアルで、ますます注目を浴びそうですね!
恐竜博物館では、リニューアルオープン記念として、大人気の恐竜ライブショー「DINO-A-LIVE in 恐竜博物館 〜蘇った福井の恐竜たち〜」を期間限定で開催中! ぜひ、この機会に、親子で足を運んでみてください。
※画像はイメージです
※福井県立恐竜博物館入館には、事前の入館予約が必要です
■「福井県立恐竜博物館」施設概要
リニューアルオープン:2023年7月14日(金)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
※夏季繁忙期は8:30〜18:00まで(入館は17:30まで)
※予約制
恐竜博物館常設展観覧料:大人1,000円、学生800円、小中学生500円、未就学児無料
野外恐竜博物館利用料:大人1,300円、学生1,100円、小中学生650円、未就学児無料
※野外恐竜博物館ツアーは、2023年8月7日(月)まで中止(ツアー再開は公式サイトでお知らせ)
休館日:
・第2・4水曜日(祝日の時はその翌日、夏休み期間は無休)
・年末年始(12月31日と1月1日)
※展示替えや施設の点検のため臨時に休館することがあります
所在地:福井県勝山市村岡町寺尾51-11
交通アクセス:【車】中部縦貫自動車道勝山インターから約10分
■「福井県立恐竜博物館ミュージアムショップ&レストラン」施設概要
営業期間:2023年7月14日(金)〜博物館営業日に準ずる
営業時間:博物館営業時間に準ずる