いちご狩りと言えば高設栽培や土耕栽培が一般的ですが、近年は宙に浮かぶいちごを採って味わえる新感覚のスポットも注目を集めています。
そこで今回は、全国の「空中いちご狩り」が楽しめるスポットを紹介します。
いちご狩りはほかのレジャーと比べて時間が短いので、近隣のおすすめスポットもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
※生育状況により、プラン内容や品種、開催時期などが変更になることがあります。おでかけ前の確認がおすすめです
グランベリー大地【茨城県常総市】
2022年12月17日(土)にオープンしたばかりの「グランベリー大地」は、日本最大級かつ関東初の空中いちご園です。上下に動く可動式タイプの栽培棚を採用し、子供でも採りやすい高さでいちご狩りを楽しめます。
いちご狩りは、2022年12月17日(土)〜2023年5月下旬まで開催。40分の食べ放題制で「とちおとめ」や「あまおとめ」、「紅ほっぺ」など全7品種が日替わりで提供され、新鮮ないちごを思う存分食べ比べできます♪
広々としたスペースに加え、床面もフラットなので、ベビーカーや車椅子の方も安心。まるでいちごが宙に浮いているかのようなフォトジェニックな光景が広がるハウス内でのいちご狩り体験は、親子のおでかけにおすすめです♪
毎週金、土、祝日の前日、19:00からは「夜のいちご狩り」(予約制)も開催。7,200本のLEDでライトアップされた幻想的なハウスで、ひと味違ういちご狩りを楽しめます。
敷地内にはいちごスイーツを味わえる「cafe GRANBERRY(カフェ グランベリー)」も! メニューには園内で収穫された完熟いちごをふんだんに使用したケーキ、パフェ、ソフトクリームなどのいちごスイーツ、アルコール類などが登場。テイクアウトでも楽しめますよ。
【おすすめ寄り道スポット】ミュージアムパーク 茨城県自然博物館【茨城県坂東市】
「グランベリー大地」から車で約30分の場所にある、「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」は、地球の誕生から現代まで、自然環境の視点から歴史を学べるスポット。
エントランスを過ぎると、世界最大級のステップマンモス「松花江(しょうかこう)マンモス」(写真)、白亜紀前期に生息していたアジア最大級の竜脚類「ヌオエロサウルス」の骨格化石のレプリカがお出迎え!
第1から5まである常設展示室には「進化する宇宙」や「地球の生いたち」、「生命のしくみ」など、子供から大人まで楽しみながら学べる展示物が目白押しです。
なお、土日祝日および特定の日の入館には、事前予約が必要なのでご注意くださいね。
「グランベリー大地」の2023年いちご狩り情報
住所:茨城県常総市三坂新田町2383
開催期間:2022年12月17日(土)〜2023年5月下旬
営業時間:
【昼の部】9:30〜17:00(受付時間は9:30〜14:50)
【夜の部】19:30〜20:00
定休日:12月31日、1月1日(悪天候続きで生育状況が悪い時は休園あり)
予約:昼の部は不要、夜の部は必須(ネット予約)
制限時間:40分
栽培品種:とちおとめ、あまおとめ、やよいひめ、紅ほっぺ、恋みのり、章姫、おおきみ
料金:
【平日】大人2,200円、小学生1,500円、園児1,200円
【土日祝日】大人2,500円、小学生1,800円、園児1,500円
【夜】大人3,000円、小学生2,200円、園児1,800円
アクセス:
【電車】常総線「三妻駅」から徒歩10分
【車】圏央道「常総IC」から2分
井上寅雄農園【長野県佐久市】
「井上寅雄農園」は、2020年12月にオープンした市内初の観光いちご園です。ヨーロッパの技術を用いたいちごハウスが新たに整備され、いちごが上から降ってくるような最新鋭のいちご狩り体験を楽しめます。
いちご狩りは、2022年12月〜2023年6月まで開催。栽培品種は「かおり野」「章姫」「紅ほっぺ」「やよいひめ」「よつぼし」「天使のいちご」「桃薫」の7種類。
「スタンダードプラン」では最大3品種のみですが、「プレミアムプラン」では最大7品種食べられるので、いちご狩りを存分に楽しみたい人は「プレミアムプラン」がおすすめ。どちらのプランも120分食べ放題なので、ゆっくりといちごを堪能できますよ!
さらに、夜のいちご狩りを楽しめる「ナイトプラン」も用意。50分の食べ放題制で、「プレミアムプラン」同様、最大7品種食べられます。
なお、いちご狩りは予約不要でも楽しめますが、公式サイトから事前予約をすると100円引きになる特典があります。
公式サイトには、「いちご狩りを10倍楽しむ方法」も紹介されているので、チェックしてみてくださいね。
【おすすめ寄り道スポット】sakumo佐久市子ども未来館【長野県佐久市】
「井上寅雄農園」から車で約5分の場所にある、「sakumo佐久市子ども未来館」は、体験しながら遊んで学べる博物館です。
館内には、月の重力でトレーニングできる「ムーンウォーカー」(写真)や、大型滑り台のような「出動スライダー」など、子供が楽しめるコンテンツがいっぱい!
また、プラネタリウムや、試行錯誤しながらチャレンジする発見と交流の場「サクモ体験工房」、0歳〜3歳対象の「ちびっこ向け工作」なども用意されています。
2023年2月現在、事前予約制ですが、予約が埋まっていない場合のみ、当日先着順でも利用可能です。
「井上寅雄農園」の2023年いちご狩り情報
住所:長野県佐久市岩村田1731-2
開催期間:2022年12月〜2023年6月
営業時間:10:00〜18:00(ナイトプランは18:00〜21:00)
定休日:月水曜
予約:不要(公式サイトからの事前予約で100円引き)
制限時間:120分(ナイトプランは50分)
栽培品種:かおり野、章姫、紅ほっぺ、やよいひめ、よつぼし、天使のいちご、桃薫
料金:
【スタンダードプラン(120分食べ放題)】小学生以上1,000〜2,200円、3歳〜未就学児500〜1,700円、2歳以下無料
【プレミアムプラン(120分食べ放題)】小学生以上1,800〜3,000円、3歳〜未就学児1,000〜2,000円、2歳以下無料
【ナイトプラン(50分食べ放題&ドリンク付き)】小学生以上1,800〜3,000円、3歳〜未就学児1,000〜2,000円、2歳以下無料
※料金は月によって変動します
アクセス:JR「佐久平駅」から徒歩15分、車で5分
GREENARIUM awajishima(グリナリウム 淡路島)【兵庫県淡路市】
「GREENARIUM awajishima」は、淡路市北部の東浦地域でトマト、いちごを生産する農業生産法人「淡路の島菜園」が運営しているスポット。
いちご狩りの開催期間は、2022年12月21日(水)〜2023年5月末。食べる分のいちごを収穫して量に応じて料金を支払う「量り売り式」(別途入場料1,300円が必要)です。
栽培品種は「章姫」「かおり野」「紅ほっぺ」「おいCベリー」「やよいひめ」の5品種で、敷地内にあるカフェではいちごを使用したスイーツも味わえますよ♪
【おすすめ寄り道スポット】淡路島国営明石海峡公園【兵庫県淡路市】
「GREENARIUM awajishima」から車で約15分の場所にある、「淡路島国営明石海峡公園」は海を望む花と緑がいっぱいの公園です。
子連れが遊ぶのにおすすめなのが、長さ130m、高さ14m、幅40mの大型遊具がある「夢っこランド」。滑り台やブランコ、ターザン滑車など思いきり遊べる遊具がたくさん用意されています。
園内には四季折々の花々も咲き誇るので、広大な敷地を散策しながら楽しむのもおすすめ! 春にはスイセンやチューリップが見られますよ。
「GREENARIUM awajishima」の2023年いちご狩り情報
住所:兵庫県淡路市野島常盤1550-10
開催期間:2022年12月21日(水)〜2023年5月末
営業時間:平日11:00〜17:30、休日10:00〜18:00
定休日:火曜 ※臨時休業の場合あり
予約:必須(ネット予約)
栽培品種:章姫、かおり野、紅ほっぺ、おいCベリー、やよいひめ
料金:量り売り ※別途入場料1,300円(4歳以上の方は入場券の購入が必要)かかります
アクセス:神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」から車で約15分
全国の「空中いちご狩り」が楽しめるスポットを紹介しました。宙に浮かぶいちごはフォトジェニック! 貴重な体験になるので、ぜひ家族でおでかけしてみてくださいね。