12月から5月頃までの長い期間楽しめる、親子に大人気のいちご狩り。最近はさまざまな品種を栽培するいちご狩り園が増えてきていて、食べ比べができるところも。
そのなかでも、珍しい「黒いちご」や「白いちご」と呼ばれる品種が食べられるいちご狩り園は限られます。味はもちろん、変わった色合いも目を引く黒いちごや白いちごは、大人も一度は食べてみたいはず。
そこで今回は、東京都に隣接し、アクセスしやすい千葉県と埼玉県にある「黒いちご・白いちごが食べられるいちご狩りスポット」をご紹介します! いずれも複数の品種を食べ比べできるスポットなので、ぜひチェックしてくださいね。
※生育状態や混雑具合などで、必ずしも黒いちごや白いちごが食べられるとは限りません。定休日など、事前に公式サイトなどを確認しておでかけしてください
黒いちご・白いちご両方食べられるいちご狩り園
黒いちご・白いちご両方食べられるいちご狩り園をご紹介します。
近藤いちご園【千葉県長生郡一宮町】
■黒いちごと白いちごに加え、20種類以上を栽培!
千葉県長生郡一宮町にある「近藤いちご園」は、いちご狩り向けに約30種ものいちごを栽培していて、多品種の食べ比べができるのが魅力的ないちご農園です。
ここでは、白いちご「淡雪」と黒いちごの「真紅の美鈴」の両方食べられるのがポイント。稀少品種のため1人が食べられる数量に制限がありますが、ぜひ食べ比べしてみてくださいね。
同園では、黒いちごや白いちごのほかに、「あまか」「きよか」「さつまおとめ」などのめずらしい品種も栽培。いろいろな「初めての味」が堪能できるかもしれませんね♪
■近藤いちご園のいちごを使ったお土産もおすすめ!
売店では、持ち帰りのいちごはもちろん、冷凍いちごやいちごジャムなどのお土産も数多く取りそろえています。
なかでもおすすめは、近藤いちご園自家製のもち米で作った餅と大粒のいちごを使った「いちご大福」。
定番の赤いちごの大福と、白いちご大福の2種類があります。自宅用やお土産用にいかがでしょう?
あきらいちご園【千葉県山武市】
■真紅の美鈴(黒いちご)と新種の白いいちごが食べられる!
千葉県山武市成東地域の国道126号線沿いは、多くのいちご狩り農園があることからストロベリーロードとも呼ばれています。そのひとつが、「あきらいちご園」です。
例年、「真紅の美鈴」(黒いちご)と新種の白いいちごを含む20種類のいちごを栽培。すべて高設栽培で、大人も子供も無理のない姿勢でいちご狩りが楽しめます。広々としたハウス内は、車いすでも楽しめますよ。
ネット予約ができますが、当日枠(先着順)もあります。うれしい、練乳の無料サービスもあります♪
黒いちご(真紅の美鈴)が食べられるいちご狩り園
黒いちご(真紅の美鈴)が食べられるいちご狩り園をご紹介します。
相葉苺園【千葉県山武市】
■約15品種のいちごを食べ比べ!
「相場苺園」は、山武市のストロベリーロード(国道126号線)沿いにあるいちご狩り園です。
黒いちご「真紅の美鈴」をはじめ、「ふさのか」「章姫」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「やよい姫」「かおりの」「桜香(おうか)」など、毎年約30種類を栽培。15品種ほどを食べ比べできます。
黒いちごのほか、酸味が強くさくらんぼのような食味が特長の「千鶴(ちずる)」や「いざよい」などのめずらしい品種も栽培されています。それぞれの特長も楽しみつつ食べ比べができてお得感満載♪
予約しなくてもおでかけOK(先着100人)。予約の場合は、11:30以降の時間帯になり、予約専用のハウスに案内されます。また、ペット同伴者専用のハウスもありますよ(予約必須)。
ハスウはバリアフリーで、ベビーカーの利用もOK。小さな子供連れも楽しめます。
和苺苑(なごみいちごえん)【千葉県山武市】
■希少品種を食べ放題で食べ比べ!
千葉県山武市にある「和苺苑(なごみいちごえん)」は、2015年にオープンした高設栽培専門のいちご狩り園です。上下2段式の高設栽培を採用しており、子供から大人まで無理のない姿勢でいちご狩りが楽しめます。
栽培されているのは、千葉県生まれの希少品種「真紅の美鈴(黒いちご)」をはじめ、「紅ほっぺ」「おいCベリー」などの人気品種。近年は「星うらら」「あまおとめ」「スターナイト」「さちのか」といった注目品種の栽培も行われ、食べ比べができるのも魅力です。
通路幅が広く、ベビーカーや車いすでも利用しやすい設計。園内には水洗トイレも完備されており、親子連れや高齢者も安心して利用できます。
いちご狩りは40分の食べ放題制。国道126号線(ストロベリーロード)沿いにあり、ドライブがてら立ち寄りやすい立地もポイントです。開催日や予約方法は日によって異なるため、来園前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
有野実ファーム【千葉県山武市】
■多品種食べ比べOK! キャンプ場併設のいちご狩り園
「有野実ファーム」は、千葉県山武市にあるキャンプ場「有野実苑オートキャンプ場」に併設された観光農園です。通年で30種類以上の野菜やフルーツの収穫体験を実施していて、例年1月〜5月にいちご狩りが開催されます。
もちろん、キャンプ場利用者以外もいちご狩りが楽しめますよ。
「有野実ファーム」では、黒いちごの「真紅の美鈴」をはじめ、「紅ほっぺ」「かおりの」「おいCベリー」「もういっこ」「やよい姫」「ふさのか」「チーバベリー」「恋みのり」「あまおとめ」などの品種を栽培しています。
40分食べ放題で、摘んだいちごはハウス内の席で食べるバイキング方式。高設栽培のハウス内は通路が大人2人がすれ違える広さで、車椅子やベビーカーも利用できます。
直売所では、パックいちごはもちろん、いちごを使ったスイーツも販売。いちごを100%削って作られた削りいちごやいちごソーダなど、いずれも絶品です!
愛犬も1頭1,000円で一緒に入園できます(カートに乗せられるか、抱っこできる犬のみ入園が可。大型犬不可)
白いちご(淡雪)が食べられるいちご狩り園
白いちご(淡雪)が食べられるいちご狩り園をご紹介します。
大竹いちご園【千葉県君津市】
■白いちご含め8種類から食べ比べ!
館山道の君津インターから車で約5分と好アクセスの「大竹いちご園」。高設栽培なので、汚れを気にせず楽な姿勢でいちご狩りが楽しめます。30分食べ放題です。
「大竹いちご園」では、例年白いちごの「淡雪」のほか、甘味が強くて濃厚な甘酸っぱさの「よつぼし」のほか「紅ほっぺ」「おいCベリー」など、8種類を栽培しています。最大8品種のいちごの味わいを食べ比べて、楽しい思い出を作りましょう!
「大竹いちご園」の2026年いちご狩り情報
開催期間:例年1月上旬〜5月上旬
アクセス:
【電車】JR内房線「君津駅」よりバスで15〜20分
<バス>君津市コミュニティーバス「小糸川循環線中島」系統で「六手公民館前」または「泉南」バス停より徒歩5分、日東交通バス「小糸中島」行きで「六手(むて)」下車徒歩8分
【車】館山自動車道「君津IC」から約3km
おきうね農園【埼玉県秩父郡横瀬町】
■30分食べ放題! 石焼きバーベキューとのセットもアリ
「おきうね農園」は、秩父のシンボル・武甲山のふもとにあるいちご狩り農園です。例年、1月初旬から5月中旬にいちご狩りが楽しめます。
シーズンによりますが、白いちご「淡雪」をはじめ、埼玉限定の人気品種「あまりん」、「紅ほっぺ」「おいCベリー」「ほしうらら」「スターナイト」など、多品種を栽培していて、食べ比べもできます(淡雪、あまりんなど人気品種は個数制限あり)。練乳の無料サービスもありますよ。
高設土耕栽培と土耕栽培、2種類のハウスがあり、どちらに案内されるかは日によって異なります。
食事処もあり、石焼きバーベキューといちご狩りセットも用意(要予約)。いちご狩りは通常予約できませんが、バーベキューとのセットのみ予約が可能できるので、確実にいちご狩りをしたいときは利用するの手ですね。
農園で収穫された季節のフルーツや野菜を使った添加物なしの手作りジェラートもおすすめ!
そのほか、無料でミニヤギとのふれあいも楽しめます。
黒いちごや白いちごは、まだ体験できる農園が限られている希少な品種です。旬の時期に、いちご狩りならではの食べ比べで味わってみてください。
※本記事は例年の開催内容をもとにしています。最新情報と異なる場合がありますので、詳細は公式サイト等でご確認ください













