吹田市の大観覧車で「月旅行」体験 　宇宙飛行士適性チェックも

大阪府吹田市にある日本一の大型観覧車「オオサカホイール」で、2022年3月26日（土）〜5月8日（日）の期間、宇宙をテーマにした体験イベント「宇宙万博2022 in オオサカホイール」が開催されます。月面着陸ミッションを体験できるゴンドラや「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」、JAXAのロケット模型展示など、楽しい企画が盛りだくさんです！

「宇宙万博」とは？

会場となる「オオサカホイール」は、大阪万博跡地の「EXPOCITY」に建つ、高さ日本一の大観覧車。人類初の月面着陸「アポロ計画」の翌年、1970年に開催された「大阪万博」では、アメリカ館で展示された「月の石」に日本中が沸きました。そして、2025年には、55年ぶりに大阪で万博が開催予定！　同イベントでは、月と万博にゆかりのある場所で、宇宙をテーマにしたさまざまな体験コンテンツを楽しめます。

特別ゴンドラで月面着陸ミッションを体験！

一番の注目は、大観覧車が月面着陸を目指す宇宙船に変身するゴンドラ企画「SPACE WHEEL（スペースホイール）」！　AR技術を駆使した特別仕様のゴンドラに乗りながら、宇宙体験コンテンツ会社「amulapo（アミュラポ）」が開発した本格的な月面着陸ミッションを体験できます。

「SPACE WHEEL」には、昼と夜で異なる体験や演出が用意されているので、昼はワクワク、夜はドキドキの月面着陸ミッションを楽しめます。これまでにない1周18分間のゴンドラ体験は、家族で大興奮すること間違いなし！　乗車には事前購入のチケットが必要で、料金は1人1,800円。0歳〜3歳までは無料で体験できます。特別ゴンドラは席数が限られているため、早めの予約がおすすめです。

「SPACE WHEEL」に乗車すると、周遊スペースにて、体験イベント「AR技術で2040年の月面都市を探査せよ！」に参加できます。スマートフォンを使って、未来の月面都市や月面の探査車、月着陸船など、2040年の未来を一足先に見ることができますよ！

期間限定で「宇宙飛行士選抜試験」を実施！

2022年3月26日（土）〜4月7日（木）、および4月29日（金・祝）〜5月8日（日）の期間には、スペシャルイベント「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」も実施されます。未来の宇宙飛行士アカデミーの試験場を舞台に、楽しく学びながら宇宙飛行士の適性チェックができるイベントです。

試験では、VRやARなどを使った船外活動や船内実験、宇宙食についてなど、実践に近い本格的な内容を体験！　受験者には、選抜試験の結果と修了証が授与されます。コンテンツの難易度から、小学3年生〜6年生を対象としていますが、7歳以上であれば誰でも参加可能。なお、こちらの体験も事前購入のチケットが必要で、「SPACE WHEEL」乗車チケットとのセット販売のみとなっています。

イベント限定の飲食メニューや宇宙グッズも販売！

会場には、「リアル宇宙開発ヒストリー」として、日本の主力大型ロケット「H-IIAロケット」や「イプシロンロケット」の20分の1模型展示をはじめ、人類の宇宙開発や月面探査の歴史紹介など、JAXAが所有する貴重な資料展示もあります。こちらのコーナーは、無料で鑑賞できるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

宇宙や月をテーマにした飲食メニューも楽しめます。「月の砂プリン」や「スペースカラーわたあめ」、「地球は青かったサイダー」、「月に着陸サイダー」など、見た目にも楽しいメニューが盛りだくさん！　さらに、珍しい宇宙食やJAXAグッズなど、日本一の品ぞろえを誇る「宇宙の店」が関西で初出店します。

一般人の宇宙旅行や、13年ぶりにJAXAが宇宙飛行士を募集するなど、宇宙への注目が集まっている昨今。ぜひ家族みんなで、宇宙の魅力にふれてみてくださいね。

※画像はすべてイメージです