東京都港区の虎ノ門に「気象科学館」が、2020年7月1日(水)にリニューアルオープン! 移転前の展示はもちろん、今回新たに導入された予報官体験や360度の大型シアターなど、新コンテンツにも注目です。
同施設の1階には、今年6月にオープンした「港区立みなと科学館」もあり、いずれも無料で楽しめます。
※新型コロナウイルス感染防止対策により一部休止中のコンテツがあります
「気象科学館」とは?
2019年の9月まで大手町にあった「気象科学館」が、港区に移転リニューアルしたスポットです。「うずまきシアター」や「ウェザーミッション」などの新コンテンツのほか、津波シミュレーターや緊急地震速報時の行動が楽しく学べる体験展示など、日本の四季・自然・気象について楽しく学べるスポットです。
エントランスでは、気象庁マスコットキャラクター「はれるん」がお出迎え! カメラでフラッシュ撮影すると、隠れたイラストが出現する仕掛けも楽しめます。
新型コロナ感染防止対策
入館の際に検温を実施。1回120分、1日2枠(10:00〜、14:00〜)の入れ替え制で、電話予約必須です。各回50人までとし、密にならないよう対策されています。なお、開館時間は、10:00〜、14:00〜。
ウェザーミッション〜キミは新人予報官〜
移転リニューアルに伴い導入された新コンテンツで、災害への対処方法が学べる新人予報官を体験できます。予報官の業務で大事な3つのポイント「観測、予測、発信」にチャレンジするというもの。
巨大モニターを介してユニークな先輩予報官から出題されるクイズにチャレンジしたり、みんなで協力してミッションをクリアしたりとワクワクしながら学べるポイントも! 一度に3人まで参加できるので、ファミリーで挑戦するのもおすすめです。
うずまきシアター
「うずまきシアター」では、360度見られるモニターで、気象庁の仕事内容を「はれるん」がわかりやすく解説してくれる場面も。
また、日本の四季における気象の変化や防災知識を楽しく学べる映像などもあり、時間ごとに内容の異なる3作品が楽しめます。
作品が切り替わる合間には、モニターに手をかざすと何かが起こる仕掛けも♪
うずまきシアターの外壁に描かれた自然災害時の対策方法にも注目です。
体験型の展示で楽しく学べる!
ほかにも、波浪と津波を模擬的に発生させて仕組みが学べる「津波シミュレーター」や、災害が起きたときの危険ポイントをクイズ形式で学べる「災害ポイントウォッチャー」、台風や竜巻が起こる仕組みを目の前で観察できる「うずのすけ」など、知っておきたい知識を楽しく学べるのもうれしいポイント!
緊急地震速報の仕組みやするべき行動をクイズで学べる「緊急地震速報トライアル」や、日本にも多い活火山の噴火の仕組みを模型や映像で学べる「活火山のすべて」などもあります。自然災害が及ぼす影響や怖さを知ることは、防災対策を積極的に学ぶきかっけにも役立ちそうですね。
気象の観測機器を展示
気象庁でさまざまな気象要素を観測する際、実際に使用する積雪計や風速計などの観測機器を間近で観察できるのもここならでは!
自分で水の量を計測できる雨量計もあり、日々の天気をより身近に感じられるのもうれしいポイントですね。
気象庁の業務を知ったり、天気の計測方法を学んだり、防災についての予備知識や役立つ情報を得たり、親子で日々の天気や防災を考えるきっかけづくりにもぴったりのスポットです。
■施設情報
気象科学館
入場無料※電話予約必須
休館日:毎月第2月曜、年末年始(12/29〜1/3)、その他臨時休業あり
事前予約電話番号:03-6381-5041(10:00〜17:00)
※上記電話番号は、同建物1階の「港区立みなと科学館」につながるため、気象科学館入館希望と伝えてください