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港区に入場無料の最新科学館OPEN プラネタリウム&体験全網羅

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

東京都港区に入場無料で楽しめる体験型の科学館が2020年6月にオープンしました! 1階は「港区立みなと科学館」の常設展示コーナーと多目的ロビー、実験室。2階は同館のプラネタリウムホールと大手町から移転リニューアルとなる「気象科学館」があります。

巨大なモニターを駆使した体験や、港区を視覚的に学べるコンテンツなど、子供も大人も楽しめるので、見どころをまとめて紹介していきます。
※新型コロナウイルス感染防止対策により一部休止中のコンテツがあります

「港区立みなと科学館」とは?

東京都港区に位置する巨大な球体が特徴の施設。1階は常設展示と企画展が楽しめる「みなと区立科学館」、2階は「プラネタリウム」と、気象庁の移転に伴ってリニューアルオープンした「気象科学館」があります。

「みなと科学館」は、「しぜん」「わたし」「まち」「うみ」の4エリアから構成された常設展示に加え、年に4回ほど内容が変わる企画展が楽しめます。どちらも港区の環境や身近な科学を楽しく学べるユニークな体験展示がポイントです。

エントランス前にある実験室では、子供の想像力を育むサイエンスショーや理科実験、工作などの多彩なプログラムが開催予定です(7月現在は新型コロナ感染防止対策により休止中)。

2階には、光学式投影機「オルフェウス」と4Kデジタル投影機を組み合わせた、美しい映像を観賞できるプラネタリウムホールがあります。ドーム直径は15m、座席数121席を備えており、時間ごとに異なる3つのコンテンツが楽しめます。

館内は、ベビーカーでも回れるので小さな子供連れでも安心です。
※プラネタリウムホールは、ベビーカーの持ち込み不可

新型コロナ感染防止対策について

当面は、事前予約制、1回120分の入れ替え制です。1回の定員は、プラネタリウムを含め50人まで(プラネタリウムは30人まで)とし、各回で消毒や検温を行うなど、新型コロナウイルス感染防止対策が徹底されています。

大型モニターで楽しく学べる!

1階の常設展示では、4つのエリアごとに縦長の大型モニターがあり、さまざまな体験が可能です。

モニター内の川に置かれたいかだに乗って、水の動きや流れを体感できたり、豊かな自然の中に生息する多様な動物を捕まえたり、港区上空を空中散歩しながらクイズに挑戦したりと、屋内にいながら非日常体験が楽しめます。

「わたし」エリアでは、自分の体の動きを画面上で把握できたり、ジャンプしたり、その場でダッシュしたりと、体力が試される体験も! 巨大ディスプレイを使った体験は、どれも終了時に結果のランキングが発表されるお楽しみもありますよ。

「まち」エリアには、私たちが暮らす地下の状況を動くイラストでわかりやすく表した展示、耐震・免震・制震の違いがわかる動く高層ビルの展示などがあり、エリアに沿って楽しく学べる工夫も。

「しぜん」エリアには、生き物の成長過程をパズルのように合わせて遊べる展示や、身近な動植物が見られる顕微鏡、昆虫目線の世界が見られる映像など、子供が喜ぶ仕掛けがたくさんあります。

港区をかたどった大型スクリーンで新発見!

港区の地形や交通、インフラなどを視覚的に学べたり、区内の科学情報をリサーチできるインタラクティブな使い方などもできます。身近な科学にふれるきっかけにもなりますね!

7月現在は、新型コロナ感染防止対策で操作はできませんが、常駐のスタッフによるアテンドがあります。


身近な科学を体験できる!

実際に身近な科学を実験できるコーナーにも注目です。港区台場にあるレインボーブリッジのような「吊橋」の構造がわかる模型を組み立てられたり、水が入ったペットボトルを手で押すと沈んでいたウキが浮き上がる圧力と浮力の変化を体感できたり、見え方が異なる偏光板を使った視覚効果を体験できるなど、身近なところでも不思議な科学がたくさん!

体験型の企画展示

入口前の多目的ロビーでは、年に4回企画展が開催されます。2020年7月5日(日)までは、「錯視のふしぎな世界」をテーマにした展示が行われています。

正面から見る形と鏡に写った形が異なる作品や、不可思議な形をした物体に2方向からライトを当てると予想しない影になったり、上っていたつもりがいつの間にか下っているように見えるイラストなど、どれも子供の想像力をかきたてられる作品ばかり。

タブレットを使って錯視画像を自分で作れるコーナーも! 作った錯視画は、その場でプリントアウトしてもらえるほか、錯視のヒントをスタッフが教えてくれるので、楽しく学べるのもポイントです。

星空観賞できるプラネタリウムホール

2階フロアにあるプラネタリウムホールでは、時間帯によって異なる3つの異なるコンテンツを観賞できます。通常は、約120人収容可能ですが、事前予約制で1回30人までとし、十分なソーシャルディスタンスが確保されています。

7月現在は「HAYABUSA 2〜REBORN」・「港区の時刻(とき)と星空散歩」・「まくまくんの星空大冒険〜夏の星座〜」を上映中。子供向けのコンテンツやスタッフによる星空解説も楽しめます。

最新鋭の投影機を備えたホールで観賞する約800万個の星空4Kデジタル映像は圧巻です。

日常にも科学がたくさんあることを知ったり、新しい発見ができる親子で楽しめるスポットですよ。

■施設情報
港区立みなと科学館
入場料:無料
プラネタリウム料金:一般投影小中高100円、大人600円
※イベントなど一部有料プログラムあり

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