【全国】入館無料のおすすめ水族館11選　タッチプールも充実！

家族のおでかけ先として定番の水族館。幅広い年代で楽しめるうえ、ほとんどが屋内なので天気の心配もなく、魅力的ですよね。

水族館は基本的に入館料が必要ですが、なかには無料のスポットもあります。そこで今回は、全国にある入館無料のおすすめ水族館をまとめて紹介！　お財布に優しいうえに、タッチプールがある施設も豊富です。

美深チョウザメ館【北海道中川郡美深町】

北海道中川郡美深町の「森林公園びふかアイランド」内にある「美深チョウザメ館」は、名前の通りチョウザメをメインに展示している入館無料の水族館です。

世界三大珍味のひとつであるキャビアがとれることで知られるチョウザメですが、実はシーラカンスと同時代からの残存種で「生きた化石」ともいわれています。普通の水族館ではなかなかフォーカスされないマニアックな情報が多いのも魅力です。

館内には、チョウザメのほか、北海道の河川に生息するイトウやサクラマスなども展示されています。また、近くの「びふか温泉」では、キャビアやチョウザメ料理が食べられます（要予約）。あわせて訪れるのもおすすめです。

千葉大学海洋バイオシステム研究センター こみなと水族館【千葉県鴨川市】

「千葉大学海洋バイオシステム研究センター」付属の「こみなと水族館」は、房総の海にすむ生き物をテーマごとに展示している入館無料の水族館。身近な生き物に関する再発見と学習ができる施設です。

展示コーナーは、磯の生き物が見られる「潮だまりのいきもの」や、たくさんのイセエビが暮らしている「イセエビ水槽」などさまざま。創設当初から集められてきた貴重な標本も見逃せません。

多摩川ふれあい水族館【東京都昭島市】

市民のふれあいを目的として無料開放されている「多摩川ふれあい水族館」。「多摩川上流水再生センター」内にあり、4つの水槽内には処理された下水が使われています。

水槽では、多摩川に生息するイワナやヤマメ、フナなどが元気に泳ぎまわっています。身近な川にどんな魚がいるのかがわかるほか、下水処理の効果や大切さも学べる施設です。

横浜市立間門小学校附属海水水族館【神奈川県横浜市】

「横浜市立間門小学校附属海水水族館」は、小学校の敷地内にある珍しい水族館。もともと同小学校の周辺には、遠浅の穏やかな海が広がっていましたが、埋め立てによりなくなってしまうことに。その際、「自然や海と子供がふれあえる場所を残したい」との声があり、誕生した水族館です。

入館は無料で、地元の漁師やボランティアなどが協力して運営。東京湾や本牧漁港近海で泳いでいた魚が20種約100匹飼育されています。

例年、海の生物を見学したり触ったりできる「タッチングプール」も開催されています。地域に根付いた水族館です。

福井県海浜自然センター【福井県三方上中郡若狭町】

「福井県海浜自然センター」は、福井県と京都府にまたがる「若狭湾国定公園」の海と自然について体験・学習できる入館無料の施設。魚にエサやりができる「ふしぎな水そう」や、海で遊ぶ際に知っておくべき「若狭湾の危険な生きもの」など、さまざまなコーナーがあるほか、野鳥の実物大模型も見られます。

人気のタッチプールでは、ヒトデやタコ、ヤドカリなどに触ることができます。展示のほかにも、食味海岸の磯場で生き物を観察したり、湖周辺でバードウォッチングを楽しんだりと、自然体験講座も充実。ドクターフィッシュがいる足湯コーナーもあり、盛りだくさんです。

赤塚山公園 ぎょぎょランド【愛知県豊川市】

豊川市制50周年を記念して作られた総合公園「赤塚山公園」内にある「ぎょぎょランド」は、入館無料の淡水魚水族館。市内を流れる「とよがわ」の魚や生き物を中心に、100種2,000匹が自然に近い状態で飼育・展示されています。国の天然記念物・ネコギギも見られます。

25.1ヘクタールの広大な「赤塚山公園」は、県内外から年間約30万人もの来園者が訪れる人気スポット。水族館以外にも、水遊びができる広場や動物ふれあいが楽しめるミニ動物園もあり、1日中遊べます。

西宮市立甲子園浜自然環境センター ミニミニ水族館【兵庫県西宮市】

「西宮市立甲子園浜自然環境センター」は、貴重な自然の砂浜・干潟・磯がある「甲子園浜」の保全や環境学習活動の支援などを目的に作られた施設。1階には「ミニミニ水族館」があり、入館無料で楽しめます。

館内では、「西宮の海（大阪湾）とさかな」をテーマに、大阪湾に生息する魚たちを展示。各水槽に書かれている紹介文はわかりやすく、実際の姿を観察しながら学べます。

3階にある「学習交流室」には、望遠鏡や双眼鏡が備え付けてあり、シギやチドリといった渡り鳥の姿を見ることも可能。カニやヤドカリなどに会えるコーナーもあるので、訪れた際は立ち寄ってみてください。

環境学習サポートセンター ミニミニ水族館【兵庫県西宮市】

兵庫県西宮市にある「環境学習サポートセンター」は、地域・学校・事業所などにおける環境学習活動をサポートする施設。入館無料の「ミニミニ水族館」があり、市民に親しまれています。

館内では、市内の河川や水路に生息する淡水魚など約30種類を展示。メダカなどの小魚から、ドジョウやウナギ、ナマズも見られます。カニやエビ、ザリガニ、カメにも会えて子供が夢中になるスポットです。

とっとり賀露かにっこ館【鳥取県鳥取市】

鳥取県にある「とっとり賀露かにっこ館」は、カニをメインにさまざまな水生生物を展示している珍しい水族館です。鳥取を代表する「松葉がに」をはじめ、最大4mにもなるタカアシガニや、2〜3cm程度のモクズショイなどに会うことができます。入館は無料です。

エサやり体験ができる「ふれあい水槽」や、日時限定で各種イベントが開催される「体験実習室」もあり、館内は充実。5〜10月の気象条件のいい日には、水遊びができる「屋外プール」もオープンします。子供向けのコーナーが豊富なのはうれしいですね。

※2022年9月現在、新型コロナ感染防止のため「屋外プール」休止中

福山大学マリンバイオセンター水族館【広島県尾道市】

■2022年9月現在、新型コロナウイルス感染拡大を鑑み、当面の間、臨時休業中

広島県にある「福山大学マリンバイオセンター水族館」も入館無料のスポット。教育と研究にも力を入れている施設です。

館内では、約150種類の水生生物を展示しています。水量150トンもの大水槽では、瀬戸内海にすむ魚が悠々と泳ぐ姿を見ることができますよ。付近の海岸に生息する生き物にふれられる「タッチングプール」もあり、子供が楽しめるのでおすすめです。

ベイサイドプレイス博多 アクアリウム【福岡県福岡市】

水族館ではありませんが、福岡県にある複合商業施設「ベイサイドプレイス博多」内のアクアリウムも無料で立ち寄れるおすすめスポット。施設の開業時から親しまれているランドマーク的存在です。

直径9m、高さ8mのダイナミックなタワー型水槽があり、ウミガメや熱帯魚など30種類以上3,000匹の生き物が行き交う姿が見られます。迫力満点で飽きることなく眺めていられますよ。

なかなか見られない生き物に会える水族館は、子供も大人も楽しめるおでかけ先。入館無料であれば、何度も行けてお得ですよね。ぜひ家族みんなで足を運んでみてください！