17

【北海道】子連れ旅行のプロが紹介 年齢別おすすめ日帰り旅行先

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

子どもとのおでかけは、事前に「ひと手間」加えることで、おでかけ先での負担がグッと軽くなります。

そこで、おでかけに関する情報を多数手掛けるママさんライターチーム「アミーカ」に、北海道に子連れでおでかけする時の年齢別おすすめスポットを聞きました。

もくじ

子連れ旅行のポイントはズバリココ!

子連れ旅行の成功のポイントは、事前の情報収集と準備にかかっているといっても過言ではありません。まずはチェックポイントを紹介します。

ポイント(1)事前の情報収集をしっかりと!

北海道のおでかけならではの注意点としては、同じ施設であっても夏季と冬季では営業内容や運営時間帯が全く違う場合もあるので、おでかけ前には事前に必ずチェックしておきましょう。

また、おでかけ先選びには、子ども目線で「うちの子に合ったおでかけ先」を見極め、次に親目線で、おむつ替えスペースの有無やベビーカーでの移動のしやすさなどをチェックしておくようにすると、おでかけ先の困りごとが減らせるはずです。

年齢別に、次のようなポイントがおでかけ施設にあるか、しっかりチェックしておきましょう。

【年齢別のおでかけ先チェックポイント】

  • 0歳〜1歳:授乳室やおむつ替え用の施設があるか?
  • 2歳〜3歳:交通アクセスは便利か? 子ども向けメニューや軽食が購入できるか?
  • 4歳〜6歳:子どもが思い切り遊べるスペースがあるか? 遊園地の乗り物などの身長制限は大丈夫か?
  • 小学生以上:子どもの興味・関心に合った施設か?

おでかけ先を選ぶ時には、子どもの興味や関心に合わせるという視線も大切。親がやりたいこと・やらせたいことを中心に考えると、子どもがあまり楽しめずに終わることも多いです。

ポイント(2)秘密兵器は必ず持参!

公共交通機関を利用して移動する場合、心配になるのは子どもが飽きてしまった時。そんな場合に必ず持っていたいのが「秘密兵器」です。

【子連れのおでかけで役立つ暇つぶしグッズ一例】

  • 子どものお気に入りのもの
  • 食べかすが散らからないお菓子
  • 絵本や音のならないおもちゃ
  • (車移動の場合)子どものお気に入りの音楽やDVD、おもちゃ

ぬいぐるみなど大きな物は、持ち歩くと荷物になりますので、キーホルダータイプのものにコイルチェーンを使ってカバンにぶら下げておけば、落としたり忘れたりする心配がありません。また、少しかさばる絵本などは、100均で購入できる整理用のビニールフォルダーを活用すると便利です。

ポイント(3)まだある! 意外と忘れがち&万能荷物とは

子連れでのおでかけは、いつ緊急事態が起きるかわかりませんよね。事前に準備しておきたい荷物をご紹介します。

【多めの着替え】
特に現地調達が厳しいおでかけ先に行く場合は、必ず着替えを多めに準備しておきましょう。

【スーパーのビニール袋】
汚れ物やゴミ入れ、食事の時のエプロン代わり、雨具にも活用できるので、スーパーのビニール袋は万能です。コンパクトに持ち運べるので多めに持ち歩きましょう。

【帽子】
帽子は夏の日よけだけではなく、冬には防寒にも役立ちます。また、小雨程度なら雨具がわりにもなります。いざとなったら臨時の物入れにもなり、何かと便利です。

0歳〜1歳の赤ちゃんにおすすめの日帰り旅行先

0歳〜1歳の赤ちゃん向けのおすすめスポットを紹介します。

旭山市旭山動物園(旭川市)

360度の水槽など、ベビーカーに乗ったまま楽しめる施設が豊富です。園内には休憩や食事に利用できる屋内休憩場所が8カ所もあり、授乳室が完備されている施設も4カ所あります。

ファンタジーキッズリゾート新さっぽろ(札幌市厚別区)

冬でも雨でも、天候を気にせず安心して遊べる室内型施設です。0歳から2歳までの子どもを対象とした「ミルキッズひろば」では、空気清浄機が設置されていて、乳幼児向けの知育玩具が豊富にあります。男女別のおむつ交換スペース、授乳室専用スペースも完備されています。

やなせたかしの店 アンパンマンショップふらの店(富良野市)

赤ちゃんにも人気のキャラクターといえば「アンパンマン」。「やなせたかしの店 アンパンマンショップふらの店」1階は、アンパンマングッズを扱う国内最大級のショップです。ショッピングが楽しめるほか、アンパンマンのおもちゃがいっぱい用意されたプレイルームもあり、天候にかかわらず親子で楽しく過ごせます。

2階はアンパンマンの絵画ギャラリーになっていて、観るだけでも楽しめます。トイレにオムツ替えスペースも完備されています。

旭川市こども向け屋内遊戯場 もりもりパーク(旭川市)

入場無料の屋内型施設です。0歳〜3歳の子どもが安心して遊べる専用スペース「ひだまり広場」があり、木の砂場や木製遊具、絵本などが豊富にそろっています。授乳室とおむつ替え用ペースもあり、ミルクのお湯も用意されています。

あそびのくにピッピちとせ(千歳市)

季節や天候を問わず遊べる屋内型施設です。ベビーゾーンでは、赤ちゃんが思い切り全身を使って遊びながら、感覚遊びが楽しめます。


2歳〜3歳の子どもにおすすめの日帰り旅行先

2歳〜3歳の子ども向けのおすすめスポットを厳選! 天候を気にせず遊べる屋内の遊び場は、親子の強い味方です。

円山動物園(札幌市中央区)

モルモットのふれあい体験やリスザルのエサやり体験など、身近に動物たちとふれ合えるイベントが豊富な動物園です。ベビーカーのレンタルがあったり、授乳室が園内5カ所に完備されていたり、ベビーシートなどが備え付けられた多目的トイレや子ども用トイレが整っていたりと、設備が充実しています。

新千歳空港ターミナルビル(千歳市)

「新千歳空港ターミナル」も小さな子どもたちが楽しめるスポットです。ドラえもんと遊べる「ドラえもんわくわくスカイパーク」や、憧れのCAやパイロットの衣装で写真が撮れるコーナー、実物大の動物のぬいぐるみが置かれたコーナーなどがあり、1日中遊べます。

おたる水族館(小樽市)

イルカショーなど、小さな子どもが楽しめるイベントが充実している水族館です。北海道の冬の海の冷たさを再現した水温3度の日本一冷たいタッチプール「さわってEzone」など、北海道の水族館ならではのお楽しみが満載です。

森の美術館 木夢(紋別郡)

大型壁面遊具や滑り台、木の砂場など約1,000点のおもちゃで遊べる屋内型施設です。木のおもちゃの車を走らせて遊べる「交通公園」、幼児向けのおもちゃが充実した「つみ木とパズルのおへや」などがあります。

木工教室なども開催されていて、年齢が違うきょうだいがいる家庭でも一緒に楽しめます。授乳室やおむつ交換台付きトイレも完備されています。

北見市屋内子ども遊戯場「パラきたkids」(北見市)

無料で楽しめる屋内型施設です。入場は未就学児以下の子ども限定なので、小さな子どもが安心して遊べます。大型遊具や子どもが大好きなふわふわルームなどがそろい、買い物帰りに親子で気軽に立ち寄れます。


4歳〜6歳の子どもにおすすめの日帰り旅行先

次は4歳〜6歳の子ども向けスポットです。大自然が広がる北海道ならではの楽しみ方ができるおでかけ先が盛りだくさん!

サッポロさとらんど(札幌市東区)

屋外ながら、年間を通して楽しめる施設です。夏シーズンは、ふれあい牧場で動物たちと接したり、収穫体験を楽しめるほか、SLや馬車、自転車などの乗り物で遊べます。冬シーズンには、施設全体が雪遊びのフィールドに大変身! 親子で1日中自然とふれ合えます。

ノースサファリサッポロ(札幌市南区)

70種類以上の動物とふれあったり、エサやり体験ができる体験型テーマパークです。2018年9月には動物たちと一緒に過ごせる日本初の「アニマルグランピング」施設もオープン。泊まりがけの旅行がラクになってくる年齢の子連れのおでかけにぴったりの施設です。

北海道立十勝エコロジーパーク(河東郡)

コテージやトレーラーハウスもそろう、宿泊にも最適な施設です。北海道ならではの広大な敷地の中では、夏シーズンに日本有数の大きさを誇る「ふわふわ」や芝生遊び、水遊びが、冬シーズンには雪遊びが楽しめます。

カネモリブリックラボ(函館市)

函館市の「金森赤レンガ倉庫」内にある、入場無料の屋内型遊び場です。本格的にブロック遊びが楽しめるようになった子どもにおすすめ。大小さまさまざまブロックでたっぷりと遊べますよ!

夢工房トンデンファーム(江別市)

元祖骨付ソーセージや石狩川ベーコンで知られる「トンデンファーム」の製造工場がある施設です。敷地内には、動物とのふれあいが楽しめる「アースドリーム角山牧場」(冬季休業期間あり)や、ツリーハウスなどがある屋内施設「ドリームランド子どもの国」があります。

さらに、工場直送の炭火焼ソーセージや「レストラン松の実」ではジンギスカン食べ放題が楽しめて、家族でお腹も心も満腹になれるスポットです!


小学生以上の子どもにおすすめの日帰り旅行先

最後は、小学生以上の子ども向けおすすめスポットです! 子どもが思いっきり体を動かせたり、遊びながら体験ができたりするスポットばかりです。

白い恋人パーク(札幌市西区)

小学生以上の子どもには、工場見学もおすすめです。「白い恋人パーク」では、工場見学やお菓子作り体験ができます。ここだけの限定商品もゲットできますよ!

星野リゾートトマム(勇払郡)

広大な敷地の中で、四季を通じてアクティビティ体験ができる施設です。冬のスキーはキッズ専用ゲレンデが充実していて、小学生のスキーデビューに最適! 日本最大級のウェイブプールを備えたインドアビーチ「ミナミビーチ」では、サイバーホイールやSUPなどが楽しめます。

夏シーズンは、カヌー遊びやピクニックが楽しめるファームのほか、絶景を楽しめる「雲海テラス」も必見です! 夏休み期間に「雲の自由研究プログラム」なども開催されます。

ホテルに宿泊するだけではなく、日帰りで楽しめる施設も充実。各施設にはオープン期間があるので、事前に公式サイトでチェックしてみてくださいね。

国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市南区)

「国営滝野すずらん丘陵公園」も、広大な敷地の中でアクティビティが楽しめるスポットです。サイクリングや水遊び、パークゴルフや滝めぐりなどの自然の遊びがたくさん! 「滝野の森ゾーン自然博物園」では、野生の動物や鳥類、昆虫などを観察でき、夏休みの自由研究にもぴったりです。

冬シーズンは、雪遊びが楽しめる「滝野スノーワールド」に変身します。

札幌市青少年科学館(札幌市厚別区)

宇宙や科学について、体験しながら学べる科学館です。世界初の人工降雪装置や人工オーロラ発生装置など、北の大地にある科学館ならではの展示や宇宙冒険の疑似体験、道内最大のプラネタリウムなど約200の体験型展示がそろっています。子どもと一緒に親子で学べるスポットです。

登別マリンパークニクス(登別市)

ヨーロッパのお城を思わせる建物が目印の「海のテーマパーク」です。趣向を凝らした水族館「ニクス城」や、人気のイルカショーやペンギンのパレードのほか、海の生き物とふれ合えるタッチプール、海底気分を味わえるアクアトンネルが楽しめます。ほかにも、観覧車から雄大な太平洋を一望できる「遊園地ニクスランド」もあり、家族連れにおすすめです。

広大な自然が広がる北海道ならではの施設のほか、寒い冬でも安心して遊べる屋内型施設などが数多くあります。旅行の際には、ぜひ参考にしてください!

お話を聞いたのは…

編集グループ・アミーカ
「子育て中の今だからできることをしたい!」を合言葉に、インターネット上で知り合った女性グループ。「首都圏 子どもがよろこぶのりものいっぱい!おでかけガイド」や「首都圏鉄道大好き! 親子で電車を見に行こう!」(メイツ出版)といったガイドブックを通じて、子どもとおでかけ情報を発信。子どもが成長してからは、まさに地球をフィールドに子どもと一緒に旅行を楽しんでいる。

この記事をあとで読む
17
お気に入りの記事や、あとで読みたい記事を保存できるよ!