人気アニメやマンガ作品をはじめ、さまざまなキャラクターの世界観を楽しめる施設が全国に数多く存在します。なかには、作者について深く掘り下げた施設も! 今回は、子どもから大人まで夢中になって楽しめる全国の「キャラクター施設」や美術館を紹介します!
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(神奈川県)
神奈川県川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」には、「ドラえもん」に代表される藤子・F・不二雄氏の原画作品の展示や、マンガが読めるコーナー、オリジナル映像作品を流すシアターがあります。キャラクターのモニュメントが多数展示されている「はらっぱ」には、作品でお馴染みの「どこでもドア」や土管もあり、絶好の撮影スポットになっています。
3階のミュージアムカフェでは、ドラえもん型の「ドラえもんグラタン」やひみつ道具の暗記パンをモチーフにした「フレンチトーストdeアンキパン」など、作品にちなんだフォトジェニックなメニューが楽しめますよ!
■川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
営業時間:10:00〜18:00(通常期)
※入館時間は1日4回(10:00〜/12:00〜/14:00〜/16:00〜)
※休館日:火曜、年末年始
住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号
料金:入館料 大人(大学生以上)1,000円、中高生700円、子ども(4歳以上)500円
※3歳以下無料
※チケットは日時指定の完全予約制、ローソンだけで購入可能(ミュージアムでの入館チケット販売はなし)
香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム(高知県)
高知県香美市にある「やなせたかし記念館」は、アニメ「それいけ!アンパンマン」の作者やなせたかし氏の世界を堪能できる施設です。原画が展示されているギャラリーのほか、アンパンマンの大壁画やシアター、野外ジオラマのある「アンパンマンミュージアム」、同氏の作品を集めたギャラリー「詩とメルヘン絵本館」、キャラクターの銅像が並ぶ「やなせたかし記念公園」などがあります。
2つのミュージアムと公園があるので、子どもたちの大好きなアンパンマンの世界観を一日中楽しめます。
■香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム
営業時間:9:30〜17:00(通常期)
※火曜休館
住所:高知県香美市香北町美良布1224-2
料金:入館料 大人700円、中高生500円、小人(3歳〜小学生)300円
※3歳未満無料
※詩とメルヘン絵本館のみ入館可能なチケットもあり
ひつじのショーンファミリーファーム(大阪府)
大阪府吹田市にある「ららぽーとEXPOCITY」内には、「ひつじのショーン」をテーマにした日本初の体験型アミューズメントパーク「ひつじのショーン ファミリーファーム」があります。長い滑り台や吊り橋、ターザンロープ、迷路などでカラダを動かして遊べるアトラクションが充実しているほか、ショーングッズを作るワークショップが開催されています。
また、ショーンたちと一緒に踊ったり、ミニゲームをしたりして楽しめるステージショーや撮影会も毎日行われています。ショップには、ここでしか手に入らないオリジナルグッズもありますよ!
■ひつじのショーンファミリーファーム
営業時間:10:00〜21:00(通常期)
住所:大阪府吹田市千里万博公園2-1 ららぽーとEXPOCITY 3F
料金:大人300円、子ども900円
※利用時間30分(子どもは10分ごとに延長料金200円)
スヌーピーミュージアム(東京都)
※2018年9月に閉館。2019年12月14日(土)に、南町田グランベリーパーク内に開館予定
東京都港区にある「スヌーピーミュージアム」は、スヌーピーファンの聖地として知られるアメリカ・カリフォルニア州の「シュルツ美術館」の世界初の分館として誕生しました。スヌーピーたちが活躍するコミック「ピーナッツ」の約80点の原画やオリジナル映像が紹介されています。4,452枚のコミックでつくられたモザイク壁画は一見の価値あり!
また、ここでしか手に入らないオリジナルグッズを多数販売しているショップや、スヌーピーのキャラクターフードが味わえるカフェも併設されています。半年ごとに入れ替わる展覧会にあわせて、ショップの商品やカフェメニューが変更されたり、毎日違う記念チケットがプレゼントされたりするので、何度足を運んでも新たな発見を楽しめそうですね。
■スヌーピーミュージアム
営業時間:10:00〜20:00(入場は19:30まで)
※会期中無休(年末年始 12月31日〜1月2日を除く・展示入れ替え期間を除く)
住所:東京都港区六本木5-6-20
料金:入館料 大人2,000円、大学生1,400円、中高生1,000円、4歳〜小学生600円
※200円お得な日時指定の前売券の販売もあり
リカちゃんキャッスル(福島県)
福島県田村郡にある「リカちゃんキャッスル」は、長年にわたり幅広い世代から愛されている着せ替え人形「リカちゃん」の日本唯一のオープンファクトリー付きテーマパークです。工場見学はもちろん、無料でレンタルできる「なりきりドレス」で館内やお庭を歩いたり、記念撮影をしたりすることもできます。
また、好きな髪型、洋服、小物を選び、自分だけのオリジナルリカちゃんをコーディネート、購入できる「お人形教室」も人気です。写真のようなリカちゃんなりきりドレスを無料レンタルして、館内や庭で思い出に残る写真を撮影できます(※有料入場のお客様対象。80〜160cmサイズまで用意)
■リカちゃんキャッスル
営業時間:10:00〜16:00
※最終入館は15:30まで
※月曜日休館
住所:福島県田村郡小野町小野新町中通51-3
料金:大人(高校生以上)800円(税込) 2才以上〜中学生 600円(税込)
※2才未満は無料
ちびまる子ちゃんランド(静岡県)
人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の世界が楽しめる屋内ミュージアム「ちびまる子ちゃんランド」が、作者のさくらももこ氏の故郷で作品の舞台でもある静岡県静岡市清水区にあります。まる子とお姉ちゃんの部屋や台所、居間などが忠実に再現されたさくら家をはじめ、まる子が通う3年4組の教室や公園など作品の世界観や昭和中期のノスタルジックな雰囲気が楽しめます。
ちびまる子ちゃんランド有料ゾーン内で自由に撮影できるなりきり衣装レンタルや砂絵などができる体験コーナーも。施設オリジナルグッズが充実した「ちびまる子ちゃんグッズショップ」も見逃せません。
■ちびまる子ちゃんランド
営業時間:10:00〜20:00
※最終入館19:30
※365日年中無休
※店舗改装等により臨時休業することもあり
住所:静岡県静岡市清水区入船町13-15エスパルスドリームプラザ3F
料金:大人(中学生以上)600円、 小人(3歳以上)400円
※2歳以下無料
名探偵コナンに会えるまち 青山剛昌ふるさと館(鳥取県)
「名探偵コナンに会えるまち」鳥取県東伯郡北栄町にある青山剛昌ふるさと館は、日本で唯一の「名探偵コナン」や「YAIBA」などの作品を展示する記念館。名探偵コナンの作者でもある漫画家・青山剛昌氏の生い立ち紹介や仕事部屋を再現したコーナー、マンガ製作のプロセスがわかる展示のほか、世界25カ国以上で発刊されている「名探偵コナン」の単行本や複製原画のギャラリーもあります。
そのほか、名探偵コナンに出てくる阿笠博士の発明品「蝶ネクタイ型変声機」や「ターボエンジン付スケートボード」などのアイテムを実際に使用して体験可能。さまざまなトリックの仕掛けを体験できるコーナーも楽しめます。
■名探偵コナンに会えるまち 青山剛昌ふるさと館
営業時間:9:30〜17:30(通常期)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
※年中無休
住所:鳥取県東伯郡北栄町由良宿1414
料金:入館料 大人700円、中高生500円、小学生300円
※小学生未満無料
ゲゲゲの妖怪楽園(鳥取県)
鳥取県境港市の「水木しげる記念館」に隣接して建てられた「ゲゲゲの妖怪楽園」は、妖怪の世界を堪能できるテーマパーク。子どもが乗れる一反もめんの遊具や鬼太郎の家、射的やスマートボールが楽しめる「妖怪縁日小屋」があります。
また、歩き回って疲れたら休憩できる「妖怪広場」や「妖怪茶屋」も。ここでしか飲めない「妖怪ラテ」はホット、アイス、フローズンが用意されており、5種類の図柄から選べます。
■ゲゲゲの妖怪楽園
営業時間:9:30〜17:00(通常期)
※年中無休。営業時間は季節により変更あり
住所:鳥取県境港市栄町138
料金:入園無料
※妖怪楽園広場 1ゲーム300円
東京ワンピースタワー(東京都)
東京タワーフットタウン内にある「東京ワンピースタワー」は、人気アニメ『ONE PIECE』史上初の屋内型テーマパークです。"麦わらの一味"にちなんだ9つのアトラクションや撮影スポットのほか、プロジェクションマッピングを駆使したライブショーも楽しめます。
ここでしか買えないオリジナルグッズを販売するショップ「トンガリストア」や、『ONE PIECE』の関連書籍を600冊以上集めたライブラリーカフェ「Cafe Mugiwara」もあり、1日中楽しめます。
■東京ワンピースタワー
営業時間:10:00〜22:00
※最終入園は21:00
住所:東京都港区芝公園4丁目2-8 東京タワー フットタウン内
料金:LIVE & PARK PASS 大人(19歳以上)3,200円、中高生2,700円、小人(幼児・小学生)1,600円
※3歳以下無料、前売り券あり
青梅・赤塚不二夫会館(東京都)
東京都青梅市には、少年マンガ「天才バカボン」で知られる漫画家・赤塚不二夫氏の作品を多数展示するミュージアム「青梅・赤塚不二夫会館」があります。
バカボンのパパの像がお出迎えしてくれる入り口から館内に足を踏み入れると、漫画作品や書籍、赤塚不二夫さんの写真が一面に展示されています。また、売店ではマンガに関連したグッズやキャラクター雑貨、書籍などを購入できます。
■青梅・赤塚不二夫会館
営業時間:10:00〜17:00(通常期)
※休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌日休館)、年末年始(年末年始やゴールデンウィークなどは要問い合わせ )
住所:東京都青梅市住江町66番地
料金:入館料 大人450円、子ども250円
宝塚市立手塚治虫記念館(兵庫県)
兵庫県宝塚市の「宝塚市立手塚治虫記念館」は、日本を代表する漫画家・手塚治虫氏の世界観を堪能できる施設です。館内には、手塚マンガを再現する工夫が至るところにあり、「リボンの騎士」の王宮をイメージしたエントランスの先には、「火の鳥」に出てくる生命維持装置をモチーフにしたカプセルに作品資料が展示されています。
さらに、オリジナル作品3本を月替わりで上映。手塚作品のほとんどを見ることができる情報・アニメ探索機や約2,000冊の書籍が閲覧できるライブラリーもあるので、同氏の作品を知らない子どもも楽しめます。
ジャングル大帝をイメージしたカフェやアニメーション制作を体験できる「アニメ工房」もあり、家族で1日楽しめそうですね。
■宝塚市立手塚治虫記念館
開館時間:9:30〜17:00
※入館は16:30まで
※定休日:毎週水曜日(祝日と重なる日、春休み・夏休みの水曜日は開館)
※休館日:12月29日〜12月31日(年末休館)、2月21日〜2月末日(メンテナンス休館)
住所:宝塚市武庫川町7番65号
料金:入館料 大人700円、中高生300円、小人(小学生)100円
大好きなキャラクターに会える施設では、キャラクターになりきって写真撮影をしたり、原画をじっくり鑑賞したり、ここでしか手に入らないレアなグッズを買ったりと、さまざまな楽しみ方ができますね。親子そろってアニメ作品やキャラクターの世界観を堪能しましょう。