東京から日帰りでも楽しめて、気軽に「古都」の雰囲気を味わえる鎌倉。歴史ある寺社やおしゃれな古民家ショップが数多くあり、日常を離れてのショートトリップにぴったりです。
親子で鎌倉の観光・日帰り旅行を楽しむためのポイントを紹介します。
年間のイベントを確認しよう
神社仏閣の多い鎌倉エリアは年間を通じて歴史ある祭りが行われています。どれも鎌倉らしい歴史を感じることができるものばかり。
狭いエリアに寺社が集まっているので、目的の観光スポットに出かけるついでに、気軽にアクセスできるのも鎌倉の魅力です。
春(3月〜5月)
4月の第2・第3日曜日は鶴岡八幡宮を中心に鎌倉まつりが行われます。鎌倉武士に扮して行われる勇壮な流鏑馬、華麗な静の舞などが行われます。
また、同時期の4月の第3土曜日には満福寺で義経祭りも開催され、龍口寺前から腰越天王屋敷までパレードが行われます。
桜の見頃は3月下旬から4月上旬。街全体を桜が彩ります。
夏(6月〜8月)
6月30日は鶴岡八幡宮の大祓が行われます。直径約3mの大きな茅の輪をくぐり、罪や穢をはらいます。
また、立秋の前日から8月9日にかけては、鎌倉にゆかりのある人々が奉納した約400基のぼんぼりが幻想的な風景をつくりだすぼんぼり祭もおすすめ。
アジサイの見頃は6月上旬~下旬にかけて。有名な長谷寺や明月院はもちろん江ノ電沿いや民家の軒先などいっせに咲き出す様子は壮観です。
海水浴場のオープンは、海の神様である石上神社の石上さま例祭が海の日(7月第3月曜日)に行われると少しずつ始まります。
秋(9月〜11月)
毎年9月14日から16日には鶴岡八幡宮最大のまつり鶴岡八幡宮例大祭が行われます。「吾妻鏡」には文治3年(1187)に記述があるほどの歴史ある祭りは鎌倉らしさ満点。
10月の第1日曜日には本覚寺の人形供養、10月上旬には鎌倉宮の薪能なども行われ祭りの多いシーズンです。
紅葉の見頃は11月下旬から12月上旬。円覚寺、建長寺などが名所として知られています。
冬(12月〜2月)
1月は多くの神社が初詣客で賑わいますが、見どころは鎌倉えびす。本覚寺では1月1日から3日までが「初えびす」。1月10日が「本えびす」。
商売繁盛を願って多くの参拝客が訪れます。2月の3日前後には鎌倉宮や建長寺で節分祭も行われます。
続いては鎌倉野菜やシラスを味わえる絶品ランチスポットを紹介します。
鎌倉のおすすめのランチスポットをチェック!
鎌倉のランチはお洒落な古民家カフェや海を見渡すテラスで魚介やシラスを堪能するのがおすすめ。
最近ではフレンチトーストの名店も人気を集めています。鎌倉の日帰り・観光旅行でぜひ出かけたい注目のランチスポットを集めました。
鎌倉で味わいたいメニュー!
- 鎌倉野菜
- 海鮮(しらす等)
- フレンチトースト(パン)
鎌倉で特別な体験をしよう!
せっかく鎌倉を訪れたなら、鎌倉でしかできない特別な体験をするのもおすすめ。
坐禅体験や写経体験はもちろん、陶芸やガラス工芸などの手作り体験もおすすめです。
鎌倉でやりたい「仏教」体験!
- 坐禅体験
- 写経体験
鎌倉でやりたい「手作り体験」!
- 陶芸体験
- そば打ち体験
- ガラス工芸体験
- ネックレス作り体験
続いては、3000円からの宿泊も! お洒落で清潔、アートな雰囲気を味わえるホテルやゲストハウスを紹介!
鎌倉観光で泊まるならホテル・ゲストハウスがおすすめ!
鎌倉エリアで宿泊をするならホテルだけでなく、ゲストハウスもおすすめ。手軽な価格で宿泊できるだけでなく、オーナーの思いがこもった多彩なサービスが魅力です。
子ども連れのファミリーにおすすめの注目ホテルとゲストハウスを詳しく紹介しています
【ホテル宿泊のメリット】
1.アメニティーがそろっている安心感
2.完全個室
3.歴史に伴う信頼
【ゲストハウス(ホステル)・ペンション宿泊のメリット】
1.オーナーや他のゲストさんとの交流
2.低予算(格安)
3.子どもに合わせた旅行プランをたてやすい
鎌倉のお花見を楽しもう!
3月下旬から4月上旬にシーズンを迎える鎌倉のお花見。鶴岡八幡宮の境内や段葛の桜のアーチは見事です。
鎌倉屈指の古木と新緑の竹林を楽しめる報国寺、ソメイヨシノ・八重桜・枝垂れ桜などたくさんの種類の桜を楽しめる妙本寺などがおすすめです。
鎌倉のアジサイを楽しもう!
古都鎌倉で最も人出が多くなるのがアジサイのシーズン。6月になると青紫色や赤紫色の美しい花が鎌倉中を彩ります。
やはり一番の人気は、アジサイ寺として知られる長谷寺。アジサイ以外にもイワタバコや花菖蒲などもシーズンを迎える鎌倉が最も美しいシーズンです。
鎌倉の紅葉を楽しむ6つのルート!
鎌倉の紅葉を楽しむなら、鎌倉駅、長谷駅、北鎌倉駅の3つの駅を起点にしたコースがおすすめです。
最も人出が多く人気が高い円覚寺の紅葉を楽しむ北鎌倉駅コース、鎌倉大仏の紅葉を楽しめる長谷駅コース、紅葉ハイキングを楽しめる鎌倉駅コースがあり、それぞれ魅力が満載です。
鎌倉までのアクセス方法を確認
東京駅や横浜駅から鎌倉駅までのアクセスはJR横須賀線で向かいます。東京近郊からはJR湘南新宿ラインを使うと新宿駅や大宮駅からは乗り換えなしでいくこともできます。
また、羽田空港から直通の空港連絡バスを使ったり、京急空港線で品川駅を経由して電車で向かうなどの方法も便利です。
飛行機の場合
羽田空港から鎌倉までの空港連絡バスは、京浜急行バスや江ノ電バスが運行しています。鎌倉行は非常に本数が少ないので、時間が合わない場合は本数が多い大船行のバスを利用し、大船から横須賀線で約6分のルートもおすすめです。
- 羽田空港⇒空港連絡バス(約1時間35分/大人1370円)⇒鎌倉駅
- 羽田空港国際線ターミナル駅⇒京急空港線(約18分/大人407円)⇒品川駅⇒JR横須賀線(約47分/大人712円)⇒鎌倉駅
鉄道の場合
鎌倉・江ノ島エリアのJR線、江ノ島電鉄線、湘南モノレールが1日乗り降り自由になる鎌倉・江ノ島パスフリーエリア切符を使うと、1日大人700円・子ども350円で1日鎌倉エリアを楽しむことができます。
- 東京駅⇒JR横須賀線(約57分/大人920円)⇒鎌倉
- 品川駅⇒JR横須賀線(約49分/大人720円)⇒鎌倉
- 横浜駅⇒JR横須賀線(約25分/大人340円)⇒鎌倉
- 大宮駅⇒JR湘南新宿ライン(約89分/大人1414円)⇒鎌倉
鎌倉・北鎌倉・長谷・極楽寺など複数の駅を使って観光を楽しむ場合は、このようなお得な切符の利用を検討するのもおすすめです。
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