3歳から5歳の子どもは好奇心いっぱい。生き物や自然と触れ合ったり、乗り物に乗ったりできる施設を中心に、子どもと一緒に思いきり遊べる札幌エリアの観光スポットを紹介します。自然豊かな地方都市の札幌は、市内中心部からほんのちょっと足を延ばすだけで、森林に囲まれた公園や、さまざまなレジャー施設に出かけられるのが魅力です。
札幌もいわ山ロープウェイ
藻岩山は、日本新三大夜景のひとつと言われる札幌の夜景が楽しめるスポット。山麓駅からロープウェイとミニケーブルカー「もーりすカー」を乗り継いで、標高531mの山頂の展望台まで登れます。3歳から5歳の子どもなら、これらの乗り物にわくわくするはずです。
スイス製の30人乗りのキャビン2両を連結した「もーりすカー」は、標高差70mの軌道を往復します。ロープウェイの駆動方式を利用した世界初のシステムで、乗り物が大好きな子どもにも喜ばれています。
キャラクターの「もーりす」は、エゾリスをモチーフにしたマスコット。中腹駅のショップ「もいもいのおみせ」で、もーりすグッズをおみやげに買って帰れます。
冬は雪上車のアトラクションも登場!
例年、1月上旬から3月はもいわ中腹駅ともいわ山頂駅の間に、雪上車で大型のソリを引くアトラクション「もーりす号ホワイトクルージング」が登場予定。積雪状況により運行状況が変わるので、公式WEBサイトで確認を。
さっぽろテレビ塔
2017年に開業60年を迎えた「さっぽろテレビ塔」は、市民に愛される札幌のランドマーク。地上90.38mの展望台は3階からエレベーターに乗って約60秒で着くので、移動に飽きやすい子どもでも楽しく行けます。
展望台からは、東西南北に碁盤の目のように広がる札幌の街並みを見渡せます。道路を走る車の流れもはっきりと見え、ジオラマや車が好きな子どもも喜びそうです。
さっぽろテレビ塔の非公式キャラクター「テレビ父さん」は子どもたちの人気者。3階の休憩コーナー「テレビ父さんのほほんパーク」では、テレビ父さんと一緒に記念撮影ができます。
展望台で神社にお参りしてお願い事を!
実はパワースポットでもあるさっぽろテレビ塔。展望台の「テレビ父さん神社」にお参りして、家内安全や健康をお願いしましょう。おみくじで凶を引いた人は、非売品のお守りがもらえます。
白い恋人パーク
北海道銘菓「白い恋人」の製造ラインの見学や、お菓子作り体験ができるお菓子のテーマパークです。ファミリー向けの施設が充実していて、小さな子どもには「キッズタウン」や「ガリバータウン」が大人気。お菓子作り体験のみ、前日までに予約が必要です。
キッズタウンの2階は、カラフルなおもちゃでいっぱいのままごとエリアや、踏むと絵が動く不思議なマットなどがある絵本エリアになっています。また、3階にはお絵かきエリアとベビーエリアがあります。
屋外の「ガリバータウン」にはミニチュアの家が並び、本物そっくりのキッチンでおままごとをしたり、お店やさんごっこをしたりして遊べます。記念撮影用の貸衣装もあります。
口コミPickUP!
フォトスポットがたくさんあって記念になる写真がたくさん撮れます(^^)。庭園にある小人サイズの家、キャンディ作りの実演&出来たてのキャンディ試食、イルミネーションなど、とても楽しんでいました。有料ですがキッズスペースもあり、そちらも綺麗でとても遊ばせやすかったです。主人に子どもと遊んでもらっているうちに、下のお土産やさんでゆっくりお買い物が出来ました。siaさんの口コミ
サッカー好きにはたまらないレストランもあります!
サッカーが好きな子どもたちには、北海道コンサドーレ札幌の練習グラウンドが見える「レストラン梟巣(おうるず)」がおすすめ。お子様ランチや、札幌のご当地グルメのスープカレーなどが食べられます。
札幌市円山動物園
約170種類900頭の動物を飼育し、動物が暮らしている自然環境をできるだけ再現した「生息環境展示」が人気の動物園。レッサーパンダやテナガザルが自由に動き回るアジアゾーンや、ライオンがいるアフリカゾーンなど、見どころいっぱいです。
3歳から5歳の子どもたちには、ヒツジやアヒル、ガチョウを放し飼いにしている「こども動物園」が人気です。日替わりイベントの「みんなのドキドキ体験」で、モルモットのふれあい体験やリスザルのエサやり体験ができる日もあります。
また、西門近くの遊具広場「まるっぱ」(冬期間は閉鎖)では、ネットや滑り台のコンビネーション遊具や、プレーリードッグの巣穴をモチーフにしたトンネルで、思いきり体を動かして遊べます。
口コミpickUP!
動物との距離が近く、いろいろ工夫した見せ方がよかった。公園もあり、一日中楽しめた。miniccoさんの口コミ
「みんなのドキドキ体験」が毎日開催!
動物たちの行動を間近で見たり、飼育員の解説を聞いたりできるイベント「みんなのドキドキ体験」が毎日開催されています。レッサーパンダなどの食事風景が見られるほか、リスザルのエサやり体験にも参加できます。
サンピアザ水族館
札幌の副都心・新さっぽろエリアのショッピングモール内にある、年中無休の水族館です。2階建ての施設の中で、子どもが大好きなカクレクマノミやカワウソ、ペンギンほか約200種類の生き物が飼育されています。
1階はエイやナポレオンフィッシュが泳ぐ大きな回遊水槽を中心に、カラフルな熱帯魚の水槽や寒い海の魚の水槽が並んでいます。ヒトデや貝類に触れられるタッチングプールでは、3歳から5歳の子どもも大興奮です。
2階ではコツメカワウソとのふれあいタイムや、デンキウナギの発電実験、魚のサーカスショーなどが楽しめます。ゴマフアザラシやペンギン、面白い形の魚を集めたコーナーも人気です。
口コミpickUP!
大人には小さく感じますが、幼児にはちょうどいい大きさで、コンパクトながらアザラシ、ペンギン、カワウソ、チンアナゴ、電気ウナギなど、子どもに人気の生き物が揃っています。
タッチングプールにドクターフィッシュ、カワウソの餌やりなど、体験できる事も多く、3歳の息子は大満足でした。siaさんの口コミ
ショップはかわいいグッズがいっぱい
2階の売店「マリンショップ」には、海の生き物のかわいいマスコットや、精巧なフィギュアがそろっています。ショップ内にある記念撮影用の水槽も要チェックです。
北海道開拓の村
明治・大正時代や昭和初期の歴史的建造物を北海道各地から集め、移築復元・再現した野外博物館です。園内で春から秋は馬車鉄道に、冬は馬そりに乗ることができ、鉄道や動物が大好きな子どもは大喜びです。
屋外では、春から秋は竹馬や輪回しといった昔の遊びを体験でき、冬は木や竹でできたスキー、木製のそりなどで遊べます。親子で遊びながら、日本の伝統を感じられます。
体験学習棟では毎日、でんでん太鼓やコマ、竹とんぼといった伝統遊具づくりを体験できます。子どもと一緒におもちゃを作って、おみやげに持って帰れます。
ここだけのオリジナルグッズをおみやげに!
村内のショップでは、馬車鉄道のイラストが入ったメモ帳や停車場や交番などのデザインのマグネットほか、オリジナルグッズが販売されています。
サッポロさとらんど
「都市と農業をつなぐ田園テーマパーク」がコンセプトの農業体験交流施設です。74.3ヘクタールもの広大な敷地に農園や花いっぱいのガーデン、ふれあい牧場、炊事広場などがそろい、親子でのんびり過ごせます。
夏期営業期間中は園内でSLバス「ポテト号」が運行され、乗り物が好きな子どもたちに大人気。約30分で体験農園や交流館を一周しているので、施設間の移動手段としても活用できます。
自転車に乗れる子どもには、夏期の土日祝と夏休み期間中にレンタルできる変わった形のおもしろ自転車もおすすめです。そのほか、子ども用自転車や親子で乗れる4輪車もそろい、こちらは平日も借りられます。
口コミpickUP!
とても広い所で自転車をレンタルして見てまわれます。動物(ヤギ、羊、馬)のエサやりができたり、馬車や引き馬に乗れたりと動物ともふれあえます。BBQをする所やアスレチックみたいな遊具があったり、サツラクの工場?があったりと家族で楽しめるのではないでしょうか? モエレ沼の隣にあり、モエレ沼の山も見えます。mikitanさんの口コミ
春から秋の期間限定でレストランが営業!
夏期営業期間中はレストラン「はるにれ」がオープン。オリジナルメニューのトマトラーメンや、ハンバーグランチ、オムライス、お子様ランチなどがそろいます。
川下公園
19ヘクタール以上の広々とした敷地に緑があふれ、花いっぱいの総合公園です。名物の「ライラックの森」のほか、ピクニック広場や遊具広場、野球場など、さまざまな施設が整っています。
早咲きから遅咲きまで約200種類を植えた「ライラックの森」では、5月中旬から7月中旬まで花が咲き続けます。5月下旬から6月上旬には「さっぽろライラックまつり」が催されます。
屋内施設のリラックスプラザには、幼児プールも完備した温水プールがあり、遊んだ後は浴室で温まることもできます。また、人工芝のスペースに遊具を設置した屋内公園も設けられています。
7〜8月は屋外での水遊びも楽しいです!
7〜8月は、公園中央に位置する全長170mのカナール(遊水路)で水遊びができます。どこも日当たりが良いので、日傘を用意していくのがおすすめです。
札幌市内には体を動かして遊びたい盛りの子どもが、わくわくしながら楽しめるスポットがいっぱい。ごっこ遊びが好きな子どもも、生き物に興味がある子どもも、思い思いの過ごし方ができますよ。