いちご狩り農園が点在する関東最大級のエリア千葉県は成東(なるとう)。こちらのエリアに「ストロベリーロード」なる場所があることはご存知でしょうか?
もともと水田が盛んだったこのエリアに、いちご農園を導入したことに端を発し、現在では「ストロベリーロード」いう異名を持つほどいちご狩りのメッカに。東金と銚子をつなぐ国道126号線周辺にいちご狩り農園が点在しており、地元の山武市成東観光苺組合には20近い農園が加入しています(2021年2月時点)。
※2021年の最新情報に更新しています
千葉県山武市は関東最大級のいちご狩りスポット!
山武市成東観光苺組合は、土作りや環境にやさしい農業(天敵導入)にこだわり、農林水産省の「エコファーマー」を認定。いずれも子連れにも安心のいちご狩り農園です。
加入農園のいちご狩り食べ放題の制限時間は40分。利用料金も統一されているので、このエリアに来れば安心して楽しめるようになっています。
そこで今回は、加入農園のなかからいくつかを取材して紹介します。
■山武市成東観光苺組合 いちご狩り料金
(小学生以上/4歳〜6歳/3歳以下)
2020年12月中旬〜2021年1月4日 (2,000円/1,600/500円)
2021年1月5日〜3月24日 (1,700円/1,300円/500円)
2021年3月25日〜4月6日 (1,500円/1,100円/500円)
2021年4月7日〜5月中旬 (1,200円/800円/300円)
※2021年1月4日までは要予約
■営業時間:10:00〜15:00
※受付時間は、農園によって多少異なります。詳細は各農園にお問い合わせください。
■制限時間:40分間
石橋いちご園/千葉県
20棟ほどのハウスで、千葉県産の人気品種ふさのかや章姫など約14種ほどのいちごを栽培している、国道126号沿いにある石橋いちご園。人気のチーバベリーもいちご狩りができます♪
チーバベリーは非常に大粒で食欲をそそられる赤々とした実が特徴。実際にいただいたところ…想像以上に甘くとっても食べやすい! ちなみに案内をしてくれた石橋さんも自ら試食して、「ん〜甘いな!」と仰ってました(笑)。オーナーお墨付きのおいしさです♪
こちらでは土耕栽培と高設栽培があり、子ども連れやベビーカーでももちろん安心していちご狩りを楽しむことができます。ハウス内にはテーブルと椅子もセットで設置。
2021年シーズンのいちご狩りは、コロナウイルス感染予防のため、摘んだいちごをお皿にまとめてイートインスペースで味わう、バイキング方式で実施しています。
めいっぱいイチゴ狩りを堪能したい場合は、10時の開園に合わせて行くがオススメです。
さらに石橋いちご園では、いちご狩り利用者にポピーの摘み取りサービスの特典付き。咲いているお花は10本まで無料で、つぼみは1本10円。
新鮮な甘〜いいちごの食べ比べができる満足感に加え、来ていたお客さんに「ゆっくりしてって〜」と優しく声をかけていた石橋さんの人柄にほっこりもできるいちご農園です。足を運んで千葉県のまだまだ希少な新品種を含めおいしい新鮮ないちごたちをぜひ体感してみて!
【2021年 いちご狩り情報】
期間:2021年1月2日から5月中旬予定
営業時間:10時〜
あきらいちご園/千葉県
ストロベリーロードエリア内にある「あきらいちご園」は、11品種(2021年時点)のいちごを栽培しています。高設栽培で車椅子やベビーカーでの入園もOKなので、ファミリーでも安心して楽しめますよ。
受付で料金を支払い、ヘタ入れとミルク(練乳)を受け取り、いざ、いちご狩りへ! すべて高設栽培で通路も広く、休憩スペースが設けられているのでゆったりと過ごすことができて◎。
新鮮ないちごたちを採ってその場で食べるも良し、多品種のいちごたちをたっぷりとって休憩スペースで食べ比べするも良し。お気に入りの品種を探してみてくださいね。ちなみに、希少品種の白イチゴも栽培していますよ〜♪
※2021年シーズンは、新型コロナウイルス感染症対策として、いちごをまとめて摘んだら席で食べるビュッフェ方式で営業
【2021年 いちご狩り情報】
期間:2021年1月から5月中旬まで
受付時間:9時30分〜15時
成東観光苺組合加盟農園でのいちご狩りは、2021年1月4日までは要予約、1月5日以降は先着順になります。せっかくなら開園する10時には到着して余裕をもって楽しみましょう!
ハウス内には受粉するためのミツバチがいることもありますが、騒いだり巣箱を触ったりしないように事前に子どもたちに伝えておくと安心です。また、ハウスの中は十分にあたたかいので厚着をしない方がいいですよ。
ここで紹介する以外にも、魅力的ないちご狩り農園がいっぱいなので、ぜひおでかけしてみてくださいね!