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【全国】世界三大珍獣のひとつ「コビトカバ(ミニカバ)」に会える動物園5選

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最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

「ジャイアントパンダ」と「オカピ」とともに、「世界三大珍獣」のひとつに数えられる「コビトカバ」。カバとつくので、あの大きなカバの仲間と思われがちですが、大きさはカバの約10分の1ほどで、その大きさからミニカバとも呼ばれています。

その愛らしい姿は、子供だけではなく大人にも人気♪ そこで今回は、日本の動物園で暮らす「コビトカバ(ミニカバ)」を写真とともに紹介します。

野生では、3,000頭ほどしか生存せず、絶滅が心配される希少な動物なので、ぜひ親子で観察してみてくださいね。

※各施設の生きものの種類や展示数は飼育状況などによって異なる場合があります。詳しくは公式サイトなどでご確認ください

もくじ

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いしかわ動物園【石川県能美市】

約23ヘクタールの広さを誇る「いしかわ動物園」では、丘陵地の地形を活かし、動物たち本来の生活環境を再現した飼育が魅力の動物園です。

正面ゲートを入り東側へ向かうと「チンパンジーの丘」や「オラウータンの森」などがあり、すぐそばに、3頭のコビトカバが暮らす「カバの池」があります。

メスの「ノゾミ」は、2012年にオランダの動物園から、オスの「ヒカル」は2013年にシンガポールの動物園から来園し、2016年には、待望の第一子となるオスの「ミライ」が誕生。現在「ミライ」は愛知県名古屋市の東山動植物園で暮らしています。

2021年には、メスの「ヤスコ」が誕生! 「ヤスコ」は独り立ちしているため、母親の「ノゾミ」とは分けて生活しています。

「いしかわ動物園」では、3頭のコビトカバたちの健康管理を目的に、定期的に体重測定を実施。担当者と練習を繰り返し、今では3頭ともスムーズに体重計に乗っているようです。

なお、展示は日替わりで行っているので、誰に会えるのかはおでかけしてからのお楽しみ♪ 気温が低い日には、屋内展示場で展示しているので、ぜひ会いに行ってみてくださいね。

■いしかわ動物園
住所:石川県能美市徳山町600
入園料:大人(高校生以上)840円、3歳〜中学生410円
開園時間:
【4月1日〜10月31日】9:00〜17:00
【11月1日〜3月31日】9:00〜16:30
※入園は閉園の30分前まで
休園日:火曜、年末年始(12月29日〜1月1日)
※火曜が祝日の場合は翌日休園

公式サイト

上野動物園【東京都台東区】

各線「上野駅」から徒歩約5分の場所にある「上野動物園」は、1882年に開園した日本で最初の動物園です。ジャイアントパンダをはじめ、約300種・3,000点の動物が展示されています。

「不忍池(しのばずのいけ)」がある「西園」と正門側の「東園」の2つのエリアで構成され、コビトカバは「西園」の「池之端門」近くで見られます。

現在、3頭のコビトカバを飼育しており、メスの「モミジ」と「ナツメ」、オスの「モトモト」が暮らすエリアには、カバも生活しています。

そのため、コビトカバとカバの違いを観察できるのが魅力。大きさはもちろん、顔つきや生活のようすを比較できますよ。

■上野動物園
住所:東京都台東区上野公園9-83
入園料:大人(高校生以上)600円、中学生200円、小学生以下無料
開園時間:9:30〜17:00
※入園は16時60分まで
休園日:月曜、年末年始(12月29日〜1月1日)
※月曜が祝日の場合は翌日休園

公式サイト

東山動植物園【愛知県名古屋市】

地下鉄東山線「東山公園駅」から徒歩約3分と好アクセスな場所にある「東山動植物園」は、動物園や、植物園、遊園地など、親子で楽しめる施設が集結したスポットです。

動物園には、大小さまざまな動物約450種が飼育展示され、アジアゾウやコアラ、シセンレッサーパンダなどが見学できます。

コビトカバが暮らすのは、ニシゴリラやチンパンジーなどの類人猿をはじめ、オオアリクイなど、ユニークな動物たちがいる「北園エリア」です。

コビトカバ舎では、メスの「コユリ」とオスの「ミライ」の2頭に出会えます。

エサを食べるようすや、ごろりと寝転がるようすなど、2頭のかわいらしい姿が見られますよ。カバやクロサイの並びにあるので、カバと大きさなど比較してみてはいかがでしょうか。

コビトカバ舎の建物には、コビトカバのモニュメントもあるので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。

■東山動植物園
住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
入園料:大人(高校生以上)500円、中学生以下無料
開園時間:9:00〜16:50
※入園は16時30分まで
休園日:月曜、年末年始(12月29日〜1月1日)
※月曜が祝日の場合は翌日休園

公式サイト

NIFREL(ニフレル)【大阪府吹田市】

大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩約2分の場所にある「NIFREL(ニフレル)」は、水族館や動物園、美術館を融合した新感覚のミュージアムです。

「いろ」「わざ」など生きものの個性にフォーカスした8つのゾーンは、照明や音楽などを用いて各ゾーンの特徴を表現する「インスタレーション」という手法により空間全体も楽しめるのが特徴。2階にある「みずべにふれる」エリアでは、光が差す開放的な空間で、コビトカバやホワイトタイガー、イリエワニなどが展示されています。

「NIFREL(ニフレル)」では、これまで、3頭のコビトカバの赤ちゃんが誕生。うち1頭目の「タムタム(オス)」は、神戸どうぶつ王国に、父親である「モトモト」は、上野動物園で暮らしています。

現在は、2番目に生まれたメスの「テンテン」と、2023年8月に生まれた「ネムネム」、そして母親の「フルフル」の3頭を展示。開館から15時ごろまでは「ネムネム」と「フルフル」、15時以降は「テンテン」が見られますよ。

■NIFREL(ニフレル)
住所:大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内ニフレル
入園料:大人(高校生以上/16歳以上)2,200円、子供(小中学生)1,100円、3歳以上650円、2歳以下無料
開館時間:日によって異なる
※入館は閉館1時間前まで
休館日:2025年1月28日、29日(年1回設備点検のための臨時休館あり)

公式サイト

神戸どうぶつ王国【兵庫県神戸市】

ポートライナー空港線「計算科学センター駅」からすぐの場所にある「神戸どうぶつ王国」は、動物との距離が近く、ふれあいやエサやり体験、パフォーマンスが楽しめる動植物園です。

屋内エリアの「インサイドパーク」では、大型猛獣のスマトラトラやレッサーパンダを間近で観察でき、屋外エリアの「アウトサイドパーク」では、アルパカなどとのふれあいが楽しめます。

「インサイドパーク」のアフリカの湿地エリアでは、メスの「コウメ」とオスの「タムタム」の2頭のコビトカバが暮らしています。プールを気持ち良さそうに泳ぐ姿や、まん丸のお尻を間近で観察できますよ。

16時からは展示場で「カバカバトーク」のイベントを開催。壁に開けられた給餌口からは、コビトカバが顔を出し、大きな口を開けて餌を食べる迫力ある姿が楽しめます。

■神戸どうぶつ王国
住所:兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9
入園料:大人(中学生以上)2,200円、小学生1,200円、4・5歳500円
開園時間:10:00〜17:00
※入館は閉園1時間前まで
休園日:木曜
※祝日・春休み・GW・夏休み・年末年始は営業

公式サイト

「コビトカバ」に会える全国の動物園を紹介しました。外見はカバに似ていますが、ずっと小さく、どこか愛くるしい姿のコビトカバ。間近でじっくり観察すれ子供たちもきっと好きになってしまうはず。ぜひご家族でおでかけください。

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