埼玉県所沢市の「ところざわサクラタウン」にある「角川武蔵野ミュージアム」1階・グランドギャラリーで、没入型展示会「サルバドール・ダリ — エンドレス・エニグマ 永遠の謎 —」が2023年12月20日(水)〜2024年5月31日(金)に開催されます。
【東京近郊】年末年始もおすすめ♪ 2024年1月の親子向けおでかけ先まとめ「サルバドール・ダリ — エンドレス・エニグマ 永遠の謎 —」とは?
20世紀を代表するスペインの芸術家、サルバドール・ダリ。幻想的で非現実的な独自の内面世界を写実的技法によって克明に描き出す作風で知られ、絵画のみならず、版画、彫刻、オブジェ、舞台芸術、宝飾デザイン、広告、映画、執筆と、幅広い分野で才能を発揮した人物です。
「サルバドール・ダリ — エンドレス・エニグマ 永遠の謎 —」は、そんなダリの作品と人生を没入型展示で体感できる展示会。全世界で200万人を魅了したイベントで、日本初開催となります。
本展示会では会場を3つに分けて、異なる切り口でダリの奇想天外な作品と波瀾万丈な人生を体感することができます。
360度の映像に没入する「体感型デジタルアート劇場」!
第1会場は、1,100平方メートル以上の巨大空間を映像と音楽で包み込む、本ミュージアム自慢の「体感型デジタルアート劇場」がメイン。ダリの名作や記録写真などから構成された映像が360度全周にわたって投影され、その作品世界を全身で感じることができます。
投影される映像は全12幕で構成。ダリの生涯における時代ごとや、彼の思想、目指した表現ごとに、数多くの作品が登場します。
会場では、展示内容を紹介するデジタルハンズアウトや、映像にあわせて解説が聞けるリアルタイム音声ガイドを実施。スマートフォンで会場に設置されたQRコードからアクセスすれば無料で利用できます。イヤホンの用意をお忘れなく。
デジタルアート劇場の先には、ダリの自伝から抜粋した言葉が空間全体に展示された「言葉の回廊」が展開。奇想天外なダリの言葉に秘められた思いを感じることができます。
年表展示などでダリの生涯を学べる!
第2会場は、「永遠の謎 ダリ!ダリ?」と題した、ダリについて学べる展示空間となっています。
ダリ自身が設計や内装を手がけたダリ劇場美術館や当時のパリの劇場をイメージした空間で、年表を追いながらダリの生涯をたどることができます。
無料で誰でも楽しめるフォトスポットも!
会場入口では、展示会入場者以外も無料で楽しめるフォトスポットがお出迎え。
代表作である「記憶の固執」や「聖アントワーヌの誘惑」に加え、ダリの写真も壁面に大きく飾られます。ダリの髭を模した小道具や、「中に入れる卵」なども登場。
空間全体にダリの作品が広がり、そのなかに没入する体験は、まるでテーマパークのアトラクションのよう! ダリについて知らない人や子供でも楽しめる展示なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Creative Direction: Gianfranco Iannuzzi
Created by : Gianfranco Iannuzzi - Renato Gatto - Massimiliano Siccardi
KCM Editing: Rino Tagliafierro
Production: Culturespaces Digital(R)
(C)角川武蔵野ミュージアム
■「サルバドール・ダリ — エンドレス・エニグマ 永遠の謎 —」概要
開催期間:2023年12月20日(水)〜2024年5月31日(金)
※第1・3・5火曜は休館
※年末年始は休まず営業
※1月15日(月)〜19日(金)は臨時休館
開催時間:日〜木曜10:00〜18:00、金・土曜10:00〜21:00
※最終入館は閉館の30分前
場所:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
料金:一般(大学生以上)2,500円、中高生2,000円、小学生1,300円、未就学児無料