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関東近郊のハイウェイオアシス7選 遊び場&収穫体験&絶景も!

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近年、高速道路を移動中に楽しめる施設として注目を集める「ハイウェイオアシス」。ドライブ中の休憩だけでなく、ご当地グルメを堪能したり、地域の食材が買えたり、遊びや体験が充実していたりと、1つのおでかけ先として楽しめるようになっています。

そこで今回は、東京都内からも行きやすい「関東近郊にあるハイウェイオアシス」を7カ所紹介します。

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ハイウェイオアシスとは

高速道路のSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)といった休憩施設と、周辺の都市公園や商業施設を一体化させたのが「ハイウェイオアシス」です。

高速道路と一般道のどちらからでも同じ施設を利用できるのが特徴で、長距離移動時など、高速道路を降りずに立ち寄れるのが便利なポイントの1つ。ただし、基本的に高速道路側と一般道側で駐車場が独立していて、車で行き来することはできません。IC(インターチェンジ。ETC装着車専用のスマートICもあります)を併設していて、一般道に出られる場合もあります。

休憩施設と商業施設が一体化している点では「道の駅」と似ていて、道の駅が併設されたハイウェイオアシスもたくさんあります。その地域ならではの景観や特産物が楽しめるので、観光気分も味わえます。

なお、高速道路の付帯施設ということで、SAやPAと同じように上り・下りのどちらかしか利用できない場合もあります。

川口ハイウェイオアシス(川口PA)【埼玉県・首都高速川口線(上り)】

埼玉県川口市の「川口ハイウェイオアシス」は、フワフワドームや芝生広場で遊べる大型公園「イイナパーク川口」(赤山歴史自然公園)と、首都高速川口線(上り)の「川口パーキングエリア」が連結して誕生した、首都高初となるハイウェイオアシスです。

首都高・一般道路どちらからでもアクセス可能ですが、直接アクセスできるのは上り線からのみ。下り線を利用の場合は新井宿出口から再び高速(上り線)に入るか、一般道経由となります。

※首都高速道路に再び入る場合は、料金は下り線、上り線それぞれ必要

ファミリーのおでかけ先としても人気の「イイナパーク川口」には、子供が楽しめる遊具のほか、大きな池や木々の緑が広がり、運転の疲れを癒やすのにもぴったり。「川口パーキングエリア」には、食堂・カフェ・売店もそろっています

「川口ハイウェイオアシス」誕生にあわせて、全国に室内遊び場「キドキド」を展開するボーネルンドがプロデュースした関東最大級の遊び場「ASOBooN」(アソブーン)が新規オープン! 屋内外の7つのエリアでテーマに沿った多彩な遊びが楽しめます。

「子どもが、旅するようにあそぶ場所」がコンセプトの場内は、首都高をイメージした道路デザインの床が7つの遊び場をつなぎ、子供たちが好きな遊び場へ車で旅するように移動して遊べます

7つの遊び場にはそれぞれのテーマカラーがあり、子供たちは色を目印に道路を通って目的地へたどり着けるようデザイン。各エリアには、0歳〜12歳までの子供に合わせた遊具やしかけがそろえられ、「こころ・頭・からだ」のすべてを使って存分に遊べます

終着点である屋外エリアでは、川口市の植木に包まれながら、すべり台やブランコ、水遊びや砂場などで、自然遊びが楽しめます。

「川口ハイウェイオアシス」のより詳しい記事はこちら

■川口ハイウェイオアシス(川口PA)
所在地:埼玉県川口市赤山465-7
アクセス:【上り】首都高速川口線「川口PA」直結
【下り】新井宿出口を利用し、新井宿入口から再び上り線に入るか、一般道で「イイナパーク川口」の駐車場をご利用ください
【一般道】西新井宿交差点を東京方面に進行し、「イイナパーク川口」の駐車場をご利用ください

みぶハイウェーパーク(壬生PA)【栃木県・北関東自動車道(上り/下り共通)】

栃木県壬生町の「みぶハイウェーパーク」は、群馬県・栃木県・茨城県の北関東三県をつなぐ北関東自動車道の「壬生PA」に連結している施設。敷地面積約53ヘクタールの広大な「道の駅みぶ」の敷地内にあり、大型公園(「とちぎわんぱく公園」「壬生町総合公園」)と「壬生町おもちゃ博物館」とあわせて1つのエリアを構成しています。

「みぶハイウェーパーク」内には、地元産の食材にこだわったお食事処「みぶのおばちゃんち」や、お土産品を購入できる「ときめきステーション」、野菜の直売所やフルーツパーラーなどがあり、何度立ち寄っても楽しめますよ。

「とちぎわんぱく公園」「壬生町総合公園」は隣接して1つの大きな公園になっています。広大な園内には、大型遊具や生け垣の迷路などのほか、屋内で遊べる「こどもの城」や科学の不思議を体験できる「ふしぎの船」、ごっこ遊びができる小さな子供向け「ぱなぱなのまち」など、お楽しみがいっぱい! 季節の花が見られる花壇、カヌー体験ができる池などもあります。

園内には「壬生町おもちゃ博物館」もあります。貴重なおもちゃの展示はもちろん、大型屋内遊具「きんぐとくぃーん」(写真)もあり、プラレールなどのおもちゃで遊べるエリアもあります。

土日および祝日には、「とちぎわんぱく公園」内を1周する「わんぱくトレイン」(有料)が、約20分間隔で巡回しています。敷地が非常に広いので、小さな子供連れはとくに利用がおすすめです。

そのほか、歩いていける隣接の「みぶストロベリーファーム」でいちご狩りも楽しめますよ。

■みぶハイウェーパーク(壬生PA)
所在地:栃木県下都賀郡壬生町大字国谷1870-2
アクセス:【上下線】北関東自動車道「壬生PA」(上下線)直結

ハイウェイオアシスららん藤岡(藤岡PA)【群馬県・上信越自動車道(上り)】

群馬県藤岡市の「ハイウェイオアシスららん藤岡」は、関東と北信・上越地方を結ぶ上信越自動車道の上り線にあり、敷地内には「関東好きな道の駅ランキング」で2009から7年連続で1位に選ばれた「道の駅ららん藤岡」があります。

ここには、観覧車やメリーゴーラウンド、コイン遊具で遊べるミニ遊園地「メルヘンプラザ」があり、多くの親子連れでにぎわいます(遊具の利用には別途料金が必要)。また、農産物の直売所やレストランが併設された「アグリプラザ」や、ラーメンやコロッケといったご当地グルメなどが味わえるお店がそろった「グルメプラザ」もあり、食が充実しているのも特徴です。

ららん藤岡の中央にある「ふれあい広場」は、例年、初夏から初秋にかけて噴水や小川が登場し、水遊びスポットとしても大人気。毎年10月下旬〜1月下旬には、19万球の電飾が煌びやかに輝くイルミネーションも行われます。ほかにも、年間を通して展示会や販売会、コンサートなど、さまざまなイベントが開催されますよ。

■ハイウェイオアシスららん藤岡(藤岡PA)
所在地:群馬県藤岡市中1131-8
アクセス:【上り】上信越自動車道「藤岡PA」(上り線)直結
【下り】上信越自動車道「藤岡IC」を下りて、高崎方面すぐ


ハイウェイオアシス富楽里(道の駅 富楽里とみやま)【千葉県・富津館山道路(上り下り共通)】

千葉県南房総市の「道の駅富楽里とみやま」は、富津館山道路にあります。高速道路(上下線)から利用できる駐車場を備えるほか、一般道からも乗り入れが可能です。

道の駅富楽里とみやまは、季節の収穫体験を楽しめるのが大きな特徴。竹の子狩り(4月)やびわ狩り(5〜6月)、ブルーベリー狩り(7〜8月)、みかん狩り(10〜12月)、食用なばな摘み(1〜2月)などがあり、親子で楽しめますよ。また、そば打ち体験も通年で実施しています。

1階は直売や物産コーナーになっていて、海と山に囲まれた自然豊かな南房総の恵みを取りそろえています。

2階はご当地グルメが堪能できるフードコーナー。漁協直営の海鮮和食堂でいただく海鮮丼や、千葉県産の海苔を贅沢に乗せたラーメン、酪農家が作る濃厚なソフトクリームなど、人気メニューがずらりと並びます。南房総の観光インフォメーションコーナーも併設されています。

週末は高速道路側の駐車場が混雑するので、鋸南富山ICを下りて一般道側の駐車場を利用するのもおすすめです。

■ハイウェイオアシス富楽里(道の駅 富楽里とみやま)
所在地:千葉県南房総市二部2211
アクセス:【上り】富津館山道路「富浦IC」より約10分
【下り】富津館山道路「鋸南富山IC」を通過してすぐ
【一般道】富津館山道路「鋸南富山IC」を下りて、館山・千倉方面へ約1km(約2分)

佐久平ハイウェイオアシス パラダ(佐久平PA)【長野県・上信越自動車道(上り下り共通)】

長野県佐久市の「佐久平ハイウェイオアシスパラダ」は、上信越道自動車道の上下線から利用できる「佐久平PA」直結のハイウェイオアシス。標高1,155mの平尾山をまるごと遊びつくせる「平尾山公園」と、平尾温泉「みはらしの湯」、キャンプサイトなどからなる施設です。

グリーンシーズンは、国内最大級の15面トランポリンで遊べる「キッズランド」(有料)や、73mの高低差を一気に滑り降りる「絶叫スーパースライダー」(有料)、子供の冒険心をかき立てる「アスレチック広場」(無料)など、アクティブに遊べるアトラクションがたくさん! 生きたヘラクレスオオカブトなどを観察できる「昆虫体験学習館」も子供連れに人気です。親子で楽しめるBBQ会場もあります。

平尾山トレッキングコースでは、山頂から浅間山や八ヶ岳なとの絶景が眺められます。たくさん遊んだあとは、「みはらしの湯」で汗を流せばすっきりとした気分で帰路につけますよ。

また、ウィンターシーズンは、晴天率90%以上のファミリー向けのスキー場に大変身! 佐久平PA直結の「南パラダ」と、PAから車で5分の「北パラダ」があり、それぞれにソリや雪上遊具で遊べる「キッズランド」(有料)がオープンします。3歳から参加できるスキーレッスンも開講するので、子供のスキーデビューにも最適です。

■佐久平ハイウェイオアシス パラダ(佐久平PA)
所在地:長野県佐久市下平尾 2681
アクセス:【上下線】上信越自動車道「佐久平PA」直結
※「北パラダ」は上信越自動車道「佐久平スマートIC」(佐久平PA内)より約5分

もっと詳しい情報を見る
佐久スキーガーデン「パラダ」見どころ・キッズランド網羅

小布施ハイウェイオアシス・道の駅オアシスおぶせ(小布施PA)【長野県・上信越自動車道(上り下り共通)】

長野県小布施町の「小布施ハイウェイオアシス・道の駅オアシスおぶせ」は、上信越自動車道にあるハイウェイオアシスで、約14.6ヘクタールの広大な敷地を持つ「小布施総合公園」の一角にある施設です。高速道路の上下線のどちらからでも利用可能です。

小布施総合公園は、広々とした芝生広場を中心に、遊具広場や噴水広場、ドッグランなどファミリーやペット連れが楽しめる施設が充実。なかでも、遊具広場は木製遊具やターザンロープ、ローラー滑り台などがあり、子供が思いっきり体を動かせる人気エリアです。

また、初心者から上級者まで楽しめる屋内ボルダリング施設「小布施オープンオアシス」もあり、悪天候の日でも楽しめます。

栗が有名な小布施ならではの「栗グルメ」も見逃せません。栗おこわや栗のソフトクリーム、栗おやき、栗コロッケなど、栗好きにはたまらないメニューがたくさん! 旬の野菜や果物を購入できる農産物直売所もあります。

なお、上下線ともに、駐車場にスマートICがあり、一般道との出入りが可能です。ただし、下り線の「小布施PA」を利用した場合、スマートIC出口は利用不可。また、上り線のスマートIC入口から「小布施PA」は利用できません。

■小布施ハイウェイオアシス・道の駅オアシスおぶせ(小布施PA)
所在地:長野県上高井郡小布施町大字大島601
アクセス:【上下線】上信越自動車道「小布施PA」より連絡通路で徒歩すぐ


道の駅 富士川楽座(富士川SA)【静岡県・東名高速道路(上り)】

静岡県富士市の「道の駅 富士川楽座」は、「東名高速道路」の「富士川SA」(上り)から利用できるハイウェイオアシス。

美しい富士山が眺められる絶景スポットになっていて、5階建ての施設には、展望ラウンジのほか、最高水準の投影機「MEGASTAR-IIA」を採用しているプラネタリウムや、遊べる科学館「体験館どんぶら」など、体験施設が充実しています。また、お土産売り場やフードコート、レストランもあります。

富士川SA内には大観覧車「Fuji Sky View(フジスカイビュー)」(有料)もあり、日没後はカラフルにイルミネーションが施されるので、夕方以降も楽しめますよ。

「体験館どんぶら」は、室内で思いきり体を動かして遊べる常設アスレチックがある人気の施設。季節ごとに展示テーマや内容が変わります。クラフト教室(有料)や実験教室などのイベント、スタンプやクイズを探しながら巡るウォークラリーなど、子供がワクワクしながら参加できるイベントも開催されていますよ。

■道の駅 富士川楽座(富士川SA)
所在地:静岡県富士市岩淵1488-1
アクセス:【上り】東名高速道路「富士川SA」に直結
【下り】東名高速道路「富士川スマートIC」(富士川SA内。ETC搭載車専用)を下りて、身延・静岡方面へ約3分

ドライブ途中に寄るだけでなく、日帰り旅行の目的地としても十分に楽しめるハイウェイオアシス。家族でお気に入りのスポットを探してみましょう!

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