お台場の「クルマのテーマパーク」に新車両登場　親子で楽しめる

東京・お台場のパレットタウンにある「MEGA WEB（メガウェブ）」では、子供が運転体験できる「ライド スタジオ」に、2020年から新車両が続々登場中。2021年4月15日（木）には、子供と一緒に楽しめる「親子 e-Palette（イーパレット）」が新たにお目見えします。

「メガウェブ」とは？

「メガウェブ」は、入場無料で楽しめるクルマのテーマパーク。「見て、乗って、感じる」をテーマに、トヨタ社の最新モデルが間近で見られる「トヨタ シティショウケース」と、レトロな街並みに世界中の名車を展示する「ヒストリーガレージ」、免許を持っていなくてもクルマを運転できる「ライド スタジオ」の3つのエリアに分かれています。

なかでも「ライド スタジオ」エリアは、快適な屋内で運転体験ができるとあって子供に人気。3歳から6歳までの小さな子供が楽しめる「プチ ライドワン」や、小学生から運転できる電気自動車「PIUS（ピウス）」などのほか、2020年から新車両が登場しているので紹介します。

※「ライド スタジオ」での乗車体験には公式サイトからの予約が必要です

親子２人で乗れる「親子 e-Palette」が登場！

「親子 e-Palette」は、トヨタ自動車が2018年に発表した無人運転の電気自動車「e-Palette」をモチーフにした２人乗りのメガウェブオリジナルカーです。

「e-Palette」は、箱型の広い室内が特徴で、人の移動や物流、物販など多目的な活用が期待されており、オリンピック・パラリンピックの選手村では巡回バスとして利用されます。

「親子 e-Palette」は、無人運転ではありませんが、保護者が後席から運転することで前席の子供は自動運転のような感覚で楽しめます。前後に搭載されたモニターでお互いの楽しむ顔が見られるのも特徴です。

サイドのパネルは、カフェ・靴屋・花屋など、数種類の中から選ぶことができ、子供たちが具体的に未来のクルマをイメージできるようになっています。

クルマが話す!?　未来のクルマ「LQ-PIUS」

2020年9月に登場したのが、小学生から乗れる電気自動車「PIUS（ピウス）」に、人工知能を持ったAIエージェント「YUI」を疑似再現して搭載した「LQ-PIUS」です。

モチーフとなっているのは、トヨタが2019年に「新しい時代の愛車」として発表したコンセプトカー「LQ」。AIエージェント「YUI」や自動運転機能を搭載した電気自動車で、「ウルトラマンZ」（テレビ東京系。放送終了）にも登場しています。

運転中は、AIエージェント「YUI」が話しかけてくるなど、未来のクルマを体験できます。乗車には、「ライト スタジオ」で取得できるブルー免許証以上が必要です。

※LQ-PIUSのYUIは、発話しますが対話はできません。

実際に水素で作った電気で走る「FC-PIUS」

水素で走るトヨタの燃料電池車「MIRAI（ミライ）」を「PIUS」で再現した「FC-PIUS」は、実際に水素から電気を作って走ります。

MIRAIがフルモデルチェンジしたのにあわせ、FC-PIUSも2021年1月に新しくなりました。

乗車には、ゴールド免許証と、燃料電池の仕組みについて学べる「FC-PIUSのしくみをしろう」教室への参加が必要です。

免許証にチャレンジして「PIUS」に乗ろう！

LQ-PIUS・FC-PIUSを含むPIUSの乗車には、本施設で発行されるPIUSの免許証が必要です。初心者講習（300円）を受けたあとに走行体験にチャレンジすると写真入りの本免許証（グリーン）がもらえます♪

グリーンの免許証は5回走行するとブルーの免許証に、さらに5回走行するとゴールド免許にランクアップでき、LQ-PIUSやFC-PIUSに乗れるようになります。

3歳〜6歳の子供が無料で運転体験できる「プチ ライドワン」で、交通ルールも学べるメガウェブ。施設内には無料で楽しめる「モータースポーツシミュレーター」やおしゃれなカフェなどもあります。トヨタ車の試乗もできるので、あわせて楽しんでくださいね。