春の訪れを告げる花の中で、最近人気を集めているネモフィラ。4〜5月に見頃を迎え、爽やかな青色の、小さくかわいらしい花を咲かせます。
そこで今回は、関西の「大規模なネモフィラ畑」が見られるおすすめスポットを紹介します。可憐なネモフィラが作り出す青のカーペットは一見の価値あり! ネモフィラ以外にも、遊具やイベントなどが充実した、ファミリー向けスポットばかりなので、GWのおでかけにもおすすめです。
※2024年2月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認いただくか、各施設までお問い合わせください
※実際の花の見頃は変動する場合があります。開花状況を公式サイトやSNSで確認してからおでかけください
大阪まいしまシーサイドパーク【大阪府大阪市】
かつて「大阪舞洲ゆり園」として親しまれていた大阪湾沿いの敷地に、2019年より「大阪まいしま シーサイドパーク」が登場。例年4月上旬からGW頃には「ネモフィラ祭り」が開催されます。
大阪湾を一望する約4.4ヘクタールの広大な敷地を、関西最大級となる100万株規模のネモフィラが埋め尽くす景色は圧巻! 一面に広がるプラチナムブルーと、空と海の青が織りなす絶景を見ようと多くの人が訪れます。時期によってチューリップや桜とのコラボも楽しめますよ。
例年、会場ではイベントが開催されていて、キッチンカーやフォトサービスのほか、ゴーカートやアスレチック(別途料金)など、ファミリーにうれしいアトラクションや催し物がいっぱいです。
2024年イベント情報
2024年は、4月6日(土)〜5月6日(月・振休)まで「ネモフィラ祭り 2024」が開催されます。ネモフィラブルーのソフトクリームやシーソーダ、公式キャラクター「ネモにゃん」の限定グッズもありますよ。
また、2024年の「ネモフィラ祭り」は、日没にかけてのロング営業を土日祝日限定で実施されます。「日本の夕陽百選」にも選ばれた舞洲の夕陽に照らされて、昼間とは違った幻想的に輝くネモフィラを楽しめます。
■大阪まいしまシーサイドパーク
開園時間:平日10:00〜17:00、土日祝日9:00〜18:30、5月6日9:00〜17:00
※最終入園は各30分前まで
休園日:期間中は無休
入園料:小中学生600円、高校生以上1,500円(各アトラクションは別途プラン)
ネモフィラの見頃:4月中旬〜5月上旬
久宝寺緑地【大阪府八尾市】
各種スポーツ施設や広場がそろう大阪府の「久宝寺緑地」は、甲子園球場の約10倍の広さを誇り、四季折々の自然が楽しめる公園でもあります。ネモフィラが見られるのは北地区の「花の広場」。季節ごとの花で彩られる広場中央の花壇が、春にはかわいらしいネモフィラブルーに染まります。園内には桜の木も多く、お花見スポットとして人気です。
広い園内には、子供たちが遊べる広場がたくさん。ネットやすべり台、丸太登りなどが組み合わさった大型複合遊具が目印の「もくもく元気広場」や、テーマパークのようにカラフルでかわいい遊具が集まる「まいまい元気広場」、小さな子供向けの遊具がそろう「よちよちランド」、BBQも楽しめる「ファミリー広場」、ピクニックやレジャーに最適な「芝生広場」など、1日中外遊びを満喫できます。夏にはプールもオープンしますよ。
■久宝寺緑地
開園時間:終日(一部異なる施設あり)
休園日:無休(一部異なる施設あり)
入園料:無料(一部施設は有料)
ネモフィラの見頃:3月下旬〜4月中旬
淡路島国営明石海峡公園【兵庫県淡路市】
明石海峡大橋を挟んで、兵庫県淡路市と神戸市にまたがって広がる総面積330ヘクタールの「淡路島国営明石海峡公園」。4月中旬〜5月上旬には、約23,000株のネモフィラが「ポプラの丘」を優しい青色で彩ります。「花の中海」のスワンボートに乗れば、丘に広がるネモフィラ畑を水上から鑑賞することもできますよ。
ネモフィラ以外にも、7つの滝がある「滝のテラス」、季節ごとの花が虹のように美しい模様を描く「大地の虹」、南国風の庭園「パームガーデン」、園内の緑と大阪湾を見渡せる「空のテラス」など、テーマ別に季節の自然を味わえるスポットがたくさんあります。「夢っこランド」には、関西最大級の大型遊具やじゃぶじゃぶ池もあり子供たちに大人気!
2024年イベント情報
2024年3月16日(土)〜5月19日(日)にかけて「春のカーニバル」が開催されています。ネモフィラのほか、3月中旬〜4月中旬にはチューリップ、4月上旬〜5月中旬にはラナンキュラス、4月中旬〜5月中旬にはリビングストンデージーが見頃を迎えます。
また、土日祝日を中心に、さまざまなイベントを開催。「クラフト体験」のほか、園内の花をもっと楽しむための「フラワーガイドツアー」、おもしろ自転車の貸し出し(4月16日まで)など、盛りだくさんの内容です。
「春のカーニバル」では、1日だけの「ペイント体験」や「キッズ 花のファッションショー」などもあるので、スケジュールをチェックしてでかけましょう。
■淡路島国営明石海峡公園
開園時間:4〜6月・9〜10月9:30〜17:00、7〜8月9:30〜18:00、11〜3月9:30〜16:00
※発券は閉園の各1時間前まで
休園日:2月の第2月〜金曜、年末年始(12月31日〜1月1日)
入園料:15歳以上450円、中学生以下無料
ネモフィラの見頃:4月中旬〜5月中旬
ひまわりの丘公園【兵庫県小野市】
兵庫県小野市の国道175号沿いにある「ひまわりの丘公園」。地元の野菜や果物を買える「サンパティオおの」の裏側に、約600平方メートルにわたり、小さくかわいらしいネモフィラの青い花が咲き渡ります。例年4月上旬から咲き始め、5月上旬まで楽しめますよ。
「ひまわりの丘公園」はその名のとおり、見渡す限りのひまわり畑が人気の公園です。夏になると40万本ものひまわりが咲き誇り、秋には約400万本のコスモスがピンクのじゅうたんを作り出します。家族連れに人気なのは、海賊船をモチーフにした大型遊具がある「わんぱく広場」。夏には水遊びが楽しめる「遊べる噴水」も登場し、子供たちでにぎわいます。
■ひまわりの丘公園
開園時間:8:30〜19:00(冬季)、8:30〜20:00(夏季)
(パークセンターは17:00まで)
休園日:年中無休(パークセンターは年末年始休業)
入園料:無料
ネモフィラの見頃:4月上旬〜5月上旬
県営馬見丘陵公園【奈良県北葛城郡河合町】
奈良県の2市3町にまたがり、東西約3km、南北約7kmにわたって広がる「県営馬見丘陵公園」。広大な敷地には豊かな自然があふれ、四季折々の木や草花を目にすることができます。
ネモフィラ観賞は、中央エリアの「花の道」から北エリアの「集いの丘」に向かって散策するのがおすすめ。アーチ状に続くネモフィラの花壇や、ほかの花とのコラボレーションなど、さまざまな表情のネモフィラを楽しめます。特に4月上旬〜中旬にかけては、鮮やかな黄色や赤、ピンクのチューリップと、淡い水色のネモフィラが織りなすコントラストがきれいですよ。
この公園は、古墳がいくつも見られることで有名ですが、大型遊具や噴水、砂場、古墳や自然について学べる「公園館」など、家族連れにうれしい設備も充実しています。
■県営馬見丘陵公園
開園時間:公園部は終日/公園館9:00〜17:00
休園日:公園部は年中無休/公園館は月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始
入園料:無料
ネモフィラの見頃:4月上旬〜下旬
滋賀農業公園ブルーメの丘【滋賀県蒲生郡日野町】
鈴鹿山脈のふもとに位置する「滋賀農業公園ブルーメの丘」は、酪農をテーマとした体験型農業公園です。「農園エリア」「あそびのエリア」「どうぶつのエリア」などに分かれていて、「どうぶつのエリア」の「ポプラガーデン」や、「農園エリア」の「ウエストガーデン」では、4月下旬〜5月中旬にかけてネモフィラが咲き、爽やかなブルーのじゅうたんが広がります。
タイミングがよければ、4月の下旬頃まで見頃を迎えている約12万本のチューリップとの共演を楽しめますよ。
「滋賀農業公園ブルーメの丘」では、動物たちとのふれあいや、農業体験、グルメ体験なども楽しめます。「あそびのエリア」には、高さ約17mの巨大アスレチック「アルプスジム」をはじめ、大型バギーやゴーカート、芝すべりなど、スリル満点のアトラクションがいっぱい。ミニSLや夏季限定のじゃぶじゃぶ池といった、小さな子供に人気の遊びもあり、家族で1日中楽しめます。
■滋賀農業公園ブルーメの丘
開園時間:平日10:00〜17:00、土日祝9:30〜17:00(12月1日〜2月29日10:00〜16:00)
休園日:水曜日(GW、お盆、祝日を除く)
入園料:中学生以上1,500円、4歳〜小学生800円、3歳以下無料
※アトラクションごとに別途料金が必要
ネモフィラの見頃:4月下旬〜5月中旬
ネモフィラとレジャーが同時に楽しめる親子向けスポットを紹介しました! この季節ならではの絶景を、どうぞお見逃しなく。
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