子供も大人も大好きなチョコレート菓子ですが、どうやって作られているのか意外と知らないですよね。そこで今回は、全国にあるチョコ菓子の工場見学スポットを紹介します。大好きなお菓子が目の前で作られていく様子に、夢中になること間違いありません。
試食やお土産付き、手作り体験など、チョコレート好きにはたまらない見学スポットばかりです。
※2024年最新情報に更新しています
白い恋人パーク【北海道】
北海道札幌市にある「白い恋人パーク」は、お菓子のテーマパーク。お土産として大人気のチョコレート菓子「白い恋人」とバウムクーヘンの製造ラインを見学できる「チョコトピアファクトリー」があります。
見学スペースには、かわいらしい小人と一緒にパークができるまでの工程をたどる大型ジオラマもありますよ。
「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」(有料エリア)では、お菓子作りの体験もできます(別料金/要予約)。大きなハート型の「白い恋人」を作り、チョコレートのペンでお絵描きするコースのほか、型やトッピングを自分で選んでオリジナルチョコレートを作るコースもあり、小さな子供から楽しめます。
ほかにも、パーク内には子供向けエリアがたくさん。小さなお店やおうちが立ち並ぶ遊び場「ガリバータウン・ポッケ」(有料エリア)もあり、リアルなおままごとやゲームをしたり、お姫様の衣装に着替えたり、自由自在に楽しめます。
■白い恋人パーク チョコトピアファクトリー
住所:北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
営業時間:日によって異なる
定休日:無休
料金(有料エリア):高校生以上800円、4歳〜中学生400円、3歳以下無料
利用条件:なし(予約不要)
ロイズ チョコレートワールド【北海道】
北海道を中心に展開する「ロイズ」のチョコレート作りが見学できる「ロイズ チョコレートワールド」は、「新千歳空港」内にあり、道外からも気軽に立ち寄れます。いろいろな機械が行う型への流し込みから包装まで、無料で見ることができますよ。
工房スタッフによる実演もあり、人の手ならではの繊細で鮮やかな作業に思わず目を奪われます。
ショップでは、約2mのチョコレート色のクマがお出迎え。オリジナル商品が約100種類並んでいて、お土産選びが楽しめます。
ミュージアムも併設されていて、チョコレートの歴史や原料、作り方を学べるほか、世界各国のココア缶やチョコレートラベルも展示されています。
■ロイズ チョコレートワールド
住所:北海道千歳市美々 新千歳空港ターミナルビル3F スマイル・ロード内
営業時間:8:30〜19:00(ファクトリーは17:30まで)
定休日:不定休 ※臨時休業あり
料金:無料
利用条件:なし(予約不要)
Bon Okawa 軽井沢チョコレートファクトリー【長野県】
長野県北佐久郡にある「Bon Okawa 軽井沢チョコレートファクトリー」では、厳選されたベルギー産カカオ豆を使った本場ならではのチョコレートが作られています。
マカデミアナッツを濃厚チョコレートでコーティングした「チョコレートボール」などの人気商品が工場スペースで作られています。チョコレート専用の工場もあり、その製造工程をガラス越しに無料で見学可能です。
店内には、イートインスペースや無料で利用できるカフェも併設。できたてや焼きたてのチョコ菓子を購入して食べることも可能です。作る過程を見学した直後に食べられる貴重な経験に、子供は喜ぶこと間違いありません。
■Bon Okawa 軽井沢チョコレートファクトリー
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1323-80
営業時間:10:00〜18:00
定休日:無休
※営業時間と定休日は季節により変動する場合あり
料金:無料
利用条件:なし(予約不要)
カバヤ食品 関東工場【茨城県】※2024年8月現在、工場見学休止中
チョコレートやグミ、ラムネ、キャンディ、焼き菓子など、いろいろなお菓子を製造・販売している「カバヤ食品」。茨城県常陸大宮市にある関東工場では、人気のチョコレート菓子「さくさくぱんだ」の製造ラインを無料で見学でき、詳しい説明を聞きながら成型から包装まで一連の工程がわかります。
かわいらしいパンダが次々とできあがっていく様子に、子供も大人も夢中になりますよ。
施設内では、工場見学の記念スタンプを押したり、できたてのお菓子が試食できるほか、お土産ももらえます。
■カバヤ食品 関東工場
住所:茨城県常陸大宮市国長400
見学実施日時:2024年8月現在、工場見学休止中
定休日:土・日曜、祝日、夏季休暇、年末年始、その他臨時休業の場合あり
料金:無料
利用条件:見学希望日の1週間前までに電話で要予約
森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)&鶴見工場
横浜市鶴見区にある「森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)&鶴見工場」では、人気のチョコレート菓子などの製造工程が窓越しに無料で見学できます。
見学施設には森永製菓の歴史やブランドの魅力を紹介する映像をはじめ、大きな展示造形など見どころがもりだくさん。キョロちゃんとの記念写真スポットも設置されています。さらに、ミュージアムショップではオリジナルグッズが購入可能。
見学後は、「小枝」「ハイチュウプレミアム」「チョコモナカジャンボ」などの季節に合わせたおすすめ商品の試食もありますよ。
見学は小学生以上が対象で、未就学児の入場は不可。完全予約制で平日のみの実施です。
■森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)&鶴見工場
住所:神奈川県横浜市鶴見区下末吉2-1-1森永製菓株式会社 鶴見工場
見学実施日時:平日10:00〜/12:30〜/14:00〜
定休日:土日祝、年末年始、工場指定定休日
料金:無料
利用条件:小学生以上対象。公式サイトから要予約
ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前【東京都】
東京都台東区にある「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」は、アメリカ・サンフランシスコ発の「ダンデライオン・チョコレート」が味わえる日本第1号店です。
カカオ豆からチョコレートバーができるまで一貫して製造を行う「Bean to Bar」が特徴で、同店で行われる「チョコレート工場見学」では、その全工程が見学できます。
豆の選別から焙煎、磨砕、調合、成形と、本格的なチョコレート作りは、子供だけでなく大人も夢中になるはず。見学ツアーにはドリンクチケットが付いていて、チョコレートテイストのドリンクが飲めるのもうれしいポイントです。
2024年8月現在、中学生以上が対象の見学ツアーのみの開催となっていますが、過去には小学生家族向け見学ツアーの開催も。今後のツアー情報をチェックしましょう。
■ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前
住所:東京都台東区蔵前4-14-6
見学実施日時:月に1〜2回程度、ファクトリーの作業終了後
定休日:不定休
料金:—
利用条件:—
ロッテ 浦和工場「おかしの学校」【埼玉県】
埼玉県さいたま市にある「ロッテ 浦和工場」は、チョコレート「ガーナミルク」や「パイの実」「コアラのマーチ」「トッポ」「モナ王」「雪見だいふく」などを製造する日本有数の生産規模を誇る菓子工場です。
3歳以上対象の無料の工場見学では、映像やパネルで同社や商品について学び、その後チョコレート工場で「ガーナミルク」や「パイの実」などの製造ラインをガラス越しに見学できます。
試食タイムには、できたてのお菓子が食べられるほか、通常のチョコレートとカカオ100%チョコレート、チョコ入りとチョコなしの「パイの実」など、工場ならではの食べ比べも体験できます。お土産ももらえますよ。
※「パイの実 見学コース」と「ガーナチョコレート 見学コース」の選択は不可
※2024年8月現在、「パイの実コース(一般)」に限り、「パイの実」試食あり
■ロッテ 浦和工場
住所:埼玉県さいたま市南区沼影3-1-1
見学実施日時:10:00〜/14:00〜
定休日:土・日曜、会社休日、年末年始
料金:無料
利用条件:予約制。3歳未満は入場不可
グリコピア・イースト【埼玉県】
埼玉県北本市にある「グリコピア・イースト」は、「わくわくファクトリー」がキャッチコピーのユニークな工場見学施設。入館は無料です。
製造工程が見学できるのは、ロングセラーのお菓子「ポッキー」や「プリッツ」。「ポッキーストリート」では仕上げや包装を見ることができ、「プリッツストリート」では原料の混合から仕上げ・包装まで約100mにわたる生産ラインが見られます。
ほかにも、1,500点に及ぶ歴代「グリコのおもちゃ」が展示されている「おもちゃ展示 ミュージアム」や、クイズに参加できる「スタジアムホール」、両手を上げた巨大な「ゴールインマーク」と記念撮影できる「フォトスタジオゾーン」など、楽しいエリアがいっぱい。
当日希望すれば、「ミニファクトリー」で「ジャイアントポッキー」のデコレーション体験もできますよ(1人500円、小学生以上対象)。
■グリコピア・イースト
住所:埼玉県北本市中丸9-55
見学実施日時:公式サイトにて確認
定休日:お盆休み、年末年始、工場メンテナンス日、毎週金曜日 ※金曜日は一部開館する日あり
料金:無料
利用条件:公式サイトから要予約、各回定員80人
明治なるほどファクトリー坂戸【埼玉県】
埼玉県坂戸市にある「明治なるほどファクトリー坂戸」では、4歳以上対象で「明治ミルクチョコレート」や「ツインクルチョコレート」の製造ラインが無料で見学できます。カカオ豆やチョコレートについて学んだり、本物のカカオ豆の香り体験もできるほか、お楽しみの試食コーナーもあります。
「アポロ見学ライン」では、「月面・宇宙探検ツアー」をテーマにしていて、入口では宇宙服を着た「アポロちゃん」が出迎えてくれます。
製造ラインゾーンでは、宇宙船の内部から見学しているような感覚で、成型から包装までの工程が見られますよ。お土産に「アポロ」ももらえます(時期などにより変わる場合があります)。
■明治なるほどファクトリー坂戸
住所:埼玉県坂戸市千代田5-3-1 株式会社 明治 坂戸工場内
見学実施日時:9:40〜、11:30〜、14:00(所要時間 約90分)
定休日:土・日曜、工場指定の休日
料金:無料
利用条件:4歳以上対象。公式サイトまたは電話で要予約、乗用車での来場不可
明治なるほどファクトリー東海【静岡県】
静岡県藤枝市にある「明治なるほどファクトリー東海」では、3歳以上対象で「明治ミルクチョコレート BOX」などのBOXチョコレートの製造ラインが無料で見学できます。
見学の前には、エアシャワー体験やX線検査器・ウエイトチェッカーの実演など、同社の安全・安心への取り組みが体験できる貴重な機会もあります。
そのほか、人気の「アーモンドチョコレート」の生産工程が学べる「からくりファクトリー」や、チョコレートの原料&栄養について学べるコーナー、「果汁グミ」の製造工程をバーチャル見学できる研究所など、お菓子に親しめるエリアが充実。試食やお土産もあります。
■明治なるほどファクトリー東海
住所:静岡県藤枝市小石川町4-22-1
見学実施日時:月曜日〜金曜日 1日3回(9:00〜、11:00〜、13:30〜)
定休日:問い合わせください
料金:無料
利用条件:3歳以上対象。見学希望日の3営業日前の17時までに公式サイトで要予約
グリコピア神戸【兵庫県】
兵庫県神戸市にある「グリコピア神戸」では、「ポッキー」と「プリッツ」の製造工程が無料で見学できます。エントランスには、高さ3mの巨大な「ポッキー」があり、撮影スポットとして人気です。
「ポッキーファクトリー」では「ポッキー」がずらりと並ぶ様子を見ることができ、「プリッツファクトリー」では原料の混合から製造・包装まで一連の工程が見学できます。
当日希望すれば、オリジナルの「ビスコ」が作れる「手作りビスコ体験」にも参加可能(4歳以上対象/小学生以上推奨/2人1組1,500円/10:00〜と13:00〜の見学回のみ)。
ほかにも、同社やチョコレートについて映像で学べる「ウェルカムホール」や、デジタルスクリーンを通して自分だけのお菓子を作れる「デジタルクッキング」などがあり、たっぷり楽しめます。
■グリコピア神戸
住所:兵庫県神戸市西区高塚台7-1
見学実施日時:9:30〜16:30(所要時間 工場見学約80分、有料体験コーナー約70分)
※入館は予約時間の20分前から
定休日:金曜、お盆休み、年末年始、工場メンテナンス日
料金:無料
利用条件:公式サイトまたは電話で要予約
明治なるほどファクトリー大阪【大阪府】
大阪府高槻市にある「明治なるほどファクトリー大阪」で見学できるのは、人気のチョコスナック「きのこの山」と「たけのこの里」の工場。
4歳以上対象で、「きのこの山」のコーナーでは成型工程を、「たけのこの里」のコーナーでは「きのこの山・たけのこの里ファミリーパック」の包装工程を無料で見ることができます。
「きのこの山」と「たけのこの里」の人気投票所もあり、投票結果も公開されていますよ。
ほかにも、カカオ豆の産地や歴史、栽培から、チョコレートのできあがりまでが楽しく学べるコーナーや、カカオ豆の加工前と加工後、産地による香りの違いなどが体験できるコーナーもあります。
工場の顔にもなっている「明治ミルクチョコレート」の巨大看板は圧巻。世界最大のプラスチック製の広告看板として、ギネス世界記録にも認定されています。
■明治なるほどファクトリー大阪
住所:大阪府高槻市朝日町1-10
見学実施日時:月〜金曜の間の9:30〜(10:00〜)、13:30〜(約90〜105分)
定休日:問い合わせください
料金:無料
利用条件:4歳以上対象。公式サイトから要予約
チョコレート菓子の製造現場が見られる全国のスポットを紹介しました。工場見学後は、チョコレートがさらにおいしく感じそうですね。各施設の見学実施日や利用条件を確認のうえ、ぜひおでかけしてください。