東京スカイツリー(R)のお膝元、東京ソラマチ内にある人気の水族館「すみだ水族館」を徹底紹介。効率よくアクセスするルートや週末の混雑情報、注目のフォトジェニックスポット、年パスのお得な使い方など、親子のおでかけに役立つ情報をわかりやすく解説します。
(取材日:2019年9月)
※料金は2019年9月現在の情報です。2019年10月以降変更される可能性があります
「すみだ水族館」とは?
「すみだ水族館」は、東京スカイツリー(R)とともに東京スカイツリータウン(R)を構成する商業施設・東京ソラマチの5階・6階にある水族館。
コンパクトながら、フォトジェニックな展示と、海の生き物たちの生態がわかる体験プログラムが人気です。
【アクセス】「とうきょうスカイツリー」駅 直結で好アクセス
最寄り駅から「すみだ水族館」までのルートと、クルマでのアクセスを紹介します。
電車
電車で「すみだ水族館」に行く場合は、東武スカイツリーラインの「とうきょうスカイツリー駅」か、東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線が乗り入れる「押上(スカイツリー前)」を利用します。
2つの駅のうち、最も距離が近いのは「とうきょうスカイツリー駅」。改札は東口と西口の2つがあり、東口改札を出ると、すぐ目の前にエスカレーターがあります。
「とうきょうスカイツリー駅」西口改札を出た場合には、改札を出て左手に向かうと、東口改札の目の前にあるエレベーターがあります。
東京スカイツリータウンのイーストヤード地下3階にある「押上(スカイツリー前)駅」からウエストヤード5階にある「すみだ水族館」までは、東京ソラマチを抜けて5〜10分ほど。少し距離はありますが、東京ソラマチ内の店舗でショッピングを楽しみながら向かうことができます。
「押上(スカイツリー前)駅」を利用する場合で、「すみだ水族館」の9時の開館時間に合わせて行くときには、10時にオープンの東京ソラマチ内を通れないので、地下3階にあるエレベーターを使って4階の展望デッキまで向かい、「東京スカイツリー」の横を通って「すみだ水族館」に向かいます。
クルマ
クルマで行くときの最寄りの高速出口は、首都高速六号線の「向島出口」と「駒形出口」、首都高速七号小松川線「錦糸町出口」です。どの出口からもクルマで10分ほどの距離ですが、週末は周辺が渋滞することが多いため、公共交通期間でのおでかけが推奨されています。
【駐車場・パーキング】「東京スカイツリータウン駐車場」が便利!
「すみだ水族館」には駐車場がありませんが、東京スカイツリータウンに駐車場があります(30分/350円)。
立体駐車場と地下駐車場があり、東京ソラマチで買い物や食事をすると、3,000円以上で1時間、5,000円以上で2時間分の駐車料金が無料になります。
ただし、「すみだ水族館」の利用では適応されないので注意してくださいね。
「東京スカイツリータウン」の駐車場の混雑状況は、公式サイトでリアルタイムに確認できるので、当日の混み具合をチェックして駐車先を決めましょう。
地下駐車場(645台)
30分ごとに350円(税込)
立体駐車場(267台)
30分ごとに350円(税込)
【営業時間&休館日】年中無休、朝9時から夜21時まで
「すみだ水族館」は年中無休。毎日9時から21時まで開館しています。急なメンテナンスやイベントで入場ができないこともあるので、出かける前には公式サイトで確認しましょう。
営業時間
【平日】9:00〜21:00
【休日】9:00〜21:00
※入場、チケットおよび年間パスポートの購入・手続きの受付は閉館の1時間前まで
休館日
なし(年中無休)
【混雑情報・空いている時間帯】休日は11時〜17時が混み合う
人気の水族館のため、休日は午前中から混み合います。とくに土・日・祝日・夏休みや冬休み、春休みの11時〜17時ごろは混雑が予想されます。また、東京スカイツリータウンでイベントが開催される日も朝早くからたくさんの人が訪れます。
混雑情報&おすすめの時間帯
上の写真は、2019年の9月21日(土)のチケットブースの様子です。秋分の日の3連休の初日です。朝からお昼に向けて入場が増えています。
15時ごろの「大水槽」もやはりたくさんの人で賑わっていましたが、夕方18時以降に落ち着いていきました。
ゆっくり水族館を楽しむのにおすすめの時間は、やはり平日の午前中です。取材を行った2019年9月5日(平日)の午前中には、ファミリー客が何組かと、修学旅行生がいる程度でした。
昼をすぎると国内外の観光客が加わり、午前中よりも混み合ってくることが多いそうです。スケジュールを立てる際の参考にしてください。
施設の滞在時間(目安)
「すみだ水族館」の滞在時間は、ペンギンやチンアナゴのフィーディングタイムなどの見学も含めて、2時間程度が目安です。
ペンギンのフィーディングタイムは13時30分の回が終わると、次は夕方の16時まで行われません。その間に訪れると次のフィーディングタイムまで待つ可能性があるので注意しましょう。
【料金】チケット購入方法は3種類 再入場も可能
入場チケットの購入方法は、水族館入口そばの窓口で当日購入する以外に、コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)やオンラインチケットの前売りがあります。
入館当日なら再入場ができます。希望する場合は出口で再入場のハンコを押してもらいましょう。一度館内を見た後、東京ソラマチで食事やショッピングをして、空いてきた夕方から楽しむという過ごし方もできますね。
料金(当日窓口購入)
- 大人2,050円
- 高校生1,500円
- 中・小学生1,000円
- 幼児(3歳以上)600円
- 2歳以下無料
【割引・クーポン・セット券】お得な割引盛りだくさん!
割引料金・クーポンはありません。(2019年9月時点)
【年間パス】年2回以上の入場でお得! 「ソラマチ」のショップで優待が受けられる!
「すみだ水族館」の年間パスポートは通常の入場料金2回分で購入できます。さらに特典として、館内の「ペンギンカフェ」でソフトドリンクが割引(通常310円が100円)になるほか、東京ソラマチの対象店舗で提示すると割引や優待がある「チケ得サービス」が受けられます。また、チケット売り場で並ばずに入場ができるのもメリットです。
「チケ得サービス」対象店舗にはフードコートやファミリー向けのショップなども数多くあるので、水族館を満喫したあと東京ソラマチでショッピングや食事も楽しむというファミリーにぴったりです。
料金
- 大人4,100円
- 高校生3,000円
- 中・小学生 2,000円
- 幼児(3歳以上)1,200円
年パスのうれしい3大ポイント
- 館内の「ペンギンカフェ」で提示するとソフトドリンクが割引に(通常310円が100円)
- チケット窓口に並ばずに入場できる
- 東京ソラマチの「チケ得サービス」の優待が受けられる※当日入場券も「チケ得サービス」対象です
【誕生日特典】対応なし
誕生日特典はありません。(2019年9月時点)
【館内マップ】2つのフロアを自由に行き来しながら楽しめる
「すみだ水族館」は東京ソラマチの5階と6階にあり、出入口は5階です。決まった順路はなく、一度6階に上がったあとは、訪れた人が自由に館内を回りながら過ごせるようにレイアウトされています。
5階と6階は、階段やエレベーターのほか、2カ所のスロープでつながり、自由に行き来できます。また、各階にベビー休憩室やトイレに併設された多目的ルームを設置。ほとんどの水槽の前にソファーや椅子が配置されているのも「すみだ水族館」ならではです。
【見どころ1】国内最大級の屋内ペンギン水槽!
「すみだ水族館」はペンギンの展示が充実しています。館内で飼育されているのは南米に生息する45羽のマゼランペンギン。胸に黒い2本のラインが入っているのが特徴です。
国内最大級の屋内開放型ペンギン水槽
ペンギンのプール水槽は屋内開放型としては国内最大級の大きさ。2層吹き抜けの展示スペースに設置されていて、5階ではアクリル壁越しに真横や下から、6階からは見下ろす位置からマゼランペンギンを観察できます。最も近くでペンギンを見られるフォトスポットからは、水しぶきがかかりそうな近距離でペンギンがゴハンを食べたり泳いだりする様子を見られます。
ペンギンの「さあ、ゴハン!」(フィーディングプログラム)
「すみだ水族館」で最も人気の高いプログラムが、ペンギンの食事の様子が見られる「ペンギンの『さあ、ゴハン!』」です。このプログラムは、飼育スタッフがペンギンに直接魚をやりながら、「まつり、1」「つむぎ、2」などとペンギンの名前と食べた魚の数を大声で報告し、記録者がそれをボードに記入していくのが特徴。
訪れた人たちからは、「あっ、今、口から落としたよ」「こっちまで泳いできているよ」という声が上がるなど、来場者が自然と食べる量や様子を観察したくなる構成になっていて、自分も飼育スタッフになった気分で楽しめます。
このプログラムでペンギン1羽が1回に食べる量は、イワシやアジなどを3尾前後。羽が生え変わる頃になると食べる量が20尾ほどまで増え、生え変わり終わると食欲が落ちていくそうです。
ペンギンの「さあ、ゴハン!」
料金:無料
開催時間:毎日13:30〜、16:00〜(約15 分間)
※生き物の体調により中止、時間を変更する可能性があります
飼育スタッフの作業の様子も見られる
水槽内の掃除やペンギンと飼育スタッフのスキンシップ、フィーディング後の飼育スタッフのミーティングなど、一般的な水族館ではバックヤードや閉館時間に行われていた作業のいくつかが見られるのも「すみだ水族館」ならでは。
飼育スタッフの掃除風景を見ていたファミリーからは、「ペンギンをより身近に感じられますね。親子で飼育スタッフさんのお仕事について話すきっかけになりました」という声も聞かれました。
【見どころ2】約300匹の「チンアナゴ」水槽は圧巻!
11月11日を「チンアナゴの日」として記念日申請するなど、開館以来チンアナゴの展示に力を入れている「すみだ水族館」。展示方法も特別で縦幅約0.8m、横幅約5.5mの細長い水槽の中で3種類約300匹のチンアナゴとその仲間を一緒に飼育しています。
不思議なチンアナゴの生態を楽しむ
「すみだ水族館」のチンアナゴ水槽は、ペンギンプール側がチンアナゴ、真ん中がニシキアナゴ、反対側がホワイトスポッテッドガーデンイールというように、同じ種類同士で自然と分かれて生活しています。
同種がまとまっているので、それぞれの模様やゴハンの食べ方などの違いが観察しやすくなっています。
チンアナゴの「さあ、ゴハン!」(フィーディングプログラム)
チンアナゴのフィーディングプログラムは、最初に細かいプランクトンを、次に小さなエビや小魚など少し大きめのプランクトンをゴハンとして与えます。
目が非常にいいため、ゴハンが撒かれると、砂に潜っていたチンアナゴたちがにょきにょきとカラダを伸ばしてくるのでお見逃しなく。
チンアナゴの「さあ、ゴハン!」
開催時間:毎日11:00〜、13:00〜、19:00〜(約10分間)
※生き物の体調により中止、時間を変更する可能性があります。
チンアナゴの多彩な行動にも注目
しばらく観察していると、チンアナゴたちが絡み合ったり、喧嘩をしたり、砂から全身出てしまったり、尻ヒレで穴を掘ってあっという間に潜ったりと、ユーモラスな様子も観察できます。
フィーディングタイム以外の時間も楽しめますよ。
【見どころ3】繁殖されている「ミズクラゲ」は必見!
「すみだ水族館」では9種類ほどのクラゲを展示していますが、なかでもミズクラゲはすべて館内の「アクアラボ」で産まれたものです。
6階「クラゲ」エリアでは、クラゲの繁殖や飼育を行っている「アクアラボ」の中を見学でき、スペースの奥でクラゲのゴハンとなるオレンジ色のプランクトンが培養されている様子や、飼育スタッフがミズクラゲの世話をしている様子がわかります。
ミズクラゲの傘の中央にある四葉のクローバーのような部分が胃にあたり、タイミングが合えば、ゴハンを食べた直後のミズクラゲの胃の部分がプランクトンのオレンジ色に染まって見えることもあります。
【見どころ4】注目のフォトジェニックスポット!
- 自然水景
- 万華鏡トンネル
- クラゲ水槽
- 東京大水槽
おしゃれな展示方法を採用し、インスタ映えするフォトジェニックな水族館としても知られる「すみだ水族館」。なかでも写真映えするポイントを紹介します。
自然水景
「すみだ水族館」を入って最初に見られるエリアが「自然水景」。自然の生態系を再現した水槽作りがされていて、自然の美しさが表現されています。
インスタ映え撮影テクニック
フロア照明が暗い水族館内では、明るい場所を選んで撮影することが大切ですが、「自然水景」は「すみだ水族館」の最も明るいエリア。繊細な水草や、群れをなして泳ぐ小魚たちをバックに風景画のような写真が撮れます。
万華鏡トンネル
壁や天井が鏡で囲まれ、壁面にクラゲの水槽が埋め込まれた回廊です。インタラクティブな映像演出やアーティストとのコラボイベントが開催されていることもあります。
インスタ映え撮影テクニック
ゆるやかな坂になっていて、坂の上から下へ見下ろして撮ると、両側の壁面に光が反射し、スタイリッシュな写真が撮れます。
クラゲ水槽
クラゲの展示水槽は6階と万華鏡トンネルにありますが、入口を入ってすぐのクラゲエリアが明るくて撮影がしやすいエリアです。ゼラチン質の透明なクラゲが照明でライトアップされ、水族館の中でも美しい写真が撮りやすいポイントです。
インスタ映え撮影テクニック
底が丸くなったU字型の水槽が並ぶ様子をバックに、近未来的な雰囲気の写真が撮れます。床から天井まで水槽があり、小さな子供でもクラゲが見やすくなっているので、子供とクラゲのツーショットを狙ってみましょう。
東京大水槽
「東京大水槽」で再現されている小笠原特有の青い海は、「ボニンブルー」と称されます。江戸時代に「無人島(ぶにんじま)」と呼ばれた小笠原は、西欧で「Bonin(ボニン)」と呼ばれるようになり、それが由来になっています。その美しさは写真に撮っても楽しめますよ。
インスタ映え撮影テクニック
水槽の下は暗いので、光が差し込む水槽の上を狙って撮影すると、美しい青い水槽を写真に収めることができます。
【見どころ5】「東京」をテーマにした展示が実はスゴイ!
- 下町文化「金魚」をテーマにした展示「江戸リウム」
- 「小笠原」の海をテーマにした展示「東京大水槽」
- 東京の希少ないきものをテーマにした展示「東京のいきもの」
東京を代表する観光スポット・東京スカイツリーのお膝元にある「すみだ水族館」には、ほかの水族館ではあまり見られない、東京の生き物をテーマにした展示にも力を入れています。
江戸リウム
「すみだ水族館」の金魚の展示は、水族館としては日本最大級の広さと種類を誇ります。
実際に使われていた昭和時代の金魚屋台を使った展示もあり、取材時も子供たちが興味津々な様子で観察していました。
展示には、奈良の大和郡山、愛知県の弥富とともに金魚の三大産地といわれた江戸川の金魚業者が協力。約20種類・500匹の金魚が楽しめます。
低い位置に置かれた展示が多く、子供が見やすいのも魅力。金魚の模様を横から上から観賞できますよ。
「すみだ水族館」で見られる金魚の種類
タンチョウ
ランチュウ
リュウキン
オランダシシガシラ
デメキン
など
東京大水槽
東京都内ながら都心から約1,000km離れた太平洋上に浮かぶ小笠原諸島の海を再現した、高さ6mの大型水槽です。小笠原村の協力のもと、特有の深い青い海の色を再現した水槽に、シロワニやエイなど約55種550点の生き物が悠々と泳ぎます。世界自然遺産・小笠原諸島の海の豊かさを実感できる展示です。
東京大水槽で見られる生き物
アカハタ
アカマツカサ
ノコギリダイ
ミナミイスズミ
シロワニ
ロクセンスズメダイ
ヨスジフエダイ
ニセゴイウツボ
タカサゴなど
東京のいきもの
東京由来の貴重な生き物を展示するコーナーです。東京の多摩地域に生息し、絶滅が危惧されるトウキョウサンショウウオや、純粋な東京産のミナミメダカ(東京メダカ)、小笠原以外ではほとんど見られないオガサワラヨシノボリなど、希少な生き物を観察できます。
「すみだ水族館」の季節のイベント
- 冬/ペンギンの求愛シーズンに合わせた、バレンタインイベント
- 春/ペンギンの出産シーズンに合わせた、赤ちゃん関連イベント
- 夏/金魚展示イベント
- 秋/11月11日の「チンアナゴの日」に合わせたイベント
年間を通じてさまざまなイベントが行われる「すみだ水族館」。おでかけ前に公式サイトでイベント情報を確認しておきましょう。
冬 バレンタインイベント
「すみだ水族館」のマゼランペンギンは12月ごろから3月ごろまで産卵に向けて恋の季節を迎えます。ペンギンたちの恋の季節がピークを迎えるバレンタインデー前後の時期には、ペンギンの恋にまつわるイベントが開催。
ペンギンのカップルたちについて解説するトークイベントやさまざまな展示、イベント期間限定メニューなどが楽しめます。
※マゼランペンギンの出産サイクルは生息エリアにより違いがあります
春 ペンギンの赤ちゃんのお祝いイベント
冬に愛情を深めたペンギンのカップルは、春に子供をもうけることも。「すみだ水族館」では、春から初夏にかけてペンギンの赤ちゃんの展示やプールデビューなどのイベントが行われます。赤ちゃんは3カ月ほどで親と同じぐらいの大きさになるため、キュートなひなの姿はこの時期しか見られません。
夏 金魚イベント
2016年から毎年夏に行われている「すみだ水族館」の風物詩的なイベントです。常設の金魚展示コーナー・江戸リウムを中心にイベント装飾が施された特別な空間に一変。2019年は7月12日(金)〜10月31日(木)の期間に「東京金魚ワンダーランド2019」を開催。昭和レトロをテーマに装飾された展示スペースで約10種類の金魚が優雅に泳ぐ姿を楽しめるほか、イベント限定フードも味わえます。
秋 「チンアナゴの日」のイベント
2013年に「すみだ水族館」が申請し記念日認定された「チンアナゴの日」。巣穴からカラダを出しているチンアナゴの姿が数字の「1」に似ていることから、1年1番「1」が多い「11月11日」となりました。
「すみだ水族館」では毎年11月11日前後には、謎が多いチンアナゴの生態を学べるイベントが開催されます。
【年齢別の楽しみ方】おすすめの見どころ厳選
年齢別に「すみだ水族館」の見どころと楽しみ方を紹介します。「0歳〜2歳の赤ちゃん」「3歳〜5歳の幼児」「6歳以上の小学生」に分けて、おすすめをピックアップしました。
(0歳〜2歳)赤ちゃん向けおすすめエリア&イベント
- 江戸リウム/5階
- すみだステージ/5階
赤ちゃんやよちよち歩きの2歳ぐらいまでの子供連れにおすすめなのが5階にある「江戸リウム」の回廊部分です。両側に金魚の水槽が並ぶこのエリアでは、歩くと床の上に水面のように光の波紋が広がり映像の金魚が反応するインタラクティブな映像演出がされています。左右には金魚の水槽が設置され、歩きながら金魚の色や形を楽しめます。
※映像演出はイベント期間のみ
「すみだステージ」では、靴をぬいでペンギンのぬいぐるみで遊んだり、絵本を読んだりして過ごせますます。
(3歳〜5歳)幼児向けおすすめエリア&イベント
- いきもののすみか/5階
- アクアアカデミー/5階
ハマクマノミがイソギンチャクをすみかにして暮らしている様子を間近に観察できます。好奇心がいっぱいの幼児にぴったり。
カフェの横にある「アクアアカデミー」では、生き物について学べたり工作体験が楽しめたりするワークショップを毎日開催しています。工作体験は小さな子供でも挑戦できるものが多いので、ぜひ親子で参加してください。
(6歳〜)小学生向けおすすめエリア&イベント
- サンゴ礁/6階
- 江戸リウム/5階
「サンゴ礁」では、2019年8月19日に小笠原で生まれたアオウミガメの赤ちゃんの展示を行っています。水槽でゴハンを食べたり定期計測の様子が見られることも!
壁面パネルに記録された毎日の甲長・体重などの測定データや、成長グラフ、飼育スタッフの飼育メモなども注目です。
「アオウミガメの赤ちゃん」一般公開
開催時間:毎日9:00〜21:00
※生き物の体調により中止、時間を変更する可能性があります。
「江戸リウム」には、金魚がどのような作出の歴史を経て現在の多彩な色や型を持つようになったかが学べるパネル展示もあります。実際の水槽展示を見ながら、フナから金魚になるまでの歴史をたどる展示もあり、小学生の自由研究のテーマにもぴったりです。
【ランチ・飲食】おすすめレストランを紹介!
館内のカフェや飲食店は「ペンギンカフェ」1カ所です。ペンギンの水槽の前にあり、カフェで購入した軽食や持ち込んだお弁当を食べられるテーブル席やソファー席を備えています。手が洗える水道もあるのがうれしいポイント。(館内はどこでも飲食自由です)
アクアリウムパフェ
人気メニューの1つが、水族館の生き物をモチーフにした「アクアリウムパフェ」。オットセイとペンギンのマカロンが乗った2種類のキュートなパフェが販売されています。「オットセイパフェ」はコーヒーゼリーに塩バニラソフトとチョコレートソースが、「ペンギンパフェ」はブルーハワイゼリーに塩バニラソフトクリームとイチゴソースがトッピングされています。
ペンギン和ッフルソフト
こちらは白玉が乗ったワッフルコーンのソフトクリーム。みたらし、黒蜜&きなこ、あずきの3種類のトッピングが選べます。それぞれに添えられているペンギンのサブレもかわいい一品です。
【売店】お土産はキュートな水族館監修のぬいぐるみに注目!
「すみだ水族館」にあるショップの人気ナンバー1は「ニシキアナゴのだきまくら」です。ほかにも、飼育スタッフが監修したキュートなぬいぐるみや、かわいいスイーツが人気。そのなかでもとくに人気のアイテムを紹介します。
飼育スタッフ監修ぬいぐるみ4種類!
飼育スタッフが監修したこだわりのぬいぐるみが4種類あります。「チンアナゴぬいぐるみ」と「ニシキアナゴぬいぐるみ」(各1,836円)は、かわいいだけでなく、尾びれや背びれの位置などにもこだわって制作されています。
「マゼランペンギン」のぬいぐるみ(写真上段)は、立ち姿と泳いでいる姿の2種類があり、立っている方は各3サイズ(特大8,230円、M3,090円、SS1,500円)あり、全高約50cmの特大サイズは存在感抜群です。泳いでいる姿はS(1,620円)とM(2,700円)の2サイズ展開です。
また、「ミナミアメリカオットセイ」(写真下段)は1種類2サイズ(Mサイズ2,470円、SSサイズ1,240円)あります。
人気お土産お菓子
ショップスタッフに聞いた「すみだ水族館」の人気のお菓子を紹介します。第1位は、「水族館和スイーツ」(8個1,680円、1個210円)。「メロン練り切りかめ」「クリーム大福ぺんぎん」など、水族館の人気者をかたどった特製の和風スイーツです。
つづいて第2位は、ペンギン型のキュートな缶にミルククランチとプレーンクッキーが入った「ペンギン缶アソート」(1,080円)。
第3位は、たこ焼きソース、ほたてバター、しおサケの3種類の味が楽しめる「亀田の柿の種」(756円)。第4位は「ペンギンのミニどら焼き(個包装)」(982円)でした。
オリジナルグッズ
「すみだ水族館」のロゴをあしらったシンプルでおしゃれなグッズも人気。シャープペンシル(378円)、A5 ノート(300円)など、実用的なアイテムは自分へのお土産にもぴったりです。
【設備】赤ちゃん・幼児向けが充実!
赤ちゃんや小さな子供を連れたママパパは、おむつ替えや授乳ができる場所を把握しておくと安心して楽しめます。トイレや授乳室、休憩スポット、おむつ替え台などについて詳しく紹介します。
トイレは全3カ所!
トイレは全部で3カ所。ベビーキープのあるトイレも8個室あります。
トイレの洗面台は大人用の高い台と子供用の低い台があるのもうれしいポイントです。
各トイレには、オストメイト対応の多目的トイレがあり、ここでもおむつ替えができます。
※女性トイレ2カ所に計5台のおむつ替え台もあります。
ベビー休憩室が各フロアに
5階と6階のどちらも、男性・女性トイレの近くにベビー休憩室が設置されています。
ベビー休憩室の中には、授乳スペースとミルク用の給湯設備が用意されています。
落ち着いた空間でゆったりミルクをあげたり授乳ができる休憩室です。
休憩スペースが各所に配置
多くの水槽の前にはベンチやソファーがあり、座って見学するのはもちろん、食事もできます。また「ペンギンカフェ」の前のテーブルでも持ち込んだお弁当を食べられます。
ベビーカー持ち込み・レンタル等 ベビーカーでの移動のしやすさ
「すみだ水族館」は、入口にベビーカーを置くこともできるほか館内への持ち込みもOK。施設内の通路は幅が広くとられているので、ベビーカーでも快適に移動できます。
また、ベビーカーの貸し出しは行っていませんが、東京ソラマチで借りて入場することもできます(要100円硬貨。返却時に戻ってきます)。
「すみだ水族館」周辺のおすすめスポット
東京スカイツリーや東京ソラマチなどの大人気観光スポットが周辺には盛りだくさん! 1日たっぷり楽しめます。